[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2024年02月26日

オンラインクラス「こころのこよみ」へのご案内






『こころのこよみ』が生み出されたのは、西暦1912年でした。


そして、シュタイナーは、その初版の扉に、「〈わたし〉が生まれてより1879年後」と記しました。


西暦1912年と1879年の間には、33年の歳月があります。


それは、キリストがゴルゴダの丘で十字架に掛かり死を経られた日時が、西暦33年4月3日金曜日の午後3時であったことからなのです。


キリストの十字架上での死のそのとき、宇宙を司る太陽から大いなる〈わたし〉という靈(ひ)によって、この地球は初めて奥底にいたるまで貫かれたのでした。


そのときから、わたしたち人類は、キリストに倣って、各々わたし自身の〈わたし〉をこの地球の上に、この肉体の上に、打ち樹てることを目指して、幾たびも生まれ変わりつつ、この地球の上に生きているということをシュタイナーは語りました。


わたし自身、そのことを考え続け、感じ続け、求め続けながら、シュタイナーのそのキリスト論に出会っておおよそ30年経ちました。


『こころのこよみ』は、地球の上に大いなる〈わたし〉が生まれてから1879年経ったことによって、この世にシュタイナーによって産み出されたのです(なぜ、1879年経ったことに意味があるのかは、別の機会に述べます)。


ひとりひとりの人の〈わたし〉が、繰り返される一年の経過の中、四季の巡りの中で、どう考え、どう感じ、どう欲することが、己れの〈わたし〉が自由になりゆくための導きとなるのかに、深く想いをいたす稽古をさせてくれるこころのカレンダーなのです。


1912年『こころのこよみ』を出版した直後の講演でのルードルフ・シュタイナー自身のことばに耳を傾けてみます。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


この『こころのこよみ』の意味を毎年、胸にとどめ続ける人は、誰もがだんだんとこの『こころのこよみ』の価値を洞察し、全宇宙を貫いて生き、織りなす精神・靈(ひ)へと人のこころからたどり着く道を見いだすでしょう。


しかし、この瞑想のことばをその深い意味において完全に己れのものにすることは、それほどたやすくありません。


そのために、人のこころは何年も何年もかかります。


このこよみの中には、思いがけなく手に入れた単なる思いつきが記されているのではなく、わたしたち人類の精神運動全体と生きた関係にあることごとが記されています。


そして、だんだんと、なぜこのこよみの中で、あるものはこう記され、他のものは別様に記されているのかが明らかになってくるでしょう。


(1912年5月7日 ケルンにて GA130より)


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



そんなこころの学びの道を共に歩き始めませんか。


諏訪耕志



【2024年3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。

●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






posted by koji at 13:33 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月22日

3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)へのご案内



CIMG5388.JPG
京都大原の春の景色



シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●講師
諏訪耕志プロフィール
1964年大阪市出身・在住。
1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。
アントロポゾフィーと言語造形という語りの芸術に携わり「ことばの家」を主宰。
日本の古典文学を現代に甦らせることで国を愛する若者たちが増えゆくことを念願している。
現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座、オンラインクラスなどを通して活動中。






posted by koji at 10:33 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月08日

1/8 「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスのご案内



252474833_1017386569104798_7633285586422472099_n-1.jpg



シュタイナーの学びのための月曜日夜のオンラインクラス『いかにして人が高い世を知るにいたるか』が、発足しまして丁度一年経ちました。


そして、今晩8時から、新しいテーマに入って参ります。それは、「コンセントレーション(集中)の練習」です。


シュタイナーによるアントロポゾフィーの学びは、常に、こころの三つの働き(考える・感じる・欲する)をていねいに鍛えて行くことを基本にしています。


@考える働きによって、常に精神の糧をこころに与えて行くことの大切さ。

A欲する働きによって、常にこころの練習を毎日積み重ねて行くことの大切さ。

B感じる働きによって、人と人との関係性の中で、他者を親しく知ろうとしてゆくことの大切さ。


この三つです。


このオンラインクラスでは、この三つのこころの働きを意識的に培っていくための場です。


今晩からのコンセントレーションの練習は、まさに、毎日積み重ねられていく「欲する」力の培いです。


毎週のクラスというものを通して、わたしたち現代人にとって最も難しい、精神からの習慣を培うこと、これが、わたしたちのテーマなのです。


ご関心のおありの方は、初めての方でも、どうぞ、ご連絡、ご参加くださいね。



講師:諏訪耕志



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】



●zoomによるオンラインクラス開催日時

月曜クラス(毎週) 20時〜21時


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






posted by koji at 15:53 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月26日

英詩と和歌 ことばに仕える体験



IMG_1475.JPG

400590317_1865405967211422_1875185850153698951_n.jpg



冠木 友紀子さんの通訳藝術道場に集まられた方々と言語造形を通して、昨日、東京西日暮里にて英詩と和歌をからだとこころまるごとで味わう時間を持つことができました。


イギリスの18世紀から19世紀にかけて生きたWilliam Wordsworthの、まことに慎ましい趣きの一片の詩「Written In The Album Of A Child」。


その豊かな深い精神が、冠木さんの導きによって顕わになるのです。


冠木さんは、まずは、その詩を朗唱され、その響きにわたしたちは耳を澄ませます。


その上で、ことばのひとつひとつに光と影と動きが宿っているということを、英語という言語の内部へと踏み入りながら、冠木さんは語られるのでした。


それはまた、ことばのリズム、強弱、長短、また音韻のもつ形がその詩の持つ精神を表現してはいないかという、問いかけでもあるのでした。


その問いに応えるように、わたしたちは、言語造形を通して、ことばひとつひとつに沿ってからだを用いながら、その詩を声に出してみるのでした。


そのとき、その詩のもつ表情、雰囲気、しぐさ、感情、願い、それらの言うに言われぬ何かがわたしたちの周りに立ち上がって来るのです。


そして、天空と大地の間に立っているわたしたち人というものの営みがいかにモラーリッシュでありうるかということ。


からだとこころと精神の共同作業である言語造形によって、その詩に潜んでいる真の道徳性がありありと感じられるのでした。


そして、次に、萬葉集の巻頭第一首目の雄略天皇による御製歌(おほみうた)に全身全霊で取り組んでいただいたのでした。


神ながらの精神から詠われている萬葉集の歌をわたしたちは、緩やかに、かつ、伸びやかに腕を振り、息を解き放ち、歩いて行きながら、腹の底から、母音の「O」の響きを通奏低音として、虚空へとことばを響き渡らせます。


この巻頭第一首目の長歌(ながうた)のもつ、音韻の運びやリズム、形や動きによって、ことばの意味以上に如実に実感させられるもの、それは、日本という「くに(近代的な意味での国家ではない)」が、そもそもどういう「くに」であるのか、という、民族の精神に関わることでした。


そこには、まことに優しく、愛と雄心(をごころ)に満ちた、こころもちと、くにがらが、湛えられているのでした。


朝から夕方までかけて、わたしたちは、英詩と和歌を通し、ことばというもの、そのものが持つ願いを感じるまでに語らいは至りました。


ことばとはわたしたち人が使うものである、という通念を正すこと。


ことばとは、わたしたち人が仕えるべきものである。


なぜなら、そうすることによって、ことばがそもそも湛えている高く深い精神が、わたしたち人を、物質性を超えた、より高い世へと導くからです。


ことばを大切にする民族は守られます。国語を大事に育てゆくことこそが、最も根底のくにの護りなのです。そして、それこそが、平和の礎となります。必ずです。それは、萬葉集の編纂者、大伴家持の悲願、こころざしでもありました。


洋の東西を問わず、詩人たちは、古来、俗語を正す(松尾芭蕉)という使命に貫かれた人でした。


詩を、文学を、ことばの芸術を、身でもって味わい、その言霊に沿うような生き方へと歩いてゆくこと。それは、人をまことの道徳性へと導きます。


そのために、言語造形という芸術が、ルードルフ・シュタイナーを通して、この世に生まれたのです。


こういった機会を設えて下さった、通訳藝術道場主催の冠木さん、そしてお集まりくださった皆様、こころよりお礼を申し上げます。


これからも、「言霊の幸(さきは)ふ国」、国民総詩人化(!)に向けて、働いて行きたいと思います。






posted by koji at 19:08 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月06日

言語造形オンラインクラスのご案内〜フィジカルなからだから羽ばたく〜



IMG_1398.jpg
宇治川の上に拡がる秋の空



zoomによる言語造形クラスのご案内です。


今月は、11月8日(水)午前10時からのAクラス、28日(火)の午後8時からのBクラスをいたします☺


講師:諏訪耕志


●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



ルードルフ・シュタイナーによるこんなことばがあります。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


あなたは、フィジカルなからだの中に、こころを持っているのでは全くない。

あなたの息遣いのうちに、こころは生きている。

わたしたちは、風の中にこころをもって生きている。

息を吸い、吐くときに、こころは風の中を、風と共に泳いでいる。

地球は絶えず重力をもって、人を病と死に追いやろうとするが、呼吸をすることで、人は地球のその働きかけから守られ、健やかに生きることができる。

息遣いとは、地球から与えられている働きではなく、大いなる世(宇宙)から与えられている働きであり、人のこころとからだの健やかさを守り、育む。


(「精神科学における感官への教育の礎」第八講より)


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



言語造形という芸術は、その息遣いを促すことにおいて、法則に沿いつつ、かつ、フィジカルなからだから羽ばたいて、空間へとこころを自由に解き放ちます。その行為が、する人を、また聴く人をも、健やかさへと促すのです。


一度、体験なされてみませんか。




posted by koji at 14:33 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月05日

しづかさとうつくしさ 和歌に潜む日本の美の歴史



IMG_1430.jpg

398172696_18008481155012035_917482816972524568_n.jpg

397384279_18008481230012035_3171805759671621568_n.jpg

399485250_18008481182012035_8966693023956990851_n.jpg



京都、宇治川沿ひにある興聖寺での言語造形の営み。


宇治川は 淀瀬なからし 網代人 舟よばふ声 をちこち聞こゆ
(詠み人しらず 萬葉集1135)


萬葉時代よりも昔から、この宇治川では、琵琶湖から落ちて来る鮎を漁るために網代木といふものを川の岸から岸へと渡してゐました。


この流れの速く水量も多い宇治川には、ゆつたりとした淀もなく、浅い瀬もない。ただ、ただ、わたしは流れてゆく、流されてゆく。そして、わたしを呼ぶ声が、遠くから、近くから、聞こえて来る。しかし、わたしは、どこまでも、流されてゆく。


秋ならではの、そんなこころを、昔の和歌を通して味はふことを願つた時間でした。


そこには、底深い、しづかさというものがあるのでした。そして、かなしみはうつくしいと感じるのでした。


午後の斎藤弥生さんによるベンガラ型染のワークショップにても、皆さん、夢中で取り組まれてをられました。出来上がつたうつくしさに見惚れてしまひます。


しづかさとうつくしさ。


取り戻して行きたいものなのです。



次回は、12/10(日) 10時よりです。


●スケジュール:
10時〜12時 言語造形ワークショップ
12時〜13時 ランチ座談会
13時〜14時 休憩後ベンガラ型染体験 


●場所:
興聖寺・衆寮 
https://www.uji-koushouji.jp/


●参加費:
言語造形+ベンガラ型染  
単発3500円 三回連続10000円

言語造形のみ  
単発2500円 三回連続7000円


なお、回ごとに興聖寺入山料500円かかります。
ランチは別途1500円でご用意できます。


●お申し込み:
次のサイトからウェブチケットをご購入いただきます
https://ticket.tsuku2.jp/events-store/0000213092



IMG_1427.jpg






posted by koji at 13:00 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月27日

11/4(水)11/28(火)から始まるオンラインでの言語造形クラスのご案内



72560569_2537407566339274_4585081573656756224_n-COLLAGE.jpg



ことばを声に出すことは、芸術になりうるということ。


そのことをオンラインでの言語造形クラスを通して皆さんと分かち合っていきたいと願っています。


とりわけ、日本語を芸術的に話すことは、わたしたち日本人にとって己がこころに懐かしくもたいせつな何かを想い起こさせ、そのことによって自分自身を取り戻してゆくことが始まります。


さらには、世界中が日本語の言霊の甦りを待ち望んでいるのだということまでもはっきりと感じるのです。


そのことを肌で実感してゆく機会を日本中、世界中の日本語を話す人に届けて行きたいのです。


11月より、毎月一回、オンラインにて言語造形のクラスを開催いたします。


朝と夜の2クラスあります。まずは一度、体験参加という形でご参加いただき、その上で、もし引き続き、学んで行きたいと感じられましたら、朝のAクラスか夜のBクラス、どちらかをご選択いただき、継続して学んでいただきたく思っています。


言語造形講師 諏訪耕志(すわこうじ)



●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





posted by koji at 14:57 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月23日

第一回目 京都宇治 言語造形&ベンガラ型染めワークショップ ありがとうございました



IMG_1360.jpg
宇治川の上流から、朝日が昇りくる。


IMG_1397.jpg
豊かな水量の宇治川。


IMG_1387.jpg
宇治平等院を抱える宇治川西側。


IMG_1381.jpg
朝の爽やかな木漏れ日を浴びながら、宇治上神社の後ろの大吉山を登る。



言語造形を通しての和歌の朗唱。それは、31音のことばの音韻を空へと解き放つ作業。そのとき、ことばの響きの向こう側に、こころの思い、ういういしい情の流れが立ち上がって来るのでした。初めて体験して下さった皆さん、今日は本当にありがとうございました。


秋ならではの、宇治ならではの、深い、とても味わい深い時間になりました。


齊藤弥生さんの導きによるベンガラ型染めも、皆さん、時間も忘れ、夢中になっておられました。


また、少しずつ、日本の古くからの芸術文化、工芸文化をご紹介していくことができればと思っています。


どうぞよろしくお願いいたします。


諏訪耕志


IMG_1392.jpg
皆さん、ベンガラ型染めに夢中。


IMG_1388.jpg
皆さん、今日は、本当にありがとうございました。






posted by koji at 14:14 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月21日

10/22 11/4 12/10 京都宇治 言語造形&ベンガラ型染めワークショップ


image0.jpeg

image0 (1).jpeg



京都の宇治。


そこは、日本という「くに」における歴史的・文学的なトポス(重層的な記憶が埋め込まれている場)です。


その宇治にて、一千年以上前に詠われた和歌を声に出してみる。宇治川や朝日山にこだまするように、和歌を声に出してみましょう。


そのとき、わたしたちは、この「くに」において大切にされて来た何かを感じることでしょう。


日本の古くからの国語芸術としての和歌や俳句、または詩を声に出して朗唱し、その響きに耳を澄まし、こころを寄せ合う、そんな芸術を言語造形といいます。


工房utataの齊藤弥生さんによる、古来からの染色法ベンガラによる型染を、着物の小紋柄の伊勢型紙を使って体験していただくワークショップと共に、秋の宇治でのひとときをどうぞお楽しみください。


言語造形講師 諏訪耕志



●日時:
10/22(日)11/4(土)12/10(日) 10時より


●スケジュール:
10時〜12時 言語造形ワークショップ
12時〜13時半 休憩後ベンガラ型染体験
13時半〜15時 希望者のみ ランチ座談会


●場所:
興聖寺・衆寮 
https://www.uji-koushouji.jp/


●参加費:
言語造形+ベンガラ型染  
単発3500円 三回連続10000円

言語造形のみ  
単発2500円 三回連続7000円

なお、回ごとに興聖寺入山料500円かかります。
ランチは別途1500円でご用意できます。


●お申し込み:
次のサイトからウェブチケットをご購入いただきます
https://ticket.tsuku2.jp/events-store/0000213092


379460044_18002986838012035_118348673524589691_n.jpg

380228380_18002986847012035_181501896733856600_n.jpg

381230462_18002986865012035_1611507993449010005_n.jpg

381120281_18002986856012035_2792073545018091886_n.jpg



posted by koji at 12:24 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年09月09日

三回連続 京都宇治 言語造形 & ベンガラ型染めワークショップのお知らせ



2 (1).jpg 

1 (2).jpg



言語造形による朗唱を通して、和歌・俳句に潜む日本の美の伝統を味わうひととき。

そして、土から採れてまた土へ還る天然の染料ベンガラによる型染めを、齊藤弥生さんの導きで体験する時間。

美しい秋の宇治で、お会いしませんか。

お待ちしております。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


日時:
10月8日(日)、11月4日(土)、12月10日(日) 10時〜15時


場所:
佛徳山 興聖寺 逝水閣  京都府宇治市宇治山田27
京阪電鉄宇治線「宇治」駅から直進徒歩10分
JR「宇治」駅から東へ、宇治橋渡り東詰を右折、川沿いを徒歩10分


参加費:
言語造形+ベンガラ型染め 税込 3500円  三回連続 10000円
言語造形のみ       税込 2500円  三回連続  7000円


興聖寺入山献香料500円が別途かかります。
ワークショップ後、座談会にご参加の方はランチをご用意いたします(別途1500円)。


当日スケジュール:
10時〜12時  言語造形による和歌・俳句の朗唱ワークショップ
12時〜13時半 ベンガラ型染め体験
13時半〜15時 ランチ座談会


お問い合わせ・お申し込み:
工房うたた 齊藤弥生 
tel 070-2300-0841
e-mail saisai841@aol.com




posted by koji at 11:31 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年08月08日

笑顔と感謝と勇気 夏の教員養成 終はりました



364176429_594580812866744_7775064577799392430_n (1).jpg



一年前の夏に始まつたおひさまの丘 宮城シュタイナー学園でのシュタイナー教員養成講座。二年目に入り、昨日、三日間を終へました。


まる一年間、年に四回のオンサイトの機会に加へて、毎週一回のオンラインでの学びを、引き続き、引き続き、重ね合はせて来たわたしたちです。


かうして、人と人とが集ふことのできる場と時を持つことができることの奇跡的なありがたさを心底思ひます。


山田泉先生の導きのもと、光と闇の交錯から生まれる色をもつて生命を生きる体験。何気ない先生のひとことひとことが、とても滋味深い余韻をわたしたちに響かせてくれ、目の前の色と響き合ふのでした。


からだまるごとを使つて、フォルムを生きることから始まる、福島玲子先生のフォルメン線描。それは、線といふ理知的、機械的、抽象的なものが、命と情を湛え始めるという喜びに満ち溢れて行く時間なのでした。


わたくし諏訪と共に、昨年から取り組み続けてゐる「古事記(ふることぶみ)の傳へ」。それは、古事記の原文を言語造形を通しておのおの表現していきながら、それをお芝居に仕立てていくのです。


神々の名を唱へるということはその神々に触れられるといふこと。


神々の物語を謡ひ、語り、演じるとは、いまも、天地(あめつち)の初発(はじめ)をわたしたち自身が生きてゐるといふこと。


そんなことばと精神との密接、かつ神秘的な関係を我が身をもつてリアルに体感する時間になれば、そんな思いで皆さんと取り組み続けてゐます。


そして、アントロポゾフィーの講義として、十二の感官について、述べさせていただきました。


十二通りに、自然は、人といふ自然に、いつもいつも、語りかけてゐる。


その自然から自然への語りかけをわたしたちは耳を澄ませて聴くことのできる人になつてゆきたい。


そんな願ひをもつてのこの教員養成講座です。


毎日の食事を用意して下さる方、この場を整へて、集まつてゐるひとりひとりの人のことを気にかけ、細々とした働きに徹して下さつてゐる方、そして、この場そのものに、こころから、感謝してゐます。


日本全国にある、人が精神と繋がり、毎日の暮らしに笑顔と感謝と勇気が注ぎ込まれる、そんな学びの場がこれからも守られますやうに・・・。


(78年前の夏を念ひつつ)







posted by koji at 07:29 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月30日

8/19(土)から 我が国の精神を学ぶ 〜古典文学「萬葉集」「古事記」〜



361094492_658273346349970_8675146415853133209_n.jpg



わたしたちが本当に大切にしたいものは何か。本当に護りたいものは何か。本当に子どもたちに残して行きたいものは何か。


その根底は、人のこころの美しい通い合いに尽きると思います。


それは、当たり前と言えば、あまりにも当たり前のことだと言えるでしょうが、このことを支える社会の仕組みは、わたしたちが持つ理念、哲学、精神の如何にかかっています。


この理念、哲学、精神が、空論、机上の論でなく、まさしく、大地に根付いたもの、大地の奥底にまで掘り進むがごときものであったのが、日本という「くに」の最も根底をなす特徴です。


この現代という時代において、そのことを言うことには、まるで、ドン・キホーテのような勇気が要ります。


しかし、歴史の中に、このような勇気を奮った幾人かの方々がいました。


そういう方々が創ったものが、『萬葉集』であり、『古事記』です。


そこには、必ず、人の声があります。先祖代々からの声のリレーがあります。


その声とは、命の運動そのものです。精神のいのちあるものだけが、古典として生き残っています。


しかし、それは、本当に生き残っている、と言えるでしょうか。文字として印刷されてはいますが、それは、子どもたちによって唱えられることもなく、単なる死した「古典」として置き去られているだけです。


そのなんとか死骸であったとしても、残ってくれている古典作品を、わたしたちの声でもって甦らせることで、この「くに」の甦りをまずはわたしたちの内側から育てて行こう、というのが、この言語造形という芸術が持つ、ひとつの大きな眼目だとわたしは考えています。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾
.
.
日時:
2023年8月19日(土)14時〜16時半
以後、毎月第三土曜日、同時間
.
.
場所:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪宅
https://kotobanoie.net/access/
.
.
参加費:
初回体験ご参加 4000円
4回連続ご参加 14000円
.
.
お問い合わせ・お申し込み:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/
.
.
♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾

posted by koji at 14:51 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月18日

8/26(土)夏の青森弘前 言語造形の一日



topslider01-0x0.jpg
写真は、会場の「丹鶴庵」ホームページからお借りしました



8月最後の週末土曜日、青森は弘前の岩木山を背にしながら、ルードルフ・シュタイナーから生まれた芸術「言語造形」にたっぷりと一日浸ってみませんか。


日本の古くからの和歌や俳句や詩を津軽の風土の中で大空に響かせてみましょう。


ことばを口先で唱えるのではなく、全身から発する響きをもって空間にことばを解き放つのです。


そのとき、わたしたちは、日本人が古来大切にしていた「言霊」というものをリアルに体感し、ことばというものがもたらしてくれる精神の力を実感する喜びを味わうことができるでしょう。


その術を教えてくれるのが、シュタイナーから生まれた「言語造形」なのです。


会場は、青森県弘前市の郊外、岩木山を背にした集落のはずれにある民宿「丹鶴庵」です。ホームページはこちらです。https://tankakuan.jp/
宿泊のご予約も受け付けておられます。


風光明媚な場で、ぜひ、この夏の思い出に、言語造形の一日をご一緒しませんか。


お待ちしております。


アントロポゾフィーハウス 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



日時:
2023年8月26日(土)9時〜16時(昼食・休憩を挟みます)


場所:
民宿「丹鶴庵」 青森県弘前市葛原大柳20−1
ホームページ  https://tankakuan.jp/


ご参加費:
5000円
宿泊費(一泊目は4500円 二泊目以降は3500円)・昼食費などは別途になります。


お申し込み:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/






posted by koji at 13:20 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月17日

故きを温ね新しきを知る 8月からのクラスのご紹介



NA019101.jpg
天香久山


新クラス『我が国の精神を学ぶ 〜古典文学「萬葉集」「古事記」〜』のご案内



日本という国が、どういう「くに」なのか。それは、古典文学の中に明々(あかあか)と記されています。


わたしたちは、これからの日本という国の進むべき道、新しきを知るためにも、古きをたずねる必要があるのではないでしょうか。


江戸時代に興隆した国学という学問、そして言語造形ということばを朗唱する芸術を通して、日本という「くに」の精神を、わたしたちのこころの内に育てて行きたいと願っています。


わたしたちが、わたしたちの子どもや孫たちのために、何を守り、何を大事にしていくべきか、きっと、この学びと芸術実践から見えて来ることと信じています。


新しい日本の「くにづくり」の礎。それは、守り、育むべき思想、学問、芸術から始まるのです。


ゆっくりと、ゆったりと、しずかに、いきいきと、古典文学に取り組んで参ります。


この国の危機を感じ、なんとかしなければと考えておられる皆さん、ぜひ、この精神文化への取り組みから始めて参りましょう。


皆さんとの出会いを楽しみにしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


日時:
2023年8月19日(土)14時〜16時半
以後、毎月第三土曜日、同時間


場所:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪宅
https://kotobanoie.net/access/


参加費:
初回体験ご参加 4000円
4回連続ご参加 14000円


お問い合わせ・お申し込み:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



posted by koji at 21:03 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月10日

7/11(火)アントロポゾフィーハウス滋賀草津へのご案内



2023.6.13.草津.jpg



どんなご時世になっても、自身の内なる静かさを忘れず、こころ柔らかに、意識を目覚めさせて、毎日を生きて行く。


そんなこころの育みを促す毎月一回の学びの会です。


シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』をテキストに、それぞれが感じるところを語り合いながら時間を創り出しています。


また、こころとからだをまるごと用いて、ことばを話す芸術「言語造形」にも取り組んでいます。明日は、平安時代の女流歌人、和泉式部の和歌をたっぷりと味わいたく思っています。


初めての方でも、お気軽にご参加していただけます。


一度、体験でお越しください。お待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


場所:
滋賀県草津市内のメンバーの方のご自宅です(お申込みいただきました方には詳細をお伝えいたします)


日時:
第二火曜日 午前10時より12時半 次回は、明日の7/11


ご参加費:
体験ご参加 3500円  4回連続ご参加 12000円
プラス場所代 100円


お問い合わせ・お申し込み:
アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/


posted by koji at 11:48 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月06日

ありがたうございました!ゴールデンウィークの教員養成 in 仙台 シュタイナー教育



344230305_1032413864395613_8183058724081552149_n.jpg

IMG_0721.jpg

IMG_0727.jpg




昨日、おひさまの丘 宮城シュタイナー学園主催のシュタイナー教員養成講座第四回目が終了しました。


「十二の感官」をテーマに、古賀美春先生による音楽の芸術実践と、Douglas Newtonさんによる「自然観察」、そして言語造形による『古事記(ふることぶみ)』を体験する三日間。


Douglas Newtonさんの導きによつて、わたしたちは、学園の周りに拡がっている森の中に裸足で分け入り、川の流れに入つて行き、子どものやうに息を弾ませながら、遊び、大地に触れ、風のそよぎに頬を撫でられ、鳥の鳴き声に耳を澄ますのでした。そこでは、自分自身の息遣いを普段以上に感じ、こころがいつしか洗はれてゆくことによって、感官が研ぎ澄まされてゆくのです。


自然のその場その場において、光を観るのです。


その光には、神々しいものが密やかに流れてゐるのを肌で感じるのです。


そのとき、これまでの狭い自分のこころのありやうから解き放たれた、新しい自分がすつくりと立ち上がつてくることを感じるのです。


さう、自然を観る、とは、目で視ることだけでなく、足の裏で観る、からだのまるごとで観るといふことであることを実感することができたのでした。


三日間が終はつたあとの、参加者のみんなのいのちといのちとが流れ合ふやうな清々しいお顔。


そこにメディテーションと精神の学とを重ね合はせる、わたしたちの教員養成講座は、きつと、参加された皆さんの暮らしとこれからの仕事に新鮮な息吹きと心意気を吹き込むことと思ひます。


今回もこの講座を支えて下さつた学園の皆さん、本当に美しい講座を担つてくださった古賀先生、Newtonさん、そして、この講座を上の次元で見守つて下さつてゐる精神の世の方々、こころよりの感謝を感じてゐます。


どうもありがたうございました。




posted by koji at 16:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月04日

ゴールデンウィークの教員養成 in 仙台 シュタイナー教育






昨日から始まったおひさまの丘 宮城シュタイナー学園でのシュタイナー教員養成講座。https://www.ohisamanooka-steiner.or.jp/kyouin-yousei


今回のテーマは、「十二の感官」です。


そして、芸術実践としての古賀美春先生によるあまりにも豊穣で滋味深い音楽の授業。授業のあり方そのものが芸術であること。授業で美を伝へることは勿論なのですが、授業といふ行為そのものが、すでに美しいといふこと。本当に、勉強になります。


そして、今日からは、自然観察の講師としてDouglas Newtonさんも加はつてくれました。


森の中を裸足で歩く。木陰に座る。目を瞑る。また遠く広く見晴るかす。風を頬に受ける。耳を澄ます。


子どもの頃に帰つたやうに、全身で自然を観る。


一年の内、最も美しいと感じるこの時期、アントロポゾフィーという精神の学を土台にして、人と自然との深い関係を芸術を通して学ぶことの豊かさを感じます。




posted by koji at 22:18 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月08日

3/17(金)19:30〜21:00 シュタイナーの会員への手紙B オンラインクラス



シュタイナーの会員への手紙.jpg



今からおよそ100年前に書かれたシュタイナーから協会員に向けての手紙を取り上げているのですが、100年後の今、これらの手紙は、アントロポゾフィーという精神の学問に本当に惹かれているすべての人に向けてのものだと感じます。


この精神からの世界観、人間観の学びと実践を、人生において共にやって行きたいと欲しておられる方と、この内容をぜひ分かち合いたい。そう思いました。


計18通の内、今回は3通目ですが、いつからでもご参加頂ける内容です。


アントロポゾフィーにご関心のおありになられる方、共に読み深めて参りませんか☺️


講師:諏訪耕志



【日時】
毎月第三金曜日午後7時半から9時までオンラインクラス。 
今回は、3月17日です。


【参加費】
初回体験参加のみ3500円 
以降5回連続15000円

参加費をお振り込みいただいた方に、
zoomのIDとパスワードをお伝えします。


※扱うテキストは、
 わたくし諏訪の拙訳による「会員への手紙」を用います。


以下へのお振込み、お問い合わせ、お申し込みになります。

●お振込み先
// ゆうちょ銀行から //
記号 10260 番号 28889041
スワ チハル

// 他銀行から //
店名 〇ニ八(ゼロニハチ)
普通 2888904


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



posted by koji at 17:52 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月17日

2/27(月)3/1(水)ワークショップ「平家物語 那須与一」宮城シュタイナー学園



328629341_5856052004509791_226556468167683586_n.jpg



物語ること。それは、単なる伝達ではありません。


単なる伝達とは、ことばの意味だけが伝われば、それで十分とする営みです。


それによって、わたしたち人と人との間に、できうる限り効率よい、記号化された方法が際限なく導入されることになります。


しかし、語るということ。それは、人と人とが何かを分かち合うことです。


それは、あるものごとが、ことばを通して、複数の人のそれぞれの知性だけではなく情と意欲によって受け取られ、活き活きと生きられることです。


つまり、何らかのPublicityを意識した人の営みです。


その物語るという行為にわたしたちも挑んでみます。約800年前の物語『平家物語』を通してです。


しかし、そのPublicityを意識する物語りを、800年前のスタイルで復元することが、現代にふさわしいでしょうか。


琵琶法師やその後の語り物に付き添うように奏でられていた謡いものに近いスタイルで物語ることは、わたしたちの感覚に訴えて来るでしょうか。


ひとりひとりの人がみずからの足で立ち上がり、目覚めた意識でPublicityを人と人との間で分かち合うべく、現代ならではのスタイルで物語ることができるのではないでしょうか。


このたびの『平家物語 那須与一の段』ワークショップは、その現代にふさわしい分かち合いを学び取るべく、なされます。


物語るということは、独り立ちした人がPublicityに向き合う、現代ならではの意識の培いに、必ず、資することになります。


いま、わたしたちは、単に「伝える」ことにあくせくするのではなく、いかに「語る」か、いかに「物語る」かを学んでいく必要があります。


人前でことばを話すことにご関心のある方、ぜひ、この機会に、言語造形ワークショップへのご参加をお誘いいたします。


言語造形講師  諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


●日時
第一回目 2023年2月27日(月)15時半〜17時半
第二回目    3月 1日(水)15時半〜17時半


●場所
おひさまの丘 宮城シュタイナー学園
 (仙台市青葉区中山2-22-18)


●参加費
一回 3500円
二回連続 6000円


●お申し込み
電話:022-725-5086
Eメール:info@ohisamanooka-steiner.ne.jp

お申し込み下さった方に、『平家物語 那須与一の段』のテキストをメールにてお送りします。

*動きやすい服装でいらしてください。

※三名の方のご参加をクラス実施の際の最少人数といたします。どうぞご了承ください。




posted by koji at 12:08 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月13日

2/17(金)オンラインクラス「シュタイナーからの会員への手紙」へのご案内



324882478_1131477014195643_6610515451134446592_n.jpg



精神の社。

いま、それは、目に見えない形で生み出されえます。

固定的な場ではなく、密(ひめ)やかな学びをこころから求める人が集うところには、どこであっても、精神の働き(神々の働き)が上から及び、そこに人と人とのハーモニーが結ばれます。

99年前にシュタイナーによってアントロポゾフィー協会員に向けて書かれた文章ですが、いまでは、目には見えない精神の社づくりに参加する人に向けての広やかな射程をもつ文章だと感じます。

このオンラインクラスにて、その精神の社づくりとは、どういう精神からなされるのかを、共に学んでゆきます。

次回、2月17日(金)夜7時半から9時までのクラスでは、二通目の手紙の文章に取り組みます。

アントロポゾフィーという人を知りゆくための精神の学にご関心のおありになる方、また、現代にふさわしい人と人との集いづくりにご関心のおありになる方、このシュタイナーの晩年の願いを共に読んで行きませんか。

参加くださった方がご自身のブログに文章を書いて下さったものをシェアさせていただきます。T.M.さん、どうもありがとうございます。





【日時】
毎月第三金曜日午後7時半から9時までオンラインクラスです。 

【参加費】
初回体験参加のみ3500円 
以降5回連続15000円

参加費をお振り込みいただいた方に、
zoomのIDとパスワードをお伝えします。

※扱うテキストは、
 わたくし諏訪の拙訳による「会員への手紙」を用います。



以下へのお振込み、お問い合わせ、お申し込みになります。

●お振込み先
// ゆうちょ銀行から //
記号 10260 番号 28889041
スワ チハル

// 他銀行から //
店名 〇ニ八(ゼロニハチ)
普通 2888904

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/
https://youtu.be/Q_POc6RxVF4


2023年からの新しい自分に向かっての
新しい学びを始めて行きませんか! 
講師 諏訪耕志




posted by koji at 22:46 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
■ 新着記事
民族の精神・こころ・からだ (12/04)
こころのこよみ(第35週) (11/29)
「母の国 滋賀」でのことばづくり (11/28)
目に見えない方々へお返しをして行くとき (11/26)
コトノハ農園のサツマイモ 紅はるか (11/24)
こころのこよみ(第34週) (11/22)
教師は歌いましょう! (11/22)
こころのこよみ(第33週) (11/16)
瞑想 それは幼児期の三年間の力を甦らせる営み (11/13)
昔話や神話を信じること (11/10)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(240)
アントロポゾフィー(180)
断想(565)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(446)
こころのこよみ(魂の暦)(479)
動画(317)
農のいとなみ(1)
うたの學び(88)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(40)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
教育の根本 by 諏訪耕志 (06/21)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0