[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2015年02月02日

大阪公演『夕鶴』、どうもありがとうございました!


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昨日、大阪公演『夕鶴』を終えることができました。
 
たくさんの、たくさんの方々、近くからも遥か遠方からも集まってくださり、聴いていただくことができました。
 
また、公演を支える働きをしてくださったおひとりおひとりの方のこの上なく暖かい助力があって初めてなりたった公演でした。
 
そして、今回は、この上なく素晴らしい仲間と舞台を創ることができました。
 
現代ならではの精神の祝祭の場としての言語造形の舞台を創っていきたいと希っていますが、それは、お客様、スタッフ、俳優の皆さんのこころあってのものだということを骨身に沁みて感じます。
 
おおげさな言い方かもしれませんが、この世に生かされてあることをありがたく感じています。
 
皆さん、本当に、ありがとうございました。

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2015年01月28日

舞台の上での批評 〜2/1(日)公演『夕鶴』を前にして〜


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今週日曜日に行います五年ぶりの再演『夕鶴』。
木下順二の戯曲から、五年前には気づかなかった新たな魅力、意味がわたしたちに立ち顕れてきています。

男と女というもの。
金の魅力とその価値観を粉砕し無化してしまうほどの何かへの予感。
おさな子たるところと如才なさとの間の往復。
精神の高みへの憧れと拒否。
人と神とのかかわり。
人と悪魔とのかかわり。
そして、わたしたち日本人と神とのかかわり。

それは、頭による作業からだけではなく、こころからの、からだまるごとからの、ことばというものへの取り組みを通して、戯曲自体が語りかけている声をわたしたち演者が聴き取っていく作業から生まれてくるものです。

言語造形というものを通して舞台芸術を創り上げていくことの何よりの魅力は、何度も何度も声を出し、稽古を重ねていくことで、ことばというものをからだまるごとで洗い直し、その行為の繰り返しによって、思いもかけないことばの深み、作品の深み、人が生きることの深みがだんだんと顕わになってくる、ということです。

時間の積み重ねの中で、作品が変容していく。
作品に秘められているものがだんだんと顕わになっていく。

物語や戯曲や詩という言語芸術の批評が机上でなされるのではなく、稽古場の中で、舞台の上で、なされる、ということに大きな魅力を感じています。

わたしたちが聴き取りつつあるものと、劇を観て下さり、聴いて下さる方々が聴き取るものとが、どう重なり、どう隔たるか。

小学生も聴きに来てくれます。
彼らの精神に響くような舞台となることを念じて。

わたしたち自身、その邂逅をとても楽しみにしています。


_______________________________________

■ 日時 2月1日(日) 開場 13:30 開演 14:00 
 
■ 会場 大阪市立市民交流センターすみよし北 大ホール
     http://www.sumiyoshikita.jp/access.html
     南海高野線「住吉東」駅より北東へ徒歩5分
     阪堺上町線「神の木」駅より、東南へ徒歩約3分
 
■出演  塙狼星(与ひょう) 諏訪千晴(つう) 松田美鶴(惣ど) 諏訪耕志(運ず)
 
■演出  諏訪耕志(「ことばの家」主宰)
 
■特別出演 諏訪夏木 諏訪かさね
 
■ 入場  ご予約 大人2000円 小中高生500円
     当日  大人2500円 小中高生800円
 
■ お問い合わせ・お申込み  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/pray.html#yuzuru

■出演者プロフィール

与ひょう: 塙 狼星(はなわ ろうせい) 
一九六三年兵庫県宝塚市生まれ。京都大学大学院時代から二〇一一年三月まで、同志社大学などにて人類学関連の科目の非常勤講師を務める。不惑を過ぎた二〇〇四年から社会実践への意識が高まり、アントロポゾフィーと言語造形の学びを始め、二〇〇六年に「空堀ことば塾」を立ち上げ、現在、上本町と帝塚山にて小中高生たちの教育に携わっている。

つう: 諏訪 千晴(すわ ちはる)
一九七八年神奈川県生まれ。二〇〇三年に言語造形と出会い、二〇〇八年に芥川龍之介「藪の中」で初舞台。趣味は、木登り、巣作り、庭いじり。からだを使うこと。ことばを綴ること。最近特に夢中なのは「文通」。

惣ど: 松田 美鶴(まつだ みつる) 
京都市生まれ。十年ぶりに諏訪さんから言語造形を教わっています。ドラマは初めてです。鶴を見ようと天王寺動物園へ行きましたら、たくさんの種類がいました。野生の鶴が飛ぶ姿をいつか見たいものです。

運ず: 諏訪 耕志(すわ こうじ) 
一九六四年大阪市住吉区生まれ。一九九四年よりシュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。二〇〇四年より「ことばの家」として関西を中心に自身の活動を始める。言語造形の舞台、ワークショップ、アントロポゾフィーの講義などを通して活動中。モダンジャズの魅力に最近目覚める♪



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2015年01月04日

2/1(日) 言語造形大阪公演 お芝居『夕鶴』のお知らせ


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わたしたち「ことばの家」の久しぶりの演劇公演です。
木下順二作『夕鶴』。
 
昔話の『鶴の恩返し』を木下順二が戯曲化し、1949年から1986年まで、女優山本安英を中心に演じ続けられた作品です。

人の無垢なるこころが、いつしか世俗の垢にまみれていかざるを得ないこと。しかし、人は、その内なる無垢を失っては、人として生きてはいけないこと。このふたつの間をわたしたちは、行きつ戻りつしながら、毎日の生活を送っておりますが、果たして、わたしたちは、どこに、自分自身の精神を見いだし、定着させていくことができるでしょうか。または、清濁併せ呑むことそのことを引き受ける力を見いだすことができるのでしょうか。
 
そんな問いを抱きながら、この劇創りを進めています。
 
わたしたち、「ことばの家」の演劇スタイルは、チラシの裏にも書いたのですが、特別な舞台装置も音楽もなく、俳優ひとりひとりが、素朴な衣装をまとい、素朴な演出により、ただただ、ことばを発することを拠り所にしながら舞台に立ち、演技をすることで、作品のドラマを色濃く描き出していく、というものです。
 
俳優によって空間に造形されることばの響きが、いかに人の想像力と感情に働きかけてくるか。
 
その、ことばの力を信頼しての、舞台創りであります。
 
小学三年生と幼稚園児、二人の女の子も出演し、精一杯、声を張り上げます。
 
公演の頃は寒さなお厳しい時ですが、お足をお運びいただけますれば、ありがたく存じます。
 
お申し込みは、チラシに掲載しておりますように、お電話、ファックス、メール、または下記のアドレスに記載していますフォームからもお申し込みをしていただけます。
http://www.kotobanoie.net/pray.html#yuzuru
 

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____________________________

■ 日時 2月1日(日) 開場 13:30 開演 14:00 
 
■ 会場 大阪市立市民交流センターすみよし北 大ホール
     http://www.sumiyoshikita.jp/access.html
     南海高野線「住吉東」駅より北東へ徒歩5分
     阪堺上町線「神の木」駅より、東南へ徒歩約3分
 
■出演  塙狼星 諏訪千晴 松田美鶴 諏訪耕志
 
■演出  諏訪耕志(「ことばの家」主宰)
 
■特別出演 諏訪夏木 諏訪かさね
 
■ 入場  ご予約 大人2000円 小中高生500円
     当日  大人2500円 小中高生800円
 
■ お問い合わせ・お申込み  ことばの家
           http://www.kotobanoie.net/access.html

■出演者プロフィール

与ひょう: 塙 狼星(はなわ ろうせい) 
一九六三年兵庫県宝塚市生まれ。京都大学大学院時代から二〇一一年三月まで、同志社大学などにて人類学関連の科目の非常勤講師を務める。不惑を過ぎた二〇〇四年から社会実践への意識が高まり、アントロポゾフィーと言語造形の学びを始め、二〇〇六年に「空堀ことば塾」を立ち上げ、現在、上本町と帝塚山にて小中高生たちの教育に携わっている。

つう: 諏訪 千晴(すわ ちはる)
一九七八年神奈川県生まれ。二〇〇三年に言語造形と出会い、二〇〇八年に芥川龍之介「藪の中」で初舞台。趣味は、木登り、巣作り、庭いじり。からだを使うこと。ことばを綴ること。最近特に夢中なのは「文通」。

惣ど: 松田 美鶴(まつだ みつる) 
京都市生まれ。十年ぶりに諏訪さんから言語造形を教わっています。ドラマは初めてです。鶴を見ようと天王寺動物園へ行きましたら、たくさんの種類がいました。野生の鶴が飛ぶ姿をいつか見たいものです。

運ず: 諏訪 耕志(すわ こうじ) 
一九六四年大阪市住吉区生まれ。一九九四年よりシュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。二〇〇四年より「ことばの家」として関西を中心に自身の活動を始める。言語造形の舞台、ワークショップ、アントロポゾフィーの講義などを通して活動中。モダンジャズの魅力に最近目覚める♪

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2014年12月28日

ひびきの村での生誕劇 終わりました!


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この一週間は、北海道伊達市のひびきの村 Npo法人 人智学共同体 (ミカエル・カレッジ)にて、イエス・キリストの生誕劇を創っておりました。

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これまで、ミカエルカレッジで、生徒の皆さんは様々な学びをされてきたのですが、ひとりひとりの中でその学びが集約し、新しい種となり、これから新しい何かが生まれていくような、舞台経験であったと思います。

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12月の初めごろから歌の練習やせりふを憶えるため、おひとりおひとりがこころの力をこの上演に向けて注いでこられました。

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そして、この一週間で、言語造形を通して、どのように、からだとこころに意識を重ねながらことばを発し、身振りを創っていくか、そのことへの挑戦でした。
 
それは、単なるクリスマスのお楽しみを超えた、卑俗なるものから神聖なるものへのなりかわりを、わたしたちが、そして劇自体が、経験できるかどうかの挑戦でした。

人のこころとこころに橋を架けようとするのが、キリストの働き。

そのキリストを受け入れるものとして、おさな子イエスがこの地に生まれ給うた。 

おさな子とは、そもそも、わたしたちひとりひとりの内に年齢を取らずにありつづける、<わたし>です。
 
そのおさな子の生まれを寿ぐクリスマスに、その劇を創るということは、上演するわたしたちの内なる<わたし>が、光と熱を放ちながら、しっかりとこの地に立つことを促してくれるはずです。

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外は雪も降り積もり、気温も零下10度近い中での、上演だったのですが、その上演においては、暖かさと光の甦りを観る人にもまざまざと感じさせる素晴らしい時間でした。
 
観客席にここちよい、期待に満ちた緊張感と、子どもたちのお腹からの笑いに満ちた一時間半でした。
 
ひびきの村では、このように、聖夜を祝う生誕劇を創っていくことで、一年の終わりと始まりの特別な時を、アントロポゾフィーの集中した学びと芸術的な作業をもって、彩っています。
 
ぜひ、来年は、皆さんもご参加されませんか。

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俳優として今回ご参加されたゆうじゅさんがこの一週間のことをブログに綴られておられます。
『白いクリスマスの言語造詣』http://yuju.exblog.jp/23488479/

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2014年12月20日

クリスマス祭を終えて


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雨が降りしきる中、「ことばの家」でのクリスマス祭に来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
 
闇があるからこそ、光がいっそう照り映え、
混濁があるからこそ、静謐がいっそう身に沁みます。
 
だから、闇があっていい。混濁があっていい。
そして、人は光を浴び、光を発していく喜びをとことん味わえます。
静かさの中にこころの安らかさを味わえます。

蝋燭の炎から生まれる光の輝き。
そしてお話し『白雪姫』『大歳の焚き火』が、一年の終わりに近づいているわたしたちのこころのともしびとなっていくことを、祝祭を終えた今、希っています。

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2014年12月19日

明日、ことばの家のクリスマス祭です


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明日、ことばの家でのクリスマス祭を行います。

アドヴェントガーデンのりんご蝋燭に灯る火を見つめながら、
お話し『白雪姫』『大歳の焚き火』に耳を傾けます。

お話に共に耳を傾けることで、日頃の慌ただしいこころの中が鎮まり、本来の自分自身に立ち返ることができますように。

そのように、わたしたちは、静かで落ち着いたこころもちを意識的に取り戻すことができます。

光と闇、聖と俗、善きものと悪しきもの、それらのコントラストが際立つ季節が始まります。

共にそのコントラストを迎えつつ、時を祝い合いましょう。お待ちしています。


■ 日時  2014年 12月20日(土)  午後3時〜5時(予定)
 
■ 会場  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
     南海高野線「帝塚山」駅より北東へ徒歩5分
     阪堺上町線「姫松」駅より、西南へ徒歩約4分
     地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より東へ徒歩約15分
 
■ 入場  2000円  
       アドヴェントガーデンで使用した
       「林檎ろうそく」のおみやげ付き
 
(ご参加は大人&ご予約された方のみとさせていただきます)
 
■ 定員  20名
 
 
■ お問い合わせ・お申込み ことばの家
http://www.kotobanoie.net/access.html

お申し込みは、こちらのフォームでも、どうぞ
http://www.kotobanoie.net/pray.html#christmas

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2014年11月26日

12月20日(土)クリスマス祭への改めてのご案内


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12月20日(土)の「ことばの家」でのクリスマス祭への改めてのご案内です。
 
「ことばの家」では、アントロポゾフィーから生まれていることばの芸術「言語造形」を育んでいくことと共に、アントロポゾフィーそのものへの取り組みも試みています。
 
アントロポゾフィーとは、わたしたちどの人にも、こころというものがあり、そのみずからのこころの内に精神との通い道を見いだしていく仕事です。
 
言語造形はアントロポゾフィーの芸術的・社会的実践でありますし、言語造形そのものがアントロポゾフィーであるとも、ある意味言えます。
 
人は、芸術に取り組み続けるうちに、やがて、取り組む度ごとに新しい認識を得ていることに気づき始めます。

さらに、その芸術と認識による気づきの重なりが、わたしたちにおのずからの敬虔さと情熱をもたらしてくれます。

その敬虔さと情熱は、精神という細やかで、かつ大いなる存在への、こころからの感謝と信頼の念い、信仰心といってもいいかもしれません。

その念いは、やがて、かたちと動きを持とうとします。
 
そのかたちと動きは、時に目に見えるものでもあるでしょうし、時に目には見えないものでもありますが、それらが人と人との間に働きかけます。
 
芸術と認識と信仰がひとつに重なりあう場に、こころの内に静かだけれども暖かいものが生まれ、動き出し、かたちを持ち始めるのを人は感覚します。
 
そのような場を創り続けること、それがわたしの若い時からの(幼い時からの)テーマでした。
 
そのようなこころざしからの試みが、このたびのクリスマス祭です。
 
今回を第一回目として、引き続き、試みていきたいと思っています。
 
すでにお申込みいただきました方々、どうもありがとうございます。
あと幾人かの方のためのお席があります。
共に、静かで暖かなクリスマスの時を過ごしましょう。

お申し込みは、こちらのフォームでも、どうぞ
http://www.kotobanoie.net/pray.html#christmas

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『12月20日(土) ことばの家のクリスマス祭』
 
クリスマスに、何が起こったのでしょうか。
神の子が、清められた人・マリアに宿り、
この世に幼な子・イエスとして生まれ出たのでした。
 
わたしたちの毎年のクリスマスは、
その聖き幼な子の誕生を想い出すお祭りです。
 
その幼な子とは、どの人のこころにも宿る精神の光であります。
 
クリスマスは、
その幼な子がわたしたちのこころの奥に生まれいづることを想い出し、
そのことを祝い合うお祭りでもあります。
 
「ことばの家」においても、12月20日(土)に、ささやかですが、
そのお祭りをいたします。第一回目のクリスマス祭です。
 
わたしたちひとりひとりは、
りんごに刺したろうそくの火を捧げ運び、
席につき、グリムメルヘン『白雪姫』に耳を傾けます。
そのあと、クリスマスについて輪になって語り合います。
ひとりひとりの生まれたての「ことば」を響き交わせながら語り合いましょう。
 
最後に、日本の昔話『大歳の焚き火』が語られます。
 
皆さんとクリスマスに向けた静かな時を過ごすこと。
その日をこころから楽しみにしています。
 
              「ことばの家」諏訪耕志・諏訪千晴
 
 
                          

■ 日時  2014年 12月20日(土)  午後3時〜5時(予定)
 
■ 会場  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
     南海高野線「帝塚山」駅より北東へ徒歩5分
     阪堺上町線「姫松」駅より、西南へ徒歩約4分
     地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より東へ徒歩約15分
 
■ 入場  2000円  
       アドヴェントガーデンで使用した
       「林檎ろうそく」のおみやげ付き
 
(ご参加は大人&ご予約された方のみとさせていただきます)
 
■ 定員  20名
 
 
■ お問い合わせ・お申込み ことばの家
http://www.kotobanoie.net/access.html

■詳細 (お申し込みは、こちらのフォームでも、どうぞ
http://www.kotobanoie.net/pray.html#christmas

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2014年11月25日

大阪帝塚山『大人のアートの会』 〜パステル画による地球の呼吸と四季の祝祭の考察〜


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アントロポゾフィーに基づく造形芸術教育者の鹿喰容子(ししくいようこ)さんによる、
4か月連続講座のお知らせです。
 
鹿喰さんは、わたしどもの「ことばの家」での、
小学生のための「シュタイナー帝塚山土曜クラス」にて、
2015年春から絵画と造形を担当して下さいます。

________________________________________________________________

『大人のアートの会』はシュタイナーに学ぶ自然を大切に思う会です。

ゲーテは、一生涯を、世界を自らの心で感じ、想い描くことを通して、
その本質を一歩一歩獲得することに徹しました。
これがゲーテ観察で、ゲーテの世界観を支える力だと私は理解しています。

『大人のアートの会』は、
紙に想いを描くことを通してゲーテ観察を体験し、
ルドルフシュタイナーが私たちに遺してくれた人間の叡智に触れる、
シュタイナー造形美術の講座です。

今回は、
太陽の光と月の光をソフトパステルで描き、
シュタイナーの季節の流れの話(地球の呼吸と四季の祝祭の意味)に触れてみようと思います。

みなさまのご参加を心よりお待ちしています。 鹿喰容子

●日時  12/9(火)冬について
      1/6(火) 秋について
      2/3(火) 夏について
      3/3(火) 春について
      4回完結。 すべて1時半より4時まで

●ご参加費  全参加(画材費別※)12400円
       体験(画材費込)4100円
       ※画材費2000円、
        もしくは会でご自身のものをお買い求めいただくこともできます。

●場所   まちかど交流館『遊楽』 阪堺電車帝塚山4丁目駅前 
       http://tezukayama-yuraku.com/wp/?page_id=61

●お問い合わせ・お申込み 鹿喰容子まで 電話 080-3823-4491
                    e-mail yohkoschokozokei@gmail.com

●講師プロフィール 鹿喰 容子(ししくい ようこ)
スコットランドでのキャンプヒル共同体体験を経て、
スイス・ゲーテアヌム及びウィーン・ゲーテアニスシュテューディエンシュテッテで、
マティアス・ライヒャルト、クリスチャン・ヒッチ師事。人智学に基づく造形美術を学ぶ。
オーストリアではシュタイナー治療教育に基づく支援学校で小学生のための木工教員として勤務、
現在は大阪府堺市を拠点に幼稚園でのぬらし絵、ぬらし絵と蜜蝋粘土を使った未就園児のための芸術教室など絵画造形を使って現代の日本の子どもたちの自然の保護のために働く。
人智学に基づく芸術教員及び芸術治療教員資格所持。

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2014年11月14日

12/20(土)ことばの家の『クリスマス祭』 


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クリスマスに、何が起こったのでしょうか。
神の子が、清められた人・マリアに宿り、
この世に幼な子・イエスとして生まれ出たのでした。
 
わたしたちの毎年のクリスマスは、
その聖き幼な子の誕生を想い出すお祭りです。
 
その幼な子とは、どの人のこころにも宿る精神の光であります。
 
クリスマスは、
その幼な子がわたしたちのこころの奥に生まれいづることを想い出し、
そのことを祝い合うお祭りでもあります。

 
「ことばの家」においても、12月20日(土)に、ささやかですが、
そのお祭りをいたします。第一回目のクリスマス祭です。
 
わたしたちひとりひとりは、
りんごに刺したろうそくの火を捧げ運び、
席につき、グリムメルヘン『白雪姫』に耳を傾けます。
そのあと、クリスマスについて輪になって語り合います。
ひとりひとりの生まれたての「ことば」を響き交わせながら語り合いましょう。
 
最後に、日本の昔話『大歳の焚き火』が語られます。
 
皆さんとクリスマスに向けた静かな時を過ごすこと。
その日をこころから楽しみにしています。
 
「ことばの家」諏訪耕志・諏訪千晴

 
 
                          

■ 日時  2014年 12月20日(土)  午後3時〜5時(予定)
 
■ 会場  ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
     南海高野線「帝塚山」駅より北東へ徒歩5分
     阪堺上町線「姫松」駅より、西南へ徒歩約4分
     地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より東へ徒歩約15分
 
■ 入場  2000円  
       アドヴェントガーデンで使用した
       「林檎ろうそく」のおみやげ付き
 
(ご参加は大人&ご予約された方のみとさせていただきます)
 
■ 定員  20名
 
 
■ お問い合わせ・お申込み ことばの家
http://www.kotobanoie.net/access.html



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2014年11月04日

『北海道ひびきの村でのクリスマス生誕劇創りのお知らせ』


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秋も深まってきましたね。
そして、わたしたちは、 
クリスマスという時に向かって、
自分自身から、意識的に、
みずからのこころを整えつつ、浄めつつ、深めつつ、
一日一日を生きていくことができます。
キリスト・イエスの生まれを寿ぐクリスマス劇を言語造形を通して共に創っていきませんか。
内なるともしびを寄せ合い、ひとりひとりの尊い<わたし>の生まれを寿ぎ合い、
子どもたちと聖なるひとときを分かち合うために、
雪のひびきの村に集まりましょう。               (諏訪耕志)
 
 
日時:2014年12月22日(月)〜26日(金) 5日間

講座料金: 通常 5日間 45,000円(税別)
      npo会員・特別講座料金 5日間 30,000円(税別)
      ※npo賛助会員3口以上での料金
       賛助会員3口 9,000円(非課税)
 
講師:諏訪耕志
 
スケジュール: 8:00〜8:15 朝の会
        8:15〜9:00 歌の練習
        9:30〜12:30 生誕劇講座
 
☆生誕劇発表☆ 26日(金)14:30〜
 (発表は、お子様とご一緒にお越し下さい。カンパ制です) 
 
 
講座申込み締切日:2014年11月30日(日)
☆5日間の講座のために、事前にキャスティングを決めてセリフをある程度憶えていただいた上でご参加していただきます。そのため、締切日を設けています。キャスティングを決める日は、後日お知らせします。

 
 
お問い合わせ・お申込み: NPO法人人智学共同体 ひびきの村 
             tel 0142-25-6735
e-mail info@hibikinomura.org
ホームページ www.hibikinomura.org

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2014年10月30日

東京公開講座『日本のことば、うた、おどり』のお知らせ


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シュタイナー幼児教育協会主催  一般公開講座『日本のことば、うた、おどり』のお知らせです。
 
 
芸術を生きることが、わたしたち人を、人たらしめてくれます。
 
そして、日本という国には、ことばの芸術が本当に豊富に残されていること。
 
しかし、それらは残されているのですが、現代人の生活の中で大半が埋もれてしまっていること。
 
それを改めて見いだす課題を担っているのは、日本語を愛するわたしたち現代の日本人であること。 
 
秦さん、吉良さんからのお話を受けて、わたしも自分の仕事へのこころざしを新しく耕したいと希っています。
 
 
 
http://blog.goo.ne.jp/jaswece/e/8a58dbc6e8d4a7ee5eb39de5ac68482e?fm=rss

日時:2014年11月3日(月/祝)10:00〜12:00

講師: 秦理絵子・諏訪耕志・吉良創
   
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟402号室

現在、日本シュタイナー幼児教育協会では、ヨーロッパで生まれたシュタイナー教育が日本文化のなかから内発的に「新たに生まれる」可能性を探りつつ、第2期教員養成講座を行っています。今回は11月のセッションの締め括りに3人の講師による「鼎談」を企画し、公開講座とすることにしました。

「オイリュトミー」、「言語造形」、「五度の気分」など、シュタイナー幼児教育の本質にかかわる芸術分野に長年、専門的に取り組んでこられた講師の方々に、これまでのご経験から見えてきた日本文化の特徴と未来への可能性を言語、歌/音楽、そして運動芸術という観点から自由に語っていただきたいと考えています。皆様のご参加をお待ちしております。

参加費:一般2500円  会員2000円

定 員:50名

申し込み&問い合わせ:email info@jaswece.org  
           FAX 045-584-0283

*参加を希望される方は下記に必要事項をご記入の上FAXしてください。
 メールで申し込みされる場合は必要事項をお書き下さい。

お名前 所属団体名 会員の種類(団体会員・個人会員・一般)
住所 TEL メールアドレス

振込先:ゆうちょ銀行 振替口座00270-2-45408
加入者名:一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会  

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2014年10月05日

村上恭仁子さん公演『台所のおと』のご報告



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今日、村上恭仁子さんによる「ことばの家」言語造形公演『台所のおと』に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。

深い深い息遣いと、ことば一語一語の明瞭な造形。

わたしたち観客は、彼女の深い呼吸を共にし、ひとつひとつの音韻の造形と共にみずからも密やかなダンスをしながら、物語を共に生きたのでした。

それは、まぎれもなく、その場にいる人と人との、目には見えない、一瞬一瞬に織りなされる精神の連携でありました。

だからこそ、老若男女皆、今日の二時間を超える公演中、身じろぎもせず、空間に造形されることばの世界に浸りきっていたのでした。

全く、稀有な世界だと思います。

その世界を村上さんと共に観客みんなで創り上げたのです。

山口健さんのチェロ演奏もこころの深みに触れるような響きを奏でてくれました。

言語造形の舞台は、ことばの響きと共におのずと立ち現われる精神の空間です。
ひとりひとりの人が集い、そこでことばの精神に耳を傾ける礼拝の場です。

終演後、わたしは妻とふたりで話しました。
「自分たちは、このことばの家で、何をやってるんだろうね」
「言語造形に仕えさせてもらってるね」

素晴らしい舞台を生んでくれた村上さん、山口さん、そして観客の皆さん、本当にありがとう。

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2014年10月04日

10/5(日) 言語造形公演『台所のおと』


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明日10月5日(日)の「ことばの家」での言語造形公演『台所のおと』を再度ご紹介します。
https://www.facebook.com/events/323647074473568/
https://blabit.jp/event?id=323647074473568
 
日本人の育んできた感覚の深さ、そして、日本語のよさ。
そのことを感じることのできる作品です。
 
お時間があいましたら、ぜひ、どうぞいらしてください。
お待ちしています。

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2014年09月11日

9/15(月)〜9/20(日)ひびきの村 言語造形講座&公演


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来週の月曜日から一週間、
北海道伊達市にある ひびきの村 に伺います。
 
9月15日(月)から19日(金)まで5日間連続の言語造形ワークショップ、
20日(土)に公演『宮澤賢治の世界』です。公演は諏訪じるし、家族で総出演です。

毎日、連続して言語造形に取り組むと、本当に特別な体験になります。
もちろん、単発でも受講できますので、
ご関心のある方はどうぞひびきの村にお問い合わせください。
新しい出会いが楽しみです。


■言語造形公演 『宮澤賢治の世界』

 演 目   「星めぐりのうた」  諏訪夏木・諏訪かさね
       「めくらぶだうと虹」  諏訪千晴・諏訪夏木
       「虔十公園林」     諏訪耕志

 日 時   9月20日(土)14:00〜15:30

 会 場   オイリュトミーホール

 参加費   1000円(中学生以上。小学生以下は観覧できません。)

 託児有  (子供ひとり500円。前日までに要予約)

 お申込   「ひびきの村 npo法人 人智学共同体」
           電話番号 0142-25-6735  メールアドレス info@hibikinomura.org

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2014年09月06日

百年長屋さんでの言語造形講座のご案内

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大阪市玉造での百年長屋さんでの定期的な言語造形講座のご案内です。http://nagaya100.sblo.jp/article/103228606.html
 
言語造形のワークショップで起こっていることがらをオーナーの方が見事に言い表して下さっています。
 
ことばを声にして発するその人が、その都度、その都度の、創造者になります。
 
______________________________
 
言語造形家によって、オーケストラの指揮者が一音一音の音符を演奏家から引き出すように、読み手は、“ことば”を語りながら、作品を創造できるように導かれていきます。
 
その導きによって、文字に書かれじっとしていたことばが、生きた響きとなって立ち上がって来るのです。
 
そして、魔術のように物語りに吸い込まれ、“ことば”の不思議、“ものがたり”と“からだ”と“こころ”がひとつになる瞬間が訪れます。
 
従来の聴き手側を意識した朗読講座とは違い、発声の練習や技巧的な読み方の指導は有りません。
 
自分の声とことば(心)を空間に解き放つ朗読術ですので、どなたでも参加できます。
                          (百年長屋)
 
_______________________________
 
 
第5回・第6回開催日の参加者を若干名募集中です。
第5回 9月27日(土)14時〜17時
第6回10月18日(土)14時〜17時

講 師:諏訪耕志(言語造形家)
持ち物:自分が声に出してみたい文章(ものがたり、戯曲、童話、詩など何でも)
参加費:3500円 (お茶菓子付き)
*メール(info@nagaya100.com)、
 お電話(080−2535−6937)でお申し込み下さい

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2014年08月26日

10/5(日) 村上恭仁子さん公演『台所のおと』





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10月5日(日)に大阪市住吉区帝塚山の「ことばの家」において、村上 恭仁子さんの言語造形公演『台所のおと』を開催いたします。
 
人はからだを動かしながら働くとき、その動きそのものの内において世と出逢います。
 
その世との出逢いの手応えが、人を更なる働きへといざないます。
 
そうして人は、だんだんと、世とひとつになりゆく道、ものへゆく道の奥へと歩いていきます。
 
それは「わたし」という自分自身を知りゆく道でもあります。
 
その道を歩いていく歩きようが、例えば台所などでは、包丁が立てる音、水道から流れ出る水の音、鍋の中で煮立つ音などの響きに聴こえてきたりします。
 
幸田文のこの物語は、人が台所に立つときに立ててしまう音というものの深さを余すところなく描いています。
 
日本語の美の至上として、その物語を耳で聴くことの味わいを是非ともご嘆賞ください。
 
ときに繊細に、ときに力強い扱いをもって、村上恭仁子さんはこの二時間弱の物語を語ります。
 
どうぞお楽しみに。


●大阪公演
日時:10月5日(日)午後13:30開場 14:00開演 16:00終了予定
場所:ことばの家(大阪市住吉区帝塚山中2-8-20) http://www.kotobanoie.net/access.html
   ・南海高野線「帝塚山」駅より、北東へ徒歩5分
   ・地下鉄四つ橋線「玉出」駅3番出口より、東へ徒歩約15分

●京都公演
日時:10月6日(月)午後12:00開場 12:30開演 14:30終了予定 
場所:ビオ多々羅(京田辺市多々羅中垣内85) http://www.biotatara.com/access.htm
   ・近鉄・JR学研都市線「三山木」駅下車 徒歩20分 
   ・近鉄「三山木」駅よりバスあり
******************************************************************
入場料 2500円 前売り 2300円(いずれもお茶菓子つき)
*******************************************************************

お申し込みは、以下から入っていただければ
非常に助かります。
座席数が少ないので、お早めにお申し込みいただければ幸いです。
http://form1.fc2.com/form/?id=784444
追って、会場のご案内をさせていただきます。





以下、村上さんご自身からのメッセージです。
_______________________

「日本人でよかった」
と最近、とみに思うのです。

長い歴史を持ち、
言霊の幸ふ国の一員であることに
誇りを感じるのです。

40歳を超え、
ようやく、日本、また日本語と対峙してみよう
という気になりました。

言語造形のお稽古を始めて3年半。
3回目の公演です。

今回のお話は、
『台所のおと』 幸田文著
です。

「心の動き」を
「台所の音」から聞き取ろうとする
すぐれた直観と分析は、
父である明治の文豪・幸田露伴に
幼いころから躾けられたからこそ。

この作品『台所のおと』の魅力は、
幸田文が頭の中だけで考えた作品ではなく、
彼女の体の動きの中で生まれ出た作品である
というところにあります。

言葉が生きてくるときというのは、
体が伴っているからだろうと思うのです。

そんな幸田文の息遣いを感じながら
取り組んでいます。

今回は、
大阪の弦楽器アトリエ店長の山口健さんに
チェロの伴奏をお願いしました。

伴奏が入ることで、
幸田文の作品がどのような広がりを見せてくれるのか、
私自身、非常に楽しみにしています。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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2014年08月01日

意識の発達から観た世界美術史 & 子どものためのシュタイナー芸術教育 in 名古屋

この8月10日(日)に名古屋で、
ソーシャルアート・プロジェクツを主宰されている関麻依子さんによる精神美術史の講義と、
シュタイナー芸術(造形)教育家である鹿喰容子(ししくいようこ)さんによる子どものための芸術ワークショップが合わせて開かれます。

関さんは北海道伊達市のひびきの村を中心に活動されていて、芸術活動と社会活動を結んでゆくための方図を様々に指し示し、具体的な実践として世に問うておられます。

鹿喰さんは大阪の堺市在住で、わたしたちの「ことばの家」にも通ってこられ、ただいまは『自由の哲学』講読に熱心に取り組んでおられる方です。

お二人ともに、ご自身の造形美術のお仕事がアントロポゾフィーからのゲーテ的な世界観に基づいていることから、世と人とのかかわりをどう捉えていくことができるか、そしてご自身の持っておられる技量と見識をどのようにして世に問うていくか、そのことを意識的に追及されている方だと感じます。

以下、お二人からの講座ご案内を紹介させていただきます。

名古屋近辺にお住まいの方、ぜひ、この機会に!

___________________________________________

『関 麻依子の精神美術史 in 名古屋 〜意識の発達から観た世界美術史〜』

3年前に最初にお話を頂いてから、とうとうこの度、美術史 in 名古屋 開催にこぎ着けることができました。沢山の方のご協力と応援、想いを頂き、大人のための美術史 in 名古屋 第一回目旗揚げです!!!
世界の美術史作品の中から各時代の作品を選び、じっくりと「観ること」からその時代の意識が、時代時代によってどのように変化していっているのか?アントロポゾフィーの視点からみていきます。
過去・現在・未来の人間史、時代の先端は何か、シュタイナー教育の根底にある子供(人間)の成長の発達段階などがみえてきます。

連続講座ですと毎回一つの時代の作品をしっかり観て描くこと(模写)を行い、各時代をより深く感じて頂けますが、一回目の今回は、複数の美術史作品のコピーを使って「美術史全体の流れ」を観ていきます。
ただしご要望もありましたので、後半は一時代をピックアップして、デッサン(模写)ワークにも少し取り組んで頂きます。

日時:2014年8月10日(日)13:00 〜 16:30
(子供と芸術で語ろうねっと キックオフ集会 in Nagoyaプログラム終了後の午後の時間)

場所:ウィルあいち 名古屋市東区上竪杉町1番地(地下鉄「市役所」駅2番出口より徒歩約10分)tel:052-962-2511

第一部   13:00〜14:40 美術史全体の流れ・講義
第二部   14:50〜16:30 デッサン(模写)ワーク

参加費:一人5000円 / カップル7000円(部分参加・全参加とも)
持ち物:色鉛筆(あればLYRA、又はお家にあるもの)、スケッチブック(あれば) ☆ 連続講座用の大人の美術史エポックノート数量限定で販売予定。


_____________________________________________

今回はなんと、講座を受講される折に託児を必要とされる(小学生の)お子様をお持ちの御父母の方のために、シュタイナー芸術教育家・鹿喰容子による小学生プログラムも同時並行してご用意しました。


『子どものためのシュタイナー芸術教育』

星座のお話をしてTシャツお絵描きをします。
その後名古屋市立科学館のプラネタリウムで夏の夜空と宇宙旅行を体験します。おやつあり。

日時:大人クラスと同じ(集合時間 12:30)

場所:ウィルあいち、名古屋市立科学館

参加費:一人2000円(おやつ代/地下鉄代/プラネタリウム代含む)

おやつはこちらで用意します(アレルギーなどのご事情はお申込みの際に必ずご相談ください)

対象:小学生

持ち物:夜空色(紺色)のTシャツ(天然素材)

お申し込み→いずれかの講師にまとめてお申し込みでOK
お問い合わせ・ご質問→各講座講師(美術史→関 / 子供芸術→ししくい)

ソーシャルアート・プロジェクツ 関 麻依子(マイコ)       
住所:〒052-0001 北海道伊達市志門気町6-13 ひびきの村
電話:080-6016-1728(ソフトバンク)
スカイプID:maikosekimicho
メールアドレス:social.artist.micho@gmail.com
ホームページ:http://socialartistmicho.wix.com/socialartprojects

鹿喰容子/ししくいようこ(やゆよ)
住所:〒590-0969 大阪府堺市堺区新在家町西4-1-2
電話:080-3823ー4491(AU)
メールアドレス:yohkoschoko@gmail.com




関 麻依子略歴。
14歳から22歳まで滋賀県にある、絵画道場「湖色会」にて道場主・澤居龍介氏に師事。
1999年、中学校教員資格(美術)取得。
2001年エール椛゙職後、22歳の時に渡欧、2006年までに英国・Rシュタイナー・エマーソンカレッジにて、アントロポゾフィ―基礎コース、アート基礎コース、精神英語コース、彫塑立体造形&アート3年間ディプロマ訓練コース)、1〜12年生粘土造形彫塑&高等部美術専科におけるヴァルドルフ教員養成コース等修了。2007年から英国のキャンプヒル共同体(シュタイナー福祉施設)に勤務。2009年帰国、北海道にてシュタイナー学校や、シュタイナー・カレッジで美術講師をつとめるかたわら、2011年、事業『ソーシャルアート・プロジェクツ』を起こし、
アートの日常化・意識化を目指して、大人のためのワークショップやコース、フルタイムトレーニング、イベント等を北海道を中心とした全国の様々な個人・団体・グルー
プと行っている。アントロポゾフィー協会精神科学自由大学会員。


鹿喰容子 略歴
ゲーテ主義者。スコットランドのキャンプヒル共同体を経てスイス、オーストリアでシュタイナー造形美術を学ぶ。クリスチャンヒッチ、マティアスライヒャルトに師事。人智学に基づく芸術教員、芸術治療教員の認定資格保持。専門は粘土造形と彫塑。現在は大阪府堺市で自然と造形美術を使って日本の現代の子どもたちのために働く。



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2014年07月21日

8〜9月 宮城・広島・北海道 公演&ワークショップのお知らせ〜宮澤賢治の世界〜


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この8月から9月にかけて、宮澤賢治の作品と共に各地で公演をいたします。
また、ワークショップも行います。
ひととき、ご一緒に宮澤賢治の世界を旅してみませんか?


●宮城県宮城郡利府町

 言語造形ワークショップ
  8月16日(土)
  @9:00〜10:30 A11:00〜12:30
  8月17日(日)
  B9:00〜10:30 C11:00〜12:30    
   *準備できる方は、お好きな宮澤賢治の作品をお持ちください。 
    動きやすい服装でいらしてください。

 言語造形公演 『座敷ぼっこのはなし』『虔十公園林』(出演 諏訪耕志)
  D8月17日(日)14:00〜15:20
  
 会場: 利府町公民館十符の里プラザ 3階 大ホール
   
 会費: 1コマ 1500円
 お問い合わせ・申し込み: おひさまの丘(福島玲子)Eメール kurampon@ezweb.ne.jp
 Tel 022-356-9587


●広島県呉市仁方
 
 言語造形ワークショップ 『絵本の語り聴かせ〜言語造形の観点から〜』
 日時: 8月30日(土)午後2時〜3時30分

 言語造形公演 『座敷ぼっこのはなし』『虔十公園林』(出演 諏訪耕志)
日時: 8月30日(土)午後7時〜8時

 会場: ANDANTE (ZION隣のスペース)呉市仁方桟橋通り14-8    
 料金: 恐れ入りますが、下記 ZION までお問い合わせください。
 定員: 20名(お席に限りがありますので、ご予約をお願いします)
 予約・問い合わせ: ZION  tel 0823-79-0910 15時〜21時まで応対可能
e-mail zion_andante@me.com 


●北海道伊達市「ひびきの村」

 
 言語造形ワークショップ  
 日時:9月15日(月)〜19日(金)

 言語造形公演  『座敷ぼっこのはなし』『めくらぶだうと虹』『虔十公園林』 
         (出演 諏訪耕志・諏訪千晴・諏訪夏木)
 日時: 9月20日(土) 午後  (詳細は後日)
 場所: ひびきの村 オイリュトミーホール
 参加費:( 詳細は後日)
 お問い合わせ・お申込み: NPO法人 人智学共同体「ひびきの村」
tel 0142-25-6735
e-mail info@hibikinomura.org


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2014年07月13日

どうもありがとうございました!『詩とメルヒェン〜詩人による言語造形〜』



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今日の稲尾教彦さん公演『詩とメルヒェン〜詩人による言語造形〜』に来てくださった皆様、本当に、本当に、ありがとうございました。
 
そして、稲尾さん、奥さんのいずみさん、本当にお疲れ様でした。

詩というスタイルにおいて、稲尾さんに降りてくることばの奥に潜んでいるひとつひとつの音の像が、わたしにこころのふるさとである天をまぎれなく想い出させてくれるのです。

そして、そのことばの手触りが、同時に、この地に自分が生きていくことへの一縷の希みをみずみずしく甦らせてくれるのです。

前半の詩、後半のメルヘン、共に、わたしにはことば本来の素性である詩性が聴こえてきたのでした。
 
わたしたち「ことばの家」は、こつこつとこのように、言語造形を世に送り出していく活動をこれからもずっとしていこうと思っています。
 
日本語ということばの響きの芸術への愛が、だんだんと人と人との間に拡がり、深まっていきますように。

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2014年07月11日

天への衝動  7/13(日)稲尾教彦さん公演『詩とメルヒェン〜詩人による言語造形〜』

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今週末の7/13(日)に「ことばの家」で行います、
稲尾教彦さん公演『詩とメルヒェン〜詩人による言語造形〜』 のあらためてのご案内です。

稲尾さんから、今回の公演に即してのメッセージが届きましたので、ここに掲載させていただきます。

 『天への衝動』

 詩を朗読する、声に出す、ということの中に、
 感情の高まりと共に、内側からの衝動を感じます。
 それらは、内なる動き、身振りとなり、呼吸に熱を与え、
 語ることばに、いのちを吹き込むように思います。
 詩を生み出す(書く)とき、いつも思うことは、
 詩は天から与えられるような、
 また同時に、天に近づくためのようなものであるということです。
 詩を語ることにおいて、また日々の、その訓練において、
 わたしは、天に近づくための道を歩いていると感じます。
 詩を語る場、というのは、
 天なる世界を、今、ここに、声という形をもって、現すものではないだろうかと、
 わたしは今、思い至っています。
 天なる世界とはいったい、いかなるものなのか。
 そして、わたしはなぜ、こうまで、
 ひとはきっとわかちあえる世界を有している、という思いを切にもっているのか。
 現実界では、きっとはかなくやぶれさってしまうこの思いを、
 わたしは、詩を声にする、という瞬間にかけているのです。
 今回は、八つの詩と、物語を一つ、語りたいと思っています。
 皆さまのこころの内に、ことばの家に、温かな思いが満ちますように。
                                    
  稲尾教彦





たくさんのお申し込みを頂いていますが、まだあと少しお席がございます。

日時:2014年7月13日(日) 開場14時 開演14:30 (公演は約一時間)
    公演後、「ことばの家」諏訪耕志を交え、詩と言語造形についてのアフタートークあり。
    菓子美呆のお菓子販売もあります。

出演:稲尾教彦(詩人、菓子美呆店主) http://blog.goo.ne.jp/mihoumura

演目:自作の詩と物語

場所:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html

料金:大人            ご予約1500円  当日1800円
   中学生以上20歳以下  ご予約1000円  当日1300円
               (冷たいお茶と菓子美呆のお菓子をご用意しています)

お問い合わせ・お申込み:「ことばの家」(諏訪) e-mail info@kotobanoie.net
                        tel&fax 06-7505-6405

こちらのフォームからもお申込みしていただけます。
http://www.kotobanoie.net/pray.html



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