[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2016年08月16日

詩作と言語造形の夏


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ひびきの村にて先週五日閧ノわたり、
詩人の稲尾教彦さんとともに「詩作と言語造形」講座を開いた。
 
まず初日のオリエンテーションの後、
夜に稲尾さんによる言語造形公演『舟』。

言語造形をもって朗唱される彼の自作の詩を聽いていて、
わたしは何度も、
目に見えないからだをもって舞い踊る感覺を味わった。
彼の息遣いが深まるほどに、
わたしは高く、自由に、舞うことができた。
この世にいながらにして、
あのように精神の飛翔ができる時閧ヘ本當に稀少だ。
そんな稀有の藝術家が北海道の片隅にいる。
 
そして、次の日から、稲尾さんの導きで、
受講生の皆さんと共に林の中に分け入って行き、
樹木や草花との内なる對話と、
己れのこころの内なる考え・理想を胸に暖めることを通して、
こころの静かさと暖かさの上に降りてくる「ことば」を紡いでいく。
それは、こころの内に潜んでいた形のないものに、
確かな形を與えていく作業だった。
 
さらに、今度は、紡がれていく「ことば」を言語造形を通して、
ダイナミックに、繊細に、聲にしていく。
息遣いに導かれるようにして、
こころの奥から生まれてきたことばを、
天から降りてきたかのようなことばを、
からだまるごとをもって空閧ノ響かせていく。
 
詩作と言語造形とを往復する四日間の後、
最終日の発表において、
參加者の皆さんから空闊齡tに響き渡った詩は、
まさに、「ことば」であり、
まさに、その「人」そのものであった。
 
今回の稲尾さんによる詩作の時閧ヘ、
「自分自身のこころの動き」「ゆらぎ」を見るための、
精神の育みの時閧ナもあったように想う。
 
その「ゆらぎ」は、
たやすく見逃され、ふたをされ、隱される、
とてもひそやかなものだけれども、
とてもしつこく根深いものをもつ動きだ。
 
しかし、それを見ることで、
その動きやゆらぎは静まり、
曇らされていた視界の向こうが、
漸く展けてくる。
その向こうに、
實の「ことば」があり、
實の「わたし」があり、
精神の世があり、
神の世がある。
 

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稲尾さんの最新の詩集『夕立と群青』。
その慎ましい佇まいの一文一文が我が身に響いてくる。
 
  
  にくしみは、こころも、ことばも、駄目にする。
                 (作品「赦す」)
 
 
己がこころの「ゆらぎ」を見ればこそ、
曇らされたこころの視界が展け、
向こうの世からことばが聽こえてくる。
 
かたちの定まらなかったものが、
かたちを與えられていくときの、
その、赦されるよろこび、創造のよろこび。
 
詩作と言語造形は、
そのよろこびに滿ちている。
 
こんな時閧ニ空閧創ってくださった、
すべての方々に、
こころから感謝します。

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2016年07月30日

靈的なものへの尊重 〜第二回ことよさしの會 ありがとうございました!〜


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爽やかに晴れ渡った夏の空の下、
第二回ことよさしの會、無事終わりました。
盛夏のさなか、たくさんの方々にお運びいただきまして、
本當にありがとうございました。
 
子どもたちと一緒に昔話を聴く試み。
 
昔話や神話とは、靈的なお話です。
 
いま、わたしたち大人こそが、
むかしのお話や神話などに触れ、
靈的なものにいまふたたび馴染んでいっていい時代が、
來ているように思います。
 
山崎さんの、
會場の空閧まるごと優しく包み込むような語りと歌。
千晴さんの、
伸びやかで、かつ小氣味よく転がってゆくお話の展開。
 
そんな息遣いに滿ちた言語の藝術を通して、
わたしたちは、語る者も聽く者も、
からだの感覺をフルに使いながら、
昔、昔から續いている靈的なものへの尊重を學ぶことができます。
 
子どもたちはすでに、
無条件にその尊重を生きていますので、
わたしたち大人は、
子どもたちのその佇まい、ありかたに感化されたいものです。
 
今日、來てくれたすべての方々から、
この靈的、精神的なものへの尊重を土台にした、
お話の文化が、
また新たに拡がってゆきますように。
 
どうもありがとうございました。 

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2016年07月25日

百年長屋での言語造形クラス


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百年長屋での言語造形クラスの稽古の模様を、
主宰者の方が書いて下さいました。
 
人の聲には陰影があり、光があるのですね。
 
自分が子どもだったころ、
よく家の前の道の向こうから、
金魚賣りや、お豆腐屋さんの聲が響いて來ました。
 
全身の動きから活き活きとした聲を出すことが、
とんと少なくなっている今、
ことばを全身で浴びるように聽くこと、
ことばの調べに包まれること、
ことばの生命に触れること、
そんなことばの感覺體驗(かんかくたいけん)を重ねる、
言語造形クラス。
 
本當に、樂しいんですよ。
 
まずは、大人たちが、
そんな言葉を發する喜び、聽く喜びを、
存分に味わうことから始める。
 
そんな大人が少しずつ増えていくことで、
おのずと周りの子どもたちが、
そのことばの生命に與(あずか)っていくのです。
 
 
書いて下さった記事をここに転載させていただきます。
Mさん、いつもありがとうございます。
 
  
  百年長屋言語造形教室での、
  練習風景について書いてみました。
  私は島木健作:赤蛙 を練習しています。
  自分の選んだ作品を仲間に聴いて頂ける幸せ。
  神様から戴いた「からだ」という「楽器」から生まれる
  「声とリズム」を通じて味わう文学。
  諏訪先生は、まさにオーケストラの「指揮者」のようです。
  http://nagaya100.sblo.jp/article/176221468.html?1469415985
                   (百年長屋主宰 Mさん記)
 
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童話:葉っぱのフレディー
身体を丸ごと使って語る心地よさが、聴く人にも伝わる。

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童話:ぜつぼうの濁点
なるほど、一語一語を大切に語ることで、聴く方も安心して耳を傾けることができるのですね。

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太宰治:走れメロス
ものがたりの情景を動作で表現することで「ことば」が降りてくる。聞く方も真剣です。

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雨月物語:白峯
百年長屋の空間いっぱいにことばを解き放つ。

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梶井基次郎:檸檬
毎回文章を完全に覚えて来られる史さん。ことばの芸術性が高まるんだな〜、私も頑張ろう!

※只今、百年長屋言語造形教室午後クラスは満席です。
レッスンを希望される方は「ことばの家」にお問い合わせ下さい。




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2016年07月16日

淡路島での初めての言語造形


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今日は、淡路島にて初めての言語造形の集い。
 
子どもたちへの昔話と神話、そして、
親御さんたちへの「ことばと子どもの育ち」
についての講話をさせていただきました。
 
おさない子どもは、
お母さん、お父さんのことばに撫でられ抱きしめられて、
ゆっくりと育っていきます。
 
どうぞ、今日の日をきっかけに、
深い息遣いとことばで、
子どもを抱きしめてあげる毎日を重ねていってみてくださいね。
 
今日の会をお世話して下さった、
長澤 自然育児の会 わわわ -淡路島の皆さん、
どうもありがとうございました。
皆さんの高い意識と暖かな心遣いが、
今日の会をまるごと包んでくれていました。
感謝、感謝です。

 

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2016年07月03日

詩作と言語造形の夏 〜ひびきの村サマープログラム 第3週目へのお誘い〜


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わたしたちは、過ぎ行く日々の中で、
ふと、ある風景に出会ったときなどに、
ひろびろとした、
なつかしい氣持ちを想い出すときがあり、
なぜ、そんな氣持ちが湧き上がってきたのか、
不思議に感じることがあります。
 
詩を歌うには様々なモティーフがあるでしょうが、
そういった訳も分からないなつかしさに捉えられ、
まるで、この世に生まれるまえの日への憧れのような、
うつくしさの根源に触れるような、
そんなこころの機微から詩に出会うことがある。
ことばに出会うことがある。
 
今回の講座では、
詩を綴る稲尾教彦さんと、
言語造形をする諏訪耕志とで、
皆さんとそのような、
ことばとの出会いを分かち合う時間と場所を
創ってみたいと思っています。
 
どうぞ、よろしくお願いいたします。
 
 

<場所>NPO法人 人智学共同体 ひびきの村
<日程>8月10日(水)〜14日(日)
<講師>稲尾教彦&諏訪耕志
 
イヴェントページ ↓
http://www.hibikinomura.org/index.php?%27%27%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A02016%27%27

お申込み、フォーム ↓
https://ws.formzu.net/fgen/S81998792/


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植物や土、風、光・・・
ひびきの村の豐かな夏の自然の営みに、
まなざしを注ぎ、耳を細やかに傾けることを通して、
一行一行、詩を織りなしていく。
こころと自然に満ちた世とが静かに深く活き活きと語りあう。
そんな営みの中に入っていく四日間です。
 
そして、
自然の営みと自分自身との交わりから生まれてきた、
ひとつひとつの詩を、
言語造形を通してからだまるごとをもって、
声の響きにして空間に解き放っていきます。
その声による表現をもって、
わたしたちはまた新しく世との交わりを、
活き活きと體験することができるでしょう。
 
お盆前の五日間、
静かで、かつ、ダイナミックな夏の藝術と精神の祝祭を、
共に営みませんか!
 
お申込み、お待ちしています。       
             諏訪耕志 (言語造形担當)
 
 

言語造形は、
動き、身振り、歩くこと、
そして息を吐き切りながら声を出すことを通して、
テキストのことばを磨いてゆく、ことばの藝術です。
 
文に含まれる感情を、頭で、
「ああしよう、こうしよう」というところから、
作るのではなく、動くことを通して、
自ずから立ち上がってくるこころによって形作っていく。
 
そして最後には、
詩人が精神の世で聴いたであろう詩を、
聽いたひびきそのままに語る。
 
語ることは、創造的に聽くことへとつながります。
また、詩を作ることは、
言語造形のプロセスと重なる点が多くあります。
 
観ること、静寂を聽くこと、息を深めること、
そして動くこと。
 
動くことによって生まれることばの韻文性。
詩のこころ。
ことばを創造する中で解放される<わたし>。
 
「詩を生み出すこと」と「語ること」
一見違うことのように思える二つの事柄。
 
しかし、その中で、
「ことばの、ことばたるところ」へと
歩み進んでいきたいと思っています。    
                稲尾教彦 (詩作担當)
 
 
 
 
●お申込み、お問い合わせ:ひびきの村事務局
      電話: 0142-25-6735
      E-mail: info@hibikinomura.org

●プログラム受講料
大人プログラム<5日間> 
 NPO会員 :43,200円(1日受講の場合 10,800円/日)
 一般 :59,400円(1日受講の場合 16,200円/日)
※NPO会員価格で受講いただけるのは、
  ひびきの村を支えてくださる賛助会員へ
  お申込みいただき、
  3口9,000円以上加入下さった方です。
  詳細はお問合せください。
  
小学生プログラム<5日間> 33,480円
幼児プログラム(3歳〜就学前)<5日間> 33,480円
 
宿泊滞在費
 4泊5日 (水曜日到着〜日曜日出発)
・大人(中学生以上):32,400円
・子ども(3歳以上):16,200円
・2歳以下:無料
※上記費用には、滞在中の朝・昼・夕食のお食事代
  (水曜日夕食〜日曜日昼食まで)が含まれています。
 
 
 
●午後プログラム
ひびきの村での體験は、講義だけではありません。
昼食後の時間もゆったり、たっぷり樂しんでいただけます。

木、金曜日
芸術プログラム
(オイリュトミー、粘土造形、羊毛での手仕事など)
 
土曜日
キャンプファイヤー<大人・こども共通>
お子さまと一緒の時間も樂しんでいただきたい。
共に学んだ受講生仲間との最後のゆうべも、
満喫していただきたい。
そんな時間をこのキャンプファイヤーでお過ごしいただけます。
都会ではなかなかできない立派なたき火を囲んで樂しいひと時を!

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2016年06月26日

7月30日(土) 第二回ことよさしの會 〜おはなしの力、ことばの力〜


\ 満員御礼 /

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ことばの家での「ことよさしの會」第二回目です。

今回は、シュタイナー幼稚園などで、
保育の仕事に携わっておられた山崎淳子さんと、
ことばの家の 諏訪千晴 とで、
むかし語りの共演をいたします。
 
 
 より多くの人が、
 おはなしの力、ことばの力を感じ取ることができるように。

 より多くの日本人が、
 日本語の生命力、美しさを想い出すことができるように。



ことばの家では、
そのことを強く希って、言語造形の仕事をしています。
 

この会では、言語造形に勤しんでいる人と人とが協力し合って、
おはなしという、
ことばの藝術を磨き合う時間を創ろうとしています。
 
そもそも、ことばとは藝術そのものであり、
ことばとはいのち溢れるものなのです。
 
いのちある藝術としてのことばを全身で受け止めるほどに、
その人はいのちの力に滿たされてゆきます。

今回の會は、
大人の方だけでなく子どもたちにも聽いてもらえたら、
そんないのちに滿たされるような一日になれば、
と希っています。
 
「ことばの家」諏訪耕志


日時:  平成28年7月30日(土) 10時30分~12時30分

場所:  ことばの家

参加費: 大人 予約2000円 当日2500円
      子ども 予約、当日共に 500円
 
お申込: こちらからどうぞ

※ おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちのみ受付中です。


【スケジュール】
 
10:30  山崎淳子語り 「虹の彼方からきた子どもたち」
              (バーバラ・パターソン作) 
 
11:00  休憩
 
11:15  諏訪千晴語り 「つぶ長者」(日本昔話) 
 
11:50  休憩
 
12:00  山崎淳子・諏訪千晴・諏訪耕志によるアフタートーク 
       「おはなしの力、ことばの力」

      ※この時間は、子どもたちは、
       ことばの家階下で時間を過ごしてもらっても結構です。
 
12:30  終演予定
 
 

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山ア淳子(やまざきじゅんこ)
1971年生まれ。大阪府箕面市に生まれ育つ。日本シュタイナー幼児教育協会教員養成講座修了。私立幼稚園教諭を経て、早期療育施設に勤務。2009年から「みのおシュタイナーこども園」に保育助手として勤務、2013年からの3年間は担任を務める。2012年より、言語造形を諏訪耕志氏に学ぶ。
 
幼い子どもたちに「あなたがあなたになっていくのを、楽しみに待っているからね。」という思いをいつも抱きながら、保育という仕事に携わってきました。子どもが「その子自身になっていく」過程にひそやかに寄り添うような保育者でありたいと願いつつ、現在は次なる活動の場を模索中。趣味はトランペット。
 
 
諏訪千晴(すわちはる)
1978年神奈川生まれ。会社勤めを経験の後、シュタイナー学校の教師を目指して、2003年に北海道「ひびきの村」へ。ことばの芸術・言語造形と出会う。翌年には大阪にて諏訪耕志とともに「ことばの家」を立ち上げ、言語造形の舞台にも意欲的に取り組んでいる。
 
天界にいる「物語」の精神を、受け取って、この地上へと産み出すこと。今、この地へと降りたがっている物語たちの願いに耳を澄ますこと。そんなことを意識しながら、言語造形ということばの芸術に日々取り組んでいます。
趣味は、木登り、巣作り、庭いじり、文通。体を使うこと、ことばを綴ること。

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2016年06月24日

ひびきの村 ミカエルカレッジでの講座 ありがとうございました


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北海道のひびきの村での五日間にわたる、
言語造形クラスのひとコマです。
皆さんの変容ぶりが、本当に、本当に、素敵だったなあ。
言語造形をしているうちに、
どんどん表情が生気に満ちてきて、
日を経るにつれて、
この方はこんな表情を持ってらっしゃるんだ、
こんな声の響きを持ってらっしゃるんだ、と驚きの毎日でした。
大の大人が変わってゆくって、
本当に奇跡的なことだと思うのです。
これは、ひとえにご当人の意識次第なのです。

こういう場があることは、本当に稀有な事です。
参加者の皆さん、スタッフの皆さん、
本当にありがとうございました。

 
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2016年06月19日

村上 恭仁子さん「詩人 まど・みちお」公演


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来週から再来週にかけて、京都と大阪で、
村上 恭仁子さんによる、
言語造形一人語り「詩人 まど・みちお」公演が三回開かれます。
 
京都公演     6月23日(木)
大阪公演1回目  6月26日(日)
大阪公演2回目  7月2日(土)
http://ameblo.jp/serenity1217/entry-12161528746.html

 
一緒に稽古しながら、 
村上さんの発することばに耳を澄ましていると、
まど・みちおというひとりの詩人として生きた男のことが、
大好きになってくるんです。
 
不覚にもわたしは、
彼の生前にその深い優しさと、
気骨ある豊かな魅力に気がついていませんでした。
 
まど・みちおの詩作品が言語造形される、
今回の村上さんの舞台。
 
どうぞ、皆さん、その魅力に触れにいらしてください。
 

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2016年06月18日

第一回 おはなしペチカ ありがとうございました


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今日は、諏訪 千晴による、
言語造形の語りの会『第一回おはなしペチカ』でした。
 
ふたつのおはなし「青いスミレ」「つぶ長者」を通して、
今日のように、
頭上にどこまでも拡がる青い空と、
田んぼの水面に映る赤い夕焼け空とを、
聴きに来て下さった方々と分かち合えたような感覚です。
 
また、おはなしに秘められている人というもののなりかわり・変容の神秘が、
聴覚の向こうに静かに響いているのを感じた一時間でした。
  
そして、語り手自身のなりかわりも、
わたしには如実に感じられたのでした。
 
自分自身の枠を乗り越え、
より広やかで、豊かな世に己れを投げ出し、解き放って、
新しい自分自身に出会っていく。
 
それは、お話の中で進行していたことでもありますが、
語り手自身がこの会に向けてくぐり抜けてきた道のありようでもありました。
 
大阪の住吉大社の近くにある
Confidence cafe (コンフィデンス カフェ)さんの、
語りに適した心地よい空間。
 
さらに、店主さんの深い優しさが、
この会の生命を息づかせてくれた大きな要因でした。
 
言語造形に限らないと思いますが、
とりわけ、このような繊細な芸術は、
その場所に生きている人のこころもちが大きく作用するのです。
 
最後に、集まってくださった皆さんの、
澄んだこころのまなざしと、
深く聴き取ろうとされる精神の耳に、
こころより感謝いたします。
 
どうもありがとうございました。
 
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2016年05月16日

言霊のさきはふ国 〜6/18(土)諏訪千晴 むかし語り「おはなしペチカ」〜


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この6月から夏、そして秋にかけて、
言語造形による語りや詠いを浴びることのできる機会が、
今年も関西、近畿にどんどん生まれてきます。
 
昔話や古典作品などの言語造形を通して、
こころの耳をそばだて、
ことばの味わい深さに改めて驚き、
自分たち日本人のおおもとに親しむことができたら・・・。
 
昔の都の跡がいくつも残っている関西・近畿に、
ことばの精神、言霊の風雅(みやび)がこれからも活き活きと響く、
そんな文化風土を創っていくことに資すことができたら・・・。
 
そう希っています。
 
まずは、6月18日(土)、
諏訪千晴による昔がたり「おはなしペチカ」。
大阪の住吉にあるConfidence cafe (コンフィデンス カフェ)にてです。
http://suwachiharu.seesaa.net/article/437199890.html
 
「物語の意志」
http://suwachiharu.seesaa.net/article/437799612.html

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2016年04月29日

第一回ことよさしの會 ありがとうございました


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第一回目のことよさしの會、発表して下さった方々、来て下さった皆様、本当にありがとうございました。
 
會場に集まった皆で、萬葉集から柿本人麻呂の長歌を朗唱しました。
 
葦原(あしはら)の 水穂の國は 
神(かむ)ながら 言(こと)挙(あ)げせぬ國 
然(しか)れども 言挙げぞ我がす 
言(こと)幸(さき)く ま幸(さき)くませと 
つつみなく 幸(さき)くいませば 
ありそ浪(な)み ありても見むと 
百重波(ももへなみ) 千重浪(ちへなみ)にしき 
言挙げす我は 

 
 
その歌は、ことばの精神・言霊が、海の波が百重(ももえ)にも、千重(ちえ)にも織り重なるように、響き渡り、人の世に幸せをもたらすように、との希いから詠われた絶唱でした。
 
 
発表をした皆さん各々、
會場にぎっしり詰めかけて下さったお客さんを前に、
一生懸命、声を發してくれました。
その聲は、その人その人の生き方を感じさせるような、
何か大事なものを響かせておられました。
 
しかし、
海の波が果てしなく続きながら陸へ押し寄せるように、
そのつどそのつど息を使い切り、
前へ前へと腰を押し出しながら、
ことばを發し続けることの難しさをも痛感しました。
 
發表が終わった後のシェアリングの時閨B
そこには、
言語造形というとてつもなく古くて新しい藝術に対する、
予感から確信まで、
様々なことばを分かち合うことができた稀有な時閧ナした。
 
このような時間を持つことができたことを、
皆さん、そしてことばの精神に、感謝します。
 
本當に、どうもありがとうございました。

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2016年04月13日

4/29(金・祝)第一回 ことよさしの会 〜生徒さんたちによる発表会〜


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お陰様で定員一杯になりました。


演目・出演(敬称略):

「天地のはじめ〜イザナギとイザナミの国づくり」 南ゆうこ(水曜帝塚山クラス)
「アマテラス大御神の天の岩戸ごもり」 西京子(和歌山クラス)
「源氏物語(紫式部)」 北川三代(日曜帝塚山クラス) 
「神様(川上弘美)」 山崎方典(百年長屋クラス)
「青いスミレ(ルドルフ・シュタイナー)」 中西信子(和歌山クラス)
「やまなし(宮澤賢治)」 永井早苗枝(水曜帝塚山クラス)
「おんなのことば(茨木のり子)」 中川恵美(京田辺クラス)


日時:4月29日(金・祝) 午後1時半開演 4時終演予定

場所:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
            南海高野線「帝塚山」より徒歩5分
            上町線「姫松」より西南へ徒歩4分
            地下鉄四つ橋線「玉出」3番出口より東へ徒歩15分

参加費:500円 

お問い合わせ・お申込み:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
※お席が限られていますので、ご予約先着20名様のみとなります。




ことばを全身全霊で、発するということの面白さ、魅力、深さ。
言語造形というものに触れ、それらのことに気づかれた方が、
「ことばの家」のクラスに通っておられます。

自分自身が知らず知らずのうちに持っていた癖や思い込みやさかしらなどを、
ゆっくりと脱ぎ捨てていく。

そうしていくことで、人は、
だんだんとことばそのものに沿うことができるようになっていきます。

ことばに沿うことができるとき、
人はことばの通い道となり、
その人とことばがひとつになりゆく。

ことばというもの、言語の精神、ことばの神、言霊(ことだま)・・・
様々な言い方ができると思いますが、
それが、この世に宿ることができるのは、ひとり人にのみです。

ことばは、そもそも、人によって創りだされたものではなく、
神によって人に授けられたもの。
 
その、ことば自体が希っているままに、
ことばをこの世に響かせていくこと。

天職ということばがありますが、
そもそもそれは神の世から人に「ことよさし」される仕事であり、
その天職を人から人へと、親から子へと、
引き継いでいくことが「天職相続」「祖(おや)のつかさ」とも昔は云ったそうです。
そういった仕事をひとりひとりが引き継いでいくことこそが、
人の世を平和になしていく、ほとんど唯一の道であることを、
我が国の神代の語りはわたしたちに今も伝えようとしています。

そのことよさしされている仕事の代表的なものが、
日本の神話では、米作りであると語られていますが、
きっとこれからは、ことばを発するという仕事も、
人間の暮らしを支える大事な天職になってゆくのではないかと思っています。

わたしたち「ことばの家」は、
そういう精神のもとに仕事をし続けているのですが、
この春から、
各クラスに分かれて研鑽を積んでいる生徒さんおひとりおひとりが集い、
ことばを発する喜び、
ことばを聴く喜びを、
分かち合い、刺激し合い、励まし合う、
そんな場を定期的に(一年に一度、二度?)開いていくことで、
天職としての、
ことよさしされている仕事としての、
言語造形という道を歩いていく喜びを祝い合う機会を持っていきたいと考えています。
 
そのことよさしされている仕事とは、
お金をそれによって稼ぐという意味では必ずしもありませんが、
誰にも頼らず、組織にも寄りかからず、
たったひとりで始める仕事です。
しかし、きっと、世から、社会から、
必要とされるたったひとりになりゆく道です。 


まずは、第一回目としまして、昭和の日である4月29日(金・祝)に行います。
まだ言語造形に触れていない方も、
これまで公演などで言語造形にすでに触れられた方も、
そして勿論、言語造形の稽古に通っている方々も、
ぜひ、奮ってご参加ください。
こころから熱くお待ちしております。



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2016年04月04日

まぶね教会での『十三夜』公演、ありがとうございました


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先日の川崎市まぶね教会での言語造形公演「十三夜」を無事終えさせていただきました。
 
多くの方が足を運んでいただき、言語造形という芸術への無声の応援を下さっていることをひしひしと感じた一日でした。
皆さん、本当にありがとうございました。


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多くのご感想を頂き、後日、こちらでもご紹介させて頂こうと思っていますが、当日を終えて個人的に感じましたことが、ふたつありました。
 
まずは、樋口一葉の文章を全身をもって発声していくということ。
 
きっと、作家は、頭だけで文章を書いていません。
全身で書いています。
ですから、文章を書くには、健康なからだが要ります。
 
しかし、一葉は、からだを健やかに保つだけの生活的条件にあまりにも恵まれていませんでした。
それゆえ、みずからのからだを蝕んでしまいました。
 
そのように、
からだに刻み込むようにして記された文章というものを、
わたしたちが発声するとき、
口先だけで発するのではなく、
充分な健康をもって、
全身をもって発するときにこそ、
文章はその精神を顕わにしてくれるということです。
 
精神的な仕事というものは、
全身を使っての、
からだまるごとからの仕事からのみ成り立つのだということ。
 
ひとつひとつの発声で自分自身の立ち位置が決定されてきます。
一文一文、
前方に限りなく広がっている空間にダイヴィングするように、
ことばを発していくことによって、
世界が変わっていくのです。
活路が開かれていくのです。 


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そして、もうひとつは、
小さなことを丁寧に描くことを、
いくつもいくつも積み重ねることによってのみ、
大きなことを表現することができるのだということ。
 
具体的なディテールをどんどん描き続けていくうちに、 
ぐわっと大きな感情の波が立ち上がってくる。
この作品の奥底に静かに流れているテーマの大きさに触れることができる。
 
今回の稽古においては、
わたしの方が、
パートナーの千晴にたくさんの細やかな示唆をもらい、
多くのことを学び、助けられました。
 
地に足をしっかりとつけて、
この手でしっかりと物を摑むが如く、
この目で見、
この耳でじかに聴くが如く、
汗を流し、
涙と血を流すが如く、
このからだを通してこそ響いてくるものを、
ひとつひとつ大事にすること。
 
どれほどのものが聴いて下さった方々と共有できたのか、
それは未知のものではありますが、
同じ時と場を共に創ることができたような、
そんなこの上ない充実感をわたし自身頂くことができました。
 
素晴らしいギター演奏をしてくれた清水さん。
司会を務めて下さった大原さん。
受付をひとりでやってくれた志穂ちゃん。
会場の外でお客様を誘導してくれた瓦吹さん、加藤さん。
お客様にお茶の用意をしてくださった愛さん。
暖かいこころでわたしたちの儀式を見守ってくださった石井牧師。
そして来て下さったすべてのお客様。 
皆さんのお蔭で公演は成り立ちました。
かさねがさね、本当にありがとうございました。
 
またこれからも言語造形の舞台を創りつづけていきますので、
どうぞ、どうぞ、よろしくお願いいたします。 

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2016年03月29日

一葉の書きし明治の世 〜4/2(土)樋口一葉『十三夜』神奈川言語造形公演〜


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今週土曜日の公演を迎えるにあたり、
昨年の秋の大阪での上演とは全く違うこころもちで、
わたしは今回の舞台を迎えています。
 
この作品の稽古を重ねるほどに、
この作品と出会えたことへの感謝が溢れてくるのです。
 
夫婦関係、男と女の関係というものの中で、
どうしても、
そのように動いてしまわざるをえない
力学のようなものがあり、
その力が自分自身の実生活と
見事に重なっていることに気づいたときの驚きは、
ここでもうまくことばに出来ずにいます。
 
人は理屈で生きているのではなく、情動で生きているということ。
 
そして、情でこそ生きる人生というものを、
おおぜいの人が理屈で処理しようとしはじめたのが、
もしかしたら明治という時代なのではないだろうか。
 
そして、その流れはいまだに続いていて、
つぎつぎと人のこころを死に追いやろうとしている・・・。
 
一葉がものしたこの物語に出会えたことによって、
わたしは、世界を、他者を、そして自分自身を、
無意識に理屈で処理しようとしている己れの性向に
歯止めをかけるチャンスをもらえたように実感しています。
 
 
  一葉の 書きし明治の世を思へば
  ゆゑわかなくに 眼(まなこ)潤み来  
                   吉井勇
 
 
この物語を皆さんが耳でお聴きになって、
全身でお聴きになって、
どのような人間像と人間ドラマが
立ち上がってきますでしょうか。
お楽しみいただけましたら、幸いです。
 
そして、この作品について、
皆さまの胸のうちに、新しく語りあいが生まれますこと、
そのようなことをも密かに希っております。
 
お待ちしております。
 
 
http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
■ 日時       
         2016年 4月 2日(土)
         開場14時 開演14時30分
 
■出演 
 
 語り : 諏訪耕志  諏訪千晴 
 
 ギター: 清水久芳
 
 
■会場
 
 日本キリスト教団 まぶね教会
 http://members3.jcom.home.ne.jp/4621641401/access.html
 
  小田急線「柿生」駅 南口より 約15分
  東急田園都市線「たまプラーザ」駅より 約35分
 
  ※会場は多少分かりにくいためHPでご確認ください。 
 
 
■ 入場
 
 ご予約  大人 3000円  中高生 1000円
 当日   大人 3500円  中高生 1500円
 
 
■ お申込みフォーム
 http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
 
■ お問い合わせ

 ことばの家 
 http://www.kotobanoie.net/access.html

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2016年02月28日

詩歌の学び 〜毎週火曜日の言語造形クラスのご案内〜



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言語造形の学びの三つの次第。

ひとつ、物語ること、お話しを語ること、ものをものものしく語ること。
ふたつ、演じること、ことばを交わし合い、身振りと身振りを重ね合うこと。
みっつ、詩歌を詠うこと、ことばのことばたるところに迫り、音韻にものを言わせ、情を顕わにすること。

この春からの毎週火曜日午前に行います言語造形クラスでは、
昨年度の演劇に引き続き、
みっつ目の詩歌を詠うことに取り組んでいきます。

詩歌を言語造形していく学び。
それは、ことばとこころの交響を聴いてゆく学びです。

何度も口ずさみ、
その詩歌が求めている息遣い、
間、強弱、リズム、手振り、身振り、
よりふさわしい調べを探ってゆきます。

詩歌に潜んでいる情とは、知性で考え出されるものではなく、
そのような繰り返しの練習の中からこそ生まれ出て、響き出ずるもの。

そうして、手繰り寄せられた調べが、
その詩歌に潜んでいる情をおのずと呼び出すのです。

我が国の詩歌には、
とりわけ古典的な詩歌には、
民族の願うところ、先人たちの悲願、歴史へのこころざしが、
ある沈痛な趣きで鳴り響いており、
その微かだけれども、確かに響いている調べを聴き取ること。
それが、わたしたちの大事、大切にするところです。

ひとりひとりが詩歌を軸に据えた小さな舞台作品を各々創ること。
その目標をもって、約一年間、火曜日のクラスを進めていきます。


日時:毎週 火曜日(月4回) 10:15〜13:15
講師:諏訪耕志
参加費: 月謝制 15,000円
会場:「ことばの家」帝塚山教室 http://www.kotobanoie.net/access.html#map

クラスにご参加される前に、おひとりおひとりお気持ちをお聴きする時間を持ちます。
ご関心のある方はお気軽にご連絡ください。

●お申し込み・お問い合わせ  「ことばの家」http://www.kotobanoie.net/access.html#map
 



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2016年02月22日

4/29(金・祝)第一回 ことよさしの会 〜生徒さんたちによる発表会〜


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演目・出演(敬称略):

「天地のはじめ〜イザナギとイザナミの国づくり」 南ゆうこ(水曜帝塚山クラス)
「アマテラス大御神の天の岩戸ごもり」 西京子(和歌山クラス)
「源氏物語(紫式部)」 北川三代(日曜帝塚山クラス) 
「神様(川上弘美)」 山崎方典(百年長屋クラス)
「青いスミレ(ルドルフ・シュタイナー)」 中西信子(和歌山クラス)
「やまなし(宮澤賢治)」 永井早苗枝(水曜帝塚山クラス)
「おんなのことば(茨木のり子)」 中川恵美(京田辺クラス)


日時:4月29日(金・祝) 午後1時半開演 4時終演予定

場所:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
            南海高野線「帝塚山」より徒歩5分
            上町線「姫松」より西南へ徒歩4分
            地下鉄四つ橋線「玉出」3番出口より東へ徒歩15分

参加費:500円 

お問い合わせ・お申込み:ことばの家 http://www.kotobanoie.net/access.html
※お席が限られていますので、ご予約先着20名様のみとなります。




ことばを全身で、全霊で、発するということの面白さ、魅力、深さ。
言語造形というものに触れ、それらのことに気づかれた方が、
「ことばの家」のクラスに通っておられます。

自分自身が知らず知らずのうちに持っていた癖や思い込みやさかしらなどを、
ゆっくりと脱ぎ捨てていく。

そうしていくことで、人は、
だんだんとことばそのものに沿うことができるようになっていきます。

ことばに沿うことができるとき、
人はことばの通い道となり、
その人とことばがひとつになりゆく。

ことばというもの、言語の精神、ことばの神、言霊(ことだま)・・・
様々な言い方ができると思いますが、
それが、この世に宿ることができるのは、ひとり人にのみです。

ことばは、そもそも、人によって創りだされたものではなく、
神によって人に授けられたもの。
 
その、ことば自体が希っているままに、
ことばをこの世に響かせていくこと。

それは、神の世から人に「ことよさし」されつづけている天職であり、
その天職を人から人へと、親から子へと、
引き継いでいくことが「天職相続」「祖(おや)のつかさ」
とも昔は云ったそうです。

そういった仕事を引き継いでいくことこそが、
人の世を平和になしていく、ほとんど唯一の道であることを、
我が国の神代の語りはわたしたちに今も伝えようとしていると感じています。

そのことよさしされている仕事の代表的なものが、
日本の神話では、米作りであると語られていますが、
ことばを発するという仕事も、
おそらく大事な天職ではないかと感じています。

わたしたち「ことばの家」は、
そういう精神のもとに仕事をし続けているのですが、
この春から、
各クラスに分かれて研鑽を積んでいる生徒さんおひとりおひとりが集い、
ことばを発する喜び、
ことばを聴く喜びを、
分かち合い、刺激し合い、励まし合う、
そんな場を定期的に(一年に一度、二度?)開いていくことで、
天職としての、
ことよさしされている仕事としての、
言語造形という道を歩いていく喜びを祝い合う機会を持っていきたいと考えています。
 
そのことよさしされている仕事とは、
お金をそれによって稼ぐという意味では必ずしもないですが、
誰にも頼らず、組織にも寄りかからず、
たったひとりで始める仕事です。
しかし、きっと、世から、社会から、
必要とされるたったひとりになりゆく道です。 


まずは、第一回目としまして、昭和の日である4月29日(金・祝)に行います。
まだ言語造形に触れていない方も、
これまで公演などで言語造形にすでに触れられた方も、
そして勿論、言語造形の稽古に通っている方々も、
ぜひ、奮ってご参加ください。
こころから熱くお待ちしております。



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2016年02月21日

古い日本語 〜『安達原』発表会終わりました〜


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発表会『安達原』、昨日終えました。
 
この『安達原』のことばは、おおよそ500年前のものです。
 
「分からないことばであっても、
音楽のように聴いていただければ」
 
開演前に、そう観客の皆さんにお伝えしました。
 
今を生きているわたしたち日本人が、
勉強から始めるのではなく、
昨日のような芸術を通して古い日本語に親しむ。
 
外国語も大切ですが、
古い日本語に親しむことを大事にし、
自分の住んでいる国の文化、歴史、伝統を、
そして、「もののあはれを知ること」を、
愛することを学んでいく。
 
それは、日本語で言語造形をしているわたしたちに、
ことよさしされている仕事であります。
そんなことを実感することのできた一日でした。
 
『十三夜』公演の時にも実感したことなのですが、
古い日本語の作品を現代語訳しなくとも、
言語造形をしていくならば、いまの人にも確かに迎えられる。
 
満員のお客様、二時間近くの間、
じっと聴き耳を立てて下さっていることを感じました。 
 
雨の中、聴きに来て下さった皆さん、
全身全霊で演じてくれた仲間たち、
本当にありがとうございました。

諏訪千晴のブログに、公演後に寄せられたご感想の一部を掲載させてもらっています。
http://suwachiharu.seesaa.net/article/434169101.html


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2016年02月15日

2/20(土)言語造形演劇クラス発表会『安達原』


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今週の土曜日、2月20日の「ことばの家」言語造形演劇クラス発表会、
『安達原』が迫ってきました。
 
この『安達原』は能のテキストであり、
諸研究家によるそれぞれの論があり、
諸流派によるそれぞれの演出がありますが、
このたびの舞台は、
それらのすべての論、すべての演出から離れて、
ことばの芸術作品として、
ただただ戯曲に記されていることばにシンプルに沿うことを試みています。
 
ことばの響きに応じて、
息遣いに応じて、
どう足を運ぶのか。
どう振る舞うのか。
どうことばを発するのか。
 
ことばの響きに、繰り返し、繰り返し、耳を傾ける。
そのような稽古を通して、
だんだんと、どうすればいいのかという、
その戯曲に秘められている秘密が明かされてくる。
 
そうして、演じている者たちは、
この『安達原』という存在が、
いかなる内実を蓄え、
いかなる念いと祈りを発信し、
いかなる精神をのちの代まで貫こうとしているかを、
知るのです。
 
『安達原』は生きています。
 
ことばというものは、
当たり前のもの、口を開けばおのずと出てくる自然のもの。
 
しかし、言語造形を通して、
わたしたちは、自分自身の取り組みいかんによって、
ことばはいくらでも深みを見せてくれるのだということを、
驚きつつ学んでいます。
 
一本一本の糸のようなひとことひとことのことば。
そのひとつひとつのことばが織りなし合わされて、
ひとつの作品になるとき、
それは、ひとつの織物の仕上がりを目の当たりにするようです。
しかし、それは、完成などとは云うには遠い、
とことわの試みです。
 
演者ひとりひとりが、
いかに己れみずからを素直な糸の通り道としていくかを試み続ける。
 
それによって、今回も、
演劇という、ことばの芸術、対話の芸術を織りなしていきます。
 
わたしどもの永い試みのひとコマを、
味わっていただけたらと希っています。
 
 
■ 日時      
2016年 2月 20日(土)
開場14時 開演14時30分

■出演      
語り 『蛇の輪』 : 諏訪耕志  
演劇 『安達原』 : 鹿喰容子 諏訪千晴 中将ゆみこ 村上恭仁子
           堀内亜紀 (龍笛)

■ 会場       
クレオ大阪中央 4階 セミナーホール
http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/access.html
四天王寺前夕陽ヶ丘駅(地下鉄谷町線) 1・2番出口から北東へ徒歩約3分

■ 入場
ご予約    1000円 (中学生以上)
 当日    1500円

■ お問い合わせ・お申込み  ことばの家
http://www.kotobanoie.net/pray.html#adachi

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2016年02月06日

春【百年長屋・言語造形教室午前クラス】の新設に向けて体験講座


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2016年春【百年長屋・言語造形教室午前クラス】の新設に向けて
言語造形体験ワークショップを開催いたします。
からだとこころを目一杯動かしながら、朗読・語りに挑戦してみませんか?

書かれたことば。それらは印刷されて紙面にじっとしています。
しかし、私たちが自身の声を通してそれらのことばを響かせるとき、ことばは甦ります。
からだをまるごと使って、息を解き放つように声を響かせることによって、
ことばに生命が通い出します。

ことばを生きる 〜朗読と語りの体験レッスン〜

@2月27日(土) 10時〜12時30分
A3月26日(土) 10時〜12時30分
※その後第四土曜の午前に月1回のクラスを開く予定です。
4月のみ第三土曜日の16日開催になります。


定員6名 連続でも1回だけでも受講できます。

講習費 1回4000円(お茶菓子つき)

持ち物 声に出してみたい作品をひとつ。
(物語・昔話・詩・落語・戯曲などどんなものでも構いません)

講 師 諏訪耕志(ことばの家主宰)。 
 
お申し込み お問い合わせ「ことばの家」まで
06−7505−6405(fax&tel)
e-mail info@kotobanoie.net 

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2016年02月05日

初国小さく作らせり 〜滋賀講演『ことばと子どもの育ち』のご感想〜


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初国(はつくに)小さく作らせり。
 
我が国における「国」とは、
そもそも、自分たちが米作りをする土地のこと。
 
自分たち自身を養うための限りはおのずから定まってきて、
それは小さいものであり、
その小ささのなかにこそ、
豊かさは息づきます。
 
若い人たちで農に立ち返る人が増えて来ているということ。
その人たちのこころの深みにどのようなものが胎動しているんだろう。

暮らしを素朴なものにしてゆくほどに、
生きることのうちで本当に大事にしたいものが見えてくる。

暮らしのリズミカルな繰り返し。
その手足の動きが、おのずと、話すことばにいのちを注ぎ込んでいた、
小さな初国であった我が国。

いま、ふたたび、ひとりひとりが、どのような初国を創っていくことができるだろう。
 

先日させてもらった滋賀での講演『ことばと子どもの育ち』を聴いて下さった、
たかたまさん、
http://tamairo.jugem.jp/?eid=1158#sequel

そしてsallygardenさんの文章
http://sallygarden.hatenablog.com/entry/2016/01/24/063924
シェアさせていただきます。

 
まっすぐで、柔らかなこころ。
たかたまさん、sallygardenさんはじめ、
そんな人たちにたくさん出逢えて、本当に嬉しかった。
 
以前、大阪箕面のシュタイナー幼稚園で、
先生をされている山崎さんが語ってくださった『お話のお宮』のことを想い出しながら、
その講演では話させてもらったんです。
http://kotobanoie.seesaa.net/article/394581885.html
 
たかたまさん、sallygardenさん、どうもありがとうございます。

posted by koji at 09:17 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする