[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2016年01月24日

滋賀「ことばと子どもの育ち」講演、ありがとうございました!


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昨日は、
滋賀の南草津でシュタイナー幼児教育を営んでいる、
滋賀シュタイナーこども園そらの方々が主宰して下さった、
講演『ことばと子どもの育ち』でした。
 
幼い子どもが三つの七年期の重なりを通して、
いかにことばと共に人として育っていくかを、
皆さんと分かち合いました。
わたしにとっても、あっという間の二時間でした。
 
日本の昔の(明治時代以前の)国語教育が、
どれほど、ひとりひとりの子どもを、
日本語の主(あるじ)にしていくために、
叡智に満ちたはからいをもっていたか。
 
その叡智がいまは失われてしまっていることに、
悲しみを覚えながらも、
しかし、そんないまだからこそ、
わたしたちはその叡智を学び直すことによって、
意識的に約150年前に息づいていた教育ということの真髄を取り戻し、
これからの子どもとの生活に、
新しい息吹きを吹き込んでいくことができるのでは。
 
そんな想いで講演を分かち合いました。
 
ひとりの参加者の方が仰っていたことですが、
五歳の我が子に生まれてから、
ずっと夜寝る前に絵本を読んであげてきたのだけれど、
言語造形で習った深い息遣いで絵本を読み終わったとき、
そのお子さんが「ありがとう」とお母さんにつぶやいたそうです。
その「ありがとう」ということばが、
こころの奥底から言ってくれているのが分かったと、
その方は話してくれました。
 
そのお話を聴いて、わたしは手前味噌ですが、
この仕事をやっていて、本当によかったと思いました。
 
参加して下さった皆さん、
そして、そらの皆さん、
本当にありがとうございました。

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2016年01月23日

ひびきの村での詩の朗唱クラス 皆さんありがとう!

 
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北海道ひびきの村での、
詩の朗唱の五日間を終えて帰ってきました。
 
詩を言語造形を通して謡う。
「こうしてやろう、ああしてやろう」
というようなさかしらを拭い去って、
吸われる息、吐き切られる息に沿うこと。
 
五日目の今日、練習の成果を発表した参加者の皆さんは、
見事におのが呼吸に導かれるように詩を謡い切りました。
 
そう、芸術とは、きっと、私心でなされることではなく、
聴き耳を立てることであり、
そのときに聴こえてくる響きに導かれることであり、
導かれるままにからだを動かすことであるのでしょう。
 
そして、時を忘れて、時の内側に入っていく。
 
五感以上の感官をフルに働かせながら、
神経系ではなく、
血の路に流れる働きをフルに起こしながら、
からだとこころまるごとで、
空を、山を、風を、光を、雪を、冷気を、そして、ことばを、
迎え、響かせ、送る、そんな練習でした。
 
また、暖かい人たちと暖かい時間を過ごすことができました。
皆さん、ありがとう!

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2016年01月01日

2/20(土)演劇クラス発表会『安達原(あだちがはら)』


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2/20(土)「ことばの家」言語造形演劇クラス発表会のご案内です。
  
「ことばの家」言語造形演劇クラスの発表会として、
能『安達原(あだちがはら)』のテキストを、
言語造形を通して舞台化いたします。
 
能のテキストを使いながら、能のスタイルからは外れて、
室町時代から続く舞台様式、衣装などからも離れて、
言語造形の舞台として、
地謡いのパートなどもシテ役とワキ役によるセリフとして演じてみます。
 
室町時代に創作された能という戯曲が、
いかに言語造形されていたかということ。
 
そもそも、昔の代では、
言語造形されざる言語芸術の舞台などなかったということ。
 
そのようなことをからだとこころまるごとで感じながら、
日本語による演劇の原型のようなものを創ろうと、
シュタイナーの演劇論『言語造形と演劇芸術』を助けにしながら、
生徒さんたちは練習に励んでまいりました。
 
堀内亜紀さんによる竜笛も、
この『安達原』という作品に熱いいのちを吹き込んでくださいます。
 
前座として『蛇の輪』という物語りもございます。
 
ぜひ、お聴きにいらしてください。
 
 
 
日時: 2016年2月20日(土) 午後2時開場 2時半開演
 
場所: クレオ大阪中央 4階 セミナーホール
    http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
 
参加費: ご予約1,000円  当日1,500円  
 
出演者: 語り『蛇の輪』 諏訪耕志
     演劇『安達原』 鹿喰容子 諏訪千晴 中将ゆみこ 村上恭仁子
             堀内亜紀(竜笛)
 
お問い合わせ・お申込み: ことばの家 tel&fax 06-7505-6405
              e-mail info@kotobanoie.net

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2015年12月28日

1/15(金)講座「日本の祝祭とシュタイナー教育 in 和歌山」


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1月15日(金)和歌山シュタイナー学校設立準備会 公開講座のご案内
【日本の祝祭とシュタイナー教育 in 和歌山】
 
 
日本にシュタイナー教育が始められて、約35年。
 
まだまだ、全国における学校の数は少ないのですが、それでも、わたしたち日本人は、ドイツから生まれたその教育芸術の真髄をつかむべく、まずは模倣し、学習し、工夫を重ねながら、ひとりひとりの教師の方が毎日の授業を創ってこられました。
 
いま、和歌山に新しくシュタイナー学校を創ろうという動きのなかで、日本に生きるわたしたちは、我が国、我が地域、我が里に、よりふさわしい内実とかたちをもって、そのシュタイナー教育自体を成長させていくことを求めています。
 
我が国には、いにしえから脈々と流れている固有の信仰がありました。
その信仰は、ことさらことばにされるでなく、理屈で述べられるでなく、ひたすら暮らしのなかのおのずからな行いとして営まれてきました。
その行いは、また、祝祭として、一年の折々に芸術的、宗教的に表現されました。
 
そのような信仰心は、現代においてほとんど壊され、失われているかに見えます。
 
しかし、その外見にもかかわらず、いまだに、密やかに、静かに、日本人のこころの奥底に流れている、暮らしの中の素朴な当たり前の感覚。
それをこそ、掬い取り、意識的に育んで、わたしたちの教育におけるおおもとの指針として立てていく道があるのではないか。
 
そのような考えを育むひとつのきっかけになればという希いのもとに、年の初めに一回の講座を行います。
 
新しく、日本におけるこれからのシュタイナー教育を創っていきたい、そんなおおもとの志を互いに見いだしあえるような時間にしたいと思っています。
 
 
●日時 2016年1月15日(金) 10:00〜12:00
●場所 モモのおうち 
〒649-6433 和歌山県紀の川市西三谷670
        (10台程度停められる広い駐車場があります)
●定員  15名
●講師  諏訪耕志
●参加費 2,000円
 
お申し込みは
mirainogakkou.wakayama@gmail.com

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2015年12月25日

1/23(土)滋賀県南草津 講演『ことばと子どもの育ち』


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( ↑クリックしていただくと見やすい大きさになります)


滋賀県南草津で1月23日(土)午前に、以下のテーマでの講演をします。
お近くの方で、子どもへの読み聞かせ、語り聴かせ、ことばがけなど、
ことばと子どもの育ちについてご関心のある方、どうぞいらしてください。
 
 
『ことばと子どもの育ち』
 
日時:2016年1月23日(土)午前10時から12時
 
場所:フェリエ南草津 5階 市民交流プラザ 中会議室
(JR琵琶湖線 南草津駅出口東側から直結です)
 
参加費:1,500円
 
託児:2歳以上 500円(水筒、お着替え、おむつ等に名前をつけて袋にいれてお持ちください) 
 
お問い合わせ・お申込み:NPO法人 こども園そら
        e-mail kodomoensorakouenkai@gmail.com
tel&fax 077-567-1865(火~金14:00〜17:00)
 
 
お母さんの声。お母さんのことば。
それこそが、人がこの世で最初に味わう芸術です。
子どもは、その母なることばに触れられ、包まれ、育まれてこそ、
母語である日本語の主(あるじ)にだんだんとなっていきます。
子どもは、ことばとともに、人として、育っていくのです。
 
シュタイナー教育の観点からことばと子どもの育ちについて、ご一緒に声を出していただいたりしながら、お話しをさせていただきます。
 
改めて、子どもたちの未来に向けてよりよきことばの土台を耕すために、
わたしたちは学んでいくことができます。
ご一緒に、この日から、始めてみませんか。   諏訪耕志

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( ↑クリックしていただくと見やすい大きさになります)



2015年12月20日

ひびきの村 生誕劇 終わりました


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一昨日、北海道ひびきの村は朝から大吹雪。
昨年の暮れに引き続き、
ミカエルカレッジの受講生の方々と共に、
今年もイエス・キリストの生誕劇を終えました。


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12月の第二週目ごろから準備を始め、
本格的には、この一週間で膨大な量の歌とセリフを憶え、
言語造形に取り組みながらの劇創りでした。
 
役を演じたおひとりおひとりの集中力、
それは物凄いものでした。
 
この一週間にどこまで至ったかではなく、
どのような生を生きたか。
そのことこそが、
人の人たるところ・・・。
 
劇を創るプロセスを通して、
そのことのかけがえのない深さ、尊さ、美しさを、
上演後、わたしたちはことばにしあいました。

ミカエル・カレッジとは、
自分自身のパーソナリティーを超えて、
そのような体験をすることができる場所なのだと、
改めて身に沁みて感じたのでした。


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この生誕劇は、
目に見えないものを迎える作業でした。
 
その目に見えないもの、
それは、ひとりひとり、その人のその人たるところ、
おさなごころ、です。
 
劇においては、その存在が、イエスという存在として、
おさな子として、
清らかなるマリアの胸に、
貧しき羊飼いの胸に、
宿ります。
 
それは、とりわけこの時期に、
わたしたちすべての人に宿るものでもあります。
 
この劇を観たおさな子たる皆さんにも、
そのことを感じてもらえればという願いの下、
劇を創っていきましたが、
まさに誰よりも、
精魂を傾けてこの劇を生きた出演者の方々の胸のうちに、
クリスマスの精神として、
新しい年を迎える「お年玉」として、
おさな子の光が、
宿ったことを、
信じています。
 

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劇を観たふたりの娘も、
あれからずっと、劇のなかの歌を歌っています。
 
表からも、裏からも、劇にかかわってくださった皆さん、
観に来て下さった皆さん、
本当にありがとうございました。


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2015年11月24日

百年長屋(大阪玉造)での新言語造形クラス


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毎月第四土曜の午後の百年長屋(大阪玉造)での言語造形クラス。
定員一杯のため、
これまで何人もの方にお待ちいただいていたのですが、
新しく午前のクラス(月一回 第四土曜)を開くべく、
2016年1月30日(土)10:00〜12:30に体験クラスを開かせていただきます。
 
多くの人にとって、
日本人が日本語を話せることは、
当たり前のことだと思われているのかもしれません。
 
しかし、日本語には、思いも寄らない深い魅力が隠されています。
 
その深みを聴き取り、深みから発していくために、
言語を造形するという練習を重ねていきます。
 
ことばの力を改めて実感しながら、日本語を語り、話し、詠う練習。
 
日本語が発せられることが、芸術になりえます。
 
芸術に立ち戻った言語は、必ずや、人と社会に、活き活きとした命を吹き込みます。
 
来年からご一緒に始めてみませんか。


______________________________________

「言語造形」体験ワークショップのご案内
一般に知られるいわゆる「朗読術」とは異なる【ことばによる空間創造】の世界。
平面に文字として記された文字が、『ことば』によって立ち上がる様を、
より多くの方に体験して戴きたく「言語造形体験ワークショップ」を催します。

●2016年1月30日(土)10:00〜12:30
講師:諏訪耕志
定員:6名 

●体験費:3500円(お茶菓子つき) 
●持ち物:声に出してみたい文章(物語り・戯曲・絵本・落語・古典など)

●お申し込み・お問い合わせ(百年長屋まで) 080−2535−6937(中西)
                       info@nagaya100.com

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2015年11月15日

大阪公演『十三夜』を終えて


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昨日の『十三夜』、司祭の方が唱えて下さるお祈りから始まり、一葉の描く世界を、じっと聴き耳を立てつづけて下さるお客様と共に2時間半、生き抜いたような時間でした。
 
天へ向かう方向性を感じさせるような教会という空間。
さらに、演者の前だけでなく後ろにも空間が広がっており、思っていた以上に声が拡散してしまうことから、全身からことばを叩き出すようにしながら、子音を強調するべく、ことばを造形することに専念させてもらった2時間半。
 
終演後、お越しくださった皆さんからおことばをいただき、この物語の深みに入っていき、登場する人物ひとりひとりの表には描かれていないこころのありようまでをも想い描くような聴き方を、多くの方々がされていることを知りました。
 
芸術を生きた後の独特の高揚感の中で、打ち上げ会も参加者の方が用意してくださり、言語造形を愛する仲間が遠くから(埼玉、東京、広島、高知などなど)集まって、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
 
全身に声を浴びるようにして物語を聴いた後、そのように、作品について、作者について、ことばについて、ことばの芸術について、こころから語り合える時間ほど、嬉しいものはありません。
 
こうして言語造形の公演を重ねていくごとに、そのような物語の深み、言語の味わいを聴き取る聴き手がだんだんと多く来て下さることに、本当にこころからの喜びを感じています。
 
そして、今回、「ことばの家」を主宰していますわたしたち夫婦ふたりで舞台に立たせてもらったのですが、私事の様で、まことに、まことに、恐縮ですが、皆さんがまるで結婚式に立ち会って下さっているような感覚も覚えました。
舞台のたびごとに、この結婚は繰り返されているのですが(^_^;)。 
 
いらしてくださった50名以上の皆さんおひとりおひとり、公演をサポートして下さった仲間の皆さん、そして、教会という大切な場を開放して下さった教会の皆さん、皆さんのこころからの親しさ、暖かさ、真率さに、本当にこころから感謝いたします。
 
ギターの音色で『十三夜』の世界に、より印象深い色を添えてくれた清水久芳さん、撮影やそのほか様々な助けをしてくれたしほちゃん、本当にありがとう!

言語造形への愛をもちつつ、司会を務めて下さった村上さん、受付を受け持ってくださった鹿喰さん、小山さん、本当に感謝しています。
 
ありがとうございました。

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2015年11月09日

11/14(土)言語造形公演『十三夜』〜母と娘、切っても切れぬ縁〜


今週の土曜日11月14日のわたしたちの公演『十三夜』が迫ってきました。
 
振り返ると、随分と苦しみながら稽古を続けてきました。
でも、舞台本番まであと一週間となって、
なぜだろう、厚い雲を突き抜けて、
遥かな青空とお日さまの光にまみえるようなこころづもりを、
どこかからか頂いています。
  
 
今回、わたしは公演の前半において、
主人公お関という女性の父親役でもありますが、母親役をも務めます。
 
母親というものが、いかに、その娘に影響を与えているか。
この物語に言語造形を通してつきあい続けていく内に、
そのことを感じざるを得なくなりました。
 
母親の考え方、感じ方、ものの言い方が、
娘のありかたに、深く、深く、影響し、
それは娘の人生を、結婚生活を、左右するほどにもなること。
 
このような親と子、母と娘という、
切っても切れない縁のなかで密かに醸成される人というものが、
女と男、妻と夫という、
切ることも可能な縁において、
どのように己れのこころを育み、
生きていく道を見いだしていくことができるのか。
 
そんなことを、この作品は、
そのことばと文体から引き出される響きと息遣いを通して、
120年の時間を超えて、
改めてわたしに教えようとしてくれています。
 
この物語は、人というものを感じ、考える上で、
そのほかの様々な視点からも描かれているように感じています。
樋口一葉、まことに、まことに、恐るべしです。
 
耳でお聴きになって、全身でお聴きになって、皆さんの内側に、
どのような人間像と人間ドラマが立ち上がってくるのか。
 
皆さん各々の胸のうちで、新しく語りあう時が生まれたら。
そう、希っています。
 
ぜひ、聴きにいらしてください。


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樋口一葉がこの作品を一気呵成に書き上げたのは、満23歳のとき。
それから一年後に彼女は肺結核でこの世を去りました。
今からちょうど120年前にものされたこの作品を、
秋の静かな深まりの中、生の声による語りで聴いていただきます。
教会という聖なる空間に織りなす一葉のことばの世界を、どうぞお楽しみください。

■日時  2015年11月14日(土) 開場14時 開演14時30分

■出演  語り:諏訪耕志 諏訪千晴
     ギター: 清水久芳

■会場  日本聖公会 大阪聖アンデレ教会 (桃山学院高等・中学校 隣)
         http://st-andrew-osaka.com/access/access.html
         地下鉄御堂筋線「昭和町」駅 3番出口より南へ徒歩6分
         JR阪和線「南田辺」駅 北西に徒歩10分
     ※駐車輪場はありませんので、お車や自転車でのお越しはご遠慮くださいませ。

■入場  ご予約  大人 2500円  中高生 1000円
     当日   大人 3000円  中高生 1500円

■お問い合わせ・お申込み  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
          (このページにある専用フォームにてお申込みいただけます)



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2015年10月10日

10/29(木)より 横浜講座 「日本昔話の源泉とアントロポゾフィー」 のお知らせ


3回連続で、横浜にて以下の講座を開催いたします。
ご関心のある方は、ぜひ、お運びください。

講座【日本昔話の源泉とアントロポゾフィー 】

子どもたちが愛する昔話。
その中でも、古来、我が国に語り継がれてきた昔話は、
我が国ならではの信仰心に根差すところから生まれてきているようです。
日本の昔話のうちに息づく、そのような信仰のありか、源泉を、
アントロポゾフィーの叡智と重ね合わせて、学んでいきます。

実際に、昔話を皆で声に出して語りながら、
芸術的にハートもからだも使って昔話への感覚を育んでいきましょう。
(諏訪耕志)


■日時  2015年10月29日(木)、11月5日(木)、12月3日(木) 
     いずれも18時より21時まで

■場所  鶴ヶ峰駅ビルタワーマンション/多目的室 (相鉄線鶴ヶ峰駅より徒歩3分)
  初回は相鉄線/鶴ヶ峰駅改札口にて17時55分に待ち合わせします。
  時間厳守でお願いします。


■会費  12,000円(3回)  *単発参加の場合はご相談下さい。

■事前準備  「こぶとりじい」のお話しをお渡しします。
        事前に目を通して下さりますようお願いします。
   また、ご自身が語りを練習してみたい昔話をひとつ持ってきてください。

■申込先  小川のぶこ nonko5656@gmail.com
お名前と携帯番号を明記の上、メールにてお申し込みをお願います。




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<わたし>が立つ 〜和歌山モモの会での言語造形〜


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毎月二回伺わせていただいている和歌山のモモの会。
そこでは、再来年のシュタイナー学校開校に向けて、
地道に実務的な準備を重ねつつ、
精神文化がここから発していくための、
ひとりひとりの<わたし>の力が磨かれていく芸術実践も行われています。 

それほどは広くない部屋が、
ひとりの人がお話を語り出すと、
一気に、そこが「お話のお宮」になり、
わたしたち聴き手はそのお宮のなかに包まれるのです。
その場は、ことばの家になります。
 
現代を生きるひとりひとりの大人が、
キッチリカッキリ敷かれているレールから降りて、
皆に囲まれながら、
各々の<わたし>を生きる、
そんな自由な空間と時間を味わうこと。
 
そんな大人を何気なく傍で観ながら、子どもたちは育っていくのでしょう。
 
そして、今日はアイルランド在住の日本人の方が参加して下さったのですが、その方の仰っていたことがとても印象深かったのです。
 
曰く、「海外に住むことによって、いっそう日本への思慕の念が募るのです」とのこと。
 
「日本語の美しさ」、とりわけ、間(ま)における豊かさに改めて感嘆されていました。
 

今日のモモの会(こども園ほしの子)さんの記事をシェアします。
________________________
 
今日の言語造形。
大人たちの芸術体験の場と、異年齢の子どもたちが仲良く遊ぶ時間が共にあり、心になんともいえない栄養がしみわたります。
 
ことばを語っているとき、みなそれぞれの肩書きを捨てて、ただ「わたし」として立ちます。
呼吸が深くなり、その人のことばで癒やされるような、うつくしいときを共に過ごしています。
 
子どもたちは、大きなお姉ちゃんに小さなお姉ちゃんがついていき、その後ろによちよち女の子がついていき、お外でお花摘み。
微笑ましい子どもたちの時間。

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2015年10月05日

静けさのなかへ 〜11/14(土)大阪言語造形ふたり語り公演 『十三夜』のお知らせ〜


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11月14日(土)、大阪で行います言語造形ふたり語り公演 『十三夜』をお知らせいたします。

樋口一葉が紡ぎあげた言語世界を、原文そのままで味わっていただく試みです。

キリスト教会のチャペルにおいて、
クラシックギターとともに、一葉のことばがどのように響くのか。

わたしたちが日々生きている世界。
そこでは、かまびすしく時間が飛びすぎていくようです。
しかし、わたしたちは、静けさを求めてはいないでしょうか。
こころの静けさを、故郷(ふるさと)を乞うように求めてはいないでしょうか。

言語造形公演は、その静けさの時間をわたしたちにもたらそうとするものです。
静けさのなかにある、こころの充実を、精神の漲りを、生きる。
そんな時間を創ろうとする試みです。

静けさのなかへ、どうぞ、いらしてください。


この作品は明治の代に書かれたものですが、
一葉の文体は江戸時代からおおよそ平安時代の文学にまで遡り、
歴代の我が国のことばの芸術から学ばれ体得されたものですので、
現代人のわたしたちにとっては、初めて耳をもって聴くとき、
理解することよりも、ひとつの感覚的な体験となるだろうと思います。

しかし、それでも、聴き手の方々には、この日に聴きに来て下さる前に、
前もって原文を読んでみられることをお勧めします。

そうすることによって、ご自身が読んで感じられたことと、
実際に舞台の上から聴こえてくることばから生まれる感情との重なりを、
または、ずれを楽しむことができるでしょう。

聴き手の皆さんが、ともに、この『十三夜』を創り上げていく、
そんなプロセスをも、きっと、楽しむことができると思います。

お申込み、お待ちしております。

ぜひ、言語造形による、日本のことばの芸術作品をとくと味わいにいらしてください。


________________________

身に喰い込む憂いを抱えて
女ひとり、男ひとり、ぽつんと、立っている。

十三夜の月の光の下
ふたりそれぞれの後ろに伸びる闇。

その闇と闇とが淡く交わり、また別れていく・・・。


樋口一葉がこの作品を一気呵成に書き上げたのは、満23歳のとき。
それから一年後に彼女は肺結核でこの世を去りました。
今からちょうど120年前にものされたこの作品を、
秋の静かな深まりの中、生の声による語りで聴いていただきます。
教会という聖なる空間に織りなす一葉のことばの世界を、どうぞお楽しみください。

■日時  2015年11月14日(土) 開場14時 開演14時30分

■出演  語り:諏訪耕志 諏訪千晴
     ギター: 清水久芳

■会場  日本聖公会 大阪聖アンデレ教会 (桃山学院高等・中学校 隣)
         http://st-andrew-osaka.com/access/access.html
         地下鉄御堂筋線「昭和町」駅 3番出口より南へ徒歩6分
         JR阪和線「南田辺」駅 北西に徒歩10分
     ※駐車輪場はありませんので、お車や自転車でのお越しはご遠慮くださいませ。

■入場  ご予約  大人 2500円  中高生 1000円
     当日   大人 3000円  中高生 1500円

■お問い合わせ・お申込み  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
          (このページにある専用フォームにてお申込みいただけます)


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2015年09月27日

日本語の変遷〜百年長屋『言語造形と薩摩琵琶の夕べ』〜


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昨日は、百年長屋さんにて『言語造形と薩摩琵琶の夕べ』。
楽しい秋の夕べでした。
 
明治の代に英語によって書かれた小泉八雲の『耳なし芳一』。
それを現代日本語に翻訳されたものを塙狼星さんの語りで。
 
中野淀水さんによる薩摩琵琶吟弾。
これも明治の代に『平家物語』から翻案し作詞された「敦盛」「舟弁慶」。
 
そして、言語造形を通しての「那須与一」。
これは、平家と源氏の合戦が終わってから後、琵琶法師たちによって語り継がれ、語り広められたその当時の原文そのままです。
 
いずれも『平家物語』からの様々なバリエーションをお聴きいただけた一時でした。
 
日本語という言語が時代時代の変遷を経ても、人の息遣いによって、とりわけ『平家物語』においては、ダイナミックな息遣いによって、現代にも見事に甦りうることを感じられた時間だったのではないかと思い返しています。
 
百年長屋の皆さま、共演者の皆さま、お客様の皆さま、本当にありがとうございました。
 

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2015年09月01日

9/19(土) 対談「保育に生命を吹き込む語りと音楽」〜シュタイナー教育の観点から〜


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日本シュタイナー幼児教育協会からの、今月第三土曜日の公開講座のお知らせです。
呼吸とは、人が生きていく上で、最も当たり前にしていることゆえに、大切に育んでいきたいものなのです。
 
対談 「保育に生命を吹き込む語りと音楽」      
〜シュタイナー教育の観点から〜
 
講師:
吉良 創(滝山しおん保育園園長・南沢シュタイナー子ども園代表理事)
諏訪耕志(言語造形家・ことばの家主宰)
 
司会:
松浦 園( ヴァルドルフキンダーガルテンなのはな園主任教師)
 
日時: 2015年 9月19日(土) 10:00〜12:00 9:30より受付
 
会場: 国立オリンピック記念青少年総合センター 
    センター棟 311号室
 
参加費: 2000円(一般) 1500円(会員)

参加申込みは必要有りません。直接会場にお越し下さい。
受付にて参加日をお支払い下さい。
 
日本シュタイナー幼児教育協会 http://jaswece.org/02/index.html

問い合わせ: FAX:045-584-0283  email : info@jaswece.org
 
 
 
シュタイナー教育の大切な考え方のひとつに「呼吸」があります。
呼吸は、すべての生命活動の基盤であるとともに、
眠りと目覚めから、
外遊びと室内遊び、
自由遊びと一斉保育の移り変わり、
外からの刺激を受けとめ、また表現すること、
そして誕生と死までを包括すると考えるのです。
「生きた保育」を考えるうえで、
一人ひとりの教師・保育者の呼吸とのかかわりはとても大切です。
 
この講座では、言葉と音楽の働きについて、
諏訪耕志さんと吉良創さんに語っていただき、
幼稚園教師の立場から松浦園さんに司会・進行をお願いしています。
この対談から、皆さんが創造的なインスピレーションを受けとってくださることを願っています。
 
内容は、保育者、教育者向けですが、
関心のある方であれば、どなたでもご参加いただけます。
大切なテーマですので、ぜひ広くお声かけください。

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2015年08月21日

宮城県多賀城市でのシュタイナー教員養成講座にて


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一昨日、昨日と宮城県多賀城市でのシュタイナー教員養成講座の言語造形講座を終え、今日、仙台から大阪へと帰ってきました。
 
お世話をして下さった福島さんご夫妻に本当に感謝です。
 
養成講座の最終年の終わりを迎え、一年ぶりにお会いした受講生の皆さんと、言語造形を通して、今回、何を分かち合いたかったか。
 
それは、知識を詰め込むことで人は自信をつけていくのではなく、
まずもって手足を動かしていくことから、人はその人その人にふさわしい叡智と自己への信頼をおのずから獲得していくということです。
 
知識というものは、その人がその知識を本当に必要とする時にこそ、得られるべきもの。
 
それは、その人が手足を動かしてとにもかくにも実際に仕事をしていく中で、
初めてリアルにその知識に対する渇望(問い)が生まれ、
その上で焦ることなくその問いに向かい合っていくならば、
その時に得られる知識は本当にその人の糧となるのでしょう。
 
言語造形を通しても、
頭であれこれ考えることからいかにして自由になり、
まずは手足を動かすことから始めていくならば、
手足は頭よりもずっとずっと賢い叡智を取りなしてくれる部位ですから、
手足の動きに導かれて発声していくことでその文その文にふさわしい響きに出会うことができます。
 
教員養成のための他のすべての学びも、きっと、同じなのでしょう。
そのような講座が宮城でも重ねられていることだと思います。
 
手足を通して、胸における感情を耕していくこと。
そこからひとりひとりが自分自身が本当に求めている知識を個別に開いていくこと。
 
そのための手助けをすることこそがシュタイナー教員養成における新しいテーマであることを、
今回の宮城での時間を通して改めて教えてもらうことができました。
 
皆さん、本当にありがとうございました。

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2015年06月20日

子どもだったころの姿 〜ひびきの村から帰ってきました〜


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NPO法人 人智学共同体 ひびきの村での五日間を終えて大阪に帰ってきました。
 
ご参加して下さった皆さん、そしてお世話をしてくださったスタッフの方々、本当に素晴らしい時間と場所でした。
ありがとうございました。
 
毎回、ここに来させてもらうたびに、こころが揺り動かされます。 

大(だい)の大人が、わざわざ、五日間も時間を取って、お金をかけて、ひとつのことに取り組む。
 
それは、物凄いことだと思うのです。
 
おひとりおひとり、この五日間を迎えるまでの人生の中で様々な経験を重ねてこられていて、表側にはそのようなこれまでの経験を出したりはされません。
 
内側に様々なものを抱えて来られているのです。
 
しかし、日が進んでいくにつれて、皆さんの表情、声、振る舞いの向こう側に、子どもだったころの姿が顕れてくるのです。
 
その姿は、何と言っていいのか、光と呼んでもいいかもしれない。
 
その光は、その人自身だけでなく、周りの者にも輝きわたり、無条件に、愛のような共感の輪が拡がるのを、その時その時、感じ、観ることができます。
 
人が、懸命になって、声を解き放ち、ことばを生きようとしている。
 
その姿は、本当に、美しい。
 
「少し身を引いて、何事に対しても客観的に向かっていた思春期以降の自分でなく、小学生時代のひたむきに生きていたころの自分に、帰ってました」
 
「何事も、(批評や評論しているのでなく)『やる』って、ほんとに大事ですね」
 
参加者の方がそんなことを仰っていたのが、印象的でした。
 
ひびきの村での、ヨハネ祭を前にした、今回の言語造形、
まさしく、太陽に向かっていのちの力をフルに働かせて、上へ、上へ、と長けてゆく、そんな時間でした。
 
わたし自身も、毎朝9時に「ハレルヤ」を動き、『こころのこよみ 第11週』を声に響かせられたことは、一日を豊かに織りなしていくために、この上ない朝の始まりでした。
 
 
次回のひびきの村での言語造形は、丁度半年後のクリスマスを目前に控えた12月第3週。
『生誕劇』に取り組みます。
その時は、夏に向かっていた太陽の輝きを、わたしたちは、内なる太陽の光として、こころの深みに宿らせているでしょう。
 

では、改めて、『こころのこよみ 第11週』を。
 
 この太陽の時の中で、
 
 あなたは、賢き知を得る。
 
 世の美しさに沿いつつ、
 
 あなたの内にいきいきとあなたを感じ切る。
 
 <人のわたし>は、みずからを失い、
 
 そして、<世のわたし>の内に、みずからを見いだすことができる。


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2015年06月14日

明日から、北海道ひびきの村で5日間の言語造形


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明日から、北海道ひびきの村で5日間の言語造形。
 
伸びてゆく草木のように、
ひとりひとりの人のこころと精神が、
大地から天に向かって長けゆきますように。
 
行ってきま〜す。
 
 
『青い槍の葉(mental sketch modified) 宮澤賢治』
 
  りんと立て立て青い槍の葉
 
  たれを刺さうの槍ぢやなし
 
  ひかりの底でいちにち日がな
 
  泥にならべるくさの列
 
    (ゆれるゆれるやなぎはゆれる)
 
  雲がちぎれてまた夜があけて
 
  そらは黄水晶(シトリン)ひでりあめ
 
  風に霧ふくぶりきのやなぎ
 
  くもにしらしらそのやなぎ
 
    (ゆれるゆれるやなぎはゆれる)
 
  りんと立て立て青い槍の葉
 
  そらはエレキのしろい網
 
  かげとひかりの六月の底
 
  気圏日本の青野原
 
    (ゆれるゆれるやなぎはゆれる)


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2015年05月11日

くすのき園 - 大阪あびこシュタイナー幼稚園 〜こころからの幼児教育〜


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うちの娘ふたりが通わせてもらったくすのき園。
大阪市内で唯一営まれているシュタイナー幼稚園。
この園は、なんとかして存続してほしい、とこころから希っているのです。
なぜなら、我が娘たちにとって、本当に素晴らしい場所だったから!
何が素晴らしかったのか、そんなことを早知子先生と語らいながら、
来て下さる皆さんとこの園の存在意義を感じあいたいと思っています。
 
 
_____________________________
 
幼い子どもは、
そばにいる大人のすることなすことすべてを真似て成長していきます。
 
まわりの環境からありとあらゆる影響を受けながら、
日一日と自分のからだをつくっていきます。
 
なぜでしょうか。
 
幼い子どもたちは、いったい何を求めているのでしょうか。
 
わたしたちはどのようにしたら、
その求めに応えていくことができるのでしょうか。
 
そして、シュタイナー幼児教育を実践しているくすのき園では、
 
どのような環境づくりを大切にし、
どのような時間を営んでいるのでしょうか。
 
くすのき園の教師である樋口早知子さんと、
父兄として七年近く園にかかわらせていただいた諏訪耕志とで、
そんな話しを交わしながら、
シュタイナー幼児教育について、
こころからの理解を深めあえる時間をもちたいと思います。
 
我が子が、ひとりの人として、人間的に健やかに育っていってほしい。
 
そう願い、シュタイナー教育を求め、
くすのき園への入園を考えておられる親御さんの方々との出会いが生まれますよう、わたしたちは願っています。
 
 
 
子育て談話:樋口早知子(くすのき園教諭) & 諏訪耕志(ことばの家主宰)
 
日 時:2015年5月30日(土)10:00〜11:00  人形劇 & 子育て談話
                 11:00〜12:00 質疑応答
 
場 所:くすのき園 - 大阪あびこシュタイナー幼稚園
    http://kusunokien.exblog.jp/i9/
    南海高野線「我孫子前」より徒歩5分 
    阪堺上町線「我孫子道」より徒歩10分
 
参加費:1,500円(一家族)
小さなお子さんの保育費:500円(ひとり)。
 
 
●お問い合わせ・お申込み:ことばの家(諏訪)
tel&fax :06-7505-6405 
email:info@kotobanoie.net
 
※保育を希望される方は、恐れ入りますが、
前もってお知らせください

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2015年05月06日

とこしえに女であるもの 〜『夕鶴』神奈川公演を終えて〜


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すべての芸術には、その芸術を「芸術」たらしめる、秘められた法則があります。
すべての人の仕事には、その仕事を「仕事」たらしめる、秘められた法則があります。

その法則は、いっときに、一挙に、顕わにはなってくれず、
取り組みの連続の中で、ゆっくりと、だんだんに、みずからの秘密を打ち明けてくれるのです。

このたびの『夕鶴』再演に至るまでにも、
その作品に秘められている法則を改めて説き明かす日々でした。

その解き明かしは、本番の直前まで続きました。
なぜなら、精神は、稽古のたびごとに、新しく、こころとからだに降りてくるのですから。
むしろ、本番の最中でさえも、説き明かしは新しくやってきます。
ですから、昨日の演技、昨日の解釈に安住できないのです。

そんな仕事の進め方に俳優の皆は、柔軟に、積極的に、対応してくれました。
ふたりの子どもたちもです。
子どもたちは、子どもならではの演技などはまったくせず、
ただひたすら、ことばの精神から生まれるリズムとメロディーと身振りを通して、
舞台をまさに生ききりました。

大人たちもひとりひとり、各々、言語への取り組みがあったのですが、
ことばの音楽性、彫塑性を引き上げていくことで、
その都度、新しく表現を見いだし、
その都度、新鮮な感情に包まれていったのでした。

神奈川公演の後、
『夕鶴』について、言語造形という芸術について、ことばの力について、
いろいろなことをその後も考え続け、感じ続けて下さっている方がとても多いことに、
嬉しい驚きを感じています。

そのように、言語造形による舞台を機にして、
それを体験した各々の人が、各々の内面において、
作品について、ことばというものについて、自分自身について、人というものについて、神について、
考え、感じ続けていくことこそを、
わたしたちは希っていました。

芸術は、人が生きることの秘密、自然の秘密、世の秘密を解き明かすもの。
そう語ったのは、ゲーテでした。

芸術を生きることで(創造すること、感じ尽くしつつ鑑賞することで)、
人は、秘密を解き明かす新しい生きた知を求め、
ついには、こころの憧れを満たすべく、感謝という宗教の道を見いだします。

この五年間に、わたしたち「ことばの家」はこの『夕鶴』を計四回上演しました。
これからも、もっと、もっと、機会を見いだして再演を重ねていきたいと思っています。

神奈川での上演の後、You Tube で初めて、山本安英さんがつうを演じる『夕鶴』を観ました。
「持続は、刻々の誕生」ということばを胸に、
彼女は1949年の初演から三十五年間に計一千回、つうを演じました。
そのヴィデオで観た彼女のことばへの意識のあり方、舞台上での振る舞いの洗練、
それらはわたしにとって圧巻でした。

同時に、俳優ひとりひとりへの演出、浮かび上がってくる感情の色濃さ、奥行きなどは、
わたしたちの舞台と全く違っていたことも、新鮮な発見でした。



このたびの公演でわたしに改めて、この『夕鶴』が披いてくれたことは、
とこしえに女であるもの、われらを引き寄せる」ということばが、
わたしの内に掻き立てる、なんとも一言では言い表しがたい感情でした。

五年前の初演の時にも、うっすらと予感はしていたのですが、
今回の上演後には、その感情の深みをより鮮明に、かつ、より謎めいて、感じたのでした。

そのことばは、ゲーテが『ファウスト・第二部』の最終部に書き記したものです。

なべて過ぎ行くものは
喩えに過ぎず。
地上にてはいたらざりしもの
ここにまったきものとして現われ
およそことばに絶したること
ここになりいたる。
とこしえに女であるもの
われらを彼方へと導きゆく。



「とこしえに女であるもの」、つう。
つうは、織る。
この地においては、身を削りながら、美を織る。

そして、つうは、わたしたちから去ってゆく。

しかし、わたしたちは、ゆくゆくは、つうと共に、とこしえに、生きていくことができる。

「とこしえに女であるもの」と共に生きていくことができる。

わたしたちは、みな、彼方の「とこしえに女であるものの世」「母たちの国」に帰りゆく。

それまでのプロセスにおいて、
人は様々な過ちを犯しつつも、その過ちからこそ、学んでゆく。

みずからのこころをゆっくりと浄めていく。

みずからのこころを「とこしえに女であるもの」になりかわらせていく。

そうして、みずからのこころの内側で、つうと与ひょうが、とこしえに、結ばれる。

このような、望みに裏打ちされた感情が、上演以来、わたしの胸にこんこんと湧き出ています。

「とこしえに女であるもの」に光を当てていき、かつ、それと繋がりつづけること。
それこそが、わたしの生きる上での最も大切なテーマであることに気づかされました。



来て下さった皆さん、お手伝いしてくれた友人たち、共演してくれた仲間たち、
どうもありがとうございました。

※ちなみに、大阪では、開場した途端に最前列から席が埋まっていったのですが、 神奈川では、最前列には誰も座らず、後ろの方の席から埋まっていくのでした。 関西と関東の違いをそこはかとなく感じました。

posted by koji at 19:43 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月29日

5月1日(金) 神奈川・相模大野 言語造形公演「夕鶴」のお知らせ


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言語造形公演「夕鶴」が迫ってきました。
演劇というもの、ドラマというものの、原型を顕すような舞台だと思います。
どうぞ、聴きにいらしてください。
 

 
■ 日時 5月1日(金)開場18時00分 開演18:30 終演20:30予定 
 
■ 会場  相模女子大学グリーンホール 多目的ホール
     http://hall-net.or.jp/01greenhall/access/
     小田急小田原線「相模大野」駅 北口より徒歩4分
 
■ 入場 ご予約 大人2500円 小中高生500円
    当日  大人2800円 小中高生800円
 
■出演 塙狼星  諏訪千晴  松田美鶴  諏訪耕志
 
■演出 諏訪耕志 (「ことばの家」主宰)
 
■特別出演 諏訪夏木  諏訪かさね
 
■ お問い合わせ ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
 
お申し込みは、以下のページにありますお申し込みフォームからしていただけます。
http://www.kotobanoie.net/pray.html#yuzuru

posted by koji at 08:48 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする