2024年03月26日

シュタイナーの教育論 暴れん坊を見守る 夜その子を想ひ描く






2021年12月22日、仙台の「おひさまの丘 宮城シュタイナー学園」で行ひましたアントロポゾフィー講座『暴れん坊を見守ることと夜その子を想ひ描くこと』をご覧いただきます。

講座のための準備をして下さつたおひさまの丘 宮城シュタイナー学園の皆様、そしてお運び下さつた方がゐて下さつたから、このやうな話ができます。

聴き手がゐるからこそ、話すことができます。話も弾みます。

本当に、話し手として、ありがたいことです。


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観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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2024年03月24日

こころのこよみ(第52週)



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春の吉野川



こころの深みから

靈(ひ)が向かふ ありありとした世へと

そして美しきものが溢れ出る 場の拡がりから

ならば天(あめ)なる彼方から流れ込む

生きる力が人のからだへと

そしてひとつにする 力強く働きながら

靈(ひ)といふものを 人であることと
 
 
 
Wenn aus den Seelentiefen 
Der Geist sich wendet zu dem Weltensein 
Und Schönheit quillt aus Raumesweiten,
Dann zieht aus Himmelsfernen
Des Lebens Kraft in Menschenleiber
Und einet, machtvoll wirkend,
Des Geistes Wesen mit dem Menschensein.
 


 
 

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2024年03月23日

2024年4/9からの毎月第二火曜朝 京都青い森自然農園「言語造形 ことばのひ」クラスのご案内



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4/9(火)新月の日。諏訪耕志さんの、「言語造形」のクラスがはじまります。


春には、田んぼとからだに“はじまり”を響かせ…


秋には、稲穂と“声の新嘗祭”を。


みんなで あたらしい いまを ひらいて みたい 🌾



「講師の諏訪さんより」

ことばとは、人をこえた大いなる方からいただいたものでした。

昔から、日本人は、自分自身の身の周りを包んでくれている大いなるものを信頼し、そのものとの調和を旨として暮らしてきました。

その人をこえる大いなるものを「神」と呼んできました。

その方との調和を思って、ことばを発すること。それは、周りの空間とひとつになりつつ自分自身のこころを天の高天原に向かって解き放つような体験です。

「ことばのひ」をともにつくってまいりましょう。

言語造形をする人 諏訪耕志



長年、シュタイナーの言語造形を生きてこられた諏訪さんの講座です。
毎月第2火曜日「ことばのひ」
心動いた方、ぜひいらして下さい🌸



《 持ちもの 》
声に出してみたい作品一つ
(小説、昔話、詩など)
🍙休憩用おむすび


クラスは10時半〜2時半頃まで。


その後田んぼへご一緒する方は畑の服装、帽子やタオルなどお持ち下さい。


《 参加費 》
初回体験参加2千円
2回目以降4千円
6回連続参加21000円(1回あたり3500円)
※連続の場合、ご本人の都合によるお休みは、振り替えできません。
お子さんの参加は、小学3年生から。
中学生まで大人の半額です。


♨️お昼に温かい汁をご用意します。


お気持ちは床間のお賽銭箱へ〜


《 場所・お問い合わせ・申し込み 》
るり渓🌱青い森自然農園 ()
京都府南丹市園部町大河内榎38
電話 09023590666



電車の方は、山陰本線「園部駅」まで送迎致します。
るり渓🌱青い森自然農園 
山里の古民家でお待ちしています。












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毎月第二水曜朝・第四火曜夜「言語造形」オンラインクラスのご案内



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ズームを使っての言語造形オンラインクラスを開講しています。


自宅のお部屋にいながら、言語造形ということばの芸術に取り組んでみませんか。


おひとりおひとり、ご自身が選んだ文学作品(詩、昔話、物語、神話、小説、戯曲など)を声に出していただきます。空間に声の響きをもって、ことばの造形を織りなしてゆくのです。そのとき、詩はまるで音楽を奏でるように、物語は絵姿をもって、空間に響き渡ります。


また自分自身の声だけでなく、仲間が発する声とことばに触れることで、必ず、ことばの魅力に包まれます。そのように言語造形に取り組む人は、こころもからだも健やかさに満たされることでしょう。


ルードルフ・シュタイナーによるこんなことばがあります。


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あなたは、フィジカルなからだの中に、こころを持っているのでは全くない。

あなたの息遣いのうちに、こころは生きている。

わたしたちは、風の中にこころをもって生きている。

息を吸い、吐くときに、こころは風の中を、風と共に泳いでいる。

地球は絶えず重力をもって、人を病と死に追いやろうとするが、呼吸をすることで、人は地球のその働きかけから守られ、健やかに生きることができる。

息遣いとは、地球から与えられている働きではなく、大いなる世(宇宙)から与えられている働きであり、人のこころとからだの健やかさを守り、育む。


(「精神科学における感官への教育の礎」第八講より)


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言語造形という芸術は、その息遣いを促すことにおいて、法則に沿いつつ、かつ、フィジカルなからだから羽ばたいて、空間へとこころを自由に解き放ちます。その行為が、する人を、また聴く人をも、健やかさへと促すのです。


初めての方も、ご経験のある方も、オンラインでの言語造形、ご一緒に楽しみながら学び始めませんか。奮ってのご参加、お待ちしています。


●講師: 諏訪耕志




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●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)


※ご自身が声に出してみたい文学作品(昔話、小説、詩、など)をひとつご用意ください。



●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。



●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
Mail  suwa@kotobanoie.net(諏訪耕志)
Tel  06-7505-6405(諏訪)

どうぞよろしくお願いします。





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「会員への手紙」クラスのご案内



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今からおよそ100年前に書かれたシュタイナーから協会員に向けての手紙を取り上げているのですが、100年後の今、これらの手紙は、アントロポゾフィーという精神の学問に本当に惹かれているすべての人に向けてのものだと感じます。


この精神からの世界観、人間観の学びと実践を、人生において共にやって行きたいと欲しておられる方と、この内容をぜひ分かち合いたい。そう思いました。


いつからでもご参加頂ける内容です。


アントロポゾフィーにご関心のおありになられる方、共に読み深めて参りませんか☺️


講師:諏訪耕志



【日時】
毎月第三金曜日午後7時半から9時までオンラインクラス。 


【参加費】
初回体験参加のみ3500円 
以降5回連続15000円

参加費をお振り込みいただいた方に、
zoomのIDとパスワードをお伝えします。


※扱うテキストは、
 わたくし諏訪の拙訳による「会員への手紙」を用います。


以下へのお振込み、お問い合わせ、お申し込みになります。

●お振り込み  
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
Mail  suwa@kotobanoie.net(諏訪耕志)
Tel  06-7505-6405(諏訪)

どうぞよろしくお願いします。



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『人と世を知るということ テオゾフィー』オンラインクラスのご案内



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いま、ルドルフ・シュタイナーを学ぶということの必要性。

それは、ひとりひとりの人が「自由」を生きることを切実に求めていることから来ています。

「自由」。それは、わたしがますます〈わたし〉になりゆくことです。それは、わたしが勝手に自分自身で限定づけている狭いわたし以上の働きをなして行くことです。

そのためには、目には見えない世をリアルに知りゆくこと、そして、自分自身の運命を受け入れ、自分自身の使命をリアルに知りゆくこと。

このふたつが、「自由」を生きるため、ひとりひとりが〈わたし〉を生きるために、どうしても欠かせないものだ。

そのことをシュタイナーは、20世紀初頭に『テオゾフィー』という本に書き記しました。

そしてこのふたつが、この『テオゾフィー』の副題となっています。

その副題は、「感官を凌いで世を知ることと人の定めへの案内」です。

このクラスでは、この本を丹念に一文一文、読み進め、ことばそのものを読み深めることで、まさに「人と世を知るということ」へと共に道を歩いて行きます。

要(かなめ)は、ことばを読み深めることです。

シュタイナー教育、その他、アントロポゾフィーから仕事が繰りなされるとき、そのようにことばを読み深める人にとって、この本は、きっと、その仕事をして行くための基の力となります。

アントロポゾフィーの基。

それが、この『テオゾフィー』という一冊の本に刻み込まれているのです。

そして、この『テオゾフィー』という本、読めば読むほど、人のこころや精神に対する想いがたわわになってきて、本当に面白いのです。


講師: 諏訪耕志 https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji



●日時
毎月第二・第四土曜日 午前10時〜12時


●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円

御自身のご都合でのお休みは、キャンセル無効とさせていただき、録画したものを見ていただくことができます。なにとぞ、どうぞよろしくお願いいたします。    



●お振り込み  
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
Mail  suwa@kotobanoie.net(諏訪耕志)
Tel  06-7505-6405(諏訪)

どうぞよろしくお願いします。


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「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスのご案内 〜こころを共有する場〜



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鈴木一博氏訳のこの一冊の本を、毎週、親しく、読み続けて行きます。

そこに書かれてあることを、丹念に、毎週、こころに滴らせて行きます。

それは、こころの情という大地を耕します。

やがて、「この箇所ではこの情、かの箇所ではかの情」が、こころに息づくようになります。

その情が、こころに〈考え〉の種を宿し始めます。

わたくし諏訪耕志が、その手引きをさせてもらいますね。

このクラスは、常にはじめの「敬いの細道」に立ち戻っています。

そして、集まった方々が互いの話すことばに静かに耳を澄ませるということにも時間をとっています。

それは、その日に生きたこと、体験したことを語り合い、聴き合うことが、人の内なる考える働きと感じる働きを育むからです。

その育みは、肉のからだの次元、物質の次元を超えて、いのちのからだの次元、エーテルの境に触れることへと人を導いて行きます。

こういう時間は、日常の生活や職場などでは持つことが本当に難しいものです。

一週間に一度、この、こころを耕して行く学びを、共に始めて行きませんか。

その共なる学びは、やがて、オンラインでありながらも、精神の社(やしろ)づくりとなるでしょう。


アントロポゾフィーハウス「ことばの家」 諏訪耕志



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●日程
毎週月曜クラス 午後8時〜9時
毎週木曜クラス 午後8時〜9時


●参加費
体験参加費 2000円
月4回連続ご参加 5000円

御自身のご都合でのお休みは、キャンセル無効とさせていただき、録画したものを見ていただくことができます。なにとぞ、どうぞよろしくお願いいたします。    



●お振り込み  
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


※鈴木一博氏訳の『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を用います。本をお求めの際は、こちらでどうぞ。
「精巧堂出版」https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0007  


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
Mail  suwa@kotobanoie.net(諏訪耕志)
Tel  06-7505-6405(諏訪)

どうぞよろしくお願いします。





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オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内



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シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



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『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




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2024年4月からの諏訪耕志(アントロポゾフィーハウス「ことばの家」)の全クラスご紹介



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春の訪れと共に、何かが死んでゆき、何かが甦ります。別れがあるならば、必ず出会いがあり、馴染んでいたものから潔く離れ、新しい世へ飛び込んでゆく。

こうして、春が来るたびごとに、人は一線を越えて、果てしない己れの可能性を追い求めて、また新しく生き始めるのです。

シュタイナーの学び「アントロポゾフィー」。そして、そのアントロポゾフィーから生まれたことばの芸術「言語造形」。

わたくし諏訪耕志は、1993年から1999年まで師である鈴木一博氏の下での修行を終え、この靈(ひ)の学びとことばの芸術におおよそ30年間携わって来ました。

そして、今年2024年、わたし自身、まさに新しい世へと踏み出して行く時だと実感しています。

もし、あなたが、そのような、新しい世へと踏み出して行くのだというおこころもちを持たれている方であるならば、共に、この春より、ご一緒に、歩み出して行きませんか。

靈(ひ)の学び。そしてことばの芸術。

それは、わたしが本当の〈わたし〉になりゆく道なのです。



アントロポゾフィーハウス「ことばの家」 諏訪耕志



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それぞれのクラスの詳細は、クリックしていただきますと観ることができます。


【 オンラインクラス 】


2024年3/31からの毎週日曜夜「こころのこよみ」クラス

毎週月・木曜夜「いかにして人が高い世を知るにいたるか」クラス

毎月第二・第四土曜朝「テオゾフィー 人と世を知るということ」クラス

毎月第三金曜夜「会員への手紙」クラス

毎月第二水曜朝・第四火曜夜「言語造形」クラス



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【オンサイト・リアルクラス】


●毎月第一水曜朝 大阪ことばの家「言語造形」クラス

●毎月第三日曜朝 大阪ことばの家「言語造形集中」クラス

2024年4/9からの毎月第二火曜朝 京都青い森自然農園「言語造形 ことばのひ」クラス

●毎月第三月曜朝 和歌山岩出「アントロポゾフィーと言語造形」クラス

●毎月第三火曜朝 滋賀草津「アントロポゾフィー」クラス

●毎月第三水曜朝 京都京田辺「言語造形」クラス

●2024年6/1からの第一土曜朝 京都宇治「言語造形とアントロポゾフィー わたしは『わたし』になる」クラス

●毎月第三木曜朝 新横浜・東京「日能研企業研修 言語造形」クラス



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●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
Mail  suwa@kotobanoie.net(諏訪耕志)
Tel  06-7505-6405(諏訪)



●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

オンラインクラスの場合、参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。







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シュタイナーの人間論 高い〈わたし〉が降りて来るとき






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】


シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」】


人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。
幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。
しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。
そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。
つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。
わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。
大阪「ことばの家」での言語造形の時間。
人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。
どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


●日時
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。


●場所
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」


●参加費
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円

※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】


●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形


●場所:和歌山県岩出市内の公民館


●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円


お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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2024年03月22日

こころのこよみ(第51週)



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金沢の武家屋敷庭にて



春を待つ


内なる人といふものに
 
流れ込む 感官の豐かさが
 
己れを見いだす 世の靈(ひ)は
 
人のまなこに映る相(すがた)のうちに
 
それはその力を世の靈(ひ)から
 
きつと新たに汲み上げる
 
 

Frühling-Erwartung

Ins Innre des Menschenwesens
Ergießt der Sinne Reichtum sich,
Es findet sich der Weltengeist
Im Spiegelbild des Menschenauges,
Das seine Kraft aus ihm
Sich neu erschaffen muß.
 
 


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2024年03月21日

アラン『幸福論』から



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♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


礼儀作法の習慣はわれわれの考えにかなり強い影響を及ぼしている。

優しさや親切やよろこびのしぐさを演じるならば、憂鬱な気分も胃の痛みもかなりのところ直ってしまうものだ。

こういうお辞儀をしたりほほ笑んだりするしぐさは、まったくの反対の動き、つまり激怒、不信、憂鬱を不可能にしてしまうという利点がある。

だから社交生活や訪問や儀式やお祝いがいつも好まれるのである。それは幸福を演じてみるチャンスなのだ。

この種の喜劇はまちがいなくわれわれを悲劇から解放する。

(神谷幹夫訳)

♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


からだがあることは、人にとつて自然なことです。


しかし、からだをどう用ゐるかといふことは、自然なことではなく、つまり、おのづとできることではなく、学んで、習つて、意識して、身につけるものです。


それは技量となつて、人の生涯を支へるものとなります。


このアランといふ人は、こころに安らかさを取り戻させるための秘訣を知つてゐて、それを執拗なくらゐ書き続けてゐます。


さう、執拗なくらゐ同じことを書かなければ、それが読む人の習慣といふものに働きかけないことも知つてゐたからでせう。






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ゆっくり



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ゴッホ「花咲くアーモンドの木の枝」



まずは、我がからだをゆっくりと使うことから始めてみる。


意識できるとき、気づいたとき、からだをゆっくりと用いるのです。


このキーボードを打つときも、立ち上がるときも、この部屋を出るときも、ゆっくり、ゆっくりと動いてみる。


そして、その動きにていねいさや静かさや落ち着きが湛えられているのを自分自身で感じてみる。


そのゆっくりとした動きが、おのずから、息遣いの穏やかさ、ことば遣いの静かさ、こころもちの安らかさへと導いてくれる。


からだをゆっくりとした時間の中へ入れて行くのです。重さ・重力の中へではなく、軽さ・浮力の中へからだを持って行くのです。


ちょっとした意識の転換で、からだの用い方を変えてみること。


そして、それをゆっくりと習慣にして行くこと。


そのような習慣を身につけることは、一朝一夕には叶わないが、それこそ、ゆっくりと、こつこつと、毎日、やっていけばいい。


なんど、慌てふためき、取り乱すようなことがあろうとも、また、気づいたとき、「ゆっくり」の中へ帰っていけばいい。


そのように、時というものを新しく生きて行くこと。


それは、このからだに授かっている「いのち」を自分自身から甦らせる、本当の保養なのです。





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2024年03月17日

オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内A



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三週間ほど前に『オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内@』を書かせてもらいました。


そのとき、「〈わたし〉が生まれてより1879年後」である1912年に『こころのこよみ』がシュタイナーを通して生まれたことを記しました。


それは、キリストがゴルゴダの丘で十字架に掛かった年が、西暦33年であることからでした。つまり、キリストの十字架上の死をもって、この地球という星を、神の〈わたし〉の靈(ひ)が貫いたのでした。


その神の〈わたし〉とは太陽の力そのもの、愛そのものであり、悪を凌いで、この地球という星を愛の星になしてゆくため、すべての人にとっての愛の手本となってから1879年経った年が1912年だったのです。


そして、西暦1879年に、大天使ミカエルが時代を司る「代(よ)の靈(ひ)の方(かた)」になったということ。


大天使ミカエルは、キリストの顔(かんばせ)として、キリストがなそうとしている愛の仕事のために共に生きようとする人の、自発的な意志の発露を応援するという仕事に取り掛かり始めたのが1879年なのです。


そういうミカエルの仕事の開始から33年経ったとき、シュタイナーから『こころのこよみ』が生まれ、オイリュトミー芸術が生まれ、アントロポゾフィー協会が生まれたのでした。


ある仕事が着手されてから、その仕事に大切な意味があることを人が考えることで捉えられるのに、33年かかります。


そして、その大切な意味を情で感じ切るのに、また33年かかります。


さらに、それを意志の働きによって人が欲するにまでいたるのに、もう33年かかるのです。


こうして、33年×3の99年が経ち、100年後に、その仕事は本当に人類にとって必要な「こころざし」をもつものだったのかが証されるのです。


これらのことを述べるために、ドイツからミヒャエル・デーブス氏が日本に2013年に来られ、その講演録が冊子になっています。(「『魂の暦』とオイリュトミー」)


先の内容に戻りますが、大天使ミカエルが「代の靈の方」となってキリストの顔として仕事をし始めてから33年経ったときに、その仕事の意味を人が考えて捉えることができるように、シュタイナーが『こころのこよみ』を世に出したのです。


ですので、この『こころのこよみ』は、「ミカエルのこよみ」とも言え、ミカエルと共に積極的に一年の時間の巡りを精神的に生きて行くことによって、こころがキリストへの道を歩み始める備えになるのです。


ここで、ミカエル、そして、キリストとはどのような存在であるのか、また、その方々が古来、日本語ではどのような御名で呼ばれていたかを述べるのには、文が長くなりすぎます。


今年の「甦り(黄泉がえり)の祭」の日である3月31日から始めさせていただく『オンラインクラス「こころのこよみ」』。


学びの道を共に歩んで行きましょう。


諏訪耕志


you tube
https://youtu.be/FGUtNNw4eB4?feature=shared




【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





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オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内A



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三週間ほど前に『オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内@』を書かせてもらいました。


そのとき、「〈わたし〉が生まれてより1879年後」である1912年に『こころのこよみ』がシュタイナーを通して生まれたことを記しました。


それは、キリストがゴルゴダの丘で十字架に掛かった年が、西暦33年であることからでした。つまり、キリストの十字架上の死をもって、この地球という星を、神の〈わたし〉の靈(ひ)が貫いたのでした。


その神の〈わたし〉とは太陽の力そのもの、愛そのものであり、悪を凌いで、この地球という星を愛の星になしてゆくため、すべての人にとっての愛の手本となってから1879年経った年が1912年だったのです。


そして、西暦1879年に、大天使ミカエルが時代を司る「代(よ)の靈(ひ)の方(かた)」になったということ。


大天使ミカエルは、キリストの顔(かんばせ)として、キリストがなそうとしている愛の仕事のために共に生きようとする人の、自発的な意志の発露を応援するという仕事に取り掛かり始めたのが1879年なのです。


そういうミカエルの仕事の開始から33年経ったとき、シュタイナーから『こころのこよみ』が生まれ、オイリュトミー芸術が生まれ、アントロポゾフィー協会が生まれたのでした。


ある仕事が着手されてから、その仕事に大切な意味があることを人が考えることで捉えられるのに、33年かかります。


そして、その大切な意味を情で感じ切るのに、また33年かかります。


さらに、それを意志の働きによって人が欲するにまでいたるのに、もう33年かかるのです。


こうして、33年×3の99年が経ち、100年後に、その仕事は本当に人類にとって必要な「こころざし」をもつものだったのかが証されるのです。


これらのことを述べるために、ドイツからミヒャエル・デーブス氏が日本に2013年に来られ、その講演録が冊子になっています。(「『魂の暦』とオイリュトミー」)


先の内容に戻りますが、大天使ミカエルが「代の靈の方」となってキリストの顔として仕事をし始めてから33年経ったときに、その仕事の意味を人が考えて捉えることができるように、シュタイナーが『こころのこよみ』を世に出したのです。


ですので、この『こころのこよみ』は、「ミカエルのこよみ」とも言え、ミカエルと共に積極的に一年の時間の巡りを精神的に生きて行くことによって、こころがキリストへの道を歩み始める備えになるのです。


ここで、ミカエル、そして、キリストとはどのような存在であるのか、また、その方々が古来、日本語ではどのような御名で呼ばれていたかを述べるのには、文が長くなりすぎます。


今年の「甦り(黄泉がえり)の祭」の日である3月31日から始めさせていただく『オンラインクラス「こころのこよみ」』。


学びの道を共に歩んで行きましょう。


諏訪耕志


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https://youtu.be/FGUtNNw4eB4?feature=shared




【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





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2024年03月16日

オイリュトミーの学び 太陽に向かつて浮力の中に生きる






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】


シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
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【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
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言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。





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こころのこよみ(第50週)



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人の<わたし>に語りかける。
 
力強く立ち上がりつつ、
 
そしてものものしい力を解き放ちつつ、
 
世のありありとした繰りなす喜びが語りかける。
 
「あなたの内にわたしのいのちを担ひなさい。
 
魔法の縛りを解いて。
 
ならばわたしはまことの目当てに行きつく」
 
 
 
Es spricht zum Menschen-Ich,
Sich machtvoll offenbarend
Und seines Wesens Kraefte loesend,
Des Weltendaseins Werdelust:
In dich mein Leben tragend
Aus seinem Zauberbanne
Erreiche ich mein wahres Ziel.
 
 
 

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2024年03月15日

シュタイナーの学びにおける悪魔についてのごく基本的なこと






なんのためにメルヘンや昔話があるのか。それは、すべての人の内に、悪魔が住むことを知るため。


わたしたちは、現代という時代を生きて行く上で、この「悪魔」について知ることが、必須である。


そう思わざるを得ないのです。

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2024年03月10日

日本のシュタイナー教育における歴史教育



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下北半島の突端から



日本にもシュタイナー教育が入って来て、おそらく50年近く経っていると思われるのですが、わたしの内には、日本でのシュタイナー教育実践においてのひとつの問いがありました。


それは、子どもたちに「歴史」を教えてゆく際に、アントロポゾフィーの人間観・世界観から得られる歴史への見識に基づく授業をすることと、日本の歴史について教える際の、微妙な(もしくは、明らかな)違和感を現場の先生方はどう感じ、実際にどう授業されているのか、という問いでした。


次のような考え方があると思います。


洋の東西南北を問わず世界中の物語の中から、子どもがいま求めているもの、子どもの成長に資するものを、絵姿豊かに語ることが、大切であるということ。


まことにその通りだと思いますが、それを踏まえた上で、やはり、わたし自身の中で、さらなる問いが生まれて来ます。


人がする学びという学びは、つまるところ、己れを知るということ、自己認識を目指しています。


古代ギリシャの密儀の中のことば「汝みずからを知れ」は、いまも、わたしたちに痛切な響きをもたらしているように実感します。


それは、個人個人のことでもありますが、きっと、民族のこと、国家のことでもあるでしょうし、歴史を学ぶとは、人類が人類を知る、民が民を知る、人が己れみずからを知るということに他ならないように思います。


そして、その学びの営みのうちに、二つの方向性がある。


己れみずからを知りたければ、世をみよ。世を知りたければ、己れみずからをみよ。


そして、この二つの意識の方向性は、長いときをかけた学びのうちに、ついには、ひとつになる。「〈わたし〉は世であり、世が〈わたし〉である」。


さて、話は、「歴史教育」のことに戻ります。


世界の中に日本があり、外があるからこそ、内がある。


外国のことをよく知ること、知的にも情的にも世を広く見晴るかし、親しく他者について知りゆくことを通して、内なる国、自国のことを知る、そんな自己認識のありかた。


学びには、そういう側面が欠かせません。


そして、もうひとつ、自分自身の中心軸をしっかりと打ち樹てるべく、我が民族、我が国の独自の精神文化をより深く追求していくこと、足元を深く掘り進んで行くことによる自己認識のあり方。


どちらかひとつではなく、両方の学びの間に釣り合いが取られて、わたしたちは、個人においても、民族のことにおいても、国家のことにおいても、内と外とのハーモニーを健やかに生きることができるように思います。世界史と日本史の間に、ある歴史的繫がりを見いだすべく、わたしたちは学びを進めて行かねばなりません。


小学生から中・高校生の歴史の学びにも、その視点がとても重きをなします。


ただ、ここに大きく深い問題があるように感じています。


それは、日本の近・現代史は、精確に言うならば、日本の精神は、相当、屈折している、もしくは、屈折させられているということです。


明治維新以来、西洋の最新の文明に追いつけ、追い越せという文明開化のスローガンの下、とりわけ、若いエリートたちは、それまでの自国の文明文化をある意味、大いに否定し、父や祖父、母や祖母の持っていた考え方、生き方を古臭いものとして葬り去ろうとして来た、そんな近代の歩みであったからです。


言い方を変えますならば、もともと成長していた樹木を、真ん中、もしくは根もとからぶった切って、全く違うところで育った木を接ぎ木した上で、「それ生えろ、それ伸びろ、それ花咲け、それ稔れ」とばかりに大急ぎでやってきたものですから、無理がたたる。


それは、外国から開国を要求され、植民地化されるかどうかという瀬戸際での国家的判断からなされたことですので、歴史の必然としか言いようがない、けれども、何とも言えないような苦しみと哀しみを感じざるを得ないことがらです。


その無理が無理のまま最後に爆発してしまったのが、79年前の世界大戦での日本の大敗北であったのではないかと思うのです。


そして、戦後、明治維新以来の無理の反動でしょうか、わたしたちは自主独立する心意気など全く失い、しかし、また、明治維新以来のヨーロッパとアメリカこそが主(あるじ)であり、我々は従(おきゃく・しもべ)であるという底深い観念・心情がこころの奥底に染み付いてしまっているように思われますが、どうでしょう。


そして、シュタイナー教育が、今は亡き子安美知子さんの「ミュンヘンの小学生」という一冊の新書の1975年発刊以来、約50年近くに亘って、日本に少しずつ広まって参りました。


ヨーロッパからの精神文化として伝わって来たシュタイナー教育運動、その日本における伝播においても、やはり、先ほど書きました、日本民族の近・現代にずっと引きずっている、どうしようもない屈折とコンプレックス、自己不信感が、多くの場合、自覚なく、伴われて来たのではないだろうか。


いわゆる、「自虐史観」の囲いの中で自国の歴史を捉えて来たがゆえに、シュタイナー教育においても、その影が無自覚に教育実践の上に落とされて来た嫌いはなかろうか。


わたし自身の問題意識として、そのことがずっとあります。


子どもたちに歴史を教えるということは、そういう事情の上になされることだからこそ、わたしたち大人の意識のありようがまことに難しい。


その屈折を屈折のまま子どもに伝えることもひとつの教育と言えるのかもしれませんが、やはり、大人自身が、明治維新以来の屈折を、ひとり、引き受け、人としてその屈折をまっすぐにしようという意識と気概が要るように念うのです。


屈折を屈折と自覚せずに、子どもたちに歴史を教えることは、子どもたちを複雑な、まさに屈折せざるを得ない存在へと育ててしまうことにならないだろうか・・・。


わたしたち昭和の後半から平成に教育を受けて来た者たちは皆、そういう教育を受けて来たのではないだろうか。だからこそ、内において、皆、とても屈折している・・・。


アントロポゾフィーを学ぶわたしたち日本人は皆、そのことに向き合い始めていると思います。


そして、これは、大変なことだであり、だからこそ、この問い、この考える営みを持続させていくことが大切なことだと、わたしは考え続けています。


さらには、実際の教育現場を創りなしてゆくことで、新しい時代の教育を新しく創ってゆくことが、この問いに答えを見いだしゆくプロセスになるでしょう。


それは、わたしにとっての人生の大きな課題のひとつなのです。





posted by koji at 19:16 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年03月09日

こころのこよみ(第49週)



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「わたしは感じる、世のありありとした力を」
 
さう語る、考への明らかさが。
 
考へつつ、みづからの靈(ひ)が育ちゆく、
 
暗い世の夜の内に。
 
そして世の昼に近づきゆく、
 
内なる希みの光を放ちつつ。
 
 
 
Ich fühle Kraft des Weltenseins:
So spricht Gedankenklarheit,
Gedenkend eignen Geistes Wachsen
In finstern Weltennächten,
Und neigt dem nahen Weltentage
Des Innern Hoffnungsstrahlen.
 
 



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2024年03月07日

世の深淵を開示する芸術家たち 〜モネ展を観て〜



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大阪の中之島美術館に、モネの作品を観に行きました。


絵の横に付してある題名も解説も何も読まず、ただただ、色だけを観てをりました。


その色彩から、めくるめくやうな、音楽が響いて来るのでした。一枚一枚の絵に固有のメロディーとハーモニーが奏でられてゐるのです。色彩と音楽がひとつとなつて流れ出し、絵の前に立つわたしはその流れに包み込まれるのでした。


そして、こう思はざるを得ないのでした。池に浮かぶ蓮の花、岩壁に波を打ち寄せる海の向かうに拡がる空を、こんな色あひで観た人は、モネ以外誰もゐない。色は、眼で見るのではなく、こころで観るのだ。


絵の前から絵の前へと流れゆく大勢の来場者の中においても、絵と音楽とわたしといふ、密(ひめ)やかな時間を生きることができるのでした。


家に帰つて来て、二十年ほど前に読んだ小林秀雄の『近代絵画』のモネの章を読み直してみました。


そこには、次にやうなことが書いてあります。


もつと直接に風景を摑みたい、光を満身に浴びて、鳥が歌う様に仕事をしたい。


モネの内に迸り始めた狂気のやうな情熱の根本の動機とは、それであつた、と。


そして、小林は、こう書いてゐます。


●光の音楽で、身体がゆらめく様な感じがする。これは自然の池ではない。誰もこんな池を見た事もないし、これからも見る人はあるまい。私はモネの眼の中にゐる、心の中にゐる、そして彼の告白を聞く。


●モネの印象は、烈しく、あらあらしく、何か性急に劇的なものさへ感じられる。それは自然の印象といふより、自然から光を略奪して逃げる人の様だ。


●印象主義によつて解放された光の新しい意識は、画家達を、今迄はつきり感じた事のない、音楽と絵画との相関関係の意識に導いた事は否めない。


文章を上手に書くといふことは本当に凄いことだと唸つてしまひました。


そして、絵であれ、文章であれ、芸術家は、手の内にある素材と格闘し、世の浅瀬ではなく、深淵を新しく開示する人なのだと、あらためて念ふのでした。





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2024年03月02日

こころのこよみ(第48週)



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平櫛田中『養老』



光、世の高みより

こころに力満ちつつ流れくる。

現はれよ、こころの謎を解きながら、

世の考へるの確かさよ。

その光り輝く力を集め、

人の胸に愛を呼び覚ますべく。



Im Lichte das aus Weltenhöhen
Der Seele machtvoll fliessen will
Erscheine, lösend Seelenrätsel
Des Weltendenkens Sicherheit
Versammelnd seiner Strahlen Macht
Im Menschenherzen Liebe weckend.




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2024年02月29日

新幹線の車窓から



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今朝の富士山。


走りゆく 我をみまもる 富士のやま
やすらふ我は 幼な子なるかな

















posted by koji at 19:52 | 大阪 ☔ | Comment(0) | うたの學び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月27日

お子さんとご一緒に!『ことばあそびうた(谷川俊太郎作)』 言語造形






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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2024年02月26日

小林秀雄『ゴツホの手紙』



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小林秀雄の『ゴツホの手紙』を夜な夜な読み継いで、最後の頁を読み終へた時、ぼろぼろと涙がこぼれて来た。

そこには、狂気を抱えざるをえなかつた画家と、その狂気の向かう側にある魂の純粋をひたすらに見守り続けた画家の弟との間に通つてゐた、人といふ存在そのものへの信が刻印されてゐた。

ゴツホのポケットに入つてゐた弟テオへの最後の手紙。

それは、人と人との間に存在した最も美しいこころのひとつの表れである。

この書では、ゴツホからテオへの手紙がまことに多く引用され、その手紙の文章と次なる手紙の文章との間に、小林の文章が差し挟まれてゐる。

しかし、ゴツホと小林の文体が、まるでひとりの文学者が紡ぎあげるやうに混然一体となつて、遥かに遠く夜空に瞬く星の輝きを見つめ続けるやうなある精神の足跡が頁に刻み込まれて行く。

ゴツホも、小林も、共に、肉体に与へられてゐる機能をフルに使ひ切ることによつてこそ、人は、己れに執着するこころを、自由で広やかな靈(ひ)なる世へと解き放つことができることを知つてゐる。

そのやうなふたりの人が交互に語り交はすかのやうなスタイルをもつて、運命が待ち受けるところへとひた走りに走つてゆく人の様を批評文学として書き記すこと。

小林はそのやうな仕事を己れに課した。

肉体と精神・靈(ひ)といふ相反するものが、実は深いところで共鳴し合ふことの神秘を知つてゐる者から発せられる言語の美。

それは、結末へ向かふにつれて昂じて来る切迫感と共に読む者の胸の底を叩くやうに打つ。

そして、その言語の美は、つひに突然襲い掛かつて来る悲劇といふ暗黒の雲の合間に覗く遥かな青空のやうに、人そのものの美へと昇華して、この作品は幕を閉じる。

残されてゐるゴツホの絵と手紙から、他者という他者に伝はつてゆかうとしてゐるもの。

それは信仰を見失つてしまつた現代人が、もし、それでも純粋なこころがゆく道があるならば、その道は神へといたる道以外ないといふこと。

小林は、そのことを告げ知らせてくれてゐるやうに思ふ。





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オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内






『こころのこよみ』が生み出されたのは、西暦1912年でした。


そして、シュタイナーは、その初版の扉に、「〈わたし〉が生まれてより1879年後」と記しました。


西暦1912年と1879年の間には、33年の歳月があります。


それは、キリストがゴルゴダの丘で十字架に掛かり死を経られた日時が、西暦33年4月3日金曜日の午後3時であったことからなのです。


キリストの十字架上での死のそのとき、宇宙を司る太陽から大いなる〈わたし〉という靈(ひ)によって、この地球は初めて奥底にいたるまで貫かれたのでした。


そのときから、わたしたち人類は、キリストに倣って、各々わたし自身の〈わたし〉をこの地球の上に、この肉体の上に、打ち樹てることを目指して、幾たびも生まれ変わりつつ、この地球の上に生きているということをシュタイナーは語りました。


わたし自身、そのことを考え続け、感じ続け、求め続けながら、シュタイナーのそのキリスト論に出会っておおよそ30年経ちました。


『こころのこよみ』は、地球の上に大いなる〈わたし〉が生まれてから1879年経ったことによって、この世にシュタイナーによって産み出されたのです(なぜ、1879年経ったことに意味があるのかは、別の機会に述べます)。


ひとりひとりの人の〈わたし〉が、繰り返される一年の経過の中、四季の巡りの中で、どう考え、どう感じ、どう欲することが、己れの〈わたし〉が自由になりゆくための導きとなるのかに、深く想いをいたす稽古をさせてくれるこころのカレンダーなのです。


1912年『こころのこよみ』を出版した直後の講演でのルードルフ・シュタイナー自身のことばに耳を傾けてみます。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


この『こころのこよみ』の意味を毎年、胸にとどめ続ける人は、誰もがだんだんとこの『こころのこよみ』の価値を洞察し、全宇宙を貫いて生き、織りなす精神・靈(ひ)へと人のこころからたどり着く道を見いだすでしょう。


しかし、この瞑想のことばをその深い意味において完全に己れのものにすることは、それほどたやすくありません。


そのために、人のこころは何年も何年もかかります。


このこよみの中には、思いがけなく手に入れた単なる思いつきが記されているのではなく、わたしたち人類の精神運動全体と生きた関係にあることごとが記されています。


そして、だんだんと、なぜこのこよみの中で、あるものはこう記され、他のものは別様に記されているのかが明らかになってくるでしょう。


(1912年5月7日 ケルンにて GA130より)


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



そんなこころの学びの道を共に歩き始めませんか。


諏訪耕志



【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。

●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






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2024年02月25日

聖き靈(ひ)の降り給ふ時と場を創る



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言語造形やアントロポゾフィーのクラスで、必ず、毎回実感してゐることがあります。


それは、そこでは、必ず、生きたこころとことばが交はされ、そのこころとことばは、常に、理想に向かふものだといふことへの安心と感激があるといふことなのです。


そこでは、普段のやうなお喋りが交はされるのではなく、ひとりひとりのこころの奥底に鎮まつてゐる素直で優しくも強い靈(ひ)の力からことばが発され、場にだんだんと清らかな氣が漲つて来るのを感じさせられます。


それは、こころの甦り(復活)のとき、もしくは、聖き靈(ひ)の降り給ふときであるやうに感覚されるのです。


学びといふものは、こころとことばのコンビネーションから成り立つてゐるやうに思はれてなりません。


そのコンビネーションの如何によつて、その場に靈(ひ)が降りて来るか否かが分かたれます。


日本といふ「くに」は、特に、その言霊への感官がひとりひとりの人の内に豊かに育まれて来た場です。


わたしたちのこれからの学びにおいても、この「くに」のことばで、この「くに」のそもそものありやうが物語られ、この「くに」の靈(ひ)からの願ひが謡ひあげられてゆくやう、意図してことを進めて行きたいのです。


そこから、深みをもつて、かつ新しく、世界全体に、宇宙に、靈(ひ)の世に、何かを与へる稽古、生きる稽古を積み重ねて行くのです。


そのためには、どうしても、アントロポゾフィーの学びが要ります。


そして、ひとつひとつのクラスそのものが、アントロポゾフィーの、日本への、受肉であり、日本といふ「くに」からの新しい発信だと実感します。


それは、2020年代から始まつてゐる、新しい靈(ひ)の働きです。


しづかさと激しさ。穏やかさと熱さ。優しさと強さ。そして確かさ。


さういつた、こころの調べを内に育てて行くべく、まづは、ひとりひとりのこころの稽古、修練が必要であることを自覚する者の集へる時間が、「アントロポゾフィーハウス ことばの家」のひとつひとつのクラスにあることを実感します。


リアルな場は勿論のこと、たとへオンラインクラスであつても、そこに、その聖き靈(ひ)はよき言語の営みを通して宿るのです。



ながれいり あふれながるる いのち河(がは)
朝な朝なの 變(を)若(ち)かへりかな





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2024年02月24日

こころのこよみ(第47週)



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世のふところから立ち上がつてくるだらう、
 
感官への輝きを甦らせる繰りなす喜びが。
 
それは見いだす。わたしの考へる力が、
 
神の力を通して備へられ、
 
力強くわたしの内に生きることを。
 
 
 
Es will erstehen aus dem Weltenschosse,
Den Sinnenschein erquickend Werdelust,
Sie finde meines Denkens Kraft
Gerüstet durch die Gotteskräfte
Die kräftig mir im Innern leben.
 
 
 
 


posted by koji at 14:04 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

こころのこよみ(第46週)



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世、それはいまにもぼやかさうとする、
 
こころのひとり生みの力を。
 
さあ、来たれ、汝よ、想ひ起こせ、
 
靈(ひ)の深みから輝きつつ。
 
そして強めよ、観ることを。
 
欲する力を通して、
 
己れを保つことができるやうに。
 
  
 
Die Welt, sie drohet zu betäuben 
Der Seele eingeborne Kraft;
Nun trete du, Erinnerung,
Aus Geistestiefen leuchtend auf 
Und stärke mir das Schauen,
Das nur durch Willenskräfte 
Sich selbst erhalten kann.
 
 
 

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2024年02月14日

【シュタイナー「こころのこよみクラス」へのご案内】@






シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。

●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



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2024年02月11日

こころのこよみ(第45週)



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東山魁夷 「碧湖」



考への力が強まる、
 
靈(ひ)の生まれとの結びつきのうちに。
 
それは感官へのおぼろげなそそりを
 
まつたき明らかさへと晴れ渡らせる。

こころの満ち足りが、

世のくりなしとひとつになれば、
 
きつと感官への啓けは、
 
考へる光を受けとめる。
 
 
 

Es festigt sich Gedankenmacht
Im Bunde mit der Geistgeburt,
Sie hellt der Sinne dumpfe Reize
Zur vollen Klarheit auf.
Wenn Seelenfülle
Sich mit dem Weltenwerden einen will,
Muß Sinnesoffenbarung       
Des Denkens Licht empfangen.
 
 

posted by koji at 15:25 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月10日

からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べ



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旧暦では今日が一月一日。個人的にも新しい年の初めを感じる。


昨日までおほよそ20日間ほど、風邪でずつと寝込んでゐた。


夜になると咳の苦しみで眠られず七転八倒してゐる最中にも、精神的な取り組みだけで、このからだの自己回復力を頼んでゐたのだが、どうにもかうにも仕様がなく、やうやく昨日、いいお医者さんに出会ひ、人工的な処置をたくさんしていただいた。


そして、今朝、本当に久しぶりに健やかな目覚めを感じたのだ。まさに元日である。


当たり前のことだらうが、現代医学の助けを借りなければならない自分自身のからだの弱さを認めざるを得ない。


なほかつ、それでもやはり、我がものの考へ方、想ひ方、感じ方にこそ、病の根本の原因はあると思はざるを得ない。


そして、青い森自然農園の齋藤 健司さんと豊泉 未来子さんにいただいた、昨年収穫された大切な新しいお米を炊いていただく。頬が落ちるほど旨い。


素朴な食べ物と素朴なこころ。


その享受を即座に喜びの情で応へてくれるのが、我がからだである。


そのこころとからだのハーモニーに、ますます、靈(ひ)として、ことばが天(あめ)より流れ降りて来る。


からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べを、今年から、歌つて行きたい。






posted by koji at 16:18 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月03日

こころのこよみ(第44週)



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東山魁夷「冬華」



新しい感官へのそそりを捉へつつ、
 
こころに明らかさが満ちる。
 
満を持して靈(ひ)が生まれたことを念ふ。
 
世の繰りなしが絡み合ひながら芽生える、
 
わたしの考へつつ創りなす意欲とともに。
 
 
 
Ergreifend neue Sinnesreize
Erfüllet Seelenklarheit,
Eingedenk vollzogner Geistgeburt,
Verwirrend sprossend Weltenwerden
Mit meines Denkens Schöpferwillen.
 
 





posted by koji at 13:51 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月27日

こころのこよみ(第43週)



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冬の深みにおいて、
 
靈(ひ)のまことのありやうが暖まる。
 
それは世の現はれに、
 
胸の力を通してありありとした力を与へる。
 
「世の冷たさに力強く立ち向かふのは、
 
人の内なるこころの炎」
 
 
 
In winterlichen Tiefen
Erwarmt des Geistes wahres Sein,
Es gibt dem Weltenschine
Durch Herzenskräfte Daseinsmächte;
Der Weltenkälte trotzt erstarkend
Das Seelenfeuer im Menscheninnern.
 
 
 
 

posted by koji at 16:22 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月22日

未来に芽吹いて行く種



昨日、京都の青い森自然農園から遥々、我が家を訪ねてくれた齋藤 健司さんと豊泉 未来子さん。おふたりから様々な未来に芽吹いて行く種をいただく。


その種とは、「からだ」にまで意識を確かに降ろすといふこと。


抽象的な思弁に右往左往するのではなく、毎日毎日、「からだ」といふものを慈しみながら生きて行くこと。


そして、暮らしの中で、歌と踊りとことばの美がおのづから湧き上がつて来る、そんな生き方を、暮らしの「かたち」を、ゆつくりと創り上げて行くこと。


そこには、食と仕事と芸術が、自然な調べを奏でてゐる。


豊かな充足と活力と安らかさをもたらしてくれる、そのやうな精神。


そんな古くて新しい生き方を、いま一度、意識的に創つてゆかうといふ試みをこの春から始めたいといふ、おふたり。


わたし自身、この「からだ」と「こころ」を超えた靈(ひ)なるものの自由な羽ばたきをもつて、なほかつ、この「からだ」のすみずみにまで降り切つて汗を流しながら新しい生を創つて行かうといふ新しく生まれて来た念ひを持つてゐて、その念ひとおふたりの想ひが重なり合ふ。


しづかな瞑想。活力に満ちた仕事。こころ満ち足りる芸術と学問。


シンプルな、念ひと暮らし。


その精神は、日本といふ「くに」に連綿と伝わつてきてゐる「祭り」の精神。


きつと、かういふ生き方は、これから3年から10年の間に、日本の社会に驚くほど広まつてゆくだらうと思ふ。





posted by koji at 15:15 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)へのご案内



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京都大原の春の景色



シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●講師
諏訪耕志プロフィール
1964年大阪市出身・在住。
1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。
アントロポゾフィーと言語造形という語りの芸術に携わり「ことばの家」を主宰。
日本の古典文学を現代に甦らせることで国を愛する若者たちが増えゆくことを念願している。
現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座、オンラインクラスなどを通して活動中。






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3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)へのご案内



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京都大原の春の景色



シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



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『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
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●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
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●講師
諏訪耕志プロフィール
1964年大阪市出身・在住。
1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。
アントロポゾフィーと言語造形という語りの芸術に携わり「ことばの家」を主宰。
日本の古典文学を現代に甦らせることで国を愛する若者たちが増えゆくことを念願している。
現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座、オンラインクラスなどを通して活動中。






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2024年01月19日

こころのこよみ(第42週)



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この冬の闇に

みづからの力の啓けがある。

こころからの強い求めがある。

暗闇にその力をもたらし、

そして御声を聴きつつあらかじめ感じる、

胸の熱を通して、感官が啓くことを。



Es ist in diesem Winterdunkel
Die Offenbarung eigner Kraft
Der Seele starker Trieb,
In Finsternisse sie zu lenken
Und ahnend vorzufühlen
Durch Herzenswärme Sinnesoffenbarung.




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二千年前のキリストから芸術は変はつた!






これからの教育は芸術感覚の養ひであること。

ひとりひとりの教師が、自分自身の芸術感覚を得るための自己教育を欠かさないこと。

なぜなら、ひとりひとりの子どもの内側にあるものを見てとることができるためには、その芸術感覚がどうしても要るからです。

そして、芸術を芸術たらしめるためには、現代ならではの課題があります。

そのことを述べさせていただいてゐます。



よろしければ、どうぞ、ご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※サムネイルの彫刻は、平櫛田中の「幼児狗張子」



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/



you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


#シュタイナー
#シュタイナー教育
#アントロポゾフィー

posted by koji at 16:29 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月18日

言語の音楽性



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昨日の言語造形で生徒さんが宮澤賢治の作品「どんぐりと山猫」に取り組まれてゐる時、改めて強く感じたことがありました。


まるで交響樂を聴いてゐるやうな感覺。


行が進み、場面が繰り広げられて行くに従つて、めくるめくやうに音樂が、それぞれの樂器に奏でられるやうに、ひめやかに、そして同時に明らかに、響いてゐるのです。


言語藝術から生まれるその音樂的感覺は、時に、語つてゐる者も聴いてゐる者も歩き出し踊り出したくなるやうな生命の噴出、再生、甦りを呼び起こしてくれます。


その場にゐるみんなの頬が紅潮し、身もこころも開かれてくるのです。


作品の場面によつて、時に長調、時に短調と、そのひめやかな音樂の樣相はさまざまに、当然変はります。


ところで、映画などでしたら、何かの状況が描写される時、そこに觀客の感情を掻き立てるべく、よくバックグランドミュージックが流れますよね。その音樂や效果音が、映像と相まつて觀てゐるわたしたちの情を搖さぶります。


しかし、文學作品が言語造形される時には、基本的に、場面を修飾するやうな音樂は不要なのです。ましてや、場面を説明するやうな音樂や音響效果のやうなものは全く不要なのです。


そのやうな、外から重ねるやうな音樂は非藝術的なものです。


耳を澄ませてゐますと、ことばと文章の内側に祕められてゐる「内なる音樂」が聴こえて來ます。


せつかく「内なる音樂」が奏でられてゐるのに、外から人工的に音を附け足し、更にはことばの朗読に重ね合はせるやうにすることは、まことに非藝術的な行爲であります。


もちろん、映画などでつけられるバックグランドミュージックが效果的な時、それは音樂を担当する方が「内なる音樂」を聴いてをられる時です。


言語の音樂性とは、〈わたし〉が耳を澄ましながらことばの流れに沿つて自分自身のこころのからだ(アストラ―ルのからだ)を動かす時に感覺される「耳には聞こえない音樂」のことを言ひます。


その「耳には聞こえない音樂」を聴き取る音樂家が奏でる音樂こそが、きつと、言語藝術と結びあい、新たないのちを生み出します。


賢治の作品に耳を傾けてゐますと、なんと雄弁に音樂が奏でられてゐることでせう!


この言語の音樂性に親しんでいくための藝術的修練が、アントロポゾフィーから生まれた言語造形によつて提示されてゐます。


息づかひに沿つてことばのひとつひとつの音韻に耳を澄ますこと、ことばと共に動くこと、と云つた藝術的修練があるのです。


かう云つた藝術的修練を、國語教育や言語藝術の領域にもたらして行かうと考へてゐます。




posted by koji at 17:21 | 大阪 ☔ | Comment(0) | ことばづくり(言語造形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月15日

アーリマンの働きに抗する子どもへの教育





よろしければ、どうぞご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※サムネイルの絵は、以下のサイトからお借りしました。
https://nazology.net/archives/118964


posted by koji at 18:46 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月13日

こころのこよみ(第41週)



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こころから生み出す力、
 
それは胸の基からほとばしりでる。
 
人の生きる中で、神々の力を、
 
ふさはしい働きへと燃え上がらせるべく、
 
おのれみづからを形づくるべく、
 
人の愛において、人の仕事において。
 
 
  
Der Seele Schaffensmacht
Sie strebet aus dem Herzensgrunde
Im Menshenleben Götterkräfte
Zu rechtem Wirken zu entflammen,
Sich selber zu gestalten 
In Menschenliebe und im Menschenwerke.
  

 

posted by koji at 22:32 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月11日

メディテーションにおける光の循環を一日中保つこと






2024年の年初から様々なことが勃発しています。

しかし、わたしたちひとりひとりがひとりでなしうること、それは、メディテーションをもって自分自身を整へ、光の息遣ひに生き、光を世に向けて解き放つてゆく、内なる営みです。

その内なる光は、外なる様々な事象、人の内側に、働きかけるのですから。

うまく行かないこともあると思います。

しかし、ことの要(かなめ)は、練習し続けることです。



観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
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『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
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言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



posted by koji at 15:41 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大丈夫だよ 



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年のはじめから思はぬことが勃発し、わたしたち日本の民は、安らかならざるこころもちを抱えて、この令和六年、2024年を生き始めてゐます。


かうしてゐるうちにも、寒さで凍えるやうな思ひでをられる方もゐらつしゃることに、想ひを馳せます。


しかし、わたしたちは、かういふ時こそ、「大丈夫だよ」といふ靈(ひ)からの念ひを積極的に抱きたいと念ひます。


メディテーションの折りや、普段の何気ないひとときに、この「大丈夫だよ」といふ念ひを拡げてゆくのです。


決して「かわいそう」だとか、「お気の毒に」ではなく・・・。


年末に、仙台でいたしました言語造形劇『古事記(ふることぶみ)の傳へ』の最後の場面で、天岩戸が開き、天照大御神様がふたたびお出ましになられた時、八百万の神々が唱へることばがありました。このことばは、『古事記』には記されてゐないのですが、『古語拾遺(こごじうゐ)』といふ大切な古書に記されてゐるものです。


あはれ
あな おもしろ
あな たのし
あな さやけ
おけ


たつぷり息を吸つてから、次に長く息を吐きながら、この詩の一音一音の音韻を空間に向かって解き放つやうに綺麗に発声するのです。


さうしますと、物理と精神の空間が、まこと晴れやかに輝かしく照り映え出し、わたしたちのこころの恐れや不安が祓ひ浄められるのを体験いたします。


この営みを、日々のメディテーションや想ひの中で、ひめやかにしていきます。


それは、ひめやかな営みですが、きつと、ひめやかに人のこころに及んでゆくのです。


日本人みんなが自覚的に、余計な悪しき想念や不安に苛まれることから自由になり、この精神を生きることに専念するなら、それは本当の陽の力の甦りをもたらす。


それは、物質的な次元から、靈(ひ)の境へと、自由に羽ばたくことのできる、これからの人の生き方を指し示すものです。





posted by koji at 15:03 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月08日

1/8 「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスのご案内



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シュタイナーの学びのための月曜日夜のオンラインクラス『いかにして人が高い世を知るにいたるか』が、発足しまして丁度一年経ちました。


そして、今晩8時から、新しいテーマに入って参ります。それは、「コンセントレーション(集中)の練習」です。


シュタイナーによるアントロポゾフィーの学びは、常に、こころの三つの働き(考える・感じる・欲する)をていねいに鍛えて行くことを基本にしています。


@考える働きによって、常に精神の糧をこころに与えて行くことの大切さ。

A欲する働きによって、常にこころの練習を毎日積み重ねて行くことの大切さ。

B感じる働きによって、人と人との関係性の中で、他者を親しく知ろうとしてゆくことの大切さ。


この三つです。


このオンラインクラスでは、この三つのこころの働きを意識的に培っていくための場です。


今晩からのコンセントレーションの練習は、まさに、毎日積み重ねられていく「欲する」力の培いです。


毎週のクラスというものを通して、わたしたち現代人にとって最も難しい、精神からの習慣を培うこと、これが、わたしたちのテーマなのです。


ご関心のおありの方は、初めての方でも、どうぞ、ご連絡、ご参加くださいね。



講師:諏訪耕志



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】



●zoomによるオンラインクラス開催日時

月曜クラス(毎週) 20時〜21時


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
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2024年01月07日

昔話「骸骨の踊り」






悪とは、他者の中に見いだすものではなく、己れみづからの内にこそ見いだすべきものです。

それは、現代を生きてゐるすべての人のこころの奥底に、善と悪とが共存してゐるからです。

ですので、このお話の中の上七兵衛と下七兵衛も、ひとりの人の内なる存在です。

昔の人は、かういふ昔話を聴くことで、夢のやうな意識の中で己れの内なる悪しきものに触れ、そしてその悪しきものが滅びゆくのを聴くことで、内なる浄めを味はつてゐたのでした。

幼い子どもたちは、いまだに、その昔の人の意識のありやうで、かういふお話を聴いてゐます。

しかし、わたしたち大人は、神話や昔話に対して、精神科学的・芸術的に意識的に取り組んで行く必要が出て来てゐます。



観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志




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2024年01月06日

破壊のかまど



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今日の1月6日という日は、太陽の神キリストが、洗礼者ヨハネによる洗礼によって、当時30歳だった青年イエスに降り給うた日でありました。


そして、幼な子イエスがお生まれになった12月24日の深夜からこの1月6日までの12日13夜こそがクリスマスのときだと、ルードルフ・シュタイナーは語っています。


今日が、クリスマスの最後の日だったのですね。


この1月6日という日において、何を感じ、何を生きることができるか。そのことをわたしもまた意識して、今日という一日を過ごしていました。


今日掲載しましたシュタイナーによる『こころのこよみ 第40週』のことば通りでありました。


それは、己れであることの虚しい想い込みが、世のことば(キリスト)の炎によって焼き尽くされる、というこころの内なる事態です。


こころには、通常、鏡が張り付いていまして、大抵、日々の物質的な外界から受ける感覚や刺激、または物質界におけるこれまでの人生の中の記憶や知識などが、その内なる鏡面に写っています。


しかし、わたしたちは、そのこころに張り付いている鏡を打ち破ることによって、日々の当たり前の意識のさらなる奥に、何かが流れ、息づいていることを感覚するのです。


その何かが流れ、息づいていることに対して、様々な言い方ができるとは思うのですが、その場のことを、シュタイナーは『こころのこよみ 第40週』では「靈(ひ)の深み」「こころの基」と言っていますし、ある講義では「破壊のかまど」と言っています。


なぜ、「破壊」なのか。


それは、自分自身で勝手に想い込んでいる自分自身の像、記憶、判断、知識などというものが、実は、本当に、虚しい想い込みに根付いているものに過ぎなくて、それらが炎に焼き尽くされて、初めて、人は、本当の生を生き始めることができるからなのです。


その炎は、キリスト、太陽の神からの炎であること、とりわけ、1月6日に、強く激しく受け取るのです。





posted by koji at 23:29 | 大阪 ☔ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第40週)



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そしてわたしはある、靈(ひ)の深みに。

焼き尽くす、我がこころの基において、

胸の愛の世から、

己れであることの虚しい想ひ込みを、

世のことばの火の力によつて。



Und bin ich in den Geistestiefen,
Erfüllt in meinen Seelengründen
Aus Herzens Liebewelten
Der Eigenheiten leerer Wahn
Sich mit des Weltenwortes Feuerkraft.






posted by koji at 15:25 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月05日

大切なのは眠りの時間・・・グリム童話39「小さな方々と靴屋」






よろしければ、どうぞご覧ください。

靈(ひ)の世の方々との共同作業。

それこそが、これからのわたしたちの進んでゆく道です。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



posted by koji at 18:56 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月04日

わたしたちを支へてくれてゐる安心感






現代を生きてゐるわたしたちは、各々の国に、かうしてからだをもつて、固有の風土、文明、文化の内に生きてゐます。

しかし、同時に、精神・靈(ひ)においては、普遍の世の内に生きてゐます。

その普遍の靈(ひ)の世にをられる靈(ひ)の方々と、この地上を生きているわたしたちは、共に力を合はせながら、生きて行くのだといふ、情を育てていくべき時代に生きてゐます。

靈の方々と共にある感情です。




観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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