[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2016年06月19日

村上 恭仁子さん「詩人 まど・みちお」公演


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来週から再来週にかけて、京都と大阪で、
村上 恭仁子さんによる、
言語造形一人語り「詩人 まど・みちお」公演が三回開かれます。
 
京都公演     6月23日(木)
大阪公演1回目  6月26日(日)
大阪公演2回目  7月2日(土)
http://ameblo.jp/serenity1217/entry-12161528746.html

 
一緒に稽古しながら、 
村上さんの発することばに耳を澄ましていると、
まど・みちおというひとりの詩人として生きた男のことが、
大好きになってくるんです。
 
不覚にもわたしは、
彼の生前にその深い優しさと、
気骨ある豊かな魅力に気がついていませんでした。
 
まど・みちおの詩作品が言語造形される、
今回の村上さんの舞台。
 
どうぞ、皆さん、その魅力に触れにいらしてください。
 

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2016年06月18日

第一回 おはなしペチカ ありがとうございました


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今日は、諏訪 千晴による、
言語造形の語りの会『第一回おはなしペチカ』でした。
 
ふたつのおはなし「青いスミレ」「つぶ長者」を通して、
今日のように、
頭上にどこまでも拡がる青い空と、
田んぼの水面に映る赤い夕焼け空とを、
聴きに来て下さった方々と分かち合えたような感覚です。
 
また、おはなしに秘められている人というもののなりかわり・変容の神秘が、
聴覚の向こうに静かに響いているのを感じた一時間でした。
  
そして、語り手自身のなりかわりも、
わたしには如実に感じられたのでした。
 
自分自身の枠を乗り越え、
より広やかで、豊かな世に己れを投げ出し、解き放って、
新しい自分自身に出会っていく。
 
それは、お話の中で進行していたことでもありますが、
語り手自身がこの会に向けてくぐり抜けてきた道のありようでもありました。
 
大阪の住吉大社の近くにある
Confidence cafe (コンフィデンス カフェ)さんの、
語りに適した心地よい空間。
 
さらに、店主さんの深い優しさが、
この会の生命を息づかせてくれた大きな要因でした。
 
言語造形に限らないと思いますが、
とりわけ、このような繊細な芸術は、
その場所に生きている人のこころもちが大きく作用するのです。
 
最後に、集まってくださった皆さんの、
澄んだこころのまなざしと、
深く聴き取ろうとされる精神の耳に、
こころより感謝いたします。
 
どうもありがとうございました。
 
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2016年05月16日

言霊のさきはふ国 〜6/18(土)諏訪千晴 むかし語り「おはなしペチカ」〜


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この6月から夏、そして秋にかけて、
言語造形による語りや詠いを浴びることのできる機会が、
今年も関西、近畿にどんどん生まれてきます。
 
昔話や古典作品などの言語造形を通して、
こころの耳をそばだて、
ことばの味わい深さに改めて驚き、
自分たち日本人のおおもとに親しむことができたら・・・。
 
昔の都の跡がいくつも残っている関西・近畿に、
ことばの精神、言霊の風雅(みやび)がこれからも活き活きと響く、
そんな文化風土を創っていくことに資すことができたら・・・。
 
そう希っています。
 
まずは、6月18日(土)、
諏訪千晴による昔がたり「おはなしペチカ」。
大阪の住吉にあるConfidence cafe (コンフィデンス カフェ)にてです。
http://suwachiharu.seesaa.net/article/437199890.html
 
「物語の意志」
http://suwachiharu.seesaa.net/article/437799612.html

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2016年04月29日

第一回ことよさしの會 ありがとうございました


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第一回目のことよさしの會、発表して下さった方々、来て下さった皆様、本当にありがとうございました。
 
會場に集まった皆で、萬葉集から柿本人麻呂の長歌を朗唱しました。
 
葦原(あしはら)の 水穂の國は 
神(かむ)ながら 言(こと)挙(あ)げせぬ國 
然(しか)れども 言挙げぞ我がす 
言(こと)幸(さき)く ま幸(さき)くませと 
つつみなく 幸(さき)くいませば 
ありそ浪(な)み ありても見むと 
百重波(ももへなみ) 千重浪(ちへなみ)にしき 
言挙げす我は 

 
 
その歌は、ことばの精神・言霊が、海の波が百重(ももえ)にも、千重(ちえ)にも織り重なるように、響き渡り、人の世に幸せをもたらすように、との希いから詠われた絶唱でした。
 
 
発表をした皆さん各々、
會場にぎっしり詰めかけて下さったお客さんを前に、
一生懸命、声を發してくれました。
その聲は、その人その人の生き方を感じさせるような、
何か大事なものを響かせておられました。
 
しかし、
海の波が果てしなく続きながら陸へ押し寄せるように、
そのつどそのつど息を使い切り、
前へ前へと腰を押し出しながら、
ことばを發し続けることの難しさをも痛感しました。
 
發表が終わった後のシェアリングの時閨B
そこには、
言語造形というとてつもなく古くて新しい藝術に対する、
予感から確信まで、
様々なことばを分かち合うことができた稀有な時閧ナした。
 
このような時間を持つことができたことを、
皆さん、そしてことばの精神に、感謝します。
 
本當に、どうもありがとうございました。

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2016年04月13日

4/29(金・祝)第一回 ことよさしの会 〜生徒さんたちによる発表会〜


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お陰様で定員一杯になりました。


演目・出演(敬称略):

「天地のはじめ〜イザナギとイザナミの国づくり」 南ゆうこ(水曜帝塚山クラス)
「アマテラス大御神の天の岩戸ごもり」 西京子(和歌山クラス)
「源氏物語(紫式部)」 北川三代(日曜帝塚山クラス) 
「神様(川上弘美)」 山崎方典(百年長屋クラス)
「青いスミレ(ルドルフ・シュタイナー)」 中西信子(和歌山クラス)
「やまなし(宮澤賢治)」 永井早苗枝(水曜帝塚山クラス)
「おんなのことば(茨木のり子)」 中川恵美(京田辺クラス)


日時:4月29日(金・祝) 午後1時半開演 4時終演予定

場所:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
            南海高野線「帝塚山」より徒歩5分
            上町線「姫松」より西南へ徒歩4分
            地下鉄四つ橋線「玉出」3番出口より東へ徒歩15分

参加費:500円 

お問い合わせ・お申込み:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
※お席が限られていますので、ご予約先着20名様のみとなります。




ことばを全身全霊で、発するということの面白さ、魅力、深さ。
言語造形というものに触れ、それらのことに気づかれた方が、
「ことばの家」のクラスに通っておられます。

自分自身が知らず知らずのうちに持っていた癖や思い込みやさかしらなどを、
ゆっくりと脱ぎ捨てていく。

そうしていくことで、人は、
だんだんとことばそのものに沿うことができるようになっていきます。

ことばに沿うことができるとき、
人はことばの通い道となり、
その人とことばがひとつになりゆく。

ことばというもの、言語の精神、ことばの神、言霊(ことだま)・・・
様々な言い方ができると思いますが、
それが、この世に宿ることができるのは、ひとり人にのみです。

ことばは、そもそも、人によって創りだされたものではなく、
神によって人に授けられたもの。
 
その、ことば自体が希っているままに、
ことばをこの世に響かせていくこと。

天職ということばがありますが、
そもそもそれは神の世から人に「ことよさし」される仕事であり、
その天職を人から人へと、親から子へと、
引き継いでいくことが「天職相続」「祖(おや)のつかさ」とも昔は云ったそうです。
そういった仕事をひとりひとりが引き継いでいくことこそが、
人の世を平和になしていく、ほとんど唯一の道であることを、
我が国の神代の語りはわたしたちに今も伝えようとしています。

そのことよさしされている仕事の代表的なものが、
日本の神話では、米作りであると語られていますが、
きっとこれからは、ことばを発するという仕事も、
人間の暮らしを支える大事な天職になってゆくのではないかと思っています。

わたしたち「ことばの家」は、
そういう精神のもとに仕事をし続けているのですが、
この春から、
各クラスに分かれて研鑽を積んでいる生徒さんおひとりおひとりが集い、
ことばを発する喜び、
ことばを聴く喜びを、
分かち合い、刺激し合い、励まし合う、
そんな場を定期的に(一年に一度、二度?)開いていくことで、
天職としての、
ことよさしされている仕事としての、
言語造形という道を歩いていく喜びを祝い合う機会を持っていきたいと考えています。
 
そのことよさしされている仕事とは、
お金をそれによって稼ぐという意味では必ずしもありませんが、
誰にも頼らず、組織にも寄りかからず、
たったひとりで始める仕事です。
しかし、きっと、世から、社会から、
必要とされるたったひとりになりゆく道です。 


まずは、第一回目としまして、昭和の日である4月29日(金・祝)に行います。
まだ言語造形に触れていない方も、
これまで公演などで言語造形にすでに触れられた方も、
そして勿論、言語造形の稽古に通っている方々も、
ぜひ、奮ってご参加ください。
こころから熱くお待ちしております。



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2016年04月04日

まぶね教会での『十三夜』公演、ありがとうございました


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先日の川崎市まぶね教会での言語造形公演「十三夜」を無事終えさせていただきました。
 
多くの方が足を運んでいただき、言語造形という芸術への無声の応援を下さっていることをひしひしと感じた一日でした。
皆さん、本当にありがとうございました。


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多くのご感想を頂き、後日、こちらでもご紹介させて頂こうと思っていますが、当日を終えて個人的に感じましたことが、ふたつありました。
 
まずは、樋口一葉の文章を全身をもって発声していくということ。
 
きっと、作家は、頭だけで文章を書いていません。
全身で書いています。
ですから、文章を書くには、健康なからだが要ります。
 
しかし、一葉は、からだを健やかに保つだけの生活的条件にあまりにも恵まれていませんでした。
それゆえ、みずからのからだを蝕んでしまいました。
 
そのように、
からだに刻み込むようにして記された文章というものを、
わたしたちが発声するとき、
口先だけで発するのではなく、
充分な健康をもって、
全身をもって発するときにこそ、
文章はその精神を顕わにしてくれるということです。
 
精神的な仕事というものは、
全身を使っての、
からだまるごとからの仕事からのみ成り立つのだということ。
 
ひとつひとつの発声で自分自身の立ち位置が決定されてきます。
一文一文、
前方に限りなく広がっている空間にダイヴィングするように、
ことばを発していくことによって、
世界が変わっていくのです。
活路が開かれていくのです。 


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そして、もうひとつは、
小さなことを丁寧に描くことを、
いくつもいくつも積み重ねることによってのみ、
大きなことを表現することができるのだということ。
 
具体的なディテールをどんどん描き続けていくうちに、 
ぐわっと大きな感情の波が立ち上がってくる。
この作品の奥底に静かに流れているテーマの大きさに触れることができる。
 
今回の稽古においては、
わたしの方が、
パートナーの千晴にたくさんの細やかな示唆をもらい、
多くのことを学び、助けられました。
 
地に足をしっかりとつけて、
この手でしっかりと物を摑むが如く、
この目で見、
この耳でじかに聴くが如く、
汗を流し、
涙と血を流すが如く、
このからだを通してこそ響いてくるものを、
ひとつひとつ大事にすること。
 
どれほどのものが聴いて下さった方々と共有できたのか、
それは未知のものではありますが、
同じ時と場を共に創ることができたような、
そんなこの上ない充実感をわたし自身頂くことができました。
 
素晴らしいギター演奏をしてくれた清水さん。
司会を務めて下さった大原さん。
受付をひとりでやってくれた志穂ちゃん。
会場の外でお客様を誘導してくれた瓦吹さん、加藤さん。
お客様にお茶の用意をしてくださった愛さん。
暖かいこころでわたしたちの儀式を見守ってくださった石井牧師。
そして来て下さったすべてのお客様。 
皆さんのお蔭で公演は成り立ちました。
かさねがさね、本当にありがとうございました。
 
またこれからも言語造形の舞台を創りつづけていきますので、
どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。 

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2016年03月29日

一葉の書きし明治の世 〜4/2(土)樋口一葉『十三夜』神奈川言語造形公演〜


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今週土曜日の公演を迎えるにあたり、
昨年の秋の大阪での上演とは全く違うこころもちで、
わたしは今回の舞台を迎えています。
 
この作品の稽古を重ねるほどに、
この作品と出会えたことへの感謝が溢れてくるのです。
 
夫婦関係、男と女の関係というものの中で、
どうしても、
そのように動いてしまわざるをえない
力学のようなものがあり、
その力が自分自身の実生活と
見事に重なっていることに気づいたときの驚きは、
ここでもうまくことばに出来ずにいます。
 
人は理屈で生きているのではなく、情動で生きているということ。
 
そして、情でこそ生きる人生というものを、
おおぜいの人が理屈で処理しようとしはじめたのが、
もしかしたら明治という時代なのではないだろうか。
 
そして、その流れはいまだに続いていて、
つぎつぎと人のこころを死に追いやろうとしている・・・。
 
一葉がものしたこの物語に出会えたことによって、
わたしは、世界を、他者を、そして自分自身を、
無意識に理屈で処理しようとしている己れの性向に
歯止めをかけるチャンスをもらえたように実感しています。
 
 
  一葉の 書きし明治の世を思へば
  ゆゑわかなくに 眼(まなこ)潤み来  
                   吉井勇
 
 
この物語を皆さんが耳でお聴きになって、
全身でお聴きになって、
どのような人間像と人間ドラマが
立ち上がってきますでしょうか。
お楽しみいただけましたら、幸いです。
 
そして、この作品について、
皆さまの胸のうちに、新しく語りあいが生まれますこと、
そのようなことをも密かに希っております。
 
お待ちしております。
 
 
http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
■ 日時       
         2016年 4月 2日(土)
         開場14時 開演14時30分
 
■出演 
 
 語り : 諏訪耕志  諏訪千晴 
 
 ギター: 清水久芳
 
 
■会場
 
 日本キリスト教団 まぶね教会
 http://members3.jcom.home.ne.jp/4621641401/access.html
 
  小田急線「柿生」駅 南口より 約15分
  東急田園都市線「たまプラーザ」駅より 約35分
 
  ※会場は多少分かりにくいためHPでご確認ください。 
 
 
■ 入場
 
 ご予約  大人 3000円  中高生 1000円
 当日   大人 3500円  中高生 1500円
 
 
■ お申込みフォーム
 http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
 
■ お問い合わせ

 ことばの家 
 http://www.kotobanoie.net/access.html

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2016年02月28日

詩歌の学び 〜毎週火曜日の言語造形クラスのご案内〜



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言語造形の学びの三つの次第。

ひとつ、物語ること、お話しを語ること、ものをものものしく語ること。
ふたつ、演じること、ことばを交わし合い、身振りと身振りを重ね合うこと。
みっつ、詩歌を詠うこと、ことばのことばたるところに迫り、音韻にものを言わせ、情を顕わにすること。

この春からの毎週火曜日午前に行います言語造形クラスでは、
昨年度の演劇に引き続き、
みっつ目の詩歌を詠うことに取り組んでいきます。

詩歌を言語造形していく学び。
それは、ことばとこころの交響を聴いてゆく学びです。

何度も口ずさみ、
その詩歌が求めている息遣い、
間、強弱、リズム、手振り、身振り、
よりふさわしい調べを探ってゆきます。

詩歌に潜んでいる情とは、知性で考え出されるものではなく、
そのような繰り返しの練習の中からこそ生まれ出て、響き出ずるもの。

そうして、手繰り寄せられた調べが、
その詩歌に潜んでいる情をおのずと呼び出すのです。

我が国の詩歌には、
とりわけ古典的な詩歌には、
民族の願うところ、先人たちの悲願、歴史へのこころざしが、
ある沈痛な趣きで鳴り響いており、
その微かだけれども、確かに響いている調べを聴き取ること。
それが、わたしたちの大事、大切にするところです。

ひとりひとりが詩歌を軸に据えた小さな舞台作品を各々創ること。
その目標をもって、約一年間、火曜日のクラスを進めていきます。


日時:毎週 火曜日(月4回) 10:15〜13:15
講師:諏訪耕志
参加費: 月謝制 15,000円
会場:「ことばの家」帝塚山教室 http://www.kotobanoie.net/access.html#map

クラスにご参加される前に、おひとりおひとりお気持ちをお聴きする時間を持ちます。
ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

●お申し込み・お問い合わせ  「ことばの家」http://www.kotobanoie.net/access.html#map
 



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2016年02月22日

4/29(金・祝)第一回 ことよさしの会 〜生徒さんたちによる発表会〜


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演目・出演(敬称略):

「天地のはじめ〜イザナギとイザナミの国づくり」 南ゆうこ(水曜帝塚山クラス)
「アマテラス大御神の天の岩戸ごもり」 西京子(和歌山クラス)
「源氏物語(紫式部)」 北川三代(日曜帝塚山クラス) 
「神様(川上弘美)」 山崎方典(百年長屋クラス)
「青いスミレ(ルドルフ・シュタイナー)」 中西信子(和歌山クラス)
「やまなし(宮澤賢治)」 永井早苗枝(水曜帝塚山クラス)
「おんなのことば(茨木のり子)」 中川恵美(京田辺クラス)


日時:4月29日(金・祝) 午後1時半開演 4時終演予定

場所:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
            南海高野線「帝塚山」より徒歩5分
            上町線「姫松」より西南へ徒歩4分
            地下鉄四つ橋線「玉出」3番出口より東へ徒歩15分

参加費:500円 

お問い合わせ・お申込み:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
※お席が限られていますので、ご予約先着20名様のみとなります。




ことばを全身で、全霊で、発するということの面白さ、魅力、深さ。
言語造形というものに触れ、それらのことに気づかれた方が、
「ことばの家」のクラスに通っておられます。

自分自身が知らず知らずのうちに持っていた癖や思い込みやさかしらなどを、
ゆっくりと脱ぎ捨てていく。

そうしていくことで、人は、
だんだんとことばそのものに沿うことができるようになっていきます。

ことばに沿うことができるとき、
人はことばの通い道となり、
その人とことばがひとつになりゆく。

ことばというもの、言語の精神、ことばの神、言霊(ことだま)・・・
様々な言い方ができると思いますが、
それが、この世に宿ることができるのは、ひとり人にのみです。

ことばは、そもそも、人によって創りだされたものではなく、
神によって人に授けられたもの。
 
その、ことば自体が希っているままに、
ことばをこの世に響かせていくこと。

それは、神の世から人に「ことよさし」されつづけている天職であり、
その天職を人から人へと、親から子へと、
引き継いでいくことが「天職相続」「祖(おや)のつかさ」
とも昔は云ったそうです。

そういった仕事を引き継いでいくことこそが、
人の世を平和になしていく、ほとんど唯一の道であることを、
我が国の神代の語りはわたしたちに今も伝えようとしていると感じています。

そのことよさしされている仕事の代表的なものが、
日本の神話では、米作りであると語られていますが、
ことばを発するという仕事も、
おそらく大事な天職ではないかと感じています。

わたしたち「ことばの家」は、
そういう精神のもとに仕事をし続けているのですが、
この春から、
各クラスに分かれて研鑽を積んでいる生徒さんおひとりおひとりが集い、
ことばを発する喜び、
ことばを聴く喜びを、
分かち合い、刺激し合い、励まし合う、
そんな場を定期的に(一年に一度、二度?)開いていくことで、
天職としての、
ことよさしされている仕事としての、
言語造形という道を歩いていく喜びを祝い合う機会を持っていきたいと考えています。
 
そのことよさしされている仕事とは、
お金をそれによって稼ぐという意味では必ずしもないですが、
誰にも頼らず、組織にも寄りかからず、
たったひとりで始める仕事です。
しかし、きっと、世から、社会から、
必要とされるたったひとりになりゆく道です。 


まずは、第一回目としまして、昭和の日である4月29日(金・祝)に行います。
まだ言語造形に触れていない方も、
これまで公演などで言語造形にすでに触れられた方も、
そして勿論、言語造形の稽古に通っている方々も、
ぜひ、奮ってご参加ください。
こころから熱くお待ちしております。



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2016年02月21日

古い日本語 〜『安達原』発表会終わりました〜


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発表会『安達原』、昨日終えました。
 
この『安達原』のことばは、おおよそ500年前のものです。
 
「分からないことばであっても、
音楽のように聴いていただければ」
 
開演前に、そう観客の皆さんにお伝えしました。
 
今を生きているわたしたち日本人が、
勉強から始めるのではなく、
昨日のような芸術を通して古い日本語に親しむ。
 
外国語も大切ですが、
古い日本語に親しむことを大事にし、
自分の住んでいる国の文化、歴史、伝統を、
そして、「もののあはれを知ること」を、
愛することを学んでいく。
 
それは、日本語で言語造形をしているわたしたちに、
ことよさしされている仕事であります。
そんなことを実感することのできた一日でした。
 
『十三夜』公演の時にも実感したことなのですが、
古い日本語の作品を現代語訳しなくとも、
言語造形をしていくならば、いまの人にも確かに迎えられる。
 
満員のお客様、二時間近くの間、
じっと聴き耳を立てて下さっていることを感じました。 
 
雨の中、聴きに来て下さった皆さん、
全身全霊で演じてくれた仲間たち、
本当にありがとうございました。

諏訪千晴のブログに、公演後に寄せられたご感想の一部を掲載させてもらっています。
http://suwachiharu.seesaa.net/article/434169101.html


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2016年02月15日

2/20(土)言語造形演劇クラス発表会『安達原』


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今週の土曜日、2月20日の「ことばの家」言語造形演劇クラス発表会、
『安達原』が迫ってきました。
 
この『安達原』は能のテキストであり、
諸研究家によるそれぞれの論があり、
諸流派によるそれぞれの演出がありますが、
このたびの舞台は、
それらのすべての論、すべての演出から離れて、
ことばの芸術作品として、
ただただ戯曲に記されていることばにシンプルに沿うことを試みています。
 
ことばの響きに応じて、
息遣いに応じて、
どう足を運ぶのか。
どう振る舞うのか。
どうことばを発するのか。
 
ことばの響きに、繰り返し、繰り返し、耳を傾ける。
そのような稽古を通して、
だんだんと、どうすればいいのかという、
その戯曲に秘められている秘密が明かされてくる。
 
そうして、演じている者たちは、
この『安達原』という存在が、
いかなる内実を蓄え、
いかなる念いと祈りを発信し、
いかなる精神をのちの代まで貫こうとしているかを、
知るのです。
 
『安達原』は生きています。
 
ことばというものは、
当たり前のもの、口を開けばおのずと出てくる自然のもの。
 
しかし、言語造形を通して、
わたしたちは、自分自身の取り組みいかんによって、
ことばはいくらでも深みを見せてくれるのだということを、
驚きつつ学んでいます。
 
一本一本の糸のようなひとことひとことのことば。
そのひとつひとつのことばが織りなし合わされて、
ひとつの作品になるとき、
それは、ひとつの織物の仕上がりを目の当たりにするようです。
しかし、それは、完成などとは云うには遠い、
とことわの試みです。
 
演者ひとりひとりが、
いかに己れみずからを素直な糸の通り道としていくかを試み続ける。
 
それによって、今回も、
演劇という、ことばの芸術、対話の芸術を織りなしていきます。
 
わたしどもの永い試みのひとコマを、
味わっていただけたらと希っています。
 
 
■ 日時      
2016年 2月 20日(土)
開場14時 開演14時30分

■出演      
語り 『蛇の輪』 : 諏訪耕志  
演劇 『安達原』 : 鹿喰容子 諏訪千晴 中将ゆみこ 村上恭仁子
           堀内亜紀 (龍笛)

■ 会場       
クレオ大阪中央 4階 セミナーホール
http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
四天王寺前夕陽ヶ丘駅(地下鉄谷町線) 1・2番出口から北東へ徒歩約3分

■ 入場
ご予約    1000円 (中学生以上)
 当日    1500円

■ お問い合わせ・お申込み  ことばの家
http://www.kotobanoie.net/pray.html#adachi

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2016年02月06日

春【百年長屋・言語造形教室午前クラス】の新設に向けて体験講座


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2016年春【百年長屋・言語造形教室午前クラス】の新設に向けて
言語造形体験ワークショップを開催いたします。
からだとこころを目一杯動かしながら、朗読・語りに挑戦してみませんか?

書かれたことば。それらは印刷されて紙面にじっとしています。
しかし、私たちが自身の声を通してそれらのことばを響かせるとき、ことばは甦ります。
からだをまるごと使って、息を解き放つように声を響かせることによって、
ことばに生命が通い出します。

ことばを生きる 〜朗読と語りの体験レッスン〜

@2月27日(土) 10時〜12時30分
A3月26日(土) 10時〜12時30分
※その後第四土曜の午前に月1回のクラスを開く予定です。
4月のみ第三土曜日の16日開催になります。


定員6名 連続でも1回だけでも受講できます。

講習費 1回4000円(お茶菓子つき)

持ち物 声に出してみたい作品をひとつ。
(物語・昔話・詩・落語・戯曲などどんなものでも構いません)

講 師 諏訪耕志(ことばの家主宰)。 
 
お申し込み お問い合わせ「ことばの家」まで
06−7505−6405(fax&tel)
e-mail info@kotobanoie.net 

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2016年02月05日

初国小さく作らせり 〜滋賀講演『ことばと子どもの育ち』のご感想〜


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初国(はつくに)小さく作らせり。
 
我が国における「国」とは、
そもそも、自分たちが米作りをする土地のこと。
 
自分たち自身を養うための限りはおのずから定まってきて、
それは小さいものであり、
その小ささのなかにこそ、
豊かさは息づきます。
 
若い人たちで農に立ち返る人が増えて来ているということ。
その人たちのこころの深みにどのようなものが胎動しているんだろう。

暮らしを素朴なものにしてゆくほどに、
生きることのうちで本当に大事にしたいものが見えてくる。

暮らしのリズミカルな繰り返し。
その手足の動きが、おのずと、話すことばにいのちを注ぎ込んでいた、
小さな初国であった我が国。

いま、ふたたび、ひとりひとりが、どのような初国を創っていくことができるだろう。
 

先日させてもらった滋賀での講演『ことばと子どもの育ち』を聴いて下さった、
たかたまさん、
http://tamairo.jugem.jp/?eid=1158#sequel

そしてsallygardenさんの文章
http://sallygarden.hatenablog.com/entry/2016/01/24/063924
シェアさせていただきます。

 
まっすぐで、柔らかなこころ。
たかたまさん、sallygardenさんはじめ、
そんな人たちにたくさん出逢えて、本当に嬉しかった。
 
以前、大阪箕面のシュタイナー幼稚園で、
先生をされている山崎さんが語ってくださった『お話のお宮』のことを想い出しながら、
その講演では話させてもらったんです。
http://kotobanoie.seesaa.net/article/394581885.html
 
たかたまさん、sallygardenさん、どうもありがとうございます。

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2016年01月25日

農の暮らしとシュタイナー学校


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四季の巡りとともに祝祭を催すこと。
 
アントロポゾフィーの学びの集まりや共同体、 
そしてシュタイナー学校、幼稚園などにおいて、
大切にされていることです。
 
一年の巡り、太陽と月の運行が、
人のこころの意識の下に働きかけていて、
その働きかけを感じ、意識化することは、
現代人にとってはなかなか難しい。
 
しかし、
人は一年の巡り、四季の巡り、時の法則を、
あらためて内なるこころから、
いきいきと、みずみずしく生きることで、
みずからのこころを健やかに育んでいく道を、
歩んでいくことができる。
 
昔の人は、そのことを本能的に知っていて、
祝祭を四季の巡りに応じて営んでいたそうです。
 
そもそも祝祭とは、
神を皆でここにお迎えし、
神と共に喜び、
神を再びここからお送り申し上げる、
そんな営みです。
 
我が国の祝祭は、米作りを基になされていました。
 
その年の米の豊かな収穫を稲神、年神に祈る、
春の祈年祭(としごひのまつり)。
 
そして、その年の収穫に対する、
この上ない感謝のことば(祝詞)を唱え、
その神々に供え物をし、
神々と共にその収穫物の米を食し、餅を食し、酒を飲む、
秋から冬にかけての新嘗祭(にひなへのまつり、にひなめのまつり)。
 
そのふたつが、とりわけ大事な祭として営まれていました。
 
それは天皇御みずからが宮中において、
いまもなし続けられていることですし、
昔の我が国の村々では、
その風儀を慕って、
皆がおのずからその祭を、
大事に、厳粛に、かつ爆発するような喜びと共に営んでいました。
 
大多数の日本人が、
教義や聖典に則ることなく、
そのような祭を、
毎年毎年、永遠の循環のように、
暮らしの生産活動、米作りに基づきながら営み、
信仰心を、
ことばにすることなく、
感覚と行為で深めつづけていたとは、
驚きではないでしょうか。
 
 
そして、
和歌山にもシュタイナー学校を創っていこうとしている動きのなかで、
とりたてて、宗教などと言うことなく、
暮らしのなかの不可欠なこととして、
地域の神社やお寺の活動と繋がり得るような、
当たり前の営みをわたしたち大人が意識的に創っていく。
 
子どもたちへの授業をどう創っていくか、
祝祭をどう創っていき、営んでいくかということの、
土台、前提として、
その学校を営もうとする大人たち自身の暮らしそのもののなかで、
人が生きていくために必要なものとして、
地域の祭に加わり、または、
祝祭を改めて意識的に創り、営んでいくことはできるだろうか。
 
まず、大人が四季の祝祭を生きる生活を始めていくことができるだろうか。
 
農から始まる手仕事の広がりと深まり。
春から秋への米作りがおのずからいざなう暮らしのなかの信仰心。
 
そこから、子どもたちへの教育が様々に展開していく可能性が、
農地に囲まれた和歌山でのシュタイナー学校において、
だんだんと見いだせるのではないか。
 
地域から孤立することなく、
地域の方々と一緒に、
地域の方々に応援してもらいながら、
(地域の方々を巻き込みながら!)
日本の、和歌山の、シュタイナー学校を少しずつ創っていこう。
 
そんな想いを分かち合った先日の講演でした。
 
以下、
和歌山シュタイナー学校設立準備会(旧未来の学校をつくる会)
の方が、
その講演の内容を的確に掬いだして文章にしてくれています。

 
____________________________
 
 
【 講座「日本の祝祭とシュタイナー教育」を終えて 】
 
日本人である私たちを、
今一度見つめ直す機会をいただいた今回の講座。
この日本の気候や風土の中で、
昔から自然に生活に染みついてきた祝祭の意味を、
諏訪先生とともに語り合いました。
 
シュタイナー学校をつくっていく中で「祝祭」をどう捉えるか。
また、この和歌山の地でシュタイナー学校をつくる意味とは何なのか。
 
ずっと私たちの中にあった問いに、
少し光が見えてきたような気がしました。
 
日本人の大多数が「農」に勤しんでいた時代から、
私たちの信仰心は育まれてきました。
「農業」は感謝の気持ちを育てる仕事だということ。
その中で「米作り」が日本人の生命の連関を支えていた事実。
米作りから生じる日本の祝祭を、子どもたちと共に行っていけたら。
 
日本のシュタイナー学校が作り上げてきた教育実践を大切にしながらも、
日本人として私たちの心が、血や肉が、
「そうそう、これなんだ」と感じるものを私たちは探っていきたい。
 
大切なものは、私たちの中にあるということ。
ここから、私たちからはじまるシュタイナー教育、
シュタイナー学校をつくっていきたい。
 
和歌山にシュタイナー学校ができることが、
この地域の中でぽっとあたたかな光が灯るような、
大人も子どもも共に育ちゆく場になるように、
私たちは今できることから、
手足を動かしていきたいと思います。

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2016年01月24日

滋賀「ことばと子どもの育ち」講演、ありがとうございました!


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昨日は、
滋賀の南草津でシュタイナー幼児教育を営んでいる、
滋賀シュタイナーこども園そらの方々が主宰して下さった、
講演『ことばと子どもの育ち』でした。
 
幼い子どもが三つの七年期の重なりを通して、
いかにことばと共に人として育っていくかを、
皆さんと分かち合いました。
わたしにとっても、あっという間の二時間でした。
 
日本の昔の(明治時代以前の)国語教育が、
どれほど、ひとりひとりの子どもを、
日本語の主(あるじ)にしていくために、
叡智に満ちたはからいをもっていたか。
 
その叡智がいまは失われてしまっていることに、
悲しみを覚えながらも、
しかし、そんないまだからこそ、
わたしたちはその叡智を学び直すことによって、
意識的に約150年前に息づいていた教育ということの真髄を取り戻し、
これからの子どもとの生活に、
新しい息吹きを吹き込んでいくことができるのでは。
 
そんな想いで講演を分かち合いました。
 
ひとりの参加者の方が仰っていたことですが、
五歳の我が子に生まれてから、
ずっと夜寝る前に絵本を読んであげてきたのだけれど、
言語造形で習った深い息遣いで絵本を読み終わったとき、
そのお子さんが「ありがとう」とお母さんにつぶやいたそうです。
その「ありがとう」ということばが、
こころの奥底から言ってくれているのが分かったと、
その方は話してくれました。
 
そのお話を聴いて、わたしは手前味噌ですが、
この仕事をやっていて、本当によかったと思いました。
 
参加して下さった皆さん、
そして、そらの皆さん、
本当にありがとうございました。

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2016年01月23日

ひびきの村での詩の朗唱クラス 皆さんありがとう!

 
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北海道ひびきの村での、
詩の朗唱の五日間を終えて帰ってきました。
 
詩を言語造形を通して謡う。
「こうしてやろう、ああしてやろう」
というようなさかしらを拭い去って、
吸われる息、吐き切られる息に沿うこと。
 
五日目の今日、練習の成果を発表した参加者の皆さんは、
見事におのが呼吸に導かれるように詩を謡い切りました。
 
そう、芸術とは、きっと、私心でなされることではなく、
聴き耳を立てることであり、
そのときに聴こえてくる響きに導かれることであり、
導かれるままにからだを動かすことであるのでしょう。
 
そして、時を忘れて、時の内側に入っていく。
 
五感以上の感官をフルに働かせながら、
神経系ではなく、
血の路に流れる働きをフルに起こしながら、
からだとこころまるごとで、
空を、山を、風を、光を、雪を、冷気を、そして、ことばを、
迎え、響かせ、送る、そんな練習でした。
 
また、暖かい人たちと暖かい時間を過ごすことができました。
皆さん、ありがとう!

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2016年01月01日

2/20(土)演劇クラス発表会『安達原(あだちがはら)』


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2/20(土)「ことばの家」言語造形演劇クラス発表会のご案内です。
  
「ことばの家」言語造形演劇クラスの発表会として、
能『安達原(あだちがはら)』のテキストを、
言語造形を通して舞台化いたします。
 
能のテキストを使いながら、能のスタイルからは外れて、
室町時代から続く舞台様式、衣装などからも離れて、
言語造形の舞台として、
地謡いのパートなどもシテ役とワキ役によるセリフとして演じてみます。
 
室町時代に創作された能という戯曲が、
いかに言語造形されていたかということ。
 
そもそも、昔の代では、
言語造形されざる言語芸術の舞台などなかったということ。
 
そのようなことをからだとこころまるごとで感じながら、
日本語による演劇の原型のようなものを創ろうと、
シュタイナーの演劇論『言語造形と演劇芸術』を助けにしながら、
生徒さんたちは練習に励んでまいりました。
 
堀内亜紀さんによる竜笛も、
この『安達原』という作品に熱いいのちを吹き込んでくださいます。
 
前座として『蛇の輪』という物語りもございます。
 
ぜひ、お聴きにいらしてください。
 
 
 
日時: 2016年2月20日(土) 午後2時開場 2時半開演
 
場所: クレオ大阪中央 4階 セミナーホール
    http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
 
参加費: ご予約1,000円  当日1,500円  
 
出演者: 語り『蛇の輪』 諏訪耕志
     演劇『安達原』 鹿喰容子 諏訪千晴 中将ゆみこ 村上恭仁子
             堀内亜紀(竜笛)
 
お問い合わせ・お申込み: ことばの家 tel&fax 06-7505-6405
              e-mail info@kotobanoie.net

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2015年12月28日

1/15(金)講座「日本の祝祭とシュタイナー教育 in 和歌山」


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1月15日(金)和歌山シュタイナー学校設立準備会 公開講座のご案内
【日本の祝祭とシュタイナー教育 in 和歌山】
 
 
日本にシュタイナー教育が始められて、約35年。
 
まだまだ、全国における学校の数は少ないのですが、それでも、わたしたち日本人は、ドイツから生まれたその教育芸術の真髄をつかむべく、まずは模倣し、学習し、工夫を重ねながら、ひとりひとりの教師の方が毎日の授業を創ってこられました。
 
いま、和歌山に新しくシュタイナー学校を創ろうという動きのなかで、日本に生きるわたしたちは、我が国、我が地域、我が里に、よりふさわしい内実とかたちをもって、そのシュタイナー教育自体を成長させていくことを求めています。
 
我が国には、いにしえから脈々と流れている固有の信仰がありました。
その信仰は、ことさらことばにされるでなく、理屈で述べられるでなく、ひたすら暮らしのなかのおのずからな行いとして営まれてきました。
その行いは、また、祝祭として、一年の折々に芸術的、宗教的に表現されました。
 
そのような信仰心は、現代においてほとんど壊され、失われているかに見えます。
 
しかし、その外見にもかかわらず、いまだに、密やかに、静かに、日本人のこころの奥底に流れている、暮らしの中の素朴な当たり前の感覚。
それをこそ、掬い取り、意識的に育んで、わたしたちの教育におけるおおもとの指針として立てていく道があるのではないか。
 
そのような考えを育むひとつのきっかけになればという希いのもとに、年の初めに一回の講座を行います。
 
新しく、日本におけるこれからのシュタイナー教育を創っていきたい、そんなおおもとの志を互いに見いだしあえるような時間にしたいと思っています。
 
 
●日時 2016年1月15日(金) 10:00〜12:00
●場所 モモのおうち 
〒649-6433 和歌山県紀の川市西三谷670
        (10台程度停められる広い駐車場があります)
●定員  15名
●講師  諏訪耕志
●参加費 2,000円
 
お申し込みは
mirainogakkou.wakayama@gmail.com

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2015年12月25日

1/23(土)滋賀県南草津 講演『ことばと子どもの育ち』


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( ↑クリックしていただくと見やすい大きさになります)


滋賀県南草津で1月23日(土)午前に、以下のテーマでの講演をします。
お近くの方で、子どもへの読み聞かせ、語り聴かせ、ことばがけなど、
ことばと子どもの育ちについてご関心のある方、どうぞいらしてください。
 
 
『ことばと子どもの育ち』
 
日時:2016年1月23日(土)午前10時から12時
 
場所:フェリエ南草津 5階 市民交流プラザ 中会議室
(JR琵琶湖線 南草津駅出口東側から直結です)
 
参加費:1,500円
 
託児:2歳以上 500円(水筒、お着替え、おむつ等に名前をつけて袋にいれてお持ちください) 
 
お問い合わせ・お申込み:NPO法人 こども園そら
        e-mail kodomoensorakouenkai@gmail.com
tel&fax 077-567-1865(火~金14:00〜17:00)
 
 
お母さんの声。お母さんのことば。
それこそが、人がこの世で最初に味わう芸術です。
子どもは、その母なることばに触れられ、包まれ、育まれてこそ、
母語である日本語の主(あるじ)にだんだんとなっていきます。
子どもは、ことばとともに、人として、育っていくのです。
 
シュタイナー教育の観点からことばと子どもの育ちについて、ご一緒に声を出していただいたりしながら、お話しをさせていただきます。
 
改めて、子どもたちの未来に向けてよりよきことばの土台を耕すために、
わたしたちは学んでいくことができます。
ご一緒に、この日から、始めてみませんか。   諏訪耕志

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( ↑クリックしていただくと見やすい大きさになります)



2015年12月20日

ひびきの村 生誕劇 終わりました


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一昨日、北海道ひびきの村は朝から大吹雪。
昨年の暮れに引き続き、
ミカエルカレッジの受講生の方々と共に、
今年もイエス・キリストの生誕劇を終えました。


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12月の第二週目ごろから準備を始め、
本格的には、この一週間で膨大な量の歌とセリフを憶え、
言語造形に取り組みながらの劇創りでした。
 
役を演じたおひとりおひとりの集中力、
それは物凄いものでした。
 
この一週間にどこまで至ったかではなく、
どのような生を生きたか。
そのことこそが、
人の人たるところ・・・。
 
劇を創るプロセスを通して、
そのことのかけがえのない深さ、尊さ、美しさを、
上演後、わたしたちはことばにしあいました。

ミカエル・カレッジとは、
自分自身のパーソナリティーを超えて、
そのような体験をすることができる場所なのだと、
改めて身に沁みて感じたのでした。


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この生誕劇は、
目に見えないものを迎える作業でした。
 
その目に見えないもの、
それは、ひとりひとり、その人のその人たるところ、
おさなごころ、です。
 
劇においては、その存在が、イエスという存在として、
おさな子として、
清らかなるマリアの胸に、
貧しき羊飼いの胸に、
宿ります。
 
それは、とりわけこの時期に、
わたしたちすべての人に宿るものでもあります。
 
この劇を観たおさな子たる皆さんにも、
そのことを感じてもらえればという願いの下、
劇を創っていきましたが、
まさに誰よりも、
精魂を傾けてこの劇を生きた出演者の方々の胸のうちに、
クリスマスの精神として、
新しい年を迎える「お年玉」として、
おさな子の光が、
宿ったことを、
信じています。
 

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劇を観たふたりの娘も、
あれからずっと、劇のなかの歌を歌っています。
 
表からも、裏からも、劇にかかわってくださった皆さん、
観に来て下さった皆さん、
本当にありがとうございました。


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