[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2026年04月06日

共なる靈(ひ)の織物 高瀬舟 ありがとうございました



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4月4日 京都公演「高瀬舟」にいらして下さった皆様、本当に本当にありがとうございました。

この「高瀬舟」という作品は、森鷗外によって書き記された作品ですが、この日、集まって下さったおひとりおひとりの皆様がこの場で共同で創り上げたひとつのことばと音楽の新しい作品になったのでした。

一艘の小舟に乗って春の夜の川の流れに流されてゆく、ふたりの男のそれぞれの独白と対話からなる作品に、聴きに来て下さった皆さんおひとりおひとりがおのれのこころと靈(ひ)を与えて下さったのです。

ひとつの空間の中に人は集います。そして、耳を澄まして「聴く」という靈(ひ)の振る舞いを通して、ひとりひとりの人が、ものものしく、しかし、ひめやかに語りだす絵姿に富んだ物語をおのがこころの内に織り上げてゆく。そうして、その場に、いつしか共同でひとつの靈(ひ)の織物が仕立て上げられてゆくのです。この日も、この日にしか出会えない新しい「高瀬舟」という作品が生まれたのでした。

わたくし諏訪がこの織物の主なる経糸を紡いでゆく作業をさせていただいたのだとしましたら、クラリネット演奏の小西収さんは緯糸を幾重にも織り上げて下さったのでした。それは、深められた音楽的、かつ文学的感官から、蚕が糸を吐き出すかのような生理的作業であり、またその吐き出された糸を紡ぎ上げてゆくような心理的、精神的な作業ではなかったかと、今、この上ない感謝の念いと共に想います。

そうして、当日の舞台の上で、お客様のおひとりおひとりの方のこころがその作品をさらなる色合いをもって染め上げ、それはその日にしか生まれない靈の織物となるのでした。

この日に集って下さったすべての方々に、こころよりお礼を申し上げます。

また、次なる共同の作品作りに、どうぞ、新しくご参加いただければ、この上ない創造の喜びが深まりゆきます。

本当にありがとうございました。






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2026年03月28日

4/4(土)京都円町 語りと音楽公演「高瀬舟(森鷗外作)」のお知らせ



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高瀬舟チラシ表.pdf
高瀬舟チラシ裏.pdf


この「高瀬舟」という作品、実は30年前から取り組んでいまして、何年かに一度は舞台で上演をして来たのです。

しかし、わたしはこの作品の真ん中の奥深いところにあるものを予感しながらも、それは予感どまりで、少しずつ、少しずつ、その真ん中にのところに近づきながらも、しかし、つまるところ、そこに手が届かないまま、この30年間、上演してきたのでした。

その真ん中の奥深いところとは、ある人に出会った時、その人に対して、次のように感じざるを得ないような、震撼せざるを得ないこころのリアリティーです。

「この人は、わたしとは明らかに違う次元で生きている・・・。わたしの日常では全く夢にも思ったことのないような、遥かに深い次元、高い次元で、この人は生きている・・・」。

殺人を犯してしまわざるを得なかった主人公がそのこころに湛えている「遥かな高い次元」に、脇役の男が驚嘆してしまう、そのような「出会い」がこの作品には描かれているのですが、その「高い次元」の凄さを頭では分かったつもりでいるのですが、胸の真ん中ではその真髄がどうしても、どうしても、分からないまま上演してきたのでした。

これまでは、この作品の後半に描かれている、主人公が犯してしまった殺人を描く場面のショッキングさだけが、やけに強調されてしまった嫌いが、どうしても拭えなかったのです。

それでも、なにゆえか、わたしはこの作品に引きつけらて仕方がありませんでした。

そうして上演を続けているうちに、だんだんとですが、まずは、脇役の人物像に湛えられている深みが少しずつですが描くことができるようになって来たようにも思います。

しかし、肝心要の主人公の持つ「人としての次元の違い」、つまり、「靈(ひ)の世から促がしを得て生きている人の底知れなさ」を全く描けないまま、30年が経ってしまったのでした。

そして、このたび、手前味噌な思い込みと受け取られても仕方がないかもしれないのですが、その主人公の持つ、人としての悲しみ、喜び、希望、さらには、逞しさ、人としての高潔さ、謙虚さ、清さという、その靈(ひ)のありように、ここに来て、ほんの少しだけ、ようやく、このわたしも触れることができ始めているのを感じています。

だからといって、ついに、この作品が腹の底から分かった、とは全く言えないと思います。

しかし、昨年秋の公演「宮沢賢治の世界」に引き続き、わたしはさらにこの「高瀬舟」という作品を靈(ひ)の世に捧げることを目指して、このたびの舞台を務めたいと希っています。

「ことばづくり(言語造形)」という藝術が持つ「意味」をできうる限り明瞭に意識しつつ、舞台上演をしてゆくのです。

30年前、師匠に言われたことを思い出します。

「下手でもいいから、歩け。歩き続けろ」。

生涯、分からなくても、生涯、できなくても、怖がらずに、そう、歩き続けるのです。






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2026年02月12日

4/4(土)語りと音楽『高瀬舟(森鷗外作)』京都公演のご案内



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昨年秋の公演『宮沢賢治の世界』に引き続き、『高瀬舟(森鷗外作)』公演のご案内です。

諏訪耕志による素語り(ことばづくり・言語造形)をこのたびは小西収さんによるクラリネットの演奏とあわせてお聴きいただきます。

京都の春の夜の闇の中を流れゆく人の内なる光。その靈(ひ)の絵姿が、ことばの響きによって空間に描かれます。

ぜひ、ともに、そのような靈(ひ)の時空間をご一緒いたしませんか。

お誘いあわせの上、どうぞお越しくださいませ。お待ちしております。


 高瀬舟に乗せられたひとりの罪人が物語る
 それを聴く護送役のひとりの同心
 月影に照らされ
 次第に明らかに浮かび上がつて来る 
 人が生きるといふことの本当の意味
 そのことに向きあふ日が
 わたしたちにもきつと来る


2026年4月4日(土) 
開場12時半 開演13時 終演15時
場所 恬淡寮(てんたんりょう)
   京都市上京区堀川町531
   JR嵯峨野線「円町」駅より徒歩10分


ご参加費  
ご予約 3000円   当日 3500円


お申し込み 
ことばの家 e-mai suwa@kotobanoie.net


お振り込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店
普通 0662296 諏訪耕志



語り 諏訪耕志(すわこうじ)
1964年大阪市生まれ。1994年より鈴木一博氏に師事し、語りの芸術「ことばづくり」の道を歩み始める。現在、京都市伏見区醍醐にて「ことばの家」を主宰。舞台活動、ワークショップ、シュタイナーの学びの講師を努めている。

You Tube シュタイナー「ことばの家」諏訪耕志
https://www.youtube.com/@suwakouji/featured

諏訪耕志ブログ「断想‥アントロポゾフィーに学びつつ・・」
http://kotobanoie.seesaa.net/



音楽 小西収(こにししゅう)
1965年生まれ。大阪府箕面市在住。指揮者。高校数学教師。楽団「トリカード・ムジーカ」主宰。
指揮は高校時代から独学で学んできたが、女満別─知立での小林研一郎指揮法セミナー(夏期数日間)に2001年から3度参加、指揮を小林研一郎、高石治、松尾葉子、松岡究、三河正典の各氏に師事、指導を受ける。
2009年までに、大阪市立大学交響楽団、ときの交響吹奏楽団、帝塚山学園吹奏楽部、アンサンブルフロイントの指揮者を歴任、2007年には橿原交響楽団に客演指揮者として招かれる。
現在は、2009年より活動を開始したトリカード・ムジーカで、少人数の管弦奏者たちとピアニストの仲間とともに交響曲や室内楽を演奏し、柳宗悦の民藝に因んで「楽藝の会」と名付けた音楽会を不定期に開催している。また、箕面高校OB吹奏楽団でも指揮者兼クラリネット奏者として活動中。
敬愛する往年の名指揮者ブルーノ・ワルターのモットー「微笑みを忘れず」を胸に活動を続けている。

小西収=シューチョnote
https://note.com/syu_tyo




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2026年01月08日

本日1.8.(木)からの「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス



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新しい年を迎えまして、こうしてまた新しく学び(ひめやかな学び)を始めることができること、それは、なにか、小さな炎が静かに灯ったようなよろこびであります。

昨年の春からこのひめやかな学びを始められた、ある方が、昨晩、こんなことをおっしゃられました。

毎週一度、こうして、学びを共にする仲間が集まり、互いのことばを聴きあい、(諏訪の)話に耳を傾けるときがあるということで、生活にリズムができ、暮らしに落ち着きが生まれ、自分の内側にその時その時の感情や思いが深まりゆく感覚、自分自身へのまなざしが据えられてゆく感覚、外側を観る新しい視点が生まれゆく感覚を感じているのです、と。

また、ある方はこんなことをおっしゃって下さいました。

このクラスで人のことばを聴くことで、自分のこころに絵姿のようなものが宿り、育まれてゆきます。それが、わたしに息づかいの深さを想い起こさせてくれるのです。そして、こんな風にして、シュタイナーの多岐にわたる様々な学びのすべてがひとつの大きなものに繋がってゆくんだろうなと予感します。だから、もっともっと学んでゆきたい、と。

この世での集いとして、職場や家庭以外の場で、こうして週に一度、オンラインとはいえ会い続けることは、わたしたち大人にとって極めて特異な時間軸が生まれます。

そこには、こころの安らかさと優しさとよろこび、そして信頼が、あります。

本当にありがたい、ありがたい、毎週の時間です。

今晩からのクラス、こころから楽しみなのです。

ことばの家 諏訪耕志🥰



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【シュタイナー「いかにして人が高い世を知るにいたるか」木曜オンラインクラス】

●日時:1月8日より毎週木曜日(月平均4回開催) 午後8時半〜9時半

●ご参加費:毎月5000円

●鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。
https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0007

●お問い合わせ・お申し込み:
ことばの家 諏訪
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み先:三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






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2026年01月02日

2026.1.8.(木)からの「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス



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皆さま、あけましておめでとうございます。皆様にとられまして、本年、ますます栄えゆくひととせになりますよう、こころからお祈り申し上げます。

あらためまして、来週木曜日、1月8日の夜8時半から始めますオンラインクラス「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご案内させていただきます。

わたしたちの暮らしと人生が、目に見えることだけでなりたってはいないこと、むしろ、目には見えないところをこそ、毎日意識して生きてゆくことが自分自身を健やかに生かしてゆく道なのだということ、そのことを多くの人が気づき始めていますね。

おおよそ100年前にシュタイナーは多くの人の意識を先取りして、そのための具体的なこころの練習法を提示してくれています。

わたし自身、その練習法に沿って毎日を生きているのですが、そのかけがえのなさと同時に我がこころの健やかさ、自由なありようを感じるにつれて、改めて、シュタイナーという人への信頼が深まりゆく、この人生なのです。

このこころの安らかさ、穏やかさ、活き活きとした生命力、そして愛を育んでゆく、この道を歩み続けることがわたしの仕事ですし、また人さまにそのよろこびをお伝えしたいと願っています。

2026年という新しい年のはじめ、共にこの道を歩み始め、これから始まりゆく、靈(ひ)の文化づくりにわたしたちみずから勤しんで参りませんか。

ことばの家 諏訪耕志🥰



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【シュタイナー「いかにして人が高い世を知るにいたるか」木曜オンラインクラス】

●日時:1月8日より毎週木曜日(月平均4回開催) 午後8時半〜9時半

●ご参加費:毎月5000円

●鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0007

●お問い合わせ・お申し込み:
ことばの家 諏訪
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み先:三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






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2025年11月18日

清らかさと暖かさ「宮沢賢治の世界」



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先日16日に京都の円町の恬淡寮(てんたんりょう)で行いました「宮沢賢治の世界」、無事に終えることができました。
この日の公演動画 https://youtu.be/QpBHEnNmukE?si=GO3IG9_17B76EQQW

聴きに来て下さったおひとりおひとりの方のこころと靈(ひ)、そして、音楽とことばの神・ミューズが共に、この時と場をお宮に仕立て上げて行って下さった、そんな時間でありました。

舞台を終えたあと、娘がわたしに教えてくれました。「歌とヴァイオリンの響きの清らかさと、語りの響きの暖かさ。ふたつが本当にハーモニーを奏でてた」と。

そして、また、こういうことも言ってくれました。「お客様の数だとか、成功するとかしないとか、そんなことではなく、今日の公演はまぎれもない藝術で、これはおそらく他の誰もやっていないことだから、とにかく続けて欲しい」と。

そうします。

これからも、この藝術活動が世のおおもとを創りゆくのだという念いから、そうしてゆきます。

いらして下さった皆さま、そして、遠くから応援を贈って下さっていた皆さま、本当にありがとうございました。こころから、こころから、お礼を申し上げます。


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※写真撮影 Suwa Natsuki | 諏訪夏木 https://www.instagram.com/suwa_natsuki/?igsh=MXB2azNmYmQzZG50OA%3D%3D&utm_source=qr#







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2025年11月10日

2025.11.16.(日)京都円町 語りで聴く宮沢賢治の世界 そして歌とヴァイオリンのひととき



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今週の日曜日に迫って参りました、ことばづくり(言語造形)の公演のお知らせを再度させていただきます。


このたびの公演は、わたしにとりまして、この世で本当になしてゆきたい仕事のはじまりであり、それは、この世と靈(ひ)の世とのあいだにかけ橋を架けることだという念いから準備を続けています。


これからの藝術の存在意義は、目に見える世と、目に見えない世とを繋ぐことである。そう念わざるをえないでいます。


宮澤賢治の「雨ニモマケズ」と「学者アラムハラドの見た着物」を語りで、そしてヴァイオリニストの小西浩子さんによる、カザルスの演奏で有名な「鳥の歌」やバッハの名曲のほか、日本の懐かしい歌や賢治の「星めぐりの歌」を聴いていただきます。


京都での静かで和やかなひとときを、ことばの芸術「ことばづくり」、そしてヴァイオリンと歌声の響きと共に、ご一緒しませんか。


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静かさと安らかさと確かさが、わたしたちに訪れるそのとき。

それは、まことのふるさとに帰った、そのとき。

蝶も、鳥も、花も、森も、月も、星も、陽も、わたしたちに何かを呼びかけている。

「人よ、あなたは何をする人ですか。何をせずにはいられない人ですか」と。


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●日時
2025年11月16日(日) 開場 12時30分 開演13時 終演予定 15時

●場所
恬淡寮(てんたんりょう) 京都市上京区堀川町531
JR嵯峨野線「円町」駅より徒歩10分
京都市上京区堀川町531
https://tentanryo.com/web/%e9%81%93%e6%a1%88%e5%86%85/

●ご参加費
ご予約 2500円  当日 3000円

●お申し込み
ことばの家 e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振り込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志



●プログラム

♧歌「赤い花白い花」作詞作曲/中林三恵

♧歌「まっかな秋」作詞薩摩忠 作曲小林秀雄

♤ヴァイオリン「アメイジング・グレイス」賛美歌

♧歌「星めぐりの歌」作詞作曲/宮沢賢治

♧朗唱「雨ニモマケズ」宮沢賢治作

♤ヴァイオリン「アリオーソ」作曲バッハ

♧朗唱「森へはいりこむと」八木重吉作

♧朗唱「すべて もののすゑはいい」八木重吉作

♧語りとヴァイオリン「学者アラムハラドの見た着物」宮沢賢治作



●演者プロフィール

ヴァイオリン、歌  小西浩子(こにしひろこ)
3歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学音楽学部器楽科を卒業。在学中よりソロ・室内楽・オーケストラ等で活動始める。


詩の朗唱、物語り 諏訪耕志(すわこうじ)
1964年大阪生まれ。28歳の時、ルードルフ・シュタイナーの著作に出会い、それより、物語り、詩の朗唱、演じる芸術である「ことばづくり(言語造形)」に携わる。京都市伏見区醍醐にて、「ことばの家」主宰。文学、特に日本の古典文学の魅力を声に出して味わうことをワークショップなどを通してしている。ことばと人との関係を芸術を通して追い求めてゆくことをライフワークとしている。




※小西浩子さんの演奏風景です💛https://youtu.be/HgkGnewZ4RY?si=Ssj_X8yJ8DDGTqwT


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2025年10月02日

11/1(土)東京江東区 ことばづくり(言語造形)ワークショップのお知らせ



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●第一部『昔話・メルヘンにこころをひらく』 13時〜15時
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昔話・メルヘンとは、実は、この世のお話ではありません。
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こころの世界に繰り広げられている、ほんとうのことなのです。
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「むかし、むかし」という語り口から始まりますが、その「むかし」とは永遠の領域を指します。
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ですので、個人個人のいまこの瞬間のことでもありますし、人類全体の遠い未来のことを予言していたりもするのです。
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それゆえに、昔話やメルヘンは、人のこころの深み、無意識の領域に働きかけて参ります。
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第一部では、『昔話・メルヘンにこころをひらく』と題しまして、シュタイナー教育との深い関わりを分かち合いながら、実際に昔話やメルヘンを声に出してみることを通して、その深みに働いている靈(ひ)の力を感じてゆくことを体験してゆきましょう。
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●第二部『百人一首の学び』 15時15分〜17時
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第二部では、『百人一首の学び』と題しまして、日本の文学の源である和歌を採り上げます。
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各家庭にひとつはあった百人一首の絵かるた。それは、何百年にもわたって日本全国の津々浦々にまで普及していた国民的家庭文学でした。
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その『百人一首』をはじめから順に、全身から声を出すことを通して、ひとつひとつを味わって参ります。
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この国の文化におけることばづかいの美しさ。
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それは、和歌という我が国古来の詩歌の伝統的スタイルがあったからこそ伝えられてきました。
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わたしたち日本人が美しいことばづかいを大切にすることができていたのは、百人一首のお陰なのです。
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日本の文化を根底で支えていた、その「百人一首」を、知的に学ぶことから始めるのではなく、声の響きからこそ、学んでゆきます。
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この機会に、ぜひ、ことばづくり(言語造形)ということばの芸術から開かれる、古くも全く新しい世界への扉を開け、一歩、足を踏み出してゆきませんか。
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ご参加をこころよりお待ちしています。
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講師: ことばの家 諏訪耕志
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●講師プロフィール
1964年大阪生まれ。28歳の時、ルードルフ・シュタイナーの著作に出会い、それより、物語り、詩の朗唱、演じる芸術である「ことばづくり(言語造形)」に携わる。京都市伏見区醍醐にて、「ことばの家」主宰。文学、特に日本の古典文学の魅力を声に出して味わうことをワークショップなどを通してすることをライフワークとしている。
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●日程: 
2025年11月1日(土)
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●時間:
第一部『昔話・メルヘンにこころをひらく』 13時〜15時
第二部『百人一首の学び』         15時15分〜17時
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●場所: 
江東区文化センター3F 教材制作室
https://www.kcf.or.jp/koto/access/
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●ご参加費: 
第一部のみ 4500円  第二部のみ 4000円
第一部・二部通しでのご参加  7000円
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●ご用意いただくもの:
第一部『昔話・メルヘンにこころをひらく』にご参加の方は、声に出して読んでみたい昔話・メルヘンをひとつ持ってきて下さい。
第二部『百人一首の学び』においては、テキストはこちらでご用意いたします。
動きやすい服装でお越しくださいね。
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●お問い合わせ・お申し込み:
ことばの家 諏訪  e-mail suwa@jkotobanoie.net
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●ご参加費のお振込み先:
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


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※写真撮影 Suwa Natsuki | 諏訪夏木 https://www.instagram.com/summertree_.jp/







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2025年09月16日

自由の哲学 オンラインクラスへのお誘い



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10月3日(金)の夜8時半より始める月に一回のオンラインクラスのご案内です。


自分自身のこころの営みに関心のある方、考えることの大切さについて考えてゆきたい方、自分の求めているものは「自由」であることをもはや疑い得ない方、共に、シュタイナーのこの本に学び、習ってゆきませんか。


講師 諏訪耕志


⚫️日時
第一回 2025年10月3日(金)20時半から22時まで
以降 毎月第一金曜日 20時半から22時まで


⚫️ご参加費
6回連続 18000円
体験参加 3500円


⚫️鈴木一博訳『自由を考える』を使います。どうぞ前もってのご購入をお願いいたします。
https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0040


⚫️お申し込み
e-mail suwa@kotobanoie.net
お申し込みいただいた方に、zoomのアドレスをお伝えいたします。


⚫️お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪耕志


奮っての新しいクラスへのご参加、お待ちしています。




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2025年09月11日

2025.11.16.(日)京都円町 語りで聴く宮沢賢治の世界 そして歌とヴァイオリンのひととき



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本当に久しぶりのことばづくり(言語造形)の公演をします。宮澤賢治の「雨ニモマケズ」と「学者アラムハラドの見た着物」を語りで聴いて欲しいねん。


そして、ヴァイオリニストの小西浩子さんによる、カザルスの演奏で有名な「鳥の歌」やバッハの名曲のほか、日本の懐かしい歌や賢治の「星めぐりの歌」も聴いて欲しいねん。


京都での静かなひとときを、ことばの芸術「ことばづくり」、そしてヴァイオリンと歌声の響きと共に、ご一緒しませんか。


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静かさと安らかさと確かさが、わたしたちに訪れるそのとき。

それは、まことのふるさとに帰った、そのとき。

虫も花も森も月も星も、わたしたちに何かを呼びかけている。

「人よ、あなたは何をする人ですか。何をせずにはいられない人ですか」と。


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●日時
2025年11月16日(日) 開場 12時30分 開演13時 終演予定 14時30分

●場所
恬淡寮(てんたんりょう) 京都市上京区堀川町531
JR嵯峨野線「円町」駅より徒歩10分
https://tentanryo.com/web/%e9%81%93%e6%a1%88%e5%86%85/

●ご参加費
ご予約 2500円  当日 3000円

●お申し込み
ことばの家 e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振り込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志



●プログラム

♧歌「赤い花白い花」作詞作曲/中林三恵

♧歌「まっかな秋」作詞薩摩忠 作曲小林秀雄

♤ヴァイオリン「アメイジング・グレイス」賛美歌

♧歌「星めぐりの歌」作詞作曲/宮沢賢治

♧朗唱「雨ニモマケズ」宮沢賢治作

♤ヴァイオリン「アリオーソ」作曲バッハ

♧朗唱「森へはいりこむと」八木重吉作

♧朗唱「すべて もののすゑはいい」八木重吉作

♧語りとヴァイオリン「学者アラムハラドの見た着物」宮沢賢治作



●演者プロフィール

ヴァイオリン、歌  小西浩子(こにしひろこ)
3歳よりヴァイオリンを始める。東京音楽大学音楽学部器楽科を卒業。在学中よりソロ・室内楽・オーケストラ等で活動始める。


詩の朗唱、物語り 諏訪耕志(すわこうじ)
1964年大阪生まれ。28歳の時、ルードルフ・シュタイナーの著作に出会い、それより、物語り、詩の朗唱、演じる芸術である「ことばづくり(言語造形)」に携わる。京都市伏見区醍醐にて、「ことばの家」主宰。文学、特に日本の古典文学の魅力を声に出して味わうことをワークショップなどを通してしている。ことばと人との関係を芸術を通して追い求めてゆくことをライフワークとしている。





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2025年08月22日

2025年10月3日からの「自由の哲学」オンラインクラスのお知らせ(第一金曜夜)



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この『自由の哲学(自由を考える)』という本を学ぶということは、まさしく「稽古」だと感じます。


みずから、こころとからだを起こして、一文一文、考えつつ読んでゆくのですね。


その際、専門の知識や用語は要りません。


ただ、上手に考えるには、繰り返し練習するようにして、何度も読み直す必要があります。


それは、わたしたちが現代の教育や学習において失ってしまっている「稽古」という実践的な精神ですし、その精神は、すべての学びに通じていたものなのです。


すぐに分かろうとせず、内容と付き合い続ける。ことばを読みつつ考え、考えつつ読む、そのアクティブなこころの働きを繰り返してゆく。


まさに、「稽古」なのですね。


人は、そのような「稽古」を通してこそ、精神として、ひとりの靈(ひ)として、独り立ちすることができる、そう実感しながら、わたしもこの本を読み続けています。


靈(ひ)の独り立ちに向かって、じっくり、ゆっくりと学びゆく、毎月のクラスです。


共に語らいながら、「自由」に向かって学んでゆきませんか。


講師 諏訪耕志



●日程: 毎月第一金曜日 夜8時半〜10時 10月3日が第一回目です。


●ご参加費: 初回体験参加 3500円  6回連続参加 18000円


●鈴木一博訳『自由を考える』を用います。どうぞ前もってご購入をお願いいたします。
 https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0040


●お申し込み: e-mail suwa@kotobanoie.net
 お申込みいただいた方に、zoomのアドレスなどをお伝えいたします。


●お振込み先: 三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


なにとぞ、新しいクラス、どうぞよろしくお願い申し上げます。






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2025年08月11日

10月からの「自由の哲学」オンラインクラスのお知らせ(第一金曜夜)



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このシュタイナーによる「自由の哲学(自由を考える)」という本は、わたしにとって、本当に大切な本であります。

それは、おりおり、こころが屈するようなとき、この本を手に取りますと、いつも、こころに爽やかな風が吹いてきたように感じ、健やかさを取り戻すことができるからなのです。

なぜ健やかさを取り戻すことができるのかと申しますと、余計なことを考えず、こころにとって大切なこと、つまり、『自由』ということについて考えることができるからこそなのです。

そして、確かに難解な文章でできている本なのですが、腰を据えて取り組んでみますと、本当にこころに「たーん、たーん」と当たるように、そこに書かれてあることが分かって来て、それはそれは、こころ躍るような感覚、そして同時に静かにこころ深まりゆくような感覚をいつも抱くからなのです。

『自由』、それは、おのれの意のままに好き勝手なことができることを言うのではなく、『わたしが〈わたし〉になりゆくこと』を指し示すことばなのです。肉のからだをもつこのわたしが、靈(ひ)としてひとりだちしている〈わたし〉になりゆくことなのです。

わたしは、この人生で、本当に、そのことを求めています。皆さんはいかがでしょうか。

シュタイナーは、19世紀の終わり、1893年にこの書を書き記しました。

それは、そのころから始まっている人類の課題が『自由になりゆくこと』だからこそ、シュタイナーは時代の要請としてこの書をしたためたのです。

21世紀を生きているわたしたちも、いまだ、そのことを、心底、求めてはいないでしょうか。

毎月一回、第一金曜日の夜8時半から10時まで、この本を一ページ目から丁寧に、ひと段落ひと段落、読み続けて参ります。

シュタイナーを通しての月に一回の大学のゼミのような雰囲気で、このクラスを進めてゆくことができるようにと考えています。

親しく語りあい、親しく問いを出しあって、このクラスを創ってゆきます。

どうぞ奮ってのお申し込みをお待ちしております。

講師 諏訪耕志



●日程: 毎月第一金曜日 夜8時半〜10時 10月3日が第一回目です。


●ご参加費: 初回体験参加 3500円  6回連続参加 18000円


●鈴木一博訳『自由を考える』を用います。どうぞ前もってご購入を願いいたします。
 https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5%85%A5%E5%B8%8C%E6%9C%9B/


●お申し込み: e-mail suwa@kotobanoie.net
 お申込みいただいた方に、zoomのアドレスなどをお伝えいたします。


●お振込み先: 三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


なにとぞ、新しいクラス、どうぞよろしくお願い申し上げます。









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2025年04月30日

〜エーテルの世との繋がり〜 5/7(水)からの「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスへのご案内



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物質の世だけを頼りに生きて来たわたしたちは、いま、その物質の世だけでない、さらなる世との繋がりをリアルに感じながら生きてゆく、そんな暮らしの営み、人生の送り方を模索しています。


その、「さらなる世」とは、まずもっては、シュタイナーが語るところの「エーテルの世」です。


日本での古くからのことばづかいでは、「神(かむ)ながらの世」であり、「自然」と書いて「かむながら」と訓むこともありました。


仏教では、特に禅宗の道元は「海印三昧」ということばで、そのエーテルの世をみずみずしいいのちの海として捉えています。


生きとし生けるものにあまねく通ういのちは、個人であることを超え、わたしと世との隔たりを超え、生と死との深い淵をも超えて、地球を包んで流れています。


わたしたちは、我が身をもって、その流れを滞らすのではなく、流れを促すような生き方へとシフトチェンジしてゆきたいのです。


そのことを練習してゆくことでのみ、わたしたちは、ほっと、息がつける感覚を知るのであり、その安心の上で、拡がりゆくこころ、透き通りゆく〈わたし〉というものの手応えをもって、ひとりの人として地に足をつけて、この毎日を生きてゆく。


そこからなされる日々の仕事は、周りの人々に、社会に、いま必要とされていることを与える働きとなるはずです。


わたしは、そう確信し、実感しています。


わたしも、どこまでも、ひとりの学び手ですが、その「道」を共に歩いてゆくことへの呼びかけをさせてもらっています。


一週間後の5月7日、夜8時半から始めますオンラインクラスへのご案内です。


一冊の本『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を最初のページから丁寧に読み続け、さらに、瞑想(メディテーション)と集中(コンセントレーション)の営みを重ね合わせてゆく、毎週毎週の継続した営み、共にして参りませんか。


講師: 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
(月謝制で前の月の末までにご入金をお願いいたします)


鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5.../


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
ことばの家 諏訪耕志 
e-mail suwa@kotobanoie.net
tel 075-203-5919






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2025年04月27日

滋賀シュタイナー ちいさいおうち園での語らい



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先日、四回目、この滋賀シュタイナー ちいさいおうち園にお子さんを通わせられているお母さんたちと、シュタイナーの学びの分かち合い。


我が子をどう育ててゆくか、何が子どもの育ちにとっていいのか、様々な視点があります。


しかし、最も重きをなすことは、大人であるわたしたち自身がどう生きるか、どう自分自身を充実させ、自分自身であることに満ちたりと安らぎを感じ、かつ、家族や仲間と共に行く先への希みを活き活きと感じて生きてゆくか、ということに尽きます。


そのように、我が内なるところへ光を当ててゆくからこそ、傍にいる幼い子どもたちにも大人であるわたしたちから光を当ててゆくことができますし、また、すでに子どもたちから光を存分に与えらえていることに気づくこともできます。


また、今日は、この園でずっとお仕事をし続けて来られた保育の先生ともたっぷりとお話をすることができ、こうした、あくまでも理想に向かい続ける仕事をして行く上で、どうしても体験せざるを得ない様々な、のっぴきならないことについて、ゆっくりとことばを交わすことができたことの深い喜びをも感じさせてもらえた今日だったのです。


人と人とが、頭と頭で話をするのではなく、心臓と心臓とで語らうことのたいせつさ。


今日、あらためて、ひしひしと、感じたのでした。




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2025年04月14日

4/20(日)復活祭からの「こころのこよみ」オンラインクラス



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2024年3月31日の復活祭の日(甦りの祭り)から始めました「こころのこよみ」オンラインクラスが、昨日2025年4月13日、第52週目を終えました。毎週毎週、一年間にわたって受講して下さった伊藤振一郎さんがこの「こころのこよみ」クラスに向けてことばをしたためて下さいました。


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1年間本当にありがとうございました。

「一首読み出でては一体の仏像を造る思ひをなし、一句を思ひ続けては秘密の真言を唱ふるに同じ」「力をも入れずしてあめつちを動かし目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ・・・猛き武士の心を慰むるは歌なり」

今から十数年前に古今和歌集の仮名序や西行法師、明恵上人の歌を目にしたとき、「言葉」には果たしてそのような力が本当にあるものか?それはきっと個人の力だけではなく時代が為すものであって、現代においては言葉の力は失われ、古来に読まれたような精神や言葉は生まれないだろうし、言葉の力のほんのわずかな片鱗を感じるのみしかできないのだろうと思ったこと、ときおりそのことを思い出しては忘れてをくり返し、10年以上の月日が流れました。1年間、諏訪さんに「こころのこよみ」をリードして頂いてもう一度そのことを想います。

言葉にはほんとうに・・・、あめつちを動かす力がある・・・と感じられたこと、何を大げさな、と思う人が大多数とは思いますが、実際にその言葉を私達一人ひとりが用いているということの重み、有難さ、謙虚さ、明るさ、その想いで言葉を発することができるならば社会は自分の周りから少しずつ変容していくと思います。

また、日本語のもつ潜在性とシュタイナーを通して語られた叡智が結ばれ、それを言語造形という芸術実践を通し、身体という私の唯一無二の楽器に、私自身が言葉を響かせること。その響きの中で、言葉に私を導いてもらっていること。「はじめに言葉ありき」とはまことなのだと、言葉に何度も立ち上がるように勇気づけられました。

是非多くの方々に、日本語のもつ力、響き、余韻、シュタイナーの「こころのこよみ」の叡智、そして目に見える全ての生命、目に見えない全ての生命へ言葉をとおしてはたらきかけてゆくことの大切さ、尊さを学んでゆくこと。

「こころのこよみ」クラスに多くの方々が集ってゆくことを願います。

一年間本当にどうもありがとうございました。

(伊藤振一郎さん記)



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毎回のこよみについてのわたしからの解説と共に、おひとりおひとり、こよみを声に出し、朗々と響かせることによって、そのことばの意味と共に、響きがもたらす余韻から感じる、本当に妙なるものをわたしたちは実感しながら、外なる一年間の四季の巡りと共に内なるこころの巡りを辿って来たのでした。それは靈(ひ)の領域にこころが少しずつ触れてゆく、週ごとのことばと声がもたらすメディテーションの時間の積み重ねでもありました。


上にご紹介させていただいた伊藤さんのことばにもありますように、シュタイナーを通してこの世に生まれた、それらのこよみのことばは、わたしたちのいろいろと事が起こる日々の暮らしをみずみずしく引き立て、引っ張り、引き上げ、導いてくれる、そんな光と熱の力を持っているのでした。そして、ことばに導かれるようにして、わたしたちは、こころから、毎日の仕事に向かってゆくのでした。


わたしは念うのです。現代、人には、このような「ことば」が要るのではないか。靈(ひ)からこころへの、日本語によるこのような「ことば」が要るのではないか。


新しく受講されようとしておられる方に、何かのきっかけになることをこいねがって、伊藤さんへの感謝と共に、そのことばをご紹介させていただきました。


講師:諏訪耕志



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●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





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2025年04月09日

毎週月曜夜のオンライン読書会『シュタイナー 子どもの教育』へのご案内



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「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)のオンライン読書会、先日、第一回目のクラスを行うことができました。


毎週月曜日の夜8時半から9時半まで、シュタイナーの子どもへの教育論・人間論・芸術論を1ページずつ学んでゆく1時間です。


このクラスでは、この本の内容を分かちあってゆくことは勿論のことなのですが、参加者のこころからの声を互いに聴きあう時間をとても大事にして参ります。


焦らず、じっくりと、語りあい、聴きあい、学びを分かちあってゆきます。


本当にゆっくりとひと段落ひと段落読み進めてゆくこと、ひとことひとこと味わいながら読んでゆくことで、わたしたちは学びを情で受け取り、知識を情になり変わらせてゆく練習をするのです。知識を貯め込む学びではないのですね。学びをもって情を深く育んでゆくのです。


いつからでもご参加可能ですので、「シュタイナー 子どもの教育」を、そんな風に学んでいきたい方、どうぞ☺️


春からの新しい習慣。月曜の夜の学び。ご一緒に始めて行きませんか。


講師 諏訪耕志



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●日時
毎週月曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月7日(月)を第一回目にして始めました。


●テキスト ご参加の際、ご用意をお願いいたします。
「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





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2025年04月03日

5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内



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シュタイナーという人から学べること。本当にそれは、驚くほどたくさんあります。


しかし、その中で、わたしが最も大切だと思うものは、この「いかにして人が高い世を知るにいたるか」という本を通してのこころの修練です。


このこころの修練は、その人を自由へと導く「道」であります。


しかし、すぐに結果が見えるような学びでは明らかにありません。こつこつと、毎日、こころの修練を重ねてゆくこと自体の喜びと手応え、その情と意欲を分かち合うこと。それが、このクラスの存在意義です。


しかも、誰からもその修練を強制されない、その人自身のこころからなしてゆく、ひたすらに自由なるひとつの内なる営み。それを自分の生活の中に据えてゆくためのクラスなのです。


5月7日(水)から始めます毎週一時間のこのクラスでは、この本を最初から、1ページ1ページ、ひと段落ひと段落、丁寧に読み進めていきます。そして、自分自身でこころの修練を実際にしてゆくことができるよう、講師のわたしからも、受講して下さる方々同士においても、促がし合うために、おのおのの思いや考えをことばで聴きあうことのできる時間にして行きます。


この学びは、知性の学びではなく、きっと、意志の学び、意志を継続させてゆくことによって情を育む学びです。ですので、継続して、毎週一時間、水曜の夜に集うクラスです。


わたしたちは、現代において、ここまで物質的な生き方の底辺まで落ちて来たからこそ、ふたたび、こころを、眼に見えない領域、靈(ひ)の世へと羽ばたかせゆくべき時代に、間違いなく生きています。


その21世紀の新しい生き方を実際に、自分自身から始めていくための学びです。


シュタイナーの学びにご関心のおありになる方、その中でも、我がこころの成長こそが要(かなめ)であることを感じておられる方、ぜひ、ご一緒しませんか。


講師: 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
(月謝制で前の月の末までにご入金をお願いいたします)


鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5.../


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
ことばの家 諏訪耕志 
e-mail suwa@kotobanoie.net
tel 075-203-5919





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2025年03月20日

2025年度 こころのこよみ オンラインクラス 始めます



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4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみ オンラインクラス」のメンバーを募集いたします。


「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。


そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。


そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。


それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。


昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。


そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。


共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。


講師:諏訪耕志



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●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。







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2025年03月06日

ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座



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【この講座の中心軸は?】


毎週水曜日の夜8時半から一時間、シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本をじっくりと1ページ1ページ読み深め、瞑想へと向かう内なる練習の道を歩んでゆくこと。


その営みをこの講座では軸に据えています。


それは、現代における子どもに向けての教育にとって、大人の内なる自己教育を礎にする以外によりどころはないからなのです。


内なる自己教育、それは、みずからのこころを磨き続けてゆくことによって、わたしがますます〈わたし〉になりゆく、まさに「自由への道」を歩いてゆくことに他なりません。その営みは、自分自身を自分自身で、インスタントにではなく、ゆっくりと時間をかけて、根底からなり変わらせてゆく営みなのです。


この毎週のオンラインクラスを通して、わたしたちは現代を生きる大人として、その自由への道を歩いてゆくことを一年半にわたりながら共にしてゆきます。



【芸術体験の重要性・必要性】


そして、その後、各自がその道をしっかりと歩んでゆけるよう、その人がまさしく「その人」になりゆく道を歩んでゆくことができるよう、その内なる自己教育をからだに刻み込むために、蔵王に三日間ずつ計9回集まり、人間学の講義に加えて、豊かで活き活きとした芸術体験を重ねてゆきます。


わたしたちのこれからの暮らしにおいて、本当に健やかで豊かな時間を重ねてゆくためになくてはならないもの、それは、芸術的な感覚を開いてゆくことなのです。その感覚は、世界を分別的、分析的、表面的に捉えることよりも、もっと深く、情に満ちて、愛に満ちて摑みゆくことへとわたしたちを導きます。


毎日口に入れる食べ物を育ててゆく基礎を学ぶ「農のいとなみ」

音の調べにからだまるごとで沿いつつ静かに耳を澄ませる「音楽」

それぞれの色が湛えているそれぞれの感情をたっぷりと味わう「色彩」

手でもって描く一本一本の線に活き活きとした息づかいを通わせることで文字を書くことの芸術性を学ぶ「フォルメン線描」

手と指を柔らかく使うことで有用性と美を共に湛える道具や小物をひとつひとつ創る「手仕事」

植物の生命溢れるすがたをまさしく芸術的に捉える練習を重ねてゆく「ゲーテ的自然観察」

地球と宇宙に拡がる様々な天体との関係性を視野に入れつつ、情をもって農の営みを深めてゆく「バイオダイナミック農法」

ことばの響きやリズムに沿ってからだまるごとで動く「オイリュトミー」

さらには、リズムとタクトとメロディーに満ちた古くからの日本神話を原語どおりにからだまるごとで響かせながら演じる「演劇」など・・・。


それら手足を働かせて世界とわたしたち自身を生きる様々な芸術体験を重ねて参ります。


この教員養成講座とは、総合的、全人的な芸術学校なのです。



【文化を支える母国語】


そしてさらには、日本のこれまでの歴史に根差した精神文化を基調とすることを教育の基に据えることの重要性を感じています。それぞれの国や民族の精神文化が最も秘められているのは、実は、ことばなのです。母国語なのです。その母国語を芸術的に体験することの大切さをこのたびの教員養成講座では特に引き立てています。


それゆえ、日本語の芸術体験「ことばづくり(言語造形)」をオンサイトの講座では毎日いたします。すべての人が自分の母国語で生活しています。その当たり前に使っている母国語の精神に芸術的に触れてゆくことで、わたしたちはこのからだに通っている血と肉を活き活きと支えている生命感を甦らせることができるのです。文化の中心は、「ことば」なのです。



【なぜシュタイナー教育なのか】


その当たり前に目にし、耳にし、口にしているものの中に、高貴なものが潜んでいることに気づいてゆく。それが、シュタイナーから生まれたアントロポゾフィーという学問であり、シュタイナー教育という教育実践であり、そのあり方は、科学的でありつつ、同時にそれ以上に、芸術的なのです。


これからの教育は芸術であっていい。教育行為そのものが、人というものをつくりなす芸術行為となりえます。


その意味で、「教員養成講座」とは、教師を養成するということ以上に、「人を人たらしめる、その人をますますその人に織りなしてゆく」講座なのです。


「教師」という職業に就いている人だけでなく、大人ひとりひとりが、自分自身の全存在と個性をもって、これからの未来の世代に対して何らかの人としての本当の働きかけをおのおのして行く必要があることを、わたしたち「ひのみやこ」のスタッフは確信しています。


すべての大人が、ある意味で、「教師」であります。


その意味で、「シュタイナー教員養成講座」を宮城県蔵王町で創って参りたいと思っています。


ぜひ、その主旨を汲んでいただきたく、ご関心のおありになる方に、これらのことばが届くように、願いつつ、文を閉じさせていただきます。


お読みくださり、ありがとうございました。



ひのみやこ 諏訪耕志



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】
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●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。
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●時間
14時から15時
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●場所
宮城県蔵王町
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●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円
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参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform
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ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako







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2025年02月27日

生きとし生けるものとの対話 〜ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座〜



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わたしの住んでいる京都では、一昨日あたりから急に春めいて来ました。朝、起きて、障子を開け、すぐ庭に出たくなります。醍醐山から昇って来る朝の陽の光に照らされる庭が息づいて来ているのを感じます。


そこに根づき、芽ぶき、息を吐きだすかのように天に向かって伸びあがって来る彼ら植物の営み。鳥たちが忙しそうに舞い降りて来ては花の蜜を吸い、飛び去ってゆきます。それらに、眼差しを注ぎ、こころの手で触れ、こころの胸で語りかけます。気持ちがすがすがしくなり、いのちが踊るような感覚になり、春の訪れならではの情がふくらみます。


待ちに待ちました。植物を通して、いのちが萌し、育ち、栄え来るのをです。それは、こころ躍らせながら、この季節ならではのこころの練習ができるからなのです。


『いかにして人が高い世を知るにいたるか』というシュタイナーの著(鈴木一博訳)に「備え」という章がありまして、そこにこんなことが書き記されてあります。



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その人が、きっと、花咲き、栄えるということの定かなありようを覚えつつ、他のすべてをこころから追い出し、しばし、そのひとつの印象にみずからを委ねる。

その人が、まもなく、このことを重ねて見届けるようになる。

すなわち、それまではこころをかすめるだけであったひとつの情が、みなぎり、力強く、意欲的なかたちをとる。

その人が、きっと、その情のかたちの余韻をみずからの内に安らかに響かせる。

その人が、きっと、内においてまったく静かになる。

その人が、きっと、みずからを外の世から閉めだし、まったくひとりで、その花咲き、栄えるという事実にむけてこころが語ることに則る。


(58ページより)



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このあと、この書には、こういったこころの練習を重ねてゆくにつれて、どのようなことが、こころに生まれて来るかについて書き記されてあります。


それは、こころの養いです。情の育みです。ものへゆく道を歩いていくことです。


それは、靈(ひ)の文化の営みへと、わたしたちが入っていく入り口になります。


アントロポゾフィーからの「ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座」は、日本においては、とても古くからの営みでありつつ、とても真新しい生き方への指南でありたいと考えています。


四季の巡りと共に、わたしたち日本人は、農のいとなみを真ん中において、風や光、植物、動物、人と語らいながら、神を敬い、暮らしを貫きつつ巡りめぐる継続性(エーテルのいとなみ)をずっと育んできたのです。


公園で、林で、森で、川で、山で、海で、田んぼで、畑で、道ばたで、そしてお庭でも、卓上の花瓶に向かい合っても、こういった生きとしし生けるものとの対話を介してのこころの養いのための機会が、わたしたちにふんだんに与えられてあります。


そんな、わたしたちの血に流れている古くからの精神性を、新しい意識で暮らしの中に根づかせていくべく、学びを始めて参ります。


それは、繰り返しになりますが、靈(ひ)の文化の新しい創造です。





【3月5日(水)20:30~ オンライン説明会】

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】

●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。

●時間
14時から15時

●場所
宮城県蔵王町

●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 16:05 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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