2019年01月27日

希望を与へる歴史観


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昨日は、中之島中央公会堂にての 第19回大東亜戦争を語り継ぐ会「大東亜戦争の原点を探る」に参加しました。
 
あのクラシックな会場におそらく千人以上の人々が来てゐる様は、壮観でした。
 
近現代史を色々な面から学びたい、さう思ひ、色々な所へ足を運んでゐます。
 
まづは、先の大戦に対して、ある偏つたひとつの見方に捉われることなく、多角的に、かつ、しつかりと自分の中の認識を深めたいと思つてゐます。
 
 
 

大きなものごとを動かすとき、文書といふものがたいてい残されます。
 
わたしたちは、その残されてゐる文書を丁寧に見て取つていくことによつて、時の政局の中で、人がどう考へ、どう動いたかが、客観的に見えて来る。
 
さうして得られていく認識を積み重ね、自分自身で考へ、判断していくならば、だんだんと、ことの真相が啓けてくる。
 
1995年にアメリカ政府によつて公開されたヴェノナ文書によつて、それまで秘されてゐた事実が公になつたこと、登壇者のおひとり、江崎道朗氏の著作に詳しいのですが、アカデミックな環境にゐる人ほど、ある種の一義的な価値観の中に閉じ込められてゐて、いくら真実の事柄を見せられても、理解しようとしないし、理解できない。
 
そのことから、教育といふ分野に、どういふ思惑と策略が絡んで来てゐるかに思ひ当たり、暗澹としてしまひます。
 
むしろ、いはゆる高学歴といふものもなく、ただひたすらに働き続けてゐる人が、自分自身の頭で考へ、こころで感じる経験を積み重ねることで、ことの真実がどこにあるかを摑むことができる。
 
しかし、それらの多くの人々は、それをことばに表す術を知らず、利口な人たちの雄弁の前に沈黙を強いられてゐる。
 
昨日の講演で、日本よりもアメリカでこの状況に拍車がかかつてゐるとのことを知らされ、さもありなんと思ふのです。
 
自分自身の目で見て、自分自身の頭で考へる。そして、自分自身のことばで語る。
 
この当たり前のことが如何に難しいか。
 
歴史観を自分自身の中で育てていくことは、大変なことです。
 
しかし、その営みが、きつと未来を導く。
 
わたしたち大人は、テレビや新聞、もしくはインターネットの表層的な情報やなんとなくのイメージに踊らされたり、凝り固まるのではなく、本当に学んでいきたいものです。
 
世界の歴史を、とりわけ自国の歴史を、色眼鏡をかけずに学んでいくこと、本質的にはそれはとても密やかな学びですが、きつと、子どもたちに、そして自分自身に希望を与へます。
 
失望や落胆、自虐ではありません。
 
希望と自尊です。
 
 
 

昨日の講演会・シンポジウムを通して、そんな念ひを強く持ちました。


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2019年01月26日

語りと詠ひ 〜言語造形クラス をとめ と つるぎ〜


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今回の作品は、対話だけでなく、ひとりひとりの「語り」と「詠ひ」が際立つものになつてゐます。
 
それゆゑ、物語る技量と和歌を詠ふ技量をおひとりおひとりに磨いていただきたく思つてゐます。
 
共に助け合ひながらひとつの作品を創る一年間。
 
そして、作品全体としての仕上がりがより深いものになりゆくやう、切磋琢磨していきませう。
 
言語造形の強いチーム作りが今年からの希ひです。
 
 
インフォメーションはこちら ↓
https://kotobanoie.net/spra/#otome
 

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2019年01月21日

2019キリスト生誕劇クラスへのお誘ひ


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一昨年、昨年に引き続き、また今年の暮れのクリスマスに向かひ、『キリスト生誕劇』のためのクラスを四月より始めます。
 
わたしたち日本民族と、キリスト到来を待ち望んでゐたユダヤ民族との接点はどこにあるのだらうか。
 
この問ひをもつてこの劇を創り始めたのですが、たやすくその答へは得られません。
 
お釈迦様誕生でもなく、マホメット誕生でもなく、なぜ、キリスト・イエスの誕生をわたしたちは祝ふのか。
 
その問ひに、また表層的な答へ合はせをしようとも思ひません。
 
ただ、内に激しく燃へさかるやうに輝いてゐた太陽の神の想ひ出が、わたしを導いてくれてゐるやうに思ひます。
 
 
目には見えないものを表現する。
 
年の暮れも押し迫つて来るひとときを、和やかで、静かで、厳かな、聖なるひとときにする。
 
そんな生誕劇創りを春から冬への季節の巡りと共に辿つてみませんか。
 
 
 

●日時 いずれも 10:00 – 13:00
4月より毎月 第二・第四金曜日
(必要に応じてさらに特別稽古あり)
7月のみ 第二・第三金曜日
11月より 本番12月15日(日)まで毎金曜日
 

●参加費  
月謝制  4月〜12月 毎月8,000円
    11月のみ 20,000円 
一括払い(4月から12月までの九か月分)77,000円 
特別稽古 一回4000円
(資料代、発表参加費、本番会場費含む)
 
 
 
●稽古場
「ことばの家 諏訪」 帝塚山教室 
https://kotobanoie.net/access/
 
 
 
●本番日時
12月15日(日)14時開演予定
 
 
●会場
山中能舞台
http://noh-kyogen.org/nohgaku-info/yamanakanohbutai/ 
 

※写真撮影は、山本 美紀子 (Mikiko Yamamoto)さんです。美紀子さん、今回も美しい絵を届けて下さり、本当にありがたうございました。

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2019年01月19日

わたしたちの新しい文化の礎


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新しい年が明けまして、もうすぐ三週間が過ぎようとしてゐます。
 
昨年の様々な仕事を通して、わたしも様々な想ひを抱いたのですが、今年の初めになり、改めて、これからの「ことばの家 諏訪」の言語造形の仕事の中でも、舞台活動・上演こそをより充実させていく必要があることを、これまで以上に痛切に感じました。
 
芸術には、その教育的・治療的な実践のやうに様々な側面がありますが、やはり、まことと信じうることを世に造形していくこと、捧げていくこと、つまりわたしたちの場合ですと、作品を創り続け、本番を上演し続けていくことが最もたいせつなことであります。
 
わたしたちにとりましては、一回一回の舞台公演が本当により深い内実を湛えていくことが必須であると考へてゐます。
 
そのためには、第一に、わたし自身も含めて、舞台に立つ人の養成です。
 
ことばが芸術であることを、身をもつて証していく道です。
 
舞台、そこは、人が、その人自身になりゆく秘儀の場であります。
 
秘儀の場でありつつ、芸術といふ姿で多くの人に開かれてゐます。
 
この、多くの人に開かれてゐるといふこと、それは、理屈抜き、知識抜きで、こころを開き、己が身をもつて行為に徹していけば、どの人もその芸術に通じていくことが必ずできるといふことです。
 
なぜならば、芸術とは、人間教育だからです。
 
そして、観る側、聴く側にとりましても、こころさへ開いてゐれば、舞台の魅力を直感することができます。
 
なぜならば、舞台とは、知識がものを言ふ場所ではなく、その人の生き方がものを言ふ場所であり、その生き方を共にするひとときだからです。
 
それが、とりわけ舞台芸術の魅力です。
 
そんな、舞台芸術としての言語造形を天職とする人の養成のための学校創りがわたしにとりまして最もたいせつな仕事になります。
 
さういふ人の養成を視野の中心に置きながら、わたしは実際の舞台創りに取り組んでいかうと考へてゐます。
 
言語造形は、音楽・舞踊といふ芸術と同じく、ミューズの神からの恵みとともに営むことばの芸術であります。
 
それゆゑ、その分野に携わつてをられる方々、さういふ芸術への感覚を共にする方々に、これからは積極的に助けていただき、実際の舞台創りをしながら、舞台に立つ人の養成に取り組んでいきたい。
 
そんな念ひで、昨日は、足利智子さんに時間を作つていただき、お会ひすることができました。
 
彼女は、音楽といふ芸術に、精神の一筋の確かな調べを聴き取らうと耳を傾け続けてゐるおひとりです。
 
15年以上前からの古い友人としてお付き合ひ頂いてゐるのですが、改めて、わたしたちの仕事へのお手伝ひをお願ひしました。
 
音楽総監督といふかたちで、舞台創りに関はつていただきたかつたのです。
 
ことばと音楽がひとつになり、ともに美を奏でていくことにわたしたちが仕へられるやう、修業を重ねていきたいと希つてゐます。 
 
言語造形といふことばの芸術が、日本の国に真に根付いていき、あとあと、ことばが芸術であること、日本語がこの上なく芸術的な言語であることを多くの子どもたちが誇りに思へるやう、そのための地盤創りに、また、これからも、多くの方々に助けていただきたいと切望してゐます。
 
長文、失礼いたしました。
 
 
●『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/


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2019年01月17日

2/11(月・祝)和歌の浦 言語造形公演・山月記のお知らせ


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昨年暮れに演じさせてもらひました『山月記』の和歌山での再演のお知らせです。
 
ぜひ、お近くの方、この機会に、言語造形を通しての『山月記』、耳で味はふ文学の魅力を感じにいらしてください。
 
また会場のアートキューブは、古来、和歌の神が祀られてゐる玉津島神社の前にあり、小高い山(すべて土壌が古代の巨大樹)と静かな内海が拡がる、まことに風光明媚なところにあります。
 
冬の海を眺めにも、どうぞいらしてください!
 
お待ちしております。
 
大阪での公演を聴いて下さつた足利智子さんの公演感想文をご紹介させていただきます。
 
ーーーーー
 
昨日は楽しみにしていた、ことばの家の『山月記』の公演に行ってきました。
 
今回、諏訪耕志さんと千晴さんによって空間へ次々と造形されてゆく言葉と、そこから立ち上がる情景を見ていて、言語造形という芸術がこのようにありたがっているだろう、一つの道を、今日見せてもらえた、そんな気がしました。
 
今まで聞いたことのある言語造形家の方々の語りは、誰一人として似ていません。だから、言語造形って何?という問いに対する答えが、言語造形をやっていない人にとっては非常に像を結びづらい、そんな場面にもよく居合わせました。
 
だけれども、今回の山月記の舞台を見た人、聴いた人は、これが言語造形か、と何か芯をとらえることが出来たのではないか、そんなことを感じました。
 
自分自身そう感じることが出来たのも、これまでのことばの家の公演に来させて頂き、ある時は聞き手として、ある時は音楽担当として、お二人の言葉にひたすらに耳を傾ける、という機会を与えて頂いたお陰だと思います。本当に有難いことです。何かが進化していく、花開いていく歴史に立ち会えるということの、重みと喜びを、今回の舞台で感じました。 
これからの、ことばの家の公演がますます楽しみです。
 
クラリネットの小西収さんの演奏も本当に素晴らしかった!クラリネットはもっとも音から呼吸を感じる楽器だと思います。言語造形との親和性を感じました。
 
 
ーーーーー

 
言語造形:諏訪耕志(今回は諏訪耕志のみで演じます)
クラリネット演奏:小西収
 
 
日時:
2019年2月11日(月・祝) 
開場13時半  開演14時  終演予定15時半
 
場所:
和歌浦アートキューブ 第2制作室キューブC1
http://wakanouraartcube.web.fc2.com/access.html
和歌山市和歌浦南3-10-1
(お車でお越しの際は近く万葉館有料駐車場をご利用ください)
 
参加費:
一般 ご予約 3000円 当日 3500円
小学高学年から高校生 1000円
 
※小学高学年以上のお子様からご入場可です。
 
お申込み、お問い合わせは、
kotobanoizumi.engeki@gmail.com
または、Facebookメッセージまで。

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2019年01月16日

信じるこころが一番たいせつ


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写真撮影:山本 美紀子さん

 
小学生の子どもたちには、どんな書物がふさはしいか。
 
などと、大人があまり考へない方がいいやうに思ふ。本人が読みたいものをどんどん読むことができるやうに、計らつてあげるだけでいいと思ふのです。
 
ただ、これだけはたいせつだと考へてゐるのは、一冊の本が祕めてゐる未知の何かに対する、限りない愛情、尊敬、信頼。
 
そこから、本に限らず、ものといふものに対する、愛情、尊敬、信頼がおのづと育つていきます。
 
何を学ぶにしても、そのこころもち、感情さへあれば、いい。
 
もし、そこに熱烈な尊敬、熟していく愛情が育つていくなら、大げさな言ひ方になりますが、その人のこころには、誰に何かを言はれなくとも自分の意欲だけで学んでいく力、世界中を相手に回しても自分の道を進んでいく力が宿り始める。
 
自分の意欲だけで自分の道を進んでいく、それが、この身ひとつで、世を生きていく、といふ力。
 
それが、自由への道を歩いていくといふことではないかと思ふ。
 
学ぶ人にとつては、学ぶ対象に対する疑ひではなく(!)、学ぶ対象に対する信頼・信といふものがとても大事です。
 
では、その対象については、はじめは未知であるのに、どうして信頼が、愛情が、尊敬が、抱かれるのか?
 
それは、その人のこころのうちに、既に信じるこころが育つてゐるからだ。
 
信じるこころが、信ずるに値する書物を引き寄せる。信ずるに値する人を引き寄せる。
 
小学生のこころとからだにまづは何を植ゑつけるか。
 
それは、信じるこころの力であり、感情の育みです。
 
その信じる感情の力が、やがて、芽をだし、葉を拡げ、花を咲かせて、きつと、その子がその子の人生に必要なものを、おのづと引き寄せるやうになるでせう。
 
その子が、その信じる力を自分の内側深くに育てていく。
 
ではそのためには、大人は何をすればいいのか?
 
その子の傍にゐる先生が、親が、大人自身が、熱烈に、一冊の本ならその本に、何かの存在ならその存在に、尊敬と愛情と信頼を持つてゐる姿を、子どもに示しつづけるのです。
 
多くの本でなくてもいい、この一冊といふ本を見いだせたなら、本当に幸ひです。その一冊の本を再読、熟読、愛読していくことで、その本こそが、その人の古典になります。
 
信じる力と言つても、それは何かあやしいものを信じてしまふことになりはしないかといふ危惧は不要です。
 
信じる力の枯渇、それがまがひものを引き寄せてしまひます。
 
信じる力の育み、それが信じるに値する何かを引き寄せます。
 
 


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2019年01月14日

『 をとめ と つるぎ 』言語造形クラスのお知らせ


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「ことばの家 諏訪」では、2020年春、大阪にて公演予定の舞台『 をとめ と つるぎ 』に向けての言語造形クラスを3月より始めます。
 
月に二回から三回のペースで、来春の本番まで、「ことばの家」での演劇づくりに、あなたも参加してみませんか。
諏訪耕志が演出・演技指導させていただきます。
 
 
●日時 
 
10:00 – 13:00
3月より 基本的に毎月 第一・第三土曜日
必要に応じ、特別稽古あり 
 
 
●参加費 
 
月謝制  毎月二回8000円 
四ヶ月一括払い 28000円
特別稽古 一回4000円
(資料代、衣装代など製作費含む)

その他、本番&リハーサル会場費は全員で負担
 
  
●稽古場
 
「ことばの家 諏訪」 帝塚山教室 
 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20  
南海高野線「帝塚山」徒歩5分
 
 
●本番日時(予定)
 
2020年3月28日(土)14時開演予定
 
 
●本番会場(予定) 
 
山中能舞台
 
 
●お問い合わせ 
 
「ことばの家 諏訪」

 
 
この作品は、我が国の古代、倭武命(日本武尊)から、朝鮮半島への遠征に乗り出す息長帯比賣命(神功皇后)に至るまでの歴史を、主に口承文学「古事記」を基にして諏訪耕志が描いた物語です。
 
日本が日本といふ国であり続けるために、葛藤されつつ生き抜かれた方々の物語であります。
 
我が国の歴史が、神と人との分離によつて促された経緯を描いてゐます。
 
その目には見えない領域を、ことばの芸術として鮮烈に描くことができたらと希つてゐます。
 
上演会場は能楽堂にて、上演時間は、おそらく、1時間半から2時間近くになりさうな作品です。
 
言語造形が初めての方でも大丈夫です。まづは、ことばを丁寧に語る練習から始めませう。そして、ダイナミックにことばを生きる、そんな役作り、舞台創りに、だんだんと入つていきます。
 
配役は、以下の通りです。
 
倭姫命
童女
倭建命(日本武尊)
帯中日子天皇(仲哀天皇)
息長帯比賣命(神功皇后)
武内宿禰
 
 
共に創つていく仲間を、こころより待つてゐます。

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Aといふ道とBといふ道 〜和歌山での新年会〜


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「親子えんげき塾 ことばの泉」の皆さんと和歌山での新年会。
 
料理は旨い、酒も旨い、昨年暮れのキリスト生誕劇を演じ終えて、言語造形といふことばの芸術に開眼され始めた皆さんとの会話もとてもとても楽しい。
 
芸術について、からだで感じることのできたリアルな事柄、そしてそこから生まれた新しい認識を語り合ふことは、本当に楽しいのです。
 
今日、新年会に参加されなかつたメンバーの方々も含めて、皆さん本当にありがたうございました。勿体ないほどの素敵な花束までいただきました。皆さんのお気持ちが、本当に嬉しいです。
 
 
さて、こんな話をさせてもらひました。
 
Aといふ道と、Bといふ道が、ある。
 
Aといふ道は、精一杯、全力で言語造形の舞台に立つことで、自己実現を目指す。それまでの自分自身のあり方から、一皮も二皮も脱皮して、新しい自分自身を発見することを目指す道です。一生懸命やつた自分自身を自分自身で認めてあげること、それを学ぶ道です。
 
Bといふ道は、自己実現といふものは、結果としておのづと生じるものであり、むしろ、ことばに仕えること、ことばの精神により深く入つて行くことを目指す道です。芸術としての精度を深めていく道ですので、終わりはありません。しかし、その道は、利点があつて、その人その人には様々な個性がありますが、この道を歩んで行くうちに、おのづとエゴが抜け落ちていく道でもあります。さうして、自分たちの行為を通して、世にたいせつな何かを訴えていきます。
 
Aといふ道も、Bといふ道も、つまるところ、重なつていくのですが、しかし、人によつては、その微妙な違ひが、やがて大きな違ひになつてゆくのだけれども、皆さんは、これからも言語造形を通してお芝居を創つていく上で、どちらを選びますか。どちらを選んでも自由なのです、といふことをお話ししました。
 
 
「ことばの泉」のメンバーが早速、今日のことを記事に上げてくれました。ここに転載させてもらひます。

 
ーーーーーーーーーーーーーー 
 
ことばの泉、生誕劇打ち上げ兼新年会。
 
昨年は本当に演劇を通して、濃い時間を過ごしました。
 
今日来れないメンバーもいましたが、前日にシェアリングし、今後のことばの泉の理念も話し合いました。
 
昨年の生誕劇への取り組みが私たちにもたらしたものは、とても大きかった。
 
今やっと、親子えんげき塾ことばの泉が本当の意味で始まります。
 
今年の活動もとても楽しみです。
 
諏訪先生とともに、ことばの世界、ことばの力を身をもって体験したいと思います。
 
 
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2019年01月12日

第六回『古事記のまつり』朗唱大会に参加して参りました!


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第六回『古事記のまつり』朗唱大会に参加して参りました!
 
お世話をして下さつた裏方の皆様、本当にありがたうございました。
 
能舞台の上で、晴々と、『天地(あめつち)の初發(はじめ)』のくだりを朗唱させていただきました。
 
夫婦だけで舞台に立つといふのも、おそらくわたしたちだけだつたと思ひます(笑)。どうぞ、写真をご(苦)笑覧下さい。
 
また、鹿たちとたわむれながら、会場周りの奈良公園でのんびりと一日を過ごすことができました。

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しかし、『古事記』といふ書が、これほどまでに多くの人々に愛されてゐるとは・・・。たくさんの方々が出演され、また観客として足を運ばれてゐました。
 
千三百年前に記された書を、後代の人が千三百年後にもリアルに感じ得るために、いま、わたしたちは何をしていくことができるだらう。
 
『古事記』とは、わたしが思ふに、日本といふ国を支え続けてゐる最高の芸術作品です。
 
子どもにも、歯が生え変はるころから、『古事記』の原文を頭で理解させようとせずに、難しいことばのままで暗唱させ、どんどん体当たりで感覚していくことへと導いていくことを、わたしはお勧めします。
 
固有の文化を子どもたちに伝へていくこと、それは、ことばでは言ひにくい、微妙で繊細、かつ高度なものですが、生きていく上で何ともありがたい作用を、必ずや人生の途上で密やかにその人にもたらします。
 
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2019年01月10日

舞台『 をとめ と つるぎ (仮第)』出演者募集のお知らせ


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「ことばの家 諏訪」では、2020年春、大阪にて公演予定の言語造形舞台『 をとめ と つるぎ (仮第)』の出演者を募集してゐます。
 
この作品は、我が国の古代、倭武命(日本武尊)から、朝鮮半島への遠征に乗り出す息長帯比賣命(神功皇后)に至るまでの歴史を、主に口承文学「古事記」を基にして描いた物語です。
 
上演会場は能楽堂にて、上演時間は、おそらく、1時間半から2時間近くになりさうな作品です。

配役は、以下の通りです。
 
倭姫命
童女
倭建命(日本武尊)
帯中日子天皇(仲哀天皇)
息長帯比賣命(神功皇后)
武内宿禰
 
我が国の歴史が、神と人との分離によつて促された経緯を描いてゐます。
 
その目には見えない領域を、ことばの芸術として鮮烈に描くことができたらと希つてゐます。
 
舞台を共に創つていくために、言語造形を学んでいただきながら月に二回から三回の稽古を予定してゐます。
 
詳細はこれから決めて行くのですが、ご関心のあられる方、どうぞ、御連絡を下さい。

「ことばの家 諏訪」https://kotobanoie.net/access/
 
こころよりお待ちしてゐます。


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2019年01月06日

光の矢 〜往馬大社を訪ねて〜


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大阪と奈良の県境にある生駒山の東の麓に鎮座されてゐる往馬(いこま)大社。
 
そこは、夫婦神、伊古麻都比古神(いこまつひこのかみ)と伊古麻都比賣神(いこまつひめのかみ)がお祀りされてゐます。
 
生駒山を御神体に生駒谷十七郷の氏神としてお祀りされてゐますが、毎年秋に火祭りが行なはれてゐることから火の神としてもお鎮まりになつていらつしやるやうです。
 
火の神といふことは、日の神、陽の神であります。
 
その往馬(いこま)大社に差し込む陽の光の矢。
 
樹木を火で燃やすことから生まれる煙、それは陽の光の対極にあるものですが、それゆゑに、その煙の中を貫く陽の光が明瞭に空間に顕れてゐます。
 
それは天から射放たれた矢。
 
それは、稲を稔らせ、人のこころと生命を賦活させます。
 
そして、古くは、海人族が日の神を招ぎ迎える神事の具が、弓矢だつたさうです。
 
そのなにゆゑかが、前住吉大社宮司の真弓常忠氏の幾冊もの著作にて考察されてゐます。
 
1月13日のお弓はじめと云はれてゐる住吉大社の御結鎮神事(みけちしんじ)との関はりも気になつてゐます。
 
それらのことがらが、日本の精神の世でとても複雑に絡みあつてゐるやうです。
 
そこから、なぜ、往馬大社に、気長足比賣尊(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)、足仲津比古尊(たらしなかつひこのみこと・仲哀天皇)、譽田別尊(ほむだわけのみこと・応神天皇)等の方々がお祀りされてゐるのかも、より深い見地から見いだされていくかもしれません。
 
神社に今も伝はつて残されてゐる神事、祭事を訪ねる。
 
そして、長い長い皇室の伝統を身をもつて顧みる。
 
さらに、それらをその精神の躍動するままにことばの芸術として記してゐる古典文学。
 
それらを少しずつでも体験、精査していくことで、日本の精神を芸術的に探求しつつ、この時代を活き活きと生きて行くことへと繋がるならば・・・。
 
そんな希ひをもつてゐます。

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2019年01月02日

文化の継承 〜住吉大社への初詣にて〜


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次女と一緒に住吉大社に初詣に出かけました。(長女はすでに友達とお参りを済ませてゐました😊)
 
わたしたちは地元の者でもありますので、人があまり来ないやうな場所を通りながら、お参りを何とか済ませることができたのですが、それにしても、物凄い人出の多さでした。
 
次女が引いたおみくじに載せられてゐた和歌。
 
難波江(なにはえ)の空にやどれる月を見て
またすみのぼる我が心かな
藤原敦頼(ふじはらのあつより)

 
本当に素敵な歌です。
 
調べてみますと、この歌人・藤原敦頼は平安末期の歌人で、歌を詠むこころ、あまりにも篤く、毎月、和歌の神・住吉大社に「我によき歌を授けたまへ」とお参りを欠かさなかつた方ださうです。
 
また、藤原俊成が彼の歌を十八首選んで和歌集に選録したその夜、夢にすでに亡くなつてゐた敦頼が出て来て、涙を流して喜んでをられるのを見て、二首追加して二十首選録したといふことです。
 
そのやうな、歌にいのちを捧げたやうな古き人の歌。
 
大吉のおみくじと共にその歌と歌人の精神が一千年後の日本人に伝へられていくこと。
 
それは、ひとつの文化の継承のかたちでせうし、我が国の昔ながらの素晴らしい国語教育、歴史教育のありかたでせう。

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2018年12月31日

ことばの家 諏訪 平成三十年(2018年) 言語造形舞台活動


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7月7日『名人伝』

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10月8日『舟』

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もうすぐ平成三十年も暮れようとしてゐます。
 
お世話になつた方々、本当にありがたうございました。
 
この一年、わたしたち「ことばの家 諏訪」も、言語造形といふことばの芸術を通して、様々な活動をいたして参りました。
 
これまでのクラスや企業研修に加へて、新しい言語造形クラスとして、3月から諏訪千晴による「やまとことはを味わうクラス」、4月より三重の桔梗が丘にて「ゆいの家クラス」、和歌山の岩出にて「親子えんげき塾『ことばの泉』」、9月から兵庫の姫路の城見が丘保育園にて「むかしむかしの物語り」を毎月始めさせてもらふことができました。
 
そして、舞台活動として、4月29日に『古事記の精神』、7月7日に『名人伝』、10月8日に『舟』、11月30日に『山月記』、12月25日『キリスト生誕劇』を開催いたしました。
 
言語造形といふ芸術が、この日本の地に根付いていくやう、わたしたちはひたすらにこの仕事を続けていくことだけを考へてゐます。
 
とりわけ、舞台作品を倦まず弛まず創り続けていくことが、なによりたいせつなことなのです。
 
それは、まぎれもない、わたしたち自身による創造行為であり、さらに言へば、ぎりぎりの生命の燃焼行為であるからなのです。
 
このいのちを燃やし、使ひ切ることこそが、この世に生まれて来て、なすべきことだと念ひ至つてゐます。
 
そして、この行為こそが、本当の意味で社会的な行為であり、時代を繋いでいく歴史的・伝統的行為でありうると確信してゐます。
 
 
来たる新しい年、わたしは、そのやうな、言語造形への志をもつて舞台に立つてゆく人を求めてゐます。
 
そのための五年間に亘る、日々の学びの場を用意してゐます。
 
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/
 
ことばの芸術「言語造形」への、まこと若々しい参加を求めてゐます。
 

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11月30日『山月記』

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12月25日『キリスト生誕劇』

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12月25日『キリスト生誕劇』山本美紀子さん撮影


 

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平成最後の大晦日に


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歩みゆく 道ははるけき 遠けきに
くやしからまし 我が身のつたなさ


変はりゆく この世人の世 我が世さへ
ただ変はらぬは 星のさだめよ


ことだまは 神のことばか いなづまか
ともに入りなむ 果てなきその世
 
 
 

平成三十年(2018年)、本当にたくさんの人にお世話になりました。

こころからお礼を申し上げます。

また、来たる新しき年も、なにとぞ、どうぞ、よろしくお願ひ申し上げます。
 
新しき御代(みよ)、新しき海へと、友と伴に船を漕ぎ出でます。


諏訪耕志

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2018年12月29日

和歌山 生誕劇 ありがたうございました


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親子えんげき塾 ことばの泉による今年の『キリスト生誕劇』への取り組みの何が素晴らしかつたか。
 
それは、出演する本人たちが、すべて自分たちで上演を企画し、周りの人たちへの告知を積極的にし、自主的に練習を重ね、細かい準備を自分たちですべてした上で、舞台に上るといふことでした。
 
上演時間、ほぼ二時間の間、ずつと歌ひ、叫び、踊り、汗を流しながら、全身全霊でする舞台です。
 
そして、「世のことば」キリスト・イエスをお迎えする、いとも、いとも、厳粛な場面が真ん中に置かれてある舞台です。
 
それも、出演者すべてが、皆、(ひとりの中学生を除いて)子育て真つ最中の母親たちでした。
 
その積極性、その情熱、その周到さ、それらが、人が何かを世になしていく上で、どれほど大事なことか。
 
そして、その女性たちを陰で応援してゐる男性の方々、夫君やお父様、お母様、子どもたち、ご家族の皆さんの存在。
 
その方々の暖かな思ひが、どれほど、かういつた試みを支えてくれてゐるか。
 
出演者のおひとりが、「劇を上演するに当たつて、親たちが観に来てくれる、それがわたしからの親孝行になることがとても嬉しい」と仰つてゐました。
 
この演劇行為が、そのやうな、身近かなご家族とのひそやかな交流を産み出したのならば、これほど嬉しいことはありません。
 
来て下さつた皆様、応援して下さつたご家族の皆様、そして九か月間この劇にこころから献身されつつ、共に劇創りに取り組んだ仲間のみんな、本当にありがたうございました。
 
「あなたがたは、本当に、大事なものを、捧げて下さいました」(ヨゼフの台詞より)

上演前、仲間と輪を組んで黙祷してからの開演。
 
共に劇を創つた仲間と、そして、観に来て下さつた方々と、どのやうな内的な関係を創ることができただらう。
 
年の終わりに、想ひは深まります。
 
 
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2018年12月24日

重荷も苦しみも解かれるであらう 〜明日、キリスト生誕劇〜


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「重荷も苦しみも解かれるであらう」
 
明日のキリスト生誕劇で叫ばれるセリフです。
 
去年に引き続き、今年も、同じ生誕劇を引き続き演じつづけることの、深い意義を感じてゐます。
 
それは、違ふ演者によつて演じられるのにも関わらず、去年から更なる「ことばの内実化」が生じてゐることです。
 
それらのことばが、外側の貧しさや困苦を述べる以上に、現代のわたしたちにとつてよりリアリティーを感じる、こころの貧しさ、こころの困苦を伝へることばとして響き始めてゐるといふことなのです。
 
また、役それぞれの人物造形の彫りがより深くなつてゐるやうです。
 
それは、図つてしてゐることではなく、劇自体が成長してゐるといふことだと感じてゐます。
 
明日、聖き夜の劇を、皆さんと共にできること、この上ない喜びです。
 
どうもありがたうございます。

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●出演
 
石橋香代美・林真紀子・高瀬陽子・杉浦綾・
斉藤理美・諏訪かさね・諏訪千晴・諏訪耕志・
高垣さおり(バイオリン演奏)
 
足利智子(歌唱指導)
諏訪耕志(演出)
 

■ 会場 
 
大阪市立阿倍野区民センター 小ホール
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
大阪メトロ谷町線「阿倍野」駅E号出口から西へ50m
阪堺電車上町線「阿倍野」駅から南へ180m
大阪メトロ御堂筋線・JR「天王寺」駅、
近鉄南大阪線「あべの橋」駅から南へ800m
 

■ 入場  
大人 3000円 (当日 3500円)
子ども (4〜18歳)  無料


ご予約はお電話、FAX、Emailにて承ります。

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2018年12月23日

大君の みむねのふるえ




今日、12月23日は、今上陛下としての最後の御生誕記念日。その御会見を拝見する。 
 
先の大戦のとき、多くの若者が命を投げ出して国を守り、それ以来七十年以上の間、この国が戦禍に巻き込まれなかつたこと。
 
天災時に多くの国民の精神が崩れず、己れを顧みることなく他者のことを気にかける人たちがたくさんゐたこと。
 
一国民であられた美智子様が妃殿下となられ、六十年の間、天皇ご自身にだけでなく、先の昭和天皇、すべての国民にこころをこめて尽くしてくれたこと。
 
これらのことをお語りになるとき、そのお声は震えてをられた。
 
このやうに真摯で誠実な君主をいただいてゐる国があらうか。
 
これらすべてのことばの向かう側に、どれほどの複雑な国際関係のやりとりと歴史の重みが横たわつてゐることだらう。
 
公けにするべきことばのみ、ことばにされ、一切、さかしい言挙げはなされぬ。
 
お静かで、毅然とされつつ、親しみ深く、慈しみに満ちたおこころが顕れてゐるそのお姿を見て、粛然とする。
 
 
大君の みむねのふるえ ともにする
みたみわれなり 月も満ちたり

 
 

 
 

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2018年12月22日

天啓けむ

本当に久しぶりにこころを立ち止まらせて、静かに考へる時間を持つことができた。書く時の遅さで、食ひ入るやうに本を読む。
 
 
冬至り 闇夜の底に 我も見し
天(あめ)啓けむ 稲妻のごとし


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2018年12月18日

クリスマスの夜の過ごし方


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クリスマスの夜、キリスト生誕劇まであと一週間となりました。
 
その聖き夜の舞台の上には、ほとんど何もありません。
 
ただ、俳優が立ち、歌ひ、語り、演じるだけの舞台です。
 
そのやうに、真裸のやうな、素朴な舞台だからこそ、人といふものそのものが、紛れもなく空間に立ち上がつてくることをわたしたちは強く希つてゐます。
 
冬の厳しい寒さと暗い闇の底に閉ざされた中に、ひとつの灯が灯るやうなキリストの生誕。
 
その生誕を祝ふ劇にふさわしいのは、能舞台のやうな裸の舞台であると思ふのです。
 
ひたすら感覚に訴えてくる舞台ですので、お子様もどうぞご一緒に。
 
どうぞ、聖き夜を共に過ごすべく、25日いらしてください。
 
お待ちしてゐます。
 
 
●出演
 
石橋香代美・林真紀子・高瀬陽子・杉浦綾・
斉藤理美・諏訪かさね・諏訪千晴・諏訪耕志・
高垣さおり(バイオリン演奏)
 
足利智子(歌唱指導)
諏訪耕志(演出)
 

■ 会場 
 
大阪市立阿倍野区民センター 小ホール
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
大阪メトロ谷町線「阿倍野」駅E号出口から西へ50m
阪堺電車上町線「阿倍野」駅から南へ180m
大阪メトロ御堂筋線・JR「天王寺」駅、
近鉄南大阪線「あべの橋」駅から南へ800m
 

■ 入場  
大人 3000円 (当日 3500円)
子ども (4〜18歳)  無料


ご予約はお電話、FAX、Emailにて承ります。
また下記口座へのお振込み確認を持って完了とさせていただきます。全席自由席。
 

【 ゆうちょ銀行 】 
 
>> ゆうちょ銀行から
記号 10260 番号 28889041 
スワ チハル 
 
>> 他銀行から
店名 〇ニ八(ゼロニハチ) 
普通 2888904
 
 
 
■ お問い合せ ・ ご予約  
 
ことばの家 諏訪 
https://kotobanoie.net/access/
 
 

振込みの確認をもって、
ご予約完了とさせていただきますので
ゆうちょお振込みの際にはご一報ください。

子供も参加可能

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2018年12月15日

小さ子の願ひ 〜キリスト生誕劇まであと十日〜


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大阪でのキリスト生誕劇まで、あと十日。
 
演者も、一日一日づつ、演技と歌を磨いて行くことと共に、己れのこころの奥処(おくか)へと道を歩んで行きます。
 
そこには、生まれたての幼な子がゐます。
 
その子は、この世に生まれて来るに当たつての、そもそもの願ひを携えてゐます。
 
毎年、年の終はりに、想ひ起こされる、小(ちひ)さ子の、そもそもの願ひです。
 
桃太郎よ。たにしのつぶよ。少彦名神(すくなひこなのかみ)よ。イエスよ。ひとりひとりの内なる無垢よ。小さ子よ。
 
初めて生誕劇にお越し下さる方、そして昨年の暮れに来て下さつた方も、どうぞ、共に、各々のそもそもの願ひを想ひ起こす時をひととしの終はりに持ちませんか。
 
お待ちしてをります。
 
12月25日(火)18時開演 
於大阪市立阿倍野区民センター小ホール
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018

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2018年12月09日

ことばになりにくい懐ひ 〜和歌山キリスト生誕劇〜

 
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12月28日(金)に和歌の浦で演じられる親子えんげき塾 ことばの泉による『キリスト生誕劇』。
 
ニュース和歌山に『 言葉の芸術 劇に響かせ 』と題して取り上げられました。
http://www.nwn.jp/news/181208_chirist/
 
未来の世代である子どもたちへの、ことばになりにくい懐ひ。
 
それを劇で伝へることができたら。
 
劇で。
 
クリスマスのお祝ひです。 

posted by koji at 21:53 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第35週) 〜〈ある〉〜


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平櫛田中作「森の仙人」


<ある>とは何かを、わたしは知りえるのか、
 
それを再び見いだしえるのか、
 
こころが活き活きと働くならば。
 
わたしは感じる、わたしに力が与へられてゐるのを。
 
それは、己れみづからが手足となつて、
 
世を慎ましく生き抜いていく力だ。
 
ルドルフ・シュタイナー
 
 
 
Kann ich das Sein erkennen,
Daß es sich wiederfindet   
Im Seelenschaffensdrange ?   
Ich fühle, daß mir Macht verlieh'n, 
Das eigne Selbst dem Weltenselbst   
Als Glied bescheiden einzuleben.
 
 
 
手足を使つて、地道に、慎ましく、世を生きてゐる人を何人か知つてゐる。
 
わたしの子どもの頃から変はらず、同じ場所で、同じ仕事をし続けてをられる。
 
それゆゑ、もう四十年から五十年の間、その同じ仕事をし続けてをられることになると思ふ。
 
その人たちとは、口をきいたことがない。
 
しかし、わたしは、彼らの姿を目にするたびに、なぜか子どもの頃から変はらぬ、畏敬とでも言ふしかない念ひを抱いてきた。
 
黙つて無駄口を叩かず、ひたすらに手を動かしながら仕事をし続けてゐる彼らの姿。
 
わたしは、その姿に、まさに「人」を感じて来た。
 
何の説明も注釈も要らない「人そのもの」を感じて来た。
 
「人」が「ある」といふことを、その人たちにぢかに感じるのだ。
 
このわたしも、「人」として「ある」だらうか。
 
わたしは、〈わたし〉として「ある」だらうか。
 
様々な「ある」の中でも、とりわけ、「人がある」「〈わたし〉がある」こそが、最もリアルな「ある」ではなからうか。
 
 
 

こころを活き活きと働かせ、己れみづからが手足とひとつになつて、それゆゑ、慎ましく世を生きてゐるとき、実は、わたしたち人は、過去の想ひ出に基づいて生きてゐる。 
 
その想ひ出とは、このこころに、このからだに刻み込まれてゐる想ひ出だ。
 
手足を使つて精一杯働いてゐるとき、わたしたちは、それまでの人生で培つた技量をほとんど無意識に元手にしながら生きてゐる。
 
わたしたち人は、この世に生まれてからこの方、ずつと、手足の技量を培つて来た。 
 
その技量といふ技量に基づいて、わたしたちは日々の生活を営んでゐる。
 
字の書き方、お箸の使ひ方、自転車の乗り方から始まつて、様々な技量をこの人生の中で身につけてきた。
 
さうして、わたしたちは、からだに刻み込まれた記憶を頼りに自分の手足を使つて、仕事に勤しんでゐる。
 
人の手仕事といふものは、美しい。
 
その仕事によつて産みだされるものも、その仕事に従事してゐるその人自身も美しい。
 
なぜなら、手足を通しての仕事といふものは、その人その人の過去のすべてが反映してゐるからだ。
 
さらに言へば、すべての人の、人類の記憶が反映してゐるからだ。
 
もつと言へば、神の意識が反映してゐるからだ。
 
そもそも、人のこころもからだも、すべてが神の創造物であり、神の技量の成果ではないか。
 
それら過去に積み重ねられて来たすべてを想ひ起こすことで、人は、思ひもよらぬ安定感をこころに抱くことができはしないか。
 
字を書くことのできる自分、歩くことのできる自分、話すことのできる自分、すべて、あまりにも当たり前であるがゆゑに、それらが培はれて来た技量だといふことを想ひ起こすことは滅多にない。
 
しかし、それらはこころにばかりか、からだにまで刻み込まれてゐる記憶なのだ。想ひ出なのだ。
 
それらの記憶は、子どもの頃から変はらずずつと、〈わたし〉があつたことを知らしめてくれる。
 
そして、〈わたし〉は、時を貫いて、ありつづけてゐる。
 
その〈わたし〉が生きて来た無数の様々な出来事。
 
それらを想ひ起こさうとするとき、いはば、精神の海に波打つみづみづしい無数の想ひ出が、〈わたし〉を支へてくれてゐることに気づく。
 
〈わたし〉はありありとあつた。
 
そして、いまも、〈わたし〉はあり、これからも、あり続ける。
 
 
 
手足を使つて生きて行く。
 
その慎ましい生き方は、「人がある」「〈わたし〉がある」といふ最も大切な想ひ出を呼び起こしてくれるがゆゑに、安らかで、確かで、かつ、美しいのだ。 
 
 
 
 

<ある>とは何かを、わたしは知りえるのか、
それを再び見いだしえるのか、
こころが活き活きと働くならば。
わたしは感じる、わたしに力が与へられてゐるのを。
それは、己みづからが手足となつて、
世を慎ましく生き抜いていく力だ。
 
 
 

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2018年12月08日

こころ踊るひととき


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自分自身が普段胸の底に大切に収めてゐることを、ひとさまの口から聴かせてもらへることほど、ありがたく、嬉しく、こころ踊ることはない。
 
とりわけ、芸術と人との間に脈打つ血について、こころ熱く語り合ふことができることほど、血沸き肉躍ることはない。
 
いつもは、わたしたち夫婦の間でのみ交してゐるそのやうな話しを、何の遠慮もなく語り合へた三重の名張での一夕。
 
本当に、ありがたい、得難い時間だつた。
 
来年は、こんな時間をもつと積極的に持つていかう。
 
※小西さん、写真どうもありがたうございます。

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2018年12月07日

「両親の問診時間」勉強会


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こころのうちに蠢いている不定のものを、「ことば」にすること。自分自身が考へてゐること、感じてゐること、欲してゐることを、なるべく過不足なく「ことば」にできること。その力が、どれほど大切なものか。その力を持つてゐないと、人はどれほどしんどい人生を歩まざるをえないか。子どもたちに、何よりもまずこの力をつけさせてあげること。これが、我が国の昔の教育の根本でした。
 
そして、生きる力にも数々ありますが、とりわけ、自分自身の「理想」を「ことば」にすること、そして、その「ことば」通りに生きること、それは、人として、〈わたし〉の人生を生きるのに、もっとも高い力ではないでせうか。
 
誰かよそさまに話すのではない、己れみづからに語りかけることば。
 
それが、「理想」です。
 
子どもたちが、やがて、そんな「ことば」を自分自身に熱く、静かに、語りかけることができるやう、わたしたち大人は、まず、己れみづからの「理想」を己れみづからの「ことば」にする練習をしていきたい。
 
考へつつ、感じつつ、「ことば」を探りつつ、進めていく家庭に於ける自己教育の学び。
 
それが、この『両親の問診時間」勉強会 』です。
 
和歌山県岩出市のMitteの庭のメンバーが書いてくれた文章をご紹介します。
 
ーーーー
 
12月のmitteの庭の読書会 「両親の問診時間」が終わりました。
 
今月から「理想」とはなんなのかという問いを皆で学んでいます。
 
この「理想主義 自己教育の問いとして」というテーマは、
とても深く私たちに響いてくるものがあります。
 
 
完成された人を相手には、なにも作しようがない。
なりつつある人が、きっと感謝するようになる。
(J.W.v.ゲーテ)
 
 
この言葉が冒頭にあり、
私たち自らがいつも自分自身を教育していくこと、
その意義をあらためて考えさせられます。
 
今月は2時間で3ページという丁寧に丁寧に読み解きつつ、
人が「考える」ということを分類して考えたり、
「理想」の3つの形を読み解いたりして進んでいきました。
 
人が理想を持つとき、それは人に成長と変容を促します。
 
来月、後半部分では、
理想が破壊的に働くこと、
理想主義に向けての自己教育を阻むものは何か、
そして本当の意味での自由とはなんなのかを、読み深めつつ学びます。
 
この読書会での学びは、私たちの日常生活や人生を振り返り、
無意識であった事柄に意識を向け、新しい視点や気づきをもたらしてくれます。
 
興味関心のある方は、ぜひご参加下さい。
 
次回は
2019年1月9日(水)10時から12時半
講師:諏訪耕志氏
場所:和歌山県岩出市根来 (詳細は申し込み時にお知らせいたします)
参加費:お問い合わせ時にお知らせします。
 
お問い合わせ mitteno20@gmail.comまたはfecebookメッセージまで
 

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2018年12月03日

言語造形と演劇芸術のための学校


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言語造形と演劇芸術のための学校

言語造形といふ芸術活動をしていく上で、なぜこのやうな学校的なものを打ち樹てていくことが、必要なのかを改めて考へてみました。 
 
人は誰でも、思ひ上がりといふルーツィファー的なものと、自己不信感・絶望といふアーリマン的なもの、そして、そのどちらにもまたがる不満・満たされなさといふものを、必ず、抱えて生きてゐます。
 
この、こころにどうしても宿つてしまふ三つの業は、大人になつてからこそ、わたしたちが向き合はなければならないものです。
 
でなければ、わたしが、〈わたし〉になつてゆくことが阻まれるからです。
 
〈わたし〉とは、パーソナリティーを越えた、インディヴィジュアリティーとしての〈わたし〉のことです。
 
それは、まさに、わたしのわたしたるところです。
 
作品を創つてゆく際、作品の精神にわたしが呑み込まれてゐる間は、自分ではできてゐるつもりでも、実のところ、作品として成り立つてをらず、作品として説得力のあるものとして作品が作品として一人立ちしてゐません。
 
いはば透明なわたしである〈わたし〉が、作品の精神よりも、大きくなつて初めて、作品として真価を発揮し出します。
 
〈わたし〉が、作品よりも大きくならなければなりません。
 
そのためには、もう、繰り返しの練習しか、道はないのです。早道などありません。
 
先ほど書いた三つの宿業とも言へるものを凌いでいき、ひとつひとつの作品を透明な〈わたし〉をもつて包み込んでいくためには、どうしても相応しい指導とそれに応じるこつこつとした練習が必要です。
 
繰り返し繰り返しの稽古といふものこそが、人にそれらの宿業を凌がせていく道であることを実感してゐます。
 
ゆゑに、一定期間、毎日、指導を受け、稽古をしつづける環境の中に入つていくことが、これを天職になさうと志す人にとつて、どうしても要るのです。
 
言語造形では、五年といふ期間をもつてそれがなされます。
 
その五年といふ時間こそが、その人を学校から自由に羽ばたかせうるのです。
 
月に一回や、週に一回では、どうしても埒が明かないところがあるのです。

わたし自身には、その理想に対する実感と確信がありましたが、そのやうな環境を準備する心積もりと決意が、長い間できませんでした。
 
しかし、時が熟して来たのかもしれません。
 
わたしのなかで、その志がどうしても萌し、地上に生へ出て来たのです。
 
天職としての言語造形をなしていく日本人が必要だと考へてゐます。
 
日本語といふわたしたちの国語の美しさと喜びを、子どもたち、未来の日本人たちに受け継いで行つてもらふためです。
 
そのためには、国語の芸術家が必要なのです。
 
日本といふ国に、言語造形といふ芸術が、今後、五十年後、百年後、二百年後、いよいよ榮えていくために、わたしも、いま、始めたいと思つてゐます。
 
楽器の演奏者が、指揮者といふ外の眼・外の耳によつてよりふさわしく導かれてゆくやうに、ことばを話す芸術、言語造形をする者にも、さういふ外なる眼と耳が必要です。
 
志をもつ人に向けて開かれる学校です。
 
 

https://kotobanoie.net/school/

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2018年12月02日

『山月記』公演、どうもありがたうございました!


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一昨日、昨日と二日続けての言語造形公演『山月記』を終へました。
 
お越し下さつた皆様に、まことに、厚く御礼を申し上げます。
 
このやうに、言語造形の舞台をわたしたちは、ずつとやり続けてゐます。
 
そしてその舞台の内実は、ますます、濃くなつてゐることを観客の方々の反応から感じさせてもらつてゐます。
 
エンターテイメントではない、人そのものを描く行為、それこそが芸術ですが、その芸術の芸術たるところに向き合ふためには、人としてのある精神の強さと柔軟性が要ります。
 
演者であるわたしたちの内側でその強さと柔軟性を少しずつ育み続けていくほどに、その精神をもつ観客の方々が少しずつ増えて来たのです。
 
理知を通してではなく、これまでの自分の価値観だけをもつてでもなく、ことばの精神・言霊が開示される全く新しい世界に身をさらすこと。言語感覚をもつて、身をさらすこと。
 
その強さと柔軟性をもつ方々が舞台を聴きに来て下さるやうに確実になつてまいりました。
 
本当に、本当に、ありがたいことであります。
 
また、わたしたち「ことばの家 諏訪」は、足利智子さん、そして玉井澄恵さんと、舞台ごとに、とても素晴らしい音楽家に恵まれてゐます。
 
そして、今回も、小西収さんのクラリネットの演奏に助けられながら、作品創りを進めて参りました。
 
彼は、そもそも、指揮者であります。
 
ことばの、一音一音の音韻に、鋭く耳を澄ます音楽家・小西さんとの今回の共演は、扉を開き、より深く芸術の芸術たるところへ階段を降りて行く、未来へ続く新しい時をわたしたちにもたらしてくれたのでした。
 
今回、来て下さつた方々のご感想を少し掲載させていただいてゐます。
 ↓
『ご感想』
http://kotobanoie.seesaa.net/article/463023747.html
 
皆さん、こころを込めてお書き下さいました。本当にありがたうございます。

御高覧頂ければ、幸いです。
 
 
 
 
 
ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
ーーーーーーーーーーーー
親子演劇塾「ことばの泉」キリスト生誕劇
2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
https://www.facebook.com/events/2147958465524679/
 
ーーーーーーーーーーーー
2019年1月開校
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/
 

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『山月記』公演のご感想


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●高校の教科書で読んだ記憶があります。そのときも、ぐいぐい引き込まれて読み進めたものでしたが、今日は、一語一語が胸に刻印されるようでした。主人公・李徴の悲痛な叫び、思いが、胸をえぐるようでした。言語造形は全存在をもって行うものと日頃、諏訪さんは仰っていますが、今日、得心しました。作家が骨身を削って作りだした世界を、言語造形家は全身全霊をもってもう一度表現するのですね。何十回もの授業に値する今日の公演でした。(m・mさん)

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●本日の公演に参加できて本当によかったです。物語りを目で読んでいるだけでは感じることのできない世界を体感して、よりリアルに『山月記』を理解できたと思いました。クラリネットと語りから伝わってくる主人公・李徴のくやしさと悲しさを体で感じ、私もくやしくて、悲しくて、仕方がありませんでした。また、袁傪がどんなに友を切実に思っていたのかがとても伝わってきました。「この気持は誰にも分からない」ということばを吐く李徴に、「あなたの気持ちを、私は今日、理解できました」とこころから伝えたい気持ちです。(n・yさん)

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●語りにおいても、クラリネットの演奏においても、音の高低の対比がとても印象的でした。クラリネットの演奏で、高きには低きが、低きには高きが、いつも伴って鳴り、それがこの世と幽界、人間の世と動物の世との写し合い、混じり合いを表しているようでした。途中から諏訪さんの姿が虎そのものに見え、獣も木々も自分を理解してくれぬと嘆く場面では、はっきりと、孤高の虎が岩の上で吠える姿が見えました。動物になってゆく諏訪さんの声に対し、千晴さんの声が、袁傪の調和のとれた人の響きを感じさせ、とても心地よかったです。この話に描かれているような病の姿が、語りという公の場に顕されることによって、病でなくなるという感じがしました。(a・tさん)

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●はじめて諏訪さんの語りを、千晴さんとのコラボで、しかも小西さんの音楽と共に聴くことができ、本当に豊かな時間でした。『山月記』のお話はなんとも言えないやるせなさとさみしさを感じさせてこころに残るものでしたが、はじめて音としてそれを聴いて、身体全体が泡立つような感覚をもちました。頭で理解していたことを、身体全体で味わうことができ、忘れられない体験となりました。間(ま)というものの大切さ、そこから情景がうかびあがってくる様を味わえたことも大きなことでした。(o・yさん)

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●クラリネットの音が、上質なミステリーの始まりを予感させて、どきどきしました。お二人の語りの掛け合いが、李徴の身に起こった奇異なことと、悲しみ、後悔、そして、狂気をあぶりだしていく様が、もう、お見事としか言えず、異世界のような、普段とは異なる時間を過ごさせていただきました。ライトに照らされた耕志さんの顔と瞳に、李徴の狂気と悲しみを感じて、とってもカメラのシャッターを押したくなりました。ことばと照明、そしてクラリネットの音だけのシンプルな舞台なのに、なぜ、拡がる世界は深くて豊かなのか、ナゾがひとつ増えました。金曜の夜、大人の上質なミステリーを観させていただきました。(y・mさん)

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●始まって、クラリネットの音、そして、ことばの響きに聴き入るうちに、頭は目覚めているのに、体が眠った状態になっていくのが分かり、不思議な感じでした。そして、わたしの中にもある虎をいろいろ思いました。人間であることとは何なのか、すぐにことばにはできないけれど、たくさん、たくさん感じるものがありました。公演『舟』のときとは全く違って、正反対のような、重く、苦しく、しんどい、でも、胸に響き、考えさせられる物語でした。(t・mさん)

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●『山月記』の中にすっぽりと包まれて、全身でお話を感じました。ある男の悲しい話であり、聴いている間は何度も胸が痛かったのに、聴き終わった今は、人のこころとことばへの感謝の気持ちが湧き上がってきています。そして、クラリネットの音に向き合うことは生まれて初めてでした。全身のすき間から、内に何かが流れ込んでくる感覚が印象的です。両方の耳から入ってくるものは、わたしの内の深いところ、わたしも知らなかったような深いところまで音を運んでくれ、その後、わたしはとても細やかな振動に包まれていました。とても心地よかったです。また、中島敦の作品を聴きたい。(s・yさん)

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皆さん、こころのこもつた文章、どうもありがたうございます。


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2018年11月29日

『山月記』公演のシェアリングタイム



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明日の『山月記』公演、いつもの言語造形公演とは趣きを変へ、本公演のはじまりと終はりに、ご参加くださる皆さん全員で輪を囲んで、シェアリングタイムを取ります。
 
『山月記』といふ中島敦が書き上げた作品をより深く親しく味はふため、作品鑑賞の前後にそのやうな時間を持ちます。
 
18時にシェアリングを始め、おほよそ18時半ごろからの開演、20時ごろの終演、そして最後のシェアリングを20時半ごろ終へる予定です。
 
皆さん、どうぞ、お気をつけてお越しください。
 
お待ち申し上げてをります。
  

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2018年11月28日

掛け替へのない創造のひととき 〜『山月記』公演のお知らせ〜


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本番の舞台も、毎日の稽古も、一回一回のすべてが、掛け替へのない創造のひとときです。
 
このひとときに、どれほどの意欲を注ぎ込むことができるか。
 
このひとときに、何が生まれるか。

わたしたち自身、その生まれて来るものを待ちつつ、その都度その都度を楽しむことができるやうになつてきました。
  
今回、『山月記』の上演に向けて、クラリネット演奏の小西さんと共に、そんな時間の連続を持つことができたこと。
 
そのとてつもない仕合はせを感じます。
 
今日も、そんな時間を持つことができました。
 
あさつて11月30日大阪で、そして翌日12月1日桔梗が丘で、上演いたします。
 
ぜひ、御高覧いただければと願つてゐます。
 
 
 

『大阪(11/30)・名張(12/1) 言語造形公演「山月記」』
 https://kotobanoie.net/play/
 

●出演: 
言語造形 諏訪耕志 
     諏訪千晴 
クラリネット演奏 小西収 
 
 
 
●大阪公演
 
日時: 平成30年11月30日(金)
17時30分開場 18時開演 20時終演予定
 
場所: 大阪市阿倍野区民センター 集会室1
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
 
 
●三重公演
 
日時: 平成30年12月1日(土)
15時開場 15時半開演 17時半終演予定
 
場所: 桔梗が丘市民センター 会議室202
https://map.goo.ne.jp/place/24003181284/map/
 
 
 
参加費: ご予約 3000円 当日 3500円
 
 
お問い合わせ・お申し込み(事前お振込制):
以下のページから「ことばの家 諏訪」へご一報の上、ゆうちょ銀行へのお振り込みをお願いいたします。
https://kotobanoie.net/access/
 
◎ゆうちょ銀行から  
 記号 10260 番号 28889041 
 諏訪 千晴(スワ チハル)
 
◎他銀行から
 店名 〇ニ八(ゼロニハチ) 
 普通 2888904
 
  
 
 


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ことばを待ち望んでゐる子どもたち


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この、にぎにぎしてゐる子どもたち。
 
ことばを待ち望んでゐる子どもたち。
 
活き活きとしたこころと生命に通われてゐることばを、待ち望んでゐる子どもたち。
 
しかし、ことばを受け取る姿勢に、1歳児と6歳児の違いが如実に写真に現れてゐます。

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ーーーーーーーーーーーー 
大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://www.facebook.com/events/355150188559093/
 
ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
ーーーーーーーーーーーー
親子演劇塾「ことばの泉」キリスト生誕劇
2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
https://www.facebook.com/events/2147958465524679/
 
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2019年1月開校
『言語造形と演劇芸術のための学校』
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2018年11月24日

よくある自画像


『山月記』の本番を一週間後に控えた今日、満月の夜、稽古をしてゐて、とても苦しんだ。
 
満月の影響なのか、どうか。
 
しかし、この苦しみが、今日、意識の表に出て来てくれたことを、ありがたく思ふ。
 
 

地の底は もんどりうつて 影法師
にやりと笑ふ そのままそのまま
 

かうかうと 照る月影よ 隈もなく
いづこを照らす いづこを照らす
 

さうだとも お前の腹の 奥からは
いまだ出でざる 龍の子太郎

 

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2018年11月20日

帯中津日子天皇の御陵、そしてカフェ杜の灯


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休日には、神社や御陵・古墳を訪ね歩くことが、この四年ほどの習慣になつてゐます。
 
神社や御陵の上に拡がる大空を見上げるのが、好きなのかもしれません。
 
お日様の光と白い雲の行き交ひ、そしてその下を吹き過ぎる風は、こころと神との行き交ひを促してくれるやうで、いのちを洗濯してゐるやうな気持ちになります。
 
今日は、大阪府藤井寺市の仲哀天皇の御陵、恵我長野西陵(えがのながののにしのみささぎ)へ。
 
仲哀天皇、御生前は帯中津日子(たらしなかつひこの)天皇と申されました。
 
この方は、かの倭武命の御子息であり、神功皇后(息長足姫命)の夫君であり、応神天皇の父君でありました。
 
神に反逆したために、命を絶たれてしまはれた帯中津日子天皇。
 
わたしは、この方を偲ぶこと浅からず、今日も陵の周りを歩き廻りながら、思ひを巡らせてゐました。
 
人類が、われらが民すべてが、経験しなければならないことを、一身に背負はれて生きられたお方。
 
その御陵の上には、秋の穏やかで静かな空が澄み渡つてゐました。
 
景色といふものは、わがこころの情と重なり合つて、情景になるものなのですね。
 
我が家から一時間も経たずに行くことのできる場所に、このやうな歴史的「情景」をふんだんに持つことができるこの日本といふ国、とりわけ近畿地方は、精神的に贅沢な地です。
 
思ひで一杯になつた自分は、御陵の近くのカフェ「杜の灯」に入りました。
 
ここは、辛國神社に面してゐる静かなカフェです。
 
美味しいコーヒーとシフォンケーキを頂きながら、マスターのコレクションされてゐる蓄音機からSP盤のジャズ、そして、大きなオルゴールから流れてきたその調べは、不思議な感覚なのですが、子どもの頃に部屋の片隅を見つめつづけてゐるうちに、壁の向こうに通ずる穴をくぐり抜けて、どこか他の世界に踏み込んだやうな感覚を、一瞬、垣間見せてくれました。

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2018年11月19日

(ま)といふ真実


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和歌(うた)の神を祀る玉津島神社の裏の山から観た夕方の和歌の浦

言語造形をするときに大事にされるまづ最初のことは、息遣ひ、呼吸です。
 
そして、深く吐き出される息が、ことばとことばのあひだ、文と文のあひだに、おのづと(ま)を生み出すのです。
 
その無音の閧ヘ、豊かないのち溢れる動きを孕んでゐます。
 
ことばが発音されるときよりも、むしろ、その無音の閧フ中にこそ、ことばの精神、言霊、言語のゲニウスが響きます。
 
ですから、時閧ニ空閧、ことばといふもので埋め尽くさないのです。無音の閧ェ活き活きとしてゐる事で、そこに物質的なものではない、精神的な豊かさが立ち顕れてくるのです。
 
その精神の豊かさは、人の頭にではなく、胸から腹、そして手足へと働きかけてきます。
 
そのやうな(ま)に触れるとき、人によつて、随分と違ふ反応が表れます。
 
からだの調子が悪い時、そのやうな間に触れて、人は眠りにいざなわれるやうです。きつと、精神がその人を休息へと導いてくれるのでせう。
 
逆に、からだもこころも健やかな時、そのやうな閧ヘ、その人の意識をますます目覚めさせ、ことばの響きと閧ノ呼び起こされる、様々な感覚を享受させてくれます。
 
色合ひ、音、匂ひ、熱、風、光、こころ模様、それら様々な情景を「もののあはれ」として、人は享受することができるのです。
 
またさらに、次のことは、これからの時代、ますます顕著になつてきます。
 
それは、こころの奥に自分自身で隠し持つてゐるものがあるとき、自分自身に嘘をついてゐるとき、自分自身のこころの闇を見ようとしないとき、人は、そのやうな閧ノ触れると、不快感を感じたり、不機嫌になつたり、耐へられない思ひに捉われたりするやうになります。
 
現代人に、「(ま)」を嫌ひ、「(ま)」を避けようとする傾向が見られるのは、この自分自身のこころの奥底に眠つてゐるものを直視する事への恐れがあるのかもしれません。
 
「(ま)」とは、魔なのかもしれません。
 
しかし、それは、きつと、「真(ま)」なのです。
 
「真(ま)」に触れて、人は、だんだんとみづからの真実に目醒めつつ、健やかに、欣びを存分に享受しながら仕事をしていくでせう。
 
芸術はそんな仕事を荷つてゐます。
 
言語造形もそのやうな芸術のひとつだと思ひます。
 



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2018年11月16日

聖なる場所創り 〜大阪クリスマス公演・キリスト生誕劇2018〜


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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018(12月25日 於大阪市立阿倍野区民センター)、こちらの準備も粛々と進んでゐます。
 
稽古の前、稽古の後、わたしたちは、丁寧にシェアリングの時間を毎回持ち、ひとりひとり己れのこころの内側やからだに耳をそばだてつつ、ことばを分かち合つてゐます。
 
秋が深まり、やがて冬に入らうとする今、俳優の皆さんのこころの内側に、深くて強い変容が顕れて来てゐること。
 
外の世に於いて闇の極まる時期に、内の世に灯を見いだすクリスマスの夜。
 
すべてが、一年の終はりのそのときに向けての、準備であります。
 
誰もが集へ、年の終はりと来たるべき新しい年の初めを祝へる、そんな聖なる場所創りに勤しんでゐます。
 

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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://www.facebook.com/events/355150188559093/
 
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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
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2018年12月28日(金)13時開演
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2018年11月14日

言語造形公演『山月記』の準備の喜び 〜クラリネットとの協演〜

 
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粛々と公演『山月記』の準備を進めてゐます。
 
これが本当に楽しい作業なのです。
 
クラリネットを奏でる小西さんと色々と語り合ひながら、作品と音楽を深めていく。
 
作曲家・松村禎三の曲想を具現化する彼のクラリネットの響きが、もう素晴らしく、「山月記」の世界をぐうんと拡げ深めてくれます。
 
その響きに応じて、言語造形もより湾曲に富んだ、鋭角を増した響きへと、磨いていくことができます。
 
どこかの能楽堂で、実演できないだらうか。
 
そんな強度を持つ作品になります。
 
ぜひ、どうぞ、新しい「山月記」の世界に、ご一緒に入り込んでいきませんか。
 
目で本を読むだけでは得られない新たな想ひを共に分かち合ひませう。
 
  
 
 

『大阪(11/30)・名張(12/1) 言語造形公演「山月記」』
 https://kotobanoie.net/play/
 

●出演: 
言語造形 諏訪耕志 
     諏訪千晴 
クラリネット演奏 小西収 
 
 
 
●大阪公演
 
日時: 平成30年11月30日(金)
17時30分開場 18時開演 20時終演予定
 
場所: 大阪市阿倍野区民センター 集会室1
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
 
 
●三重公演
 
日時: 平成30年12月1日(土)
15時開場 15時半開演 17時半終演予定
 
場所: 桔梗が丘市民センター 会議室202
https://map.goo.ne.jp/place/24003181284/map/
 
 
 
参加費: ご予約 3000円 当日 3500円
 
 
お問い合わせ・お申し込み(事前お振込制):
以下のページから「ことばの家 諏訪」へご一報の上、ゆうちょ銀行へのお振り込みをお願いいたします。
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◎ゆうちょ銀行から  
 記号 10260 番号 28889041 
 諏訪 千晴(スワ チハル)
 
◎他銀行から
 店名 〇ニ八(ゼロニハチ) 
 普通 2888904
 
  
 
 

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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
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2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
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2018年11月13日

水がすうつと流れる


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稽古場で、稽古そのものがいのちを得ていく瞬間があります。
 
声を出してゐる人と、声に耳を傾けてゐる人と、空間とが、共に動き出して、各々の息遣ひが噛み合つてくる瞬間です。
 
むかし、稽古場によく出入りする我が家の娘が幼いとき、こんなことを言ひました。
 
「練習してゐる人の声を聞いてるとね、からだのなかに、水がすうつと流れるの」
 
昨日の稽古でも、生徒さんの語りを聴いてゐて、わたしのからだの中を「水がすうつと流れ」ていくのをまざまざと感じました。
 
それは、生徒さんが受け身でなく、課題に挑む準備を積極的にして、その場に立つてゐたからでせう。
 
基本的に、学びといふものは、独学の精神に尽きるのです。
 
理路整然とした理論や、整つたカリキュラムや、周りのよき環境などを求めてゐるとき、たいがい、人は、怠惰な精神しかもつてゐないやうです。
 
教へてもらふのではなく、自分から掴み取つてゆくぞ、といふ気概と精神が、本当にたいせつです。
 
何はなくとも、まづからだを動かして、汗を流さうとする人と人からは、爽やかな精神の息吹きが生まれ、笑顔が生まれる。
 
言語造形に勤しむ皆さんに本当に感謝です。
 

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2018年11月12日

和歌の浦アートキューブ キリスト生誕劇(12/28)


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親子えんげき塾 ことばの泉によるキリスト生誕劇が、今年の暮れ12月28日(金)お昼の13時から和歌の浦アートキューブにて演じられます。
 
メンバーは、ひとりの中学一年生を除いて、全員お母さんたちです。
 
この劇に取り組み始めて約七、八か月の間に、彼女たちの外側にではなく、各々の内側にそれぞれの役の人物が息づき始めてゐて、その人物が演じてゐるその人に内側から語りかけてくる、ものを言ひだす、そんな時を迎えてゐるやうです。
 
わたしとの稽古だけでなく、自主的に何度もメンバーたちは集まり自主練習を積んでゐます。
 
和歌山北部といふこの地域に、この生誕劇が毎年恒例の祝祭として根付いていくこと。
 
さういふ志も彼女たちの内側に生まれて来てゐます。
 
一年の終わりに、新しい年を迎えるためにも、新しい精神のいのちの誕生を祝ふべく、クリスマス本来の静かな時を過ごすこと。
 
そんな芸術的・宗教的な集ひになります。
 
どうぞ、お子様とご一緒に足をお運びください。
 
 
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「親子えんげき塾ことばの泉」の志が述べられた文章を紹介させてください。
 
 
ーーーーーーーーーーーー
 
 
『親子えんげき塾のはじまり』

私たちは、こどもたちに、「ことば」を大切に自分の中から生み出して欲しいと願います。
 
そして、その自分の「ことば」を大切に相手に伝えていく力をつけてほしいと思います。
 
しかし、言語造形を通して、こどもたちに何かさせてあげたいと思ったとき、誰かに子どもたちに、習いごとのように、「ことば」のすばらしさを教えてもらえばよいのではなかったのだと気付きました。
 
まずは、私たち大人が「ことば」と真剣に向き合うこと。
 
大人になった私たちが、もう一度「ことば」と出会うことで、世界はまた開きます。
 
「ことば」と向き合う。それは、私自身と向き合うことでもあります。他者と向き合うことでもあります。
 
「ことば」は呼吸とともにあります。
 
私たちが生きることとともにあります。
 
こどもたちに何か伝えられることがあるとすれば、私たち、ただのお母さんが演劇に取り組むことを心に決めて、熱心にことばと向き合う姿、仲間と演劇を創っていく姿をみせることしかありません。
 
そして、演劇に取り組んでいく中で、自分自身の「ことば」を全身で放つとき、わたしは「生きている」と実感するのです。
 
仲間とともに演じるとき、相手の呼吸を、あたたかさを感じ、この世界を信頼することができるのです。
 
2018年はキリスト生誕劇に挑戦します。
 
わたしたち演劇初心者のお母ちゃんたちが、自分の内側も含めてどのように変わっていくのか、ここで伝えていけたらと思います。
 
1年の終わりに、わたしたちが取り組む芸術のお披露目を
たくさんの方に観ていただけますように。

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2018年11月11日

『ことばの家 諏訪』での言語造形クラスのご案内 


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今日は、朝から夕方まで、「ことばの家 諏訪」のアトリエで、ずつと言語造形の教室が続く。
 
昨日も、一昨日も、その前も、ずつと一日中、言語造形を生徒の皆さんとしてゐる。
 
いまも、生徒さんたちがアトリエに来る前に、小4の娘が練習をしてゐる声が聴こえて来る。
 
こんな風にして、毎日がことばの芸術と共に進んで行くのは、ありがたく、仕合はせなことだ。
 
 
 

大阪の住吉・帝塚山にある「ことばの家 諏訪」 は、言語造形といふことばの芸術に勤しむための、アトリエであり、稽古場であり、公演のための舞台でもあります。
 
毎月、このアトリエに定期的に通はれ、言語造形といふ芸術に触れていくことで、自分自身とことばとの関係には、本当に深くて、多面的な側面があることに気づくことができます。
 
ことばと楽しく、かつ、真摯に取り組んでみたい方、ぜひ、一度、お足を運んでみてください。
 
言語造形といふ芸術が、ことばを空間に造形していく芸術であると同時に、自分自身といふ人を造形していくものであること。
 
共にゆつくりと味わつていきませんか。
 
月に二回の日曜クラスと、一回の水曜クラスを開いてゐます。https://kotobanoie.net/spra/
 
一度、体験にお越し下さい。
 
 
講師:諏訪耕志 https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji
 

 
 
【日曜 帝塚山クラス(月2回)】
 
●日時  毎月第2・第4日曜日
      10:00 – 12:30
●参加費 体験 4000円 
     6回連続 21,000円
 
 
 

【水曜 帝塚山クラス (月1回)】
 
●日時  毎月第2水曜日
     10:00 – 12:30
●参加費 体験 4000円 
     12回連続 42,000円
 
 
 
いずれも会場は、「ことばの家 諏訪」
https://kotobanoie.net/access/
 
 
●お申し込み・お問ひ合はせ
「ことばの家 諏訪」https://kotobanoie.net/access/
 
 
 
ーーーーーーーーーーーー 
大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://kotobanoie.net/play/
 
ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
ーーーーーーーーーーーー
親子演劇塾「ことばの泉」キリスト生誕劇
2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
https://www.facebook.com/events/2147958465524679/
 
ーーーーーーーーーーーー
2019年1月開校
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/

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2018年11月09日

Mitteの庭 アントロポゾフィー読書会「両親の問診時間」


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和歌山北部、岩出市内でのアントロポゾフィー講義(毎月第一水曜日・午前)のお知らせです。
 
ひとりの「大人」として、まつすぐ立つてゐること。
 
これは、楽なことではありませんね。
 
立ち続けるには、何を拠りどころにしたらいいのだらう。
 
そこを考へていく。
 
考へて、今日から、そのことを確かめるべく、家庭で、職場で試していく。
 
試しては失敗して、失敗しては試して、気づきを深めていく。
 
この学びは、そんなことの連続です。
 

初めての方でも、どうぞお気軽にご参加ください。
 
新しく自分のこころを組み立て、足場を固めていくべく、ともに、アントロポゾフィーの学びを始めていきませんか。

 

 
日時:次回 2018年12月5日(水)
   10:00〜12:00すぎ
 
テーマ:「理想主義 自己教育の問いとして」
 
場所:和歌山県岩出市根来 (個人宅のため申し込まれた方に直接お知らせいたします)
 
参加費は、ご連絡を下さった方にお知らせしています。
 
講師:諏訪耕志
 
お申し込みは、mitteno20@gmail.com
または、Facebookメッセージまで。
 
 
以下は、メンバーの方が綴つて下さつた文章です。
ご紹介します。

ーーーーーーーーーー
 
11月の読書会、「両親の問診時間」が終わりました。
 
前回に引き続き、 
テーマは「愛する力に向けての教育」
 
読書会の前にいつも参加者同士、
この1ヶ月のシェアリングをしています。
 
その話の中では、いつも参加者それぞれが「私」というものと
どのように向き合っているか、感じざるを得ません。
 
読書会では、育ちゆく子どもたちにむけて
その成長に応じた 愛する力の育みとは何かを学びました。
 
幼少期、学童期、青年期において、
人間が「愛する力」をどのように獲得していくことができるのか。
 
このような観点で、子どもの成長を見ることは
あまりないような気がします。
 
私たち大人自身も
愛する力を強めていくために、どうしたら良いのか。
 
エゴイスティックな愛から
精神的な愛への道へ
 
それを知ることは、私が私になる道です。
 
愛する力を育むということを考えるには、
 
なぜ子どもたちが生まれてくるのか。
なぜ私たちは生まれてくるのか。
 
このような問いにぶつかることを避けては通れないのだと改めて感じました。
 
私とは何者か、私がどのように「立つ」かそしてこの人生を「歩んでいく」か。
少し立ち止まり、静かな心で自分自身と向き直るとき。
 
それがこの読書会が大切にしていることです。
 
Remember me!
 
次回のテーマは「理想主義 自己教育の問いとして」 です。
 

 

ーーーーーーーーーーーー 
大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://kotobanoie.net/play/
 
ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
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2019年1月開校!
『言語造形と演劇芸術のための学校』
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2018年11月08日

朝まだき新幹線の車窓から


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早朝の新幹線の車窓から観る四季折々の景色の美しさ。
 
滋賀から岐阜、愛知を通るときの景色が特に好きなのですが、今朝はとりわけ、茫然としてしまふほどでした。
 
 
長良川 流れも空も ひかりもが あをく見えたり 
淡き夢かな
 
 
山々も われも目覚めむ 
朝靄の あなたに昇る 朝日朝神

 
 

 

 
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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://kotobanoie.net/play/
 
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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
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2019年1月開校!
『言語造形と演劇芸術のための学校』
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2018年11月07日

世は美しい


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「百人一首の歌をいまやつてるねん」と言ひながら、小学四年生の次女が、国語の教科書を持つてきました。
 
 

奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の
声聞く時ぞ秋は悲しき 
猿丸大夫
 

秋風にたなびく雲の絶え間より
もれ出づる月の影のさやけさ
左京大夫顕輔
 

嵐吹く三室の山のもみぢ葉は
龍田の川の錦なりけり
能因法師

 
 

鹿の鳴き声が悲しいといふこと。
 
雲からもれ出づる月の光をうち見るときの感覚を「さやけさ」といふことばで言ひ表すといふこと。
 
川面に落ちたたくさんのもみぢの葉の流れる様を「錦」と見立てること。
 
子どもにとつては、いまだ経験したことのない景色と感情かもしれません。
 
しかし、まづ、このやうに、日本人は、詩人によつて「選ばれたことば」で、世を観ることを習つてきたのです。
 
さうして、鳴く鹿の声は悲しく哀れだ、散る桜は美しい、と感じてきたのです。
 
そのやうに詩に、歌に、誰かによつて、ことばで言ひ表されてゐなければ、ただ、鹿が鳴いてゐるだけであり、ただ、桜の花びらが時期が来たので散つてゐるだけとしか、人は感じられないはずです。
 
国語とは、価値観であり、世界観であり、人生観であり、歴史観です。
 
世は美しい。
 
その情を最も豊かに育むことができるのは、小学生のころ。
 
国語の風雅(みやび)を謳歌してゐる古い詩歌が、そんな教育を助けてくれます。
 
この世がどんな世であらうとも、子どもたちのこころの根底に、「世は美しい」といふ情が脈々と流れ続けるやうに、わたしたちができることは何だらう。
 
そんなことを思ひました。
 


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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://kotobanoie.net/play/
 
ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
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2019年1月開校!
『言語造形と演劇芸術のための学校』
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2018年11月06日

臆病な自尊心 〜大阪・三重 『山月記』公演のお知らせ〜


fullmoon.jpg   

『山月記(中島敦作)』を、11月30日(金)に大阪、12月1日(土)に三重の桔梗が丘で演じます。
 
詩人になれずに虎になつてしまつた男の物語です。
 
虎といふ一匹の獣になつてしまつた理由を彼は自分自身で考へたあげく、それは自分自身の「臆病な自尊心のせいである」と告白してゐます。
 
臆病な自尊心。
 
それは、もしかしたら、多くの男性のなかにあるものかもしれない、さう感じてゐます。
 
「俺は俺だ」といふ思ひ。
 
そしてそれとは裏腹の自信のなさ、自己不信。
 
この両方が、多くの男性のなかで複雑に入り混じつてゐる、そんな風に感じるのですが、いかがでせうか。
 
むしろ、すべての男性のなかにこのふたつの要素(ルーシファーとアーリマン)の混淆があります。
 
ある 男性A は、この両極を行つたり来たりして、その振幅の激しさに自分自身、翻弄されてゐる。
 
ある 男性B は、この両極を両極として捉えつつ、仕事を続けることで、どちらの極にも振り切れない、中庸を見いださうとしてゐる。
 
わたし自身、このAとBの間の無数のバリエーションを生きてゐるやうに思ひます。
 
この物語、臆病な自尊心を多かれ少なかれ持つ、多くの男性の方々に(もちろん、女性の方にも)聴いていただきたい作品です。
 
 
ーーーーーー
 
 
 
「この気持は誰にも分からない。誰にも分からない。」
 
夢や大志を抱く青年が、ひとりの男となる。
 
その長いプロセスには、己れのなかに潜む魔と対峙せずにはおれません。
 
狂気とは、理性を忘れた人が陥るのではありません。
 
理性しか信じられなくなってしまった人に襲いかかってくるものです。
 
男は、一歩間違えば、きっと、化け物になります。
 
これは、詩人になれず、虎になってしまった男の物語りです。

 
ーーーーーー 
 
大阪の阿倍野と、三重の名張にて、中島敦の『山月記』を諏訪耕志と諏訪千晴の言語造形、小西収さんのクラリネット演奏にてお聴きいただきます。
 
夏の『名人伝』に続き、中島敦第二弾です。
 
巨大な才能を包含しつつ、弱冠三十三歳で夭折してしまつた中島敦による、珠玉の小作品。
 
そのことばの芸術が惹き起こす感情のドラマを、どうぞお楽しみください。 
 

●出演:
 
言語造形 
諏訪耕志 https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji
諏訪千晴 https://kotobanoie.net/profile/#suwachiharu

クラリネット演奏 
小西収 http://kotobanoie.seesaa.net/article/462402552.html
 
 
 
●大阪公演
 
日時: 平成30年11月30日(金)
17時30分開場 18時開演 20時終演予定
 
場所: 大阪市阿倍野区民センター 集会室1
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
 
 
●三重公演
 
日時: 平成30年12月1日(土)
15時開場 15時半開演 17時半終演予定
 
場所: 桔梗が丘市民センター 会議室202
https://map.goo.ne.jp/place/24003181284/map/
 
 
 
参加費: ご予約 3000円 当日 3500円
 
 
お問い合わせ・お申し込み(事前お振込制):
以下のページから「ことばの家 諏訪」へご一報の上、ゆうちょ銀行へのお振り込みをお願いいたします。
https://kotobanoie.net/access/
 
◎ゆうちょ銀行  
 記号 10260 番号 28889041 
 諏訪 千晴(スワ チハル)
 
  
 
 

ーーーーーーーーーーーー
ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
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2018年11月04日

岡山の美崎町での萬葉サロン


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岡山の美崎町の穴打里老人憩いの家にて、萬葉サロンの時間。
 
はじめは、講義形式かと思ひきや、講師のわたしが円の真ん中に跳び込んでからだを動かしながら、萬葉集の和歌を声に出していくうちに、緊張してゐた皆さんも、だんだんと、緩んできましたヨ。
 
70〜90代の方々、最後は、大きく腕を拡げ、大きな声を響かせ、日本のことばの響きを存分に楽しまれてゐました。
 
年齢を重ねられた方々のことば少なげな、しかし味わひ深い、その人となりが、わたしにはとても印象的な出会いの時でした。
 
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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
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2018年11月03日

11月3日を明治天皇御製歌で祝ふ


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今日は、11月3日。
 
そもそも、明治天皇の御誕生日である天長節の日、のちの昭和の代に、明治節となり、先の大戦の後は、文化の日として、この日に皇居で文化勲章が授与されてゐますね。
 
祝日です。
 
わたしは、一大歌聖であられた明治天皇の歌を自分でも唱えながら、この日を祝ひたいと思ひます。
 
 
 秋の夜の ながくなるこそ たのしけれ
 見る巻々の 数をつくして
 
 
 いにしへの ふみ見るたびに 思ふかな
 おのがをさむる 国はいかにと
  

  
 
 
ーーーーー
絵は、聖徳記念絵画館壁画「侍講進講(じかうしんかう)」(堂本印象 画)明治7年 御座所(赤坂仮皇居)
〈明治天皇(奥)・元田永孚(手前)

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2018年11月02日

日本武尊は、いまも、動いてゐる 〜白鳥神社・白鳥陵古墳(古市)を訪ねて〜


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白鳥神社の拝殿の中

今日は、日本武尊のゆかりの所を訪れたくなり、家から一番近い、大阪府羽曳野市古市の白鳥神社と白鳥陵古墳に足を運ぶ。
 
ここのところ戯曲をずつと書き続けてゐて、そこに尊が登場される。
 
かうして、遥かな過去を生きた伝説の方々のゆかりの地を訪れるといふ行為をどうして自分はせずにはゐられないのだらう。
 
なかば、分かつてゐて、なかば、分かつてはゐない。
 
分かつてゐることをここに書いても仕方がないやうに思ふ。
 
その分かつてはゐないところに、汲めども汲めども尽きない、人と人とを時を越えて繋げ、貫いて流れてゐる精神の命があるに違ひない。
 
そんな何かをこの世に記したい。
 
それは、文字でも、ことばの響きでも、ないやうに思ふ。
 
文字や響きの向かうにありありとある、何らかの動きである。
 
尊は白鳥となつて、この御陵からも天駆け去られたといふ。
 
日本武尊は、いまも、動いてゐる。
 
その動きに学びたい。

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白鳥陵古墳の向かうに二上山が望まれる。

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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
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2018年10月30日

秋の万代池の空


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朝の万代池の東の空。そして、西の空。
 
子どもの頃から、来巡り、経巡り、幾たびここを秋と共に歩いたことだらう。
 
美しさが、子の代(よ)、孫の代、幾代までも続かむことを希ふ。
 
杖つきて 歩みつづけむ あの影は
秋空静かに をさな子の夢

 

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2018年10月29日

淡々と語る? 〜幼児への語りかけ〜


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以前、言語造形のレッスンを受けて下さつたある方から「幼児へのお話しの語り方」について、ご質問を受けました。
 
それは、シュタイナー教育などでよく言われてゐる「幼児教育の場で、感情を込めず¨淡々と¨語ることで、子どものイメージの力を使わせる」ということについてのご質問でした。
 
このご質問は、わたしにも、本当に、よく問はれます。
 
そこで、書かせてもらひましたことを、改めてここでも記させてもらひます。
 
 
ーーーーー
 
わたしは、幼児であれ、大人であれ、「本物の言語」を語って聴かせることが絶対に大事だと思っています。
 
幼児用のことば遣いやお話の語り方などは、ないのです。
 
感情は込めるものではなく、生まれるものであり、おのずから立ち上がってくるものであり、それこそが本当の感情です。
 
よく言われていることで、幼児教育の場で「感情を込めず¨淡々と¨語ることで、子どものイメージの力を使わせる」ということは、その「込められた」感情を嫌っているということではないでしょうか。
 
そして、「込められた、捏造された感情」を嫌うあまり、「淡々と」というお題目に甘えて、実に平板な語りに安住してしまっている。
 
それが実情だと思います。
 
そこには、ことばに対する見識がほとんどありません。
 
シュタイナー教育でよく言われている「感情を込めず¨淡々と¨語る」だけしていますと、確かに子どもにイメージを使わせますが、「知的なイメージ」ばかりふくらます子どもを育ててしまいます。
 
そこに、意志の働きをもたらさないと、つまり、身振りに裏打ちされたことばでないと、子どもの意志が育ちません。
 
ことばにふさわしい人間的な身振りをもって話すこと。身振り、それは、人の意欲や意志の働きから生まれます。
 
一方、ことばの発声はできうるかぎり明瞭にすること。この明瞭さこそが、思考の働きであり、「淡々と」という意味なのです。
 
その明瞭に発音されることばと、身振り。
 
そのことばは、思考と意志の融合となります。
 
そのときの表出は、そのことば、そのことばに、ふさわしい感情の表出になります。
 
それは、ときに、静かな響きになる時もあれば、活発で劇的な響きになる時もあります。
 
それは、ことばと文に沿って変わってきます。
 
その響きは、いずれも、人のイマジネーションを引きだします。
 
実際に、言語造形による物語りを聴いていただく機会を、どんどん増やしていきたいと考えています。
 
 
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2019年1月開校!
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2018年10月28日

ことばの奥にあるもの


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写真撮影 山本 美紀子さん

今日、言語造形クラスに参加して下さつてゐるおひとりの方がこんな話をして下さつた。
 
先日、演劇を観に行つた。それは、何らかの心理的障害を抱えてゐる子どもと大人の方が出演してゐるもの。
 
その俳優さんたちが舞台の上でことばを語るのだが、その発音されることばが、ことばの形をなしてゐなくて、全く何を言つてゐるのか、分からない時がある。
 
しかし、観客である自分には、何がそこで語られようとしてゐるのかよく分かつた。
 
さうお話ししてくれた。
 
声の質だとか、表面に於けることばの意味、さういふことよりも大切なのは、ことばを発しようとするときの、こころのアクティブな動きである。
 
ことばが生まれてくる大もとの泉、それは、こころのアクティブな働きなのである。
 
その泉が、こんこんと新しい清水を湧き立たせてゐるかどうか、こころの動き(アストラルのからだの働き)が活き活きと動いてゐるかどうかが、最も大切なことなのだ。
 
その演劇では、きつと、こころの働きが活き活きと繰りなされてゐたに違ひない。
 
人は、ともすれば、ことばを発するときに、表面だけきれいに整えようとしたり、意味や情報さへ伝はればそれでよしとしてしまふ。
 
しかし、それでは、いくら丁寧に話されてゐても、いくら淡々と話されてゐても、こころやいのちの営みの欠けた虚ろで死んだことばを聴いてゐる人に手渡すことになつてしまふのだ。
 
さういふときのことばは、精彩といふものが欠けてしまつてゐる。
 
そもそも、活き活きとしたこころの働き(アストラルのからだの働き)が、いのちの働き(エーテルのからだの働き)に作用していくとき、人は母音を発する。
 
一方、そのこころの働き(アストラルのからだの働き)が、〈わたし〉に作用するとき、人は子音を発する。
 
ことばの働きの大元は、こころの働き(アストラルのからだの働き)なのだ。
 
こころの働きをいかにしてアクティブなものにするか。それが、ことばを話す上での欠かせないことである。
 
だから、逆に言へば、ことばの練習を積極的にすることで、人は、アストラルのからだ(こころの働き)とエーテルのからだ(いのちの繰りなし)、そして〈わたし〉の営みとを連動させながら、自分自身を育んでいくことができる。
 


  

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2018年10月27日

失はれ続ける風景に抗することばの芸術


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二日前の早朝、玉出といふ場所に降りて行く坂を歩いてゐて、西の空に落ちて行かうとする大きな、大きな満月に胸を衝かれる。
 
その坂は、大阪の上町台地の西南の端で、百何十年前からだんだんと大阪の海が埋め立てられていく前は、万葉の歌にも数多く歌はれてゐる住吉(すみのえ)の浜だつた。
 
それは、それは、美しい風景が拡がつてゐたであらう、「歴史的名所旧跡」である。
 
しかし、いま、かうである。
 
いま、落ちて行く望月を見ながら、目の前に張り巡らされてゐる電線と灰色の建物の群れを、こころの眼の前から追ひ払ふ。
 
 

住吉の岸の松が根うちさらし
寄せ来る波の音の清けさ (巻七 1159)

 
 
 
万葉の歌をもとでに想像する力をフルに使ふ。
 
さうすると、いまでも潮騒と海の香りと姫松並木、そしてその向かうに見えてゐた月が、浮かび上がつてくる。
 
失はれてしまつた風景。
 
文学といふことばの芸術を大事にしないと、人は容易に風景を壊し、そのかけがへのない美しさが失はれてしまつても、痛くも痒くも感じないやうになつてしまふ。
 
だからこそ、詩人によることばの調べをどこまでも尊重する教育を。国創りを。
 
 

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2018年10月26日

言語造形公演「山月記」〜音楽・小西収さん〜


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写真撮影 西本雅一さん

 
このたびの言語造形公演『山月記』では、言語造形と共に、クラリネットが奏でられます。
 
小西 収 (小西収)さんによる演奏です。

小西さんは、指揮者としての研鑽をずつと積んでこられてをられます。
 
実際の演奏の現場に居合わせるとき、彼の音楽的造詣の深さとその表現に於ける愛と情熱は、肝を抜かす程の凄さでありました。
(以前の彼についての拙記事 http://kotobanoie.seesaa.net/article/461817167.html
 
その小西さんからの、今回の舞台へ向けてのことばをご紹介させてください。
 
 
ーーーーー
 
このたびの『山月記』に添える音楽は、現代日本の偉大な作曲家・松村禎三(1929─2007)の3つの作品「ピアノ協奏曲第1番」「交響曲第1番」「管弦楽のための前奏曲」から引いてきた旋律や動機を、クラリネットで独奏するという試みです。
 
それらの作風は「…アジア的な発想をもった、生命の根源に直結したエネルギーのある曲を書きたい…」という作曲家自身の言葉通りのものです。
 
諏訪耕志さんから今回のお話(ご依頼)を頂き、『山月記』冒頭しばらくの中島敦の文体を想起/一読するやいなや、私の脳内に、上述3作を含むいくつかの松村の音楽の断片が響き渡ってきました。
 
そのときの精神の高揚のままに、それでいて音楽自身を押し出すのでなく背景としての“引き”の構図を担う任も忘れずに、諏訪耕志言語造形の伴奏という大役に力を尽くしたいと思います。
 
 
 
小西収(こにししゅう)プロフィール
 
1965年 箕面市に生まれ育つ。
帝塚山高校数学科非常勤講師。
高校時代から独学で指揮を学ぶ。
女満別指揮法セミナー(夏期合宿)に2001〜03年の3回にわたり参加し、小林研一郎、高石治、松尾葉子、松岡究、三河正典の各氏に師事。
2009年までに、大阪市立大学交響楽団、ときの交響吹奏楽団、帝塚山学園吹奏楽部、アンサンブルフロイントの指揮者を歴任、2007年には橿原交響楽団に客演。現在は、私設楽団「トリカードムジーカ(音楽の編み物)」主宰、箕面高校OB吹奏楽団指揮者兼クラリネット奏者。
敬愛する往年の名指揮者ブルーノ・ワルターのモットー「微笑みを忘れず」を胸に活動を続ける。
帝塚山高校校内行事やAPA(アマチュア音楽家協会)の例会でクラリネット演奏のソロ活動も行う。
 
 
 
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大阪の阿倍野と、三重の名張にて、中島敦の『山月記』を諏訪耕志と諏訪千晴の言語造形、小西収さんのクラリネット演奏にてお聴きいただきます。
 
夏の『名人伝』に続き、中島敦第二弾です。
 
巨大な才能を包含しつつ、弱冠三十三歳で夭折してしまつた中島敦による、珠玉の小作品。
 
そのことばの芸術が惹き起こす感情のドラマを、どうぞお楽しみください。 
 

●出演: 言語造形 諏訪耕志 諏訪千晴
    クラリネット演奏 小西収 
 
 
●大阪公演
 
日時: 平成30年11月30日(金)
17時30分開場 18時開演 20時終演予定
 
場所: 大阪市阿倍野区民センター 集会室1
https://abeno-cc.net/facilities/access_map
 
 
●三重公演
 
日時: 平成30年12月1日(土)
15時開場 15時半開演 17時半終演予定
 
場所: 桔梗が丘市民センター 会議室202
https://map.goo.ne.jp/place/24003181284/map/
 
 
 
参加費: ご予約 3000円 当日 3500円
 
 
お問い合わせ・お申し込み(事前お振込制):
以下のページから「ことばの家 諏訪」へご一報の上、ゆうちょ銀行へのお振り込みをお願いいたします。
https://kotobanoie.net/access/
 
◎ゆうちょ銀行  
 記号 10260 番号 28889041 
 諏訪 千晴(スワ チハル)
 
 

 
 
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2019年1月開校!
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/


posted by koji at 21:34 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする