2024年09月28日

こころのこよみ(第26週) ミカエルの祭りの調べ



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ラファエロ「大天使ミカエルと竜」



自然 その母なるありやう

わたしはそれを担ふ 我が意欲において

そしてその意欲の火の力

それが鍛へる 我が靈(ひ)の萌しのかずかずを

その萌しのかずかずが生む おのれの情を

わたしを担ふべく わたしにおいて   



Michaeli-Stimmung   

Natur, dein mütterliches Sein,             
Ich trage es in meinem Willenswesen;      
Und meines Willens Feuermacht,         
Sie stählet meines Geistes Triebe,         
Daß sie gebären Selbstgefühl           
Zu tragen mich in mir.  



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第27週】


わたしといふものの深みへと進みゆく

呼び起こす 御声(みこゑ)の響きに満ちた憧れを

わたしはわたしを見いだす おのれを見てとりつつ

夏の陽から贈られた萌しとして

秋の調べの中で熱く息づく

我がこころの求める力として



In meines Wesens Tiefen dringen:
Erregt ein ahnungsvolles Sehnen,      
Daß ich mich selbstbetrachtend finde,     
Als Sommersonnengabe, die als Keim
In Herbstesstimmung wärmend lebt    
Als meiner Seele Kräftetrieb.    
        






posted by koji at 23:23 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月27日

大阪帝塚山「ことばの家」さよならパーティー



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大阪市住吉区帝塚山で約20年間いたしていました「ことばの家」が解体されるにつき、お声をかけさせていただいた方々と共に先日、「ことばの家さよならパーティー」をいたしました。


来て下さった方々が、ここでの想い出を語りながら、狂言の謡いをして下さったり、ライアーの演奏をして下さいました。それはこの家へのこころからのはなむけでした。本当に、ありがとうございました。この家が喜んでおりました。


この小さな部屋には、本当に様々な想い出と共に、ことばの芸術から生まれる目には見えない痕跡があまた刻まれています。それは、エーテルの造形物といってもいいような、不可視の生きていることばのお宮です。


毎週毎週、毎月毎月、ことばづくりの学びに通って下さった方々、そして、数々の公演に足を運んで下さった多くの方々、おひとりおひとりにこころより、こころより、お礼を申し上げます。


わたしもまた、いま、引っ越しの作業をしながら、この家に包まれてあることの、なんとも言えない気持ちを感じて、こころから、まこと、まことの感謝を感じています。


そして、新しい「ことばの家」への精神の引き継ぎをして行く道の上に今います。


2024年10月より京都市伏見区醍醐にて、新しく「ことばの家」を創り、アントロポゾフィーを学ぶ靈(ひ)の学び舎として、そして、日本のことばの古くて全く新しい芸術を織りなしてゆく「ことばづくり」の工房として、こつこつと活動してゆきます。


わたし自身、60歳からの新しい人生のはじまりです。


どうぞまた、お越しくださいね。


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posted by koji at 21:52 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月24日

エーテルの世を描いている古事記



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人は、13、14歳ごろから性的な成熟がからだに現れて来ます。


男の子は、男のからだのありようへ、女の子は女のからだのありようへと、成熟していく。


しかし、ちょうど、そのころ、男の子のエーテルのからだは、まさしく女性の姿をとり始めるのであり、女の子のエーテルのからだは、男性の姿をとり始めます。(※)


そうして、フィジカル(物理的)なからだにおいて性が表立つことに対して、エーテルのからだにおいては、その対の性を姿としてとることで、人としてのバランスをとらせるという、神の計らいなのでしょうか。


さて、ここで、『古事記(ふることぶみ)』の話になります。


そこにおいては、とりわけ神代の巻にはエーテルの世のありようが描かれてあります。


天照大御神は高天原において、太陽を司る「女神」として描かれています。


それは、いまだ、フィジカル(物理的)な状態にまで凝ってはいないエーテルの状態の太陽が女性的な姿をされておられるからです。


そして、フィジカルな次元では、太陽は、まさしく男性的な働きを荷つて下さっています。


それは、光と熱を通して、すべての地上のものに命を吹き込む、受精させる、そんな働きです。


一方、月は、エーテル界においては月読命(つくよみのみこと)という「男神」として描かれています。


そしてフィジカルな次元では、月は、まさしく、女性的な働きを荷つて下さっている。


太陽の光を照り返し、夜の国をしろしめされておられる。


『古事記』は、そのように、この大宇宙と地球のなりたちをエーテルの次元において、さらにアストラルの次元において、さらにまぎれない靈(ひ)の次元において、描いているのです。



※Rudolf Steiner : Gegenwärtiges Geistesleben und Erziehung 第4講より 





posted by koji at 22:22 | 大阪 ☁ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月23日

頭で考へることをやめ 胸のチャクラからの流れに委ねる






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


posted by koji at 21:48 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月22日

命綱としての文学



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人と人との集まりの中で、いわゆる人間関係における世代間や性差、個人と個人の間の違和、不調和、断絶というようなものがあります。


理想を求めて集まった人たちの中でも、そういったものから生まれる情のせめぎ合ひが激しくきしむことがあります。


100年前のルードルフ・シュタイナーは、学びに集まった人たちに対して、若い世代には「もっと謙虚になって、これまでに古い世代が積み重ねてきたものを敬いつつ認めることを学んではどうか」と呼びかけ、古い世代には「変に若ぶらずに、しっかりと精神において老いるように、こころにおいて熟するように」と諭しました。


しかし、そのように世代間の断絶と見えるようなことも、おおもとの問題は、よくみて、よく考えている人たちと、よくみず、よく考えていない人たちとが、いつの代にも存在していて、争いは、よくみず、よく考えない人たち同士の間で起こっているということです。


よくみず、よく考えない古い世代と、よくみず、よく考えない若い世代とがぶつかり合っていたということです。


さらには、人と人との間のやりとりは、すべて、ものの言い方、ことばの用い方の問題であることをわたしは念います。


つまり、人と人とがぶつかり合うとき、いま、何が本質的に大切なことで、何が非本質的なことであるかをみずからで、よくみることができていなかったり、よく考えることができなかったりしているのではないでしょうか。


さらに見落とされがちなこととしてわたしが思うのは、人はものの言い方を学ぶ機会をもってはいないということです。


自分の立場や、自分にとってこれまでのお決まりの思い方、感じ方、考え方にしがみついたまま、そこからものを言ってしまう。


それは、文学や舞台芸術から、もっと素朴なものでは親や祖父・祖母からの言い伝えによることばづかいの芸術的なありように触れ、親しむ修練を積んでいないことによって、ことばがその人のまるごとを顕わにしてしまうことへの畏れをもっていないことから、どうしても生じてしまうことです。


そうして、わたしたちは、万人が万人の敵となる、あの黙示録に予言されているあり方へと突き進んで行くのでしょう。


ことばの用い方をもって、人はものの考え方、感じ方を織りなしてゆきます。


決して、思想や理念がことばに先立って醸成され、それがことばとして表現されるのではありません。


人は、いくつになっても、ことばの用い方に、その都度その都度、新たに新たに、意を注いでいかねばならない存在なのです。


そのためには、ことばの芸術、芸術としてのことばづかいに触れていることがとても大切なことなのです。


賢者のことばであったとしても、それを一言一句厳格に捉えることをもって足れりとしている老人も、自由にものを言うことこそが人であることの証だと思い込んでいる若者も、新たに新たに、みずからを律すること、みずからを研ぐこと、みずからを磨くことによつてのみ、「ことば」は人と人とを繋ぐ自由な何かになりうる、ということを学ぶ必要がある。


そういう、ことばの教育、国語教育、これは、わたしたち大人が真剣に取り組んでいくべきものですが、そのためには、日教組や国語審議会の人たちでなく、真の文学者、真の詩人という存在がおのおのの民には要ります。つまり、まごころをもって世界のこと、この国のこと、人や子どもたちのことを念うことばの力が要ります。


それらの文学者、詩人という存在は、時の流れの速さなどには決して負けない、しずしずと地下を流れる清水のような精神の力をことばに湛えて仕事をします。


ですので、昨今、売れている作家などではなく、わたしたちで言うと、祖父の世代の文学作品を落ち着いたこころもちで若い人たちが読み深めることを奨励するような雰囲気が学校や家庭にあることが大切なことです。


そういうものに触れることによって、若いこころをもつ人ならば、必ず、靈(ひ)においてこころといのちが甦ることを覚えるはずです。


ひとりひとりの人が、そういうありようを生きることこそが、すべてのはじまりです。


人と人との間の断絶をわたしたちは積極的に超えてゆくことが、きっと、できるはずです。





posted by koji at 16:59 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月17日

和歌山岩出 アントロポゾフィーとことばづくりの学び



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毎月、学びが続いている和歌山の岩出市での学び舎のことを学び手であるおひとりの方がご紹介して下さいました。


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月に一度、岩出市に通っている『言語造形』のクラス。講師は諏訪耕志さん。

9年前?の『親子えんげき塾』から参加し、形を変えながら、現在は午前が講義、午後から言語造形の実践の時間になっています。

人前で大きな声で表現することに自分でびっくりしたり、あー話を聞いてもらえる、話を聞く、ってこういうことか!など、人としての基礎のような体験からはじまり(笑)、今では毎回、心と身体の深いところで何かを発見したり味わったりできる、とても大切な時間です。

詩や物語を、声に出して全身(と心と精神)で言葉を発すると、まったく違う体験になるんです、ほんとに。

頭では知ってたけど、実際会ったら、行ったら、やってみたら、やっぱり別もの!なんですが、さらにそれは、目に見えるものではなくて、空間と音を造形する体験。物語の世界がわー、と迫ってくる体験。

何言うてるかわかりますか。

吸う息でことばを受け取り、吐く息でその言葉を地上に素直におろす。素直におろすことが難しい、その難しさに気がつくのが毎回たのしい。自分でしているときはあまり気が付かないんですが、他の方の物語を聞いてると、その息遣いが深いほど、物語の世界が目の前とか身体に豊かに広がるんです、間です、余韻です。わたしが日常で忘れがちなそれです。

ことばを大切に丁寧に発する時間。みなさんいかがですか。突然のお誘いですよ。本当に面白くて大切なクラス。ご興味ある方はぜひお声掛けください。お仲間募集中です!



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毎月第三月曜日、午前10時から午後2時半まで、午前は『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を素材にしたアントロポゾフィーの学び。お昼ご飯を挟んで、午後は、ことばづくり(言語造形)を通して、物語や詩を芸術的に声に出して味わい合う時間です。

人間学と芸術実践。

呼吸を深め、こころをみつめ、いのちの流れを健やかに解き放つ毎月ごとのこの時間が、本当にかけがえのない時間になります。

いつからでもご参加できますので、ご関心のおありになる方、一度、体験ご参加でお越しになられませんか。

お待ちしています。



●ご参加費: 単発 5000円  5回連続 20000円

●日時: 毎月第三月曜日 午前10時から午後2時半まで

●場所: 和歌山県岩出市内個人宅(お申し込みの際に詳細をお伝えします)

●テキスト『いかにして人が高い世を知るにいたるか』と声に出してみたい文学作品をひとつご用意ください。

●お問い合わせ・お申し込み:
ことばの家 諏訪  e-mail suwa@kotobanoie.net




posted by koji at 13:08 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月14日

社会の大勢に抗してひそやかに



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東京でのことばづくりの仕事。

大都会の中で働いている人たちのこころづかい、ことばづかい、息づかいがどんどん息苦しいものになっているとしても、靈(ひ)から生まれる芸術には何かができるはず。

人が、時に、コンプライアンスやハラスメントといったことばに縛られざるをえず、人としての内なる自由への愛が不如意をかかえざるをえなかったとしても、こころを自由に解き放って、自分自身を十全に表現できる時と場をその芸術は打ち開いてゆきます。

社会の大勢がどうなってゆこうとも、わたしたちは愛から何かができるはず。


posted by koji at 21:08 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大声で朗読することの大切さ






瞑想と集中をもつて育まれるアストラ―ルのからだにおける光の放射とエーテルのからだの流れ。

それは、深く闊達ないきづかいをもつてなされる朗読や訓読、演劇において生まれるものでもあります。

だからこそ、それら靈(ひ)から生まれる働きを意識し、その上で、小学生や中学生、10代の若者たちを導いて行くことは、彼らの成長に資するところ大いなるものです。



観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
火曜クラス(毎週) 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】


●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形


●場所:和歌山県岩出市内の公民館


●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円


お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



posted by koji at 09:43 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月13日

こころのこよみ(第25週)



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ルオー「《受難》1」



わたしはいまわたしを取り戻し
 
そして輝きつつ拡げゆく 内なる光を
 
場と時の闇の中へと
 
眠りへと自然がせきたてられるとき
 
こころの深みよ 目覚めよ
 
そして目覚めつつ担ひゆけ 陽のたぎりを
 
寒い冬のさなかへと
   
 

Ich darf nun mir gehören        
Und leuchtend breiten Innenlicht     
In Raumes- und in Zeitenfinsternis.   
Zum Schlafe drangt naturlich Wesen,   
Der Seele Tiefen sollen wachen      
Und wachend tragen Sonnengluten     
In kalte Winterfluten.   
 


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【向かひ合ふ週 第28週】


わたしは内において新しく甦り

感じることができる おのれであることの拡がりを

そして力に満ちた考への輝きを

こころの陽の力から

生きることの謎を解きつつ贈ることができる

いくつもの願ひを満たしつつ与へることができる

希(のぞ)みはすでにその揺らぎを鎮めたり



Ich kann im Innern neu belebt          
Erfühlen eignen Wesens Weiten         
Und krafterfüllt Gedankenstrahlen        
Aus Seelensonnenmacht             
Den Lebensrätseln lösend spenden,        
Erfüllung manchem Wunsche leihen,       
Dem Hoffnung schon die Schwingen lähmte.   





   


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2024年09月11日

ことばのひ 京都南丹でのことばづくり



昨日、いつもの青い森自然農園でのことばづくり(言語造形)の一日でした。ご参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。天(あま)の浮橋のように空に虹もかかり、皆さんと共に、また、ひとつの「祭り」を創り上げたような感覚です。


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その「祭り」とは、何なのでしょうか。


それは、ひとりひとりどの人も、詩人であり、その人の内に鎮まっている詩心(しごころ)、歌心(うたごころ)が溢れ出して来、まるで熱と光と風と水の流れを浴びるように互いに味わい合うひとときなのです。


目には見えず、耳には聞こえないものを、ことばにしようとする人、それが詩人です。


その詩人が、こころに歌い、書き記したことばを、空間に響きをもって奏でようとする芸術が、ことばづくり(言語造形)なのです。


空間の中でことばを響かせることで、ことばづくりをする人は、この世の物質的なくびきからこころとことばを解き放ち、ことばの響きが産み出す間(ま)と余韻に、ものを言わせようとします。それは、詩人がこころの内においてなしたことを、外なる空間の中に顕わす作業なのです。


その間(ま)には、言霊といわれている靈(ひ)の働きが湛えられ、そこに耳を澄ませる者のこころを、この地から靈(ひ)の世、天上へと運びます。


ことばの音韻が描く靈(ひ)のフォルムと動きに沿おうとするわたしたちのこころを靈(ひ)なる自由へといざないます。


ルードルフ・シュタイナーから生まれた靈(ひ)の学び、アントロポゾフィーは、古代人がおのずから持っていた、そのようなフォルムと動きに沿う力を失ってしまった現代人が、意識的に、改めて、その力を取り戻し、そこに遊び、そうして自由を勝ち取るための道を示してくれています。


ことばづくり(言語造形)という芸術実践は、そのアントロポゾフィーから生まれて来ました。


ことばづくり(言語造形)を通して、ことばの靈(ひ)「言霊」に触れ、包まれ、貫かれ、満たされるのです。


目に見えず、耳には聞こえない靈(ひ)のかたちと動きと調べを感覚し、表現していく道を歩むのです。


世の詩人たちが聴き取っている調べを、ことばづくり(言語造形)をする者が身をもって奏でることで、詩人の求めた靈(ひ)をより大きくより深く響かせる可能性を啓きます。


そして、我が国は、言霊の幸ふ国でありました。


天皇陛下や宮人たち、武士たち、そして庶民に至るまで多くの日本人は、詩人でありました。


その詩人であることを促す文化の土台は、和歌、祝詞、そして神話などの日本の古典文学にありました。それらは、本当に豊富に、また無限に深く、ことばを生きる、その道を拓いてくれています。


とりわけ、天地(あめつち)の初発(はじめ)から語り始め、この国のとこしえに栄え続ける原理を語る、古事記(ふることぶみ)。


そこで語られることば遣いは、神々の手ぶりを顕わすものであり、それがそのまま、いにしえの人々の手ぶり、ことば遣いとして記録されています。


その神々の手ぶり、いにしえの人々のことば遣いから聴き取られる、このくにの悲願。


その悲願を全身全霊で受け取った人々によって詠われた叙情詩、ことばの芸術が、万葉集(よろずのよのふみ)です。


ことばづくり(言語造形)によって、その調べを奏でることができます。


わたしは、そのことを、深く確かに感じています。


ことばづくり(言語造形)をもって、ともに、古事記と万葉集をはじめとする日本古典文学を空間に奏でてゆくことを、これからも、多くの方々としていきたいと願っています。


それは、この国とわたしたちひとりひとりを靈(ひ)において甦らせ始めるための、根底の礎を築きゆく仕事だと信じています。


地味ではありますが、大いなる仕事だと信じています。


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2024年09月09日

ご先祖供養こそ我が国の信仰の営み






今回の動画の内容は、執行草舟先生の番組を観させていただき、おおいに感ずるところあり、その内容を引き継ぐようなつもりで語らせてもらったものです。

執行草舟チャンネル【公式】
【先祖供養で 1番大切な事】




観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志




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2024年09月07日

見えないものを観る力を育む 聞こえないものを聴く力を育む






この動画は、2024年6月23日に収録しました。


観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志




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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
月曜クラス(毎週) 20時〜21時


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】


●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形


●場所:和歌山県岩出市内の公民館


●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円


お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/



you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。






posted by koji at 22:25 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第24週)



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おのれを絶えず創り上げつつ

こころはおのれのありやうに気づく

世の靈(ひ) それは勤しみ続ける

おのれを知ることにおいて新しく甦り

そして汲み上げる こころの闇から

おのれの感官の意欲の稔りを



Sich selbst erschaffend stets,         
Wird Seelensein sich selbst gewahr;      
Der Weltengeist, er strebet fort        
In Selbsterkenntnis neu belebt        
Und schafft aus Seelenfinsternis       
Des Selbstsinns Willensfrucht.     



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【向かひ合ふ週 第29週】


おのれで考へるの光を

内において力強く灯す

生きられるところを意味深く指し示す

世の靈(ひ)の力の泉から

わたしへの いま 夏の贈りもの

秋のしづかさ そしてまた 冬の希み



Sich selbst des Denkens Leuchten           
Im Innern kraftvoll zu entfachen,           
Erlebtes sinnvoll deutend                  
Aus Weltengeistes Kräftequell,             
Ist mir nun Sommererbe,                 
Ist Herbstesruhe und auch Winterhoffnung.  







posted by koji at 22:09 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月05日

衝動や情念や欲望を無理やり抑え込まないこと






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


posted by koji at 22:07 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月03日

幼児教育の重要性とカルマの働き






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


posted by koji at 19:18 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真という信仰の道 〜日高 優著「日本写真論」〜



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わたしはこれまで写真というものに関心を寄せることがほとんどなかった。精確に言うと、写真を芸術作品として観るための前もっての知識をほとんど持っていなかった。もっと精確に言うと、ものを観ることにおけるこころの深みにほとんど目覚めていなかった。ものを観ること、その感官の営みに精魂を籠めることの喜びを根本的に知らなかったのだ。


わたしたちの暮らしの中で、冷暖房が効いた部屋で過ごすことや、電車やバスに乗ったり、インターネットで遠くに住む人と顔を見合わせながら会話ができたりするのと同じ程度に、いやそれ以上に、写真というものが暮らしの中にあることがあまりにも当たり前のことであった。それゆえ、写真を観ることへの意識が全くといっていい程、眠っていたのだ。


この日高 優氏の著作は、根底からそういった、現代人特有のと言ってもいい意識を眠りから呼び覚ます。


物が、ここに、あるということ。この「物」をあえてここでは「ぶつ」と言いたい。そして、それを観るということ。


写真を撮るということは、目の前の物(ぶつ)を見ることから始まり、さらにファインダーを通して、物の物たるところ、「もの」を観ることへと、こころの射程距離を伸ばしてゆくことであった。


写真家は、生(なま)の眼によって得る知覚と、カメラという「機械による知覚」とを、シャッターを押すことを通して結び合わせ、生みだす映像に「もの」が写し出されるのを待つ。


そして、写真を視るわたしたちは、「ものを観ることの深み」に目覚めるための機会を与えられる。ものを、ものものしく観るレッスンの始まりである。その練習の継続は、こころの開眼への道を歩きゆくことである。それは、写真家当人が歩いた道のりでもある。


この本を読み、まず驚いたのは、写真を撮ることと写真を観ることは、共に、信仰にまで届くこころの修練をもって、どこまでもその質を深められるということ。その感官の営みの深まりは、人生を生きるということそのことが豊かな稔りを得ることへと繋がってゆく。


深みを観る。ものがここに在ることの深みを観る。「在ること」の神秘に目覚める。それは世の深みとその持続を生きるということであり、誰もが啓いてゆくことのできるこころの技量である。


写真を撮る人は、深みと持続を生きる人、靈(ひ)にカメラで触れる人であった。


さらに、この本の題名は『日本写真論』である。


写真という存在がもたらす神秘、その写真を撮るという営み、そのことを愚直なまでに深めたのが、「日本人」であったということ。読んでいて、そのことに刮目させられるのである。


この書では、昭和を生きた三人の写真家、木村伊兵衛、土門拳、濱谷浩のそれぞれの仕事の、まこと内なる質が静かに、かつ情熱を込めて語られている。三人は、三人それぞれの魂の曲率をもって、それぞれの仕事をなし、かつ、自分たちが生きているこの日本という風土の底に流れ続けている共通の歴史感覚に降りて行っている。そう、日本をこそ、彼らは撮り続けたのだ。


西洋近代文明から生まれたカメラという機械による写真術。それが、日本人によって、靈(ひ)の営みへと深められ、高められた。


そのことが、わたしには、とりわけ、感銘が深い。


わたしも日本人のはしくれとして、ものを観ることを始めることができる。ものへの道を歩き始めることができる。


著者の「未生の写真家たち」ということばは、わたしをはじめとして、未来の多くも多くの日本人たちへの応援と覚醒と奮起への呼びかけではないだろうか。





posted by koji at 00:18 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 読書ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年09月02日

日本昔話 月見草のよめ






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



posted by koji at 23:05 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年9/29「ミカエルの祭りの調べ」からの毎週日曜夜『こころのこよみクラス』へのお誘い



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この毎週日曜日の夜の集い「こころのこよみ」クラスも、今年の3月31日の甦りの祭り(復活祭)から始め、半年が経とうとしています。


一年(ひととせ)の巡りにおいて、春の甦りの祭りと同じくらいの意識の昂ぶりと深まりをもって祝う秋の祭り、ミカエルの祭りが9月29日にやってきます。


春の甦りの祭りは、毎週ごとに、世にことばを刻み込んでゆくように、この「こころのこよみ」を口ずさんでゆくことをはじめる時でした。


それは生命のみずみずしさをもって世に向かって身を開きつつ、新しく立ち上がって生きて行く、そのきっかけとなしうる靈(ひ)の祭りでした。


そして、秋の祭りとは、何を祝うのでしょう。何をそこから、人は、はじめてゆくことができるのでしょう。


秋は、〈わたし〉という意識が、目を覚ましはじめる季節です。人にとって、この内なる意識の目覚めが何を意味するのか。そして、秋から冬に向かってわたしたちはみずからをどのような存在になしえてゆくことができるのか。


そんな問いをもって、この一年の後半を「こころのこよみ」と共に、わたしたちと共に、歩んで参りませんか。


毎週ごとの「こよみ」のことばの理解を深めながら、声に出して空間に「こよみ」を刻み込んでゆきます。


新たなご参加をこころよりお待ちしております。




アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志




※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



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●日時
毎週日曜日午後8時半〜9時半


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
9月29日の体験ご参加 1000円
毎月(平均4回のクラス) 5000円
その後の体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






posted by koji at 21:57 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月31日

こころのこよみ(第23週)



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秋めいて和らぐ

感官のそそる営み

光の顕はれに混じる

霧のおぼろなとばり

わたしはみづから観る 場の拡がりに

秋から冬への眠りを

夏はわたしに

みづからを捧げてくれた



Es dämpfet herbstlich sich            
Der Sinne Reizesstreben;            
In Lichtesoffenbarung mischen          
Der Nebel dumpfe Schleier sich.         
Ich selber schau in Raumesweiten         
Des Herbstes Winterschlaf.           
Der Sommer hat an mich            
Sich selber hingegeben.       




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【向かひ合ふ週 第30週】


わたしに生じる こころの陽の光の内に

考へることの熟した稔り

おのれを意識することの確かさにおいて

変はる すべての感じ方が

感覚できる わたしは 喜びに満ちて

秋の靈(ひ)の目覚めを

「冬はわたしの内に

こころの夏を目覚めさせるだらう」



Es sprießen mir im Seelensonnenlicht    
Des Denkens reife Früchte,               
In Selbstbewußtseins Sicherheit            
Verwandelt alles Fühlen sich.
Empfinden kann ich freudevoll
Des Herbstes Geisterwachen:              
Der Winter wird in mir
Den Seelensommer wecken.               




posted by koji at 22:06 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月30日

カルマと自由は両立する






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾




【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】

●zoomによるオンラインクラス開催日時
火曜クラス(毎週) 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





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2024年08月27日

前田英樹氏著「ベルクソン哲学の遺言」



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哲学とは、こころを透明にして行く内なる作業。

世の拡がりと深みへとこころを赴かせる作業。

そして、喜びをもって活き活きとこころを繰りなして行く作業。

考える働きが健やかに繰り出されゆくことに、人は喜びを感じずにはいられない。

なりなりてなりゆく考える働きは、その人自身をも、なりなりてなりゆかせる。

「持続する思考」とベルクソンが言う、その営みは、わたしたちの日々の暮らしの表での有効性、有用性に向かうのではなく、底にしずしずと流れている地下水のように持続している宇宙の営みとリズムを合わせゆくこと。

そのリズムは、精神の生命のリズムでもあるから、ことばのリズムとひとつになって、人と人とを深みにおいて結ぶ。

哲学とは、そのような、愛の行いであること。

前田氏が綴る文体のリズムとシンフォニックな構成(それは読み込むにつれて感得されて行く)が、ベルクソンというひとりの人とわたしを、そして、宇宙の考える営みとわたしを、結んでくれる。





posted by koji at 17:04 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 読書ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月24日

健康よりも義務が上に来る?






義務
健康
享受

この三つは、人の日々の暮らしと結びついたリアルなことがらであります。

なぜなら、以下のやうにこの三つは、こころの働きとそれぞれ繋がつてゐるからです。

義務  意識のこころ
健康  分別のこころ
享受  感覚のこころ

こころは、この三つの相(すがた)をもつてなりたってゐます。

そして、
感覚のこころは、享受を通して世と人とを繋ぎます。
分別のこころは、健康的に営まれる時、世と人にふさはしさと安らかさをもたらします。
意識のこころは、義務を行為への愛へとなりかはらせます。




観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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2024年08月23日

こころのこよみ(第22週)



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光 世の拡がりから

内に生き続ける 力強く

それはこころの光となり

そして輝く 靈(ひ)の深みに

稔りを解き放つべく

人のおのれを世のおのれから

時の流れに沿ひて熟させゆく



Das Licht aus Weltenweiten,
Im Innern lebt es kräftig fort:          
Es wird zum Seelenlichte            
Und leuchtet in die Geistestiefen,        
Um Früchte zu entbinden,            
Die Menschenselbst aus Weltenselbst       
Im Zeitenlaufe reifen lassen.   




♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾




【向かひ合ふ週 第31週】


光 靈(ひ)の深みから

外へと輝きいづる 陽のごとく

それは生きる意欲の力となり

そして輝く 感官のおぼろさに

力を解き放つべく

創りなす力をこころの勤しみから

人の仕事において熟させゆく



Das Licht aus Geistestiefen,               
Nach außen strebt es sonnenhaft.           
Es wird zur Lebenswillenskraft            
Und leuchtet in der Sinne Dumpfheit,       
Um Kräfte zu entbinden,                 
Die Schaffensmächte aus Seelentrieben       
Im Menschenwerke reifen lassen.           






posted by koji at 22:01 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月16日

こころのこよみ(第21週)



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わたしは感じる 稔りゆくこれまでにない力を

それは強まりつつ わたしにわたしみづからを預ける

わたしは感覚する 萌しが熟し

そして御声(みこゑ)が光に満ちて織りなすのを

内においておのれであることの力に



Ich fühle fruchtend fremde Macht      
Sich stärkend mir mich selbst verleihn,    
Den Keim empfind ich reifend        
Und Ahnung lichtvoll weben         
Im Innern an der Selbstheit Macht. 
    

 

♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾




【向かひ合ふ週 第32週】


わたしは感じる 稔りゆく己れの力を

それは強まりつつ わたしを世に預ける

わたしは感じる わたしのわたしたるところが力強く

明るみへと向かふのを

生きることの仕合はせの織りなしの内に



Ich fühle fruchtend eigne Kraft
Sich stärkend mich der Welt verleihn;      
Mein Eigenwesen fühl ich kraftend        
Zur Klarheit sich zu wenden             
Im Lebensschicksalsweben.              






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洗礼者ヨハネ  ひとりにて呼ぶ者の聲






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

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この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時30分〜21時30分
月曜クラス(毎週) 20時30分〜21時30分


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形


●場所:和歌山県岩出市内の公民館


●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円


お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



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2024年08月13日

シュタイナーの学び 読書の意味 読書会の意味






.
観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】


【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。




【zoomによる言語造形クラス】


●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時30分〜21時30分
月曜クラス(毎週) 20時30分〜21時30分


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】


●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形


●場所:和歌山県岩出市内の公民館


●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円


お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
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諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


#シュタイナー
#シュタイナー教育
#アントロポゾフィー

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2024年08月12日

日本昔話 水さがし






義務
健康
享受

この三つは、人の日々の暮らしと結びついたリアルなことがらであります。

なぜなら、以下のやうにこの三つは、こころの働きとそれぞれ繋がつてゐるからです。

義務  意識のこころ
健康  分別のこころ
享受  感覚のこころ

こころは、この三つの相(すがた)をもつてなりたってゐます。

そして、
感覚のこころは、享受を通して世と人とを繋ぎます。
分別のこころは、健康的に営まれる時、世と人にふさはしさと安らかさをもたらします。
意識のこころは、義務を行為への愛へとなりかはらせます。




観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

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2024年08月03日

シュタイナーの学び 夏になして行きたいこと






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

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こころのこよみ(第19週)



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小磯良平「斉唱」



密(ひめ)やかに新しく受けとめたものを
 
想ひ起こしつつ包み込む
 
それがわたしの勤しみのさらなる意味であれ
 
それは強められた己れの力を
 
わたしの内において目覚めさせ
 
そしてだんだんとわたしを わたしみづからに与へていくだらう
 

 
Geheimnisvoll das Neu-Empfang'ne
Mit der Erinn'rung zu umschliesen,
Sei meines Strebens weitrer Sinn: 
Er soll erstarkend Eigenkrafte
In meinem Innern wecken 
Und werdend mich mir selber geben.  
 


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【向かひ合ふ週 第34週】
 

密(ひめ)やかに古くから見守られてきたものを
 
新しく生まれてくるおのれのありやうと共に
 
内に活き活きと感じる
 
それは目覚めた世の数々の力を
 
わたしの人生の外なる仕事に注ぎ込み
 
そしてだんだんとわたしを ありありと刻み込んでゆくだらう
 

 
 
Geheimnisvoll das Alt-Bewahrte
Mit neu erstandnem Eigensein 
Im Innern sich belebend fühlen:  
Es soll erweckend Weltenkräfte 
In meines Lebens Außenwerk ergießen 
Und werdend mich ins Dasein prägen.          
 




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2024年08月02日

家庭教育の基 百人一首



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風そよぐ楢(なら)の小川の夕暮れは 禊(みそ)ぎぞ夏のしるしなりける
藤原家隆 (百人一首 九十八番)


百人一首。それは、我が国の家庭教育の基でありました。


近畿地方ならば、どの家にも必ず百人一首のカルタがあったものです。


それは、ことばというものの美しい声の調べを子どもたちに伝える母たちの心用意でした。


和歌やことばの意味は、子どもたちが後に成長してから、時が熟した時に会得されるものでした。


しかし、幼いときに覚えたその調べと律動は、美的でないことば遣いに対する本能的な拒否となって、その人の一生を静かに導いたのです。


夏の季節に詠まれた、藤原家隆の歌を挙げてみました。


風そよぐ 楢(なら)の小川の 夕暮れは
禊(みそ)ぎぞ夏の しるしなりける
藤原家隆 (百人一首 九十八番)


「風そよぐ」の「そ」という音韻が涼しさをこの歌にまずはもたらしてくれます。


.次に、「楢(なら)の小川の 夕暮れは 」の「ならの」の「ら」という音韻、「夕暮れは」の「れ」の音韻が、柔らかく穏やかな風と水の流れを感じさせてくれます。


そして、最後に、「禊(みそ)ぎぞ夏の しるしなりける」と唱えるとき、「禊ぎ」の「そ」の音韻、「しるし」の「し」の音韻が、まさに身もこころも清く濯がれる体感を感じさせてくれるのです。


「楢(なら)の小川」は京都の上賀茂神社境内を流れる川で、わたしの娘たちも幼い頃、何度かこの川で水遊びをさせてもらいました。


川辺の水遊びとは、禊ぎという、身の浄まり、甦り、生まれ変わりを促す神事に通じる、我が国古来の日本人の営みです。


たとえ、そばにこのような清らかな川の流れはなくとも、この百人一首の和歌をこころに唱えるだけで、わたしたちは体感にいたるまでのことばの靈(ひ)の恩恵に預かることができたのでした。


わたしたちのこれからの日本の文化・文明に、このような、ことばの美と靈(ひ)による芸術的、宗教的な深まりと高まりをふたたびもたらすこと。


そのことを意識的にして行こうと思っています。






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2024年08月01日

シュタイナーの学びの肝心要 中心軸〈わたし〉の育み






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2024年07月31日

きららの森サマースクールでのことばづくり



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今日は、兵庫県猪名川にて、一般社団法人「きららの森サマースクール」でのことばづくり(言語造形)の時間。この暑い暑い日の中、なんて涼しげな時間だったことでしょう。それは、ご参加下さった皆さんのとんでもない素直さが生み出した涼しさなのです。伸びやかに息づかいを解き放つことによって、ことばと共に、こころまでもが空間に広がり渡る、その活き活きとしたいのちに満ちた空間。わたしたち大人こそが、まず、自分自身を解き放つことのたいせつさ。そもそもことばとは、聞いて理解するものではなく、全身で動きつつ体験するもの。そんなことを感じながら、おひとりおひとりが、靈(ひ)から織りなされた涼しげな衣(ころも)をまとわれて、ことばと共に舞う姿が美しいのです。

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2024年07月28日

カルマ論 シュタイナー 最後の願ひ






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2024年07月27日

こころのこよみ(第18週)



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藤島武「蝶」



わたしはこころをひろげうるのか

こころがみづからを結ぶまでに

受けとつた世のきざしのことばに

わたしは御声(みこゑ)を聴く 力をきつと見いだすと

こころをふさはしくかたちづくり

靈(ひ)のころもへと織りなすべく   



Kann ich die Seele weiten,               
Das sie sich selbst verbindet
Empfangnem Welten-Keimesworte ?           
Ich ahne, das ich Kraft mus finden,           
Die Seele wurdig zu gestalten,              
Zum Geisteskleide sich zu bilden. 


 
♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第35週】


わたしは<ある>を知りえるのか
 
それを再び見いだすまでに
 
こころが活き活きと働くならば
 
わたしは感じる わたしに力が与へられてゐるのを
 
おのれみづからが世そのものを
 
手足となつて慎ましく生き抜いてゆくべく
 
 
  

Kann ich das Sein erkennen,
Daß es sich wiederfindet   
Im Seelenschaffensdrange ?   
Ich fühle, daß mir Macht verlieh'n, 
Das eigne Selbst dem Weltenselbst   
Als Glied bescheiden einzuleben.
 
 
 




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2024年07月20日

こころのこよみ(第17週)



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語る 世のことばが

そのことばをわたしは感官の扉を通し

こころの基にまでたづさへることが許された

「満たせ 汝の靈(ひ)の深みを

我が世のひろがりをもつて

見いだすべく いつかきつと 我を 汝のうちに」



Es spricht das Weltenwort,
Das ich durch Sinnestore
In Seelengrunde durfte fuhren:
Erfulle deine Geistestiefen
Mit meinen Weltenweiten,
Zu finden einstens mich in dir.  




閑さや岩にしみ入る蝉の聲  芭蕉




♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第36週】


わたしといふものの深みにおいて語る
 
いまにも顕はれようと
 
ひめやかさに満ちつつ世のことばが
 
「満たせ 汝の仕事の目指すところを
 
我が靈(ひ)の光をもつて
 
捧げるべく 汝を 我を通して」
 
 
 
 
In meines Wesen Tiefen spricht
Zur Offenbarung draengend
Geheimnisvoll das Weltenwort ;
Erfuelle deiner Arbeit Ziele
Mit meinem Geisteslichte
Zu opfern dich durch mich
 
 





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2024年07月13日

こころのこよみ(第16週)



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秘めよ 霊(ひ)の贈りものを 内に
 
さう厳しくわたしに求める 我が御声(みこゑ)
 
熟しつつ神の恵みが
 
こころの基において豊かに
 
おのれであることの稔りをもたらすやうに
 
        
 
Zu bergen Geistgeschenk im Innern,   
Gebietet strenge mir mein Ahnen,
Dass reifend Gottesgaben
In Seelengrunden fruchtend
Der Selbstheit Fruchte bringen.  
 
 

♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第37週】


荷ひゆけ 靈(ひ)の光を 世の冬の夜に
 
さう勤しむ 恵みに満ちた我が胸の馳せり
 
輝くこころのあまたの萌しが
 
世の基に根をおろすやうに
 
そして神のことばが感官の闇のうちに
 
輝きつつありとあらゆるものを貫き響くやうに
 
 
 
Zu tragen Geisteslicht in Weltenwinternacht
Erstrebet selig meines Herzens Trieb
Dass leuchtend Seelenkeime
In Weltengruenden wurzeln
Und Gotteswort im Sinnesdunkel
Verklaerend alles Sein durchtoent.
 
 
 


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2024年07月11日

我がこころのこよみ


いま、自分の中に、ある問いがあります。しかし、どうしても、その問いに対する答えが見いだせず、苦しくもどかしいこころもちでした。まるで靄がかかっているようで、辿り着きたいところが霞んで見えない、そんな感覚です。しかし、『こころのこよみ 第15週』が丁度、今週に当たっていて、「わたしの<わたし>は己れの囲ひのうちにある」ということばを改めて見つめているうちに、こう気づいたのでした。ああ、これでいいのだ、わたしのわたしたるところ<わたし>は、いま、魔法にかかっているかのように、囲いのうちにいるのだから、これでいいのだ。そして、来たる週に、このこころは、きっとなるべくようになりゆき、答えを見いだすことを阻んでいるこの囲いを乗り越え、待つことを通して熟した答えに訪れられるだろう。そして、こころの安らかさにいたるのでした。年を重ねて、この『こころのこよみ』がますます、我がこころに重なって来、まさに、我がこころのこよみとなって来るのです。

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愛するゆゑに手放すといふこと


キリストが語ったという「父、母、妻、子、兄妹、姉妹を捨てざる者、我が弟子にあらず」ということ。それは、それらの肉の繋がりある人、血の繋がりある人を愛しているがゆえに、「捨てる」時が来る、「離れる」時が来るということです。それらの人を愛せないから「捨てる」のではないのです。愛しているがゆえに、人はひとりでゆくのです。

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2024年07月07日

「分かる」の深まり



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「分かる」ということには、いくつかの順序、次第があります。まずは、眼で見て分かる、頭で理解して分かる。そこから始まり、だんだんと、こころに受け止めて分かる、胸で感じて分かるへと深まりゆき、最後に、腑に落ちる、腹で分かる、やってみてますます分かるという道を人は歩いて行くのですね。この三つの次第を生きるためには、学びを続けて行く必要がありますし、長く時間がかかることです。しかし、だからこそ、喜びがあります。同じ「分かる」でも、その質に違いがある。時をかけて、ゆっくりと、掘り進めて行くことで、深みへといたるのです。同じ本をいくたび読んでも、読むたびに、新しく「分かる」ことができ、新しく喜びが訪れます。

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2024年07月06日

こころのこよみ(第15週)



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わたしは感じる 魔法にかかつたごとく
 
世の輝きに靈(ひ)が織りなしてゐる
 
それはおぼろな感官において
 
包みたり わたしのわたしなりのものを
 
贈るべく わたしに力を
 
その力は己れを授ける力なく

わたしの<わたし>は己れの囲ひのうちにあるとしても
 
 
Ich fuhle wie verzaubert          
Im Weltenschein des Geistes Weben.    
Es hat in Sinnesdumpfheit        
Gehullt mein Eigenwesen,        
Zu schenken mir die Kraft,        
Die, ohnmachtig sich selbst zu geben,   
Mein Ich in seinen Schranken ist.     
 


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第38週 聖き夜の調べ】



わたしは感じる 魔法が解けたごとく
 
靈(ひ)の子をこころのふところに
 
その子は胸の晴れやかさのうちに
 
証したり 聖き世のことばを
 
希みに満ちた天(あめ)なる稔りを
 
それは喜びの声を上げて拡がりゆく 世の彼方へと
 
わたしのわたしたるところ 神の基から
 
 
 
Weihe-Nacht-Stimmung   
Ich fuehle wie entzaubert
Das Geisteskind im Seelenschoss,
Es hat in Herzenshelligkeit
Gezeugt das heil'ge Weltenwort
Der Hoffnung Himmelsfrucht,
Die jubelnd wächst in Weltenfernen
Aus meines Wesens Gottesgrund.
 









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2024年07月03日

シュタイナー教員養成の精神 蝶と花






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観て下さつて、どうもありがたうございます。

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2024年06月28日

こころのこよみ(第14週)



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クロード・モネ「睡蓮」



感官の啓けに沿ひつつ
 
わたしは失つた みづからを駆り立てるものを
 
夢のやうな考へ それは輝いた
 
己れを奪ひ去るかのやうにわたしを眠らせながら
 
しかしすでに目覚めさせつつわたしに迫つてゐる
 
感官の輝きのうちに 世の考へるが
 
 
 
An Sinnesoffenbarung hingegeben  
Verlor ich Eigenwesens Trieb,
Gedankentraum, er schien
Betaubend mir das Selbst zu rauben,
Doch weckend nahet schon
Im Sinnenschein mir Weltendenken. 
 
 

※ Weltendenken といふことばを、Welten(宇宙の)denken(思考)と訳さずに、古くから日本人が用ゐ、馴染みのあることばをなるべく遣ひたく、Weltenを「世の」とし、denken は、動詞のかたちをそのまま用ゐてゐるシュタイナーに倣ひ、そのかたちが伝へる動きの感覚、アクティブな感覚を活かすべく、そのまま「考へる」としました。よつて、見慣れなく、聴き慣れない言ひ方ですが、「世の考へる」としました。
 



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第39週】


靈(ひ)の啓けに​沿ひつつ
 
わたしは得る 世といふものの光を
 
考への力 それは育ち
 
澄みつつ わたしにわたしみづからを委ねる。
 
そしてわたしに呼び覚ます
 
考へる人の力から 己れであることの情を
 
 

An Geistesoffenbarung hingegeben
Gewinne ich des Weltenwesens Licht.
Gedankenkraft, sie wächst
Sich klärend mir mich selbst zu geben,
Und weckend löst sich mir
Aus Denkermacht das Selbstgefühl.
 

 



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2024年06月27日

シュタイナーのキリスト論 旧暦五月五日の祭りと聖霊降臨祭






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



posted by koji at 23:57 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月25日

遊びと独立

 

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小林秀雄の『考へるヒント』や『本居宣長』を読んでいて、とりわけ魅力的なのは、江戸時代の学者たちについて縷々述べているところです。


ものを学ぶには、本ばかり読んで、机上の智識を弄ぶのではなく、外に出て、人と世に交われ、人と世に働きかけよ。そう言う人は幾らでもいます。


しかし、江戸時代中後期に現れた学者たちは、市井で生きていくことの中に真実を見いだすこと、俗中に真を見いだすことの価値の深さを知つていました。だから、そういう当たり前のことは、わざわざ口に出して言わなかったのです。


むしろ、独りになること。


そして、その「独り」を強く確かに支え、励ますものが、本であること。


師と古き友を、本に求める。本というもの、とりわけ、古典というものほど、信を寄せるに値するものはないと迄、こころに思い決め、その自恃を持って、みずから学者として生きようとした人たち。


そして、古典という書の真意は、独りきりで、幾度も幾度も読み重ねることから、だんだんと読む人のこころの奥に、啓けて来る。そのときの工夫と力量を、彼らは心法とか心術といいました。


一度きりの読書による知的理解と違って、精読する人各自のこころの奥に映じて来る像は、その人の体得物として、暮らしを根柢から支へる働きを密かにします。


数多ある註釈書を捨てて、寝ころびながら、歩きながら、体でためつすがめつ、常に手許から離さず、そういう意気に応えてくれるものが、古典というものです。


そうしているうちに、学び手のこころの奥深くで真実は熟し、やがて表の意識に浮かび上がってくる。


そのとき浮かび上がってくるものは、学説などというものではなく、真理を追い求めた古人の人格であり、それは浮かび上がった後も、依然多くの謎を湛えている筈です。


昔は、今と違い、学者という存在が、人の理想を追い求める人として、人々から遥かに尊敬されていました。


そして、そのように、部屋に独り籠もって、孤独を愛して、そのような本の読み方ができる人は、きっと、幼い頃、目一杯、からだを動かせて遊んだ人なのです。


その遊びの中で、手足の動きを通して意欲が、こころのファンタジーへと昂ぶり、さらには、ものをまじまじと見ること、聴くことのできる力(ふだんのイマジネーション)にまで、稔っているのです。


からだまるごとで遊ぶ、さらには、からだを芸術的に動かす、その働きは、よく観る力、よく聴く力、よく読む力、独りでいられる力、他に寄りかからずに済む力、つまりは、自主独立・自由の力に、後年なりかわるからです。


子どもの頃のからだを使った遊びは、本当にたいせつなものなのです。





posted by koji at 17:10 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月23日

ヨハネの祭り 夏、地を踏みつつ天へと羽ばたくとき



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ルードルフ・シュタイナーによる『ヨハネ福音書講義』を読み続けています。


新約聖書にある「ヨハネ福音書」。それは、前半と後半に構成が分かれています。


前半が、洗礼者ヨハネについて。後半が、この福音書の書き手であるヨハネについて、です。


そして、いま、洗礼者ヨハネの誕生日(ヨハネ祭)を間近に控えるこの初夏の日に、わたしは、キリストをキリストとして受け止めた最初の人、洗礼者ヨハネのことを改めて学んでいます。


彼は、みずからを、「ひとりにて呼ぶ者の声なり」と言いました。(「荒野にて呼ぶ者の声なり」はふさわしくない翻訳だそうです)


「みんなで呼ぶ」のではなく、「ひとりにて呼ぶ」のです。


この「ひとりにて」というところに、新しい時代の始まりがあります。


そして彼は、たったひとりにて、キリストを、世の光を、陽の神を、この地に呼びました。


そのことは、何を、わたしたちに教えるでしょうか。


それは、意識の目覚めです。


聴き耳をたてるのは、この<わたし>ひとりです。


誰も、わたし自身に代わって、神の訪れを告げてくれる者はいません。


意識の目覚めを生きる人は、協力し合いますが、群れません。


そのひとりの<わたし>の、内も内にこそ宿るのがキリスト・世の光だ、とヨハネ福音書は語っています。


世の光、陽の神は、いま、この大地に立つひとりひとりの人のこころの真ん中に宿り、そこから、ヨハネの祭りのときを中心にして、夏の季節、広やかな天空の彼方へと拡がりゆこうとします。おおよそ二千年このかた、毎年です。


古代においては、この夏のお祭りにおいては、洋の東西を問わず、燃え上がる炎と共に、歌い、踊り、舞い、祈りを陽の神に捧げていました。


その時には、イスラエルの国では葡萄の実から絞り出したワイン、最も東の国、日本では、米から醸した酒によって、その炎の祭りがいやがおうにも高揚したものになりました。


その夏の祭りの時にこの世に生まれた洗礼者ヨハネも、神と人とを結ぶべく、燃えるような情熱をもってヨルダン川のほとりにて人々に洗礼を授けていましたが、ただひとつ、古代から引き継がれてきたものとは全く違う意識をもっておりました。


それは、酒の助けを借りて高揚するのではなく、意識を目覚めさせて、たったひとりでことをなすことでした。


高揚するとは、いわば、夢見つつ、神々しい天へと昇ること。


しかし、洗礼者ヨハネは、意識を目覚めさせることによって、この大地にしっかりと足を踏みしめながら、天へと羽ばたく術を人々に与えていました。


それは、古代の在り方とは異なる、これからの人びとの夏の生き方を指し示しています。


そうして、ついに、冬のただなか(1月6日)にナザレの青年イエスが彼の前にやって来たのです。


そのときから、おおよそ二千年が経ちましたが、そのような洗礼者ヨハネの生き方が、ゆっくりと、これからの多くの人の生き方になりゆくでしょう。


わたしたちも、この夏、どういう生き方をするかによって、来たる冬の迎え方が決まって来るでしょう。


一日の過ごし方によって、人は、からだを満たしたり、不満を感じたりします。


しかし、人は、一年の過ごし方によって、こころを満たしたり、不満を感じたりするのです。ひととせを靈(ひ)に沿って生きることは、こころを健やかにするのです。


ひととせを生きる。それは、こころの、ひとめぐりです。


そして、いま、夏を生きます。目覚めつつ。静かに。かつ、燃え上がりつつ。こころの深みから。






posted by koji at 22:35 | 大阪 ☔ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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