[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2018年05月14日

名張市での言語造形クラス第一回目でした


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今日は、三重県名張市での言語造形クラス第一回目でした。
 
ことばとは、そもそも芸術である。
 
芸術とは、人と世の秘密を披いていくものである。
 
そんなことばから、今日のクラスを始めました。
 
ことばとは、その発声に取り組めば取り組むほど、ことばそのものの秘密、それを発声してゐる人の秘密、そのことばによつて描かれようとしてゐるものごとの秘密を、だんだんと明かすやうになる、まさしく神から人だけに与へられてゐる「自然」です。
 
そんなことばをすぐに直感で理解してくれる人たちばかりでした。
 
日本に於いて芸術とは、すべて、「道」です。
 
今日は、その「道」の入り口を少し覗いてみる時間でした。
 
今日が記念すべき第一回目のクラス。長く「道」を歩いて行くクラスになればいいなあと思ひます。
 
 
さう言へば、わたしがまだ若くて、随分精神的に未熟だつた頃、フォルメン線描といふ、シュタイナー芸術のレッスンに出た時、わたしが、今から思えば非常に「つまらない」質問を先生にしたことを想ひ出します。
 
すると先生は、「づべこべ言はずに、手を動かせ」と厳しくわたしに言ひました。
 
まだ三十代前半の若い女の先生でしたが、なぜだか、すぐにわたしは羞恥心と共に、「これは、道なのだ」と直感しました。
 
わたしは、日本人のさういふ先生に教へてもらへたことを幸運に思ひます。
 
言語造形も、「道」です。
 
わたし自身が、その「道」をしつかりと歩いて行くための稽古を毎日続け、さうして、毎日、少しづつでも、ことばといふものの秘密を披いていくことこそが、わたしに、ことよさしされてゐることなのです。
 
 

 
 
●名張言語造形クラス 
 
毎月第2月曜日 10時〜12時30分
(今年度は、10月、1月、2月、3月のみ、第三月曜日)
 
参加費  
学期の最初に学期ごとの参加費(4000円×回数分)をまとめてお支払いいただきます。(お休みの際、返却はできませんのでご了承ください)(講師料、場所代含む)
     
初回体験 4500円
 
お申し込みは
 
1期/ 5月14日、6月11日、7月9日 (8月はお休み)
2期/ 9月10日、10月15日、11月12日、12月10日
3期/ 1月21日、2月18日、3月18日

 
持ち物 各自、声にしたい作品をお持ちください
 
場所  名張市桔梗が丘 「ゆいのいえ」
(お申込みいただいた方に詳しい住所をご連絡させていただきます)
 
お問い合わせ お申込み 
メール yuju30@hotmail.com(南)
電話 06-7505-6405 (ことばの家 諏訪)
 

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2018年04月30日

『古事記(ふることぶみ)の精神』ありがたうございました


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本日、『古事記(ふることぶみ)の精神』、ご参加下さつた皆様、どうもありがたうございました。
 
今回のやうに、日本の古典作品を原文のまま、言語造形を通して表現していくことで、神々への信仰と文学との新しい結びつきの可能性を、様々な面で提示していくことは可能だろうか。そして、わたしたちの文化に、新しい寄与ができるのではないか。
 
そんな問いをもって今日の会に臨んだのですが、その可能性を感じ取つて下さつた方が多数ゐて下さつたことが、わたし自身にとつても驚きと喜びでありました。
 
新しきを産み出すためには、古きをたづねることが実は欠かせないこと。
 
時代は変はつて来てゐるのですね。
 
少し以前なら、かういふ試みは「堅苦しい、難しい、重苦しい」と避けられるだけでした。
 
いま、かういふ試みが、まともに受けとめられるやうになつてきました。
 
わたしたち現代人が、ことばの芸術を楽しみ、またその淵源を古典に探り求め、そこから不滅の活力を汲み出して来る。
 
そんな文化の復興をこころざすことで、おのづから、これからの若い人たち、子どもたちに、歯応えのあることばの芸術を提供できる。
 
そんな仕事を始めていく。
 
その第一日目だつたやうに感じてゐます。
 
発表会を全力で務めあげた、中田ゆかりさん、高橋好美さん、クリスタル・ボールを演奏して下さつた玉井澄恵さん、本当にありがたうございました。そしてお疲れ様でした。今日は、ゆつくりとお休みください。
 
また、今日の日をきつかけに、新たなムーブメントが始まりさうです。
 
皆さま、かさねがさねですが、本当にありがたうございました。
 

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2018年04月28日

『名張言語造形クラス』のお知らせ


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文学をからだまるごとで表現し、からだまるごとで味はふ。
古くて新しい言語造形といふ芸術。
三重県名張での新しいクラスです。
一度、体験参加にお越しになられませんか。

 
毎月第2月曜日 10時〜12時30分
(今年度は、10月、1月、2月、3月のみ、第三月曜日)
 
参加費 
お申し込みは学期の最初に学期ごとの参加費(4000円×回数分)をまとめてお支払いいただきます。
(お休みの際、返却はできませんのでご了承ください)(講師料、場所代含む)
初回体験 4500円
 

 
1期/ 5月14日、6月11日、7月9日 (8月はお休み)
2期/ 9月10日、10月15日、11月12日、12月10日
3期/ 1月21日、2月18日、3月18日

 
持ち物 各自、声にしたい作品をお持ちください
 
場所  名張市桔梗が丘 「ゆいのいえ」
(お申込みいただいた方に詳しい住所をご連絡させていただきます)
 
お問い合わせ お申込み 
メール yuju30@hotmail.com(南)
電話 06-7505-6405 (ことばの家 諏訪)
 

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2018年04月27日

5月6日(日) あめの香具山で萬葉集の歌を歌はう


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天の香久山、山上より、畝傍山、そして遥か向かうに二上山、葛城山、金剛山を望む。

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天の香久山を見上げて

5月6日(日) 午前10時15分にJR桜井線「香久山」駅改札に集合。
 
そこから香具山目指して歩いて約30分。
 
麓から山上までおほよそ15分。
 
天の高天原から降りてきた山といふ伝説が語られてゐる天の香具山。
 
その山上から、大和の風景を見晴るかしつつ、ご一緒に萬葉集の和歌を声に出してみませんか。
 
お昼ご飯は、「香久山」駅付近で取る予定。 
 
お昼ご飯の後、解散予定。
 
雨天中止。  
 
参加費: 無料
 
お申込み: ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/
 
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天の香具山 山腹にまします伊弉冊神社

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天の香久山の山腹にまします伊弉諾神社

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 春過ぎて夏来たるらし白布の衣ほしたり天の香具山 持統天皇




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2018年04月26日

4月30日(月・祝) 『古事記の精神 ワークショップと発表会』のご案内


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来週月曜日(祝)に大阪の阿倍野で行はれる『古事記の精神』のご案内です。
 
我が国の第一の古典「古事記」には、宇宙のはじまり(あめつちのはじめ)、そして日本といふ国のはじまりが語られてゐます。
 
それは、神々の物語りであり、さらにはこの国の精神を伝へる、まことの意味での歴史書であり、人生を根柢で支へる、まことの文学書であります。
 
現代を生きるわたしたちにとつて、この古典は何を意味するのでせうか。
 
共に、語りあひ、考へ、そして言語造形を通してご一緒に原文を声に出して響かせてみませう。
 
最後には、「ことばの家 諏訪」において稽古を重ねて来たお二人の生徒さんによる発表会をいたします。
 
「天地(あめつち)のはじめ」から「イザナギ・イザナミのくだり」に至る、「古事記」原文そのままの語りを詩劇といふスタイルで、観て聴いていただきます。
 
「古事 (ふること) 」を描く「古言 (ふること) 」の力を直接、感じていただけたらと希つてゐます。
 
そして、かういふ古典を、未来を生きていく子どもたちに親しんでもらひ、そのまま原文の文章を口ずさんでもらへるやう、何らかの形で教育に働きかけていくことができたら、この日がそのためのひとつのきつかけになつたら。
 
そんなわたしたちの国語教育、歴史教育、その仕事の第一日目としていきます。
 

 
●言語造形ワークショップ: 諏訪耕志
 
●言語造形発表
中田ゆかり
高橋好美
 
●クリスタルボール演奏
玉井澄恵
 
●日時: 
4月30日 (月・祝) 
13時45分開場 14時始まり 16時終了予定
 
●場所: 
大阪市阿倍野区民センター一階 集会室1
http://abeno-cc.net/facilities/access_map
地下鉄谷町線「阿倍野」駅E号出口から南へ100m
阪堺電車上町線「阿倍野」駅から南へ180m
地下鉄御堂筋線「天王寺」駅から南へ800m
 
●参加費: ご予約3000円  当日3500円
 
●お問い合わせ・お申込み: 
「ことばの家 諏訪」 
https://kotobanoie.net/access/
 

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2018年04月25日

初めての『和歌(やまとうた)を学ぶ会』

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藤原宮跡から見はるかす天の香久山

今日は、初めての『和歌(やまとうた)を学ぶ会』。

この会を始められたこと。
 
その喜びは、わたしにとつて物凄いものです。

古来からのことばの芸術、和歌を学ぶ道は、日本語の粋を生きることであり、日本といふ「歌の国」「ことばの国」を再興していく密やかな道だからです。

宮廷には、古来、勅撰和歌集の撰述などを行ふために「和歌所(わかどころ)」といふ役所が設へられてゐました。
 
そこは、国を支える「ことばの精神」「言霊の風雅(みやび)」が磨かれた、文化の文化たるところが生まれるところだつたのです。

ここ「ことばの家 諏訪」は、全くの在野であり、草莽であり、初心者でありますが、その「和歌所」の精神を言語造形をもつて甦らせたいと熱望してゐるものです。

さういふ熱望が、やうやく最初のかたちを見たのが、今日でした。

参加して下さつた方々には、本当にこころからの感謝を感じます。


 
『萬葉集』といふ我が国最古の詩歌集に取り組むことから始めてゐます。
 
この詩歌集が、なぜ、我が国の「古典」でありつづけてゐるのか。
 
第一回目の今日は、その根本のところを踏まえつつ、ふたつの御製歌(ときの天皇が詠まれた歌)を朗唱することを通して萬葉集の学びを始めました。

日本の国の歴史を貫く精神を学ぶこととともに、和歌を全身全霊で声に出して響かせて、表現していくといふ体験。

それは、わたしたち現代人のこころとからだに、昔の日本語芸術の魅力を直感、体感させます。

さうして、学び続けるひとりひとりから、己れのまごころの表現として、ことばが歌われていくこと。

ここから、新しいことばの力・詩歌の輝きが生まれ出づること、国語芸術がいやさかに栄えていくこと。

それらのことに向かつて修練を重ねていきたいと考へてゐます。

毎月第四水曜日の午前、『和歌を学ぶ会』。

ご関心を持たれた方、どうぞ、一度、体験にいらしてください。

お待ちしてゐます。

https://kotobanoie.net/yamatouta/


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2018年04月20日

Mitteの庭

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今日は、和歌山の岩出にて「Mitteの庭」主催の初めてのアントロポゾフィーの学びの会。
 
皆さん、どうもありがたうございました。
 
ミヒャエラ・グレッグラーさんの講演録『両親の問診時間』の中の「健康のとき、病気のとき」といふ章を読み解く時間。
 
子ども時代に、こころの三つの働き「欲する」「感じる」「考へる」が育まれないことで、こころの不具合ばかりか、からだの病の前提を作つてしまふ、といふこと。
 
わたしからの講義と共に、皆さんからのシェアリングのお話しひとつひとつが濃く厚くリアリティーに満ち溢れてゐて、わたし自身、感じるところ深厚なるものがありました。
 
かうして、ことばを丁寧に交し合ひながら、想ひや情をかたちにしていく練習でもある、この勉強会。
 
近くにお住まひの方で、ご関心のあられる方、どうぞご連絡下さい。
 

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2018年04月16日

萬葉集のはじまりの歌 〜和歌を学ぶ会へのご案内〜

 
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今日も、名張から大阪難波に向かふ電車から萬葉歌の故郷の地を眺める

4500首以上の歌を集めた萬葉集のはじまりの歌。それが、第21代 雄略天皇の御製歌です。天皇のお歌をはじまりに置いたのは、編纂者 大伴家持の明確な意思の表現でありました。
 
おひとりの天皇に通ふ、ありあまる神の力、その男性的な力。それは、国の産業の中心である米作りをその年その年の豊作へと導きもすれば、男と女の間の愛を高め、むすび(産みなす力)へと導き、国をいやさかに栄へさせてゆく原動力なのでした。
 
萬葉集は、そのやうな国の原動力、源泉としての天皇(すめらみこと)への信仰と思想を土台にした詩歌集です。
 
萬葉集のはじまりの歌は、そんな天皇による妻問ひの歌です。 
 
 
 
泊瀬の朝倉の宮に天の下しろしめしし天皇の代 
天皇のみよみませる御製歌
 
籠もよ み籠持ち 堀串もよ み堀串持ち
この丘に 菜摘ます子 家告らせ 名のらさね
そらみつ 大和の国は 
おしなべて 吾こそ居れ
しきなべて 吾こそ座せ 
吾をこそ 夫とは告らめ 家をも 名をも

 
 
 
雄略天皇の泊瀬の朝倉の宮跡と推定されてゐる地へと登り、そこでこの歌を朗唱すると、向かうには天皇が見晴るかされた忍坂山、倉橋山が聳えてゐます。
 
南に開ける狭い裾野を見下ろしながら、千五百年以上前にもここに雄略天皇が立たれ、菜を摘む美しい乙女に妻問ひの歌を歌はれたのだと、想像力を働かせながら、萬葉集のはじまりのその歌とひとつになる。
 
そのとき、歌のもつ春の息吹き、創造力、生産力、生殖力、むすびの働きが言霊となつて、日本といふ国を支へてきたこと、そして、いまも、これからも、支へ、育んでいくのだ、と強く念つたのです。
 
そのやうに、歌とひとつになる、ことばとひとつになる。
 
さうして、ことばの息吹きを復活させていく。
それが、わたしたち『ことばの家 諏訪』の仕事です。
 
 

●和歌(やまとうた)を学ぶ会
 
萬葉集の歌をひとつひとつ言語造形していきながら、日本の和歌をからだまるごとで学んでいきます。
 
さうして、自分自身に、ことばの美、言霊の風雅(みやび)が通ひ、自分自身のこころの底から自分自身の歌が迸り出てくることを目指して、修練を積んでいきます。
 
和歌の実作にも挑んでいきませう。
 
 
毎月第四水曜日 午前10時から12時半まで
ことばの家 諏訪にて ↓
https://kotobanoie.net/yamatouta/
 
 
 
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ありがたうございました!名張言語造形を体験する会


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今日は、三重県名張市桔梗が丘での言語造形の会。
 
初めての方々と一緒に息を合はせ、からだを動かし、声を出しました。
 
南 ゆうこ (Yuko Minami)さんの語りや朗読を以前聴かれて、「これは他の朗読や語りとは、どこか違ふ」と感じられた方々が集まつて下さつたのです。
 
また、その南さんと言語造形を学び続けてゐる森野友香理さん、そしてわたしとで、日本の昔話や和泉式部日記といふ古典作品を言語造形の小舞台として皆さんに聴いてもらひました。
 
皆さん、言語造形がもたらすことばのダイナミズムと空間の変容を感じて下さつたやうです。
 
南さん、森野さん、来て下さつた皆さん、そして会場をお貸しくださつた佐藤さん、本当にありがたうございました。
 
これから毎月第二月曜日の午前と午後、ここで言語造形のクラスが開かれます。
 
お近くにお住まひの方で、ご関心あられる方、どうぞご連絡をください。

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2018年04月15日

新学期。『普遍人間学』講座と言語造形。 


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「ことばの家 諏訪」での『普遍人間学』(ルドルフ・シュタイナー)講座。今日は第六講の前半を講義させてもらひました。
 
お集まりの皆さんの熱心さが、わたし自身とても嬉しい。
 
人を、こころ・精神・からだ、と三つに分けて見てとる。
 
第五講までは、こころを観て取る観点から、人とはどういふなりたちをし、どういふ働きをしつつ、生きてゐるかといふことを学んできたのですが、この第六講からは、人の精神を観ていくことになります。
 
精神から人を観る練習をしていくことで、わたしたちは、自分自身のあり方を顧み、さらに己れの意識と他者の意識のありやうに意を注ぐことを学び始めます。
 
とりわけ、子どもの傍にゐるときのわたしたち自身のあり方を学ぶことになります。
 
毎月第三日曜日、午前が『普遍人間学』で人を観る練習、午後が『言語造形』でことばを聴く練習、話す練習をしてゐます。
 
来月は、引き続き、第六講の後半を学んでいきます。
 
ご関心があられる方、詳しくはこちらをご覧ください。↓
https://kotobanoie.net/tue/



【ことばの家 諏訪 平成三十年度クラスのご案内】
 
●言語造形クラス
https://kotobanoie.net/spra/

●和歌(やまとうた)を学ぶ会
https://kotobanoie.net/yamatouta/

●生誕劇を演じるクラス
https://kotobanoie.net/spra/#pageant

●言語造形で甦る我が国の神話と歴史クラス
https://kotobanoie.net/spra/#kojiki

●日本の言霊を味わうクラス(講師:諏訪千晴)
https://kotobanoie.net/kototama/

●普遍人間学そして言語造形を学ぶクラス
https://kotobanoie.net/tue/

●名張・言語造形を体験する会『ことばを聴く 語る』

講師: 
諏訪耕志 (「ことばの家 諏訪」主宰 )

日時: 
4月16日(月) 10:00〜13:00

場所:
三重県名張市内 (お申込み頂いた方に詳細をお知らせします)

参加費: 
3,000円

お問い合わせ・お申込み: 
ことばの家 諏訪 
 e-mail info@kotobanoie.net
 Tel 06-7505-6405

プログラム:
10:00 お話しを語るワークショップ
(言語造形を体験していただきます)

12:00 お話しに耳を澄ます朗読会 
(言語造形による語りを聴いていただきます)

「風呂に入るお地蔵さん(名張の昔話)」 南ゆうこ
「和泉式部日記」より 森野友香理
「蛇の輪(創作昔話)」 諏訪耕志

12:45 シェアリング

(全員で感想を語りあい聴きあいましょう)

13:00 終了

 

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2018年04月14日

和歌山の岩出「演劇塾」始めました


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今日から和歌山の岩出にて、再び「演劇塾」始めました。
 
五年ぶりに復活です。
 
歌を歌ふこと、日本の古いことばの芸術「和歌」を唱へること、詩を全身からの身振りを伴つて声にしてみること。
 
そんなことから始めながら、演劇にだんだんと入つていきます。
 
大人が舞台芸術に喜びをもつて真剣に取り組んでゐる姿をみる子どもたち。
 
いつしか自分たちもせりふを言つてみたい、演技をしてみたい、舞台に立つてみたい・・・。
 
そんな風に子どもを導いていきつつ、大人たちが共に力を合はせて劇を創つてゆく演劇塾です。
 
近在にお住まひの方でご関心のあられる方、どうぞご連絡ください。
  
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五年前の演劇塾公演の様子

 


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2018年04月11日

現代の和歌所『和歌(やまとうた)を学ぶ会』のお知らせ


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月に一度の『和歌を学ぶ会』のお知らせです。

この「やまとうたを学ぶ会」では、諏訪耕志による解説を交えながら、言語造形を通して全身で歌ふことで、萬葉集の和歌をひとつひとつ味はつていきます。
 
それは、ことばの学びでありつつ、日本の歴史の学びであり、日本の精神、大和魂を想ひ起こす学びなのです。
 
古来の日本のことば遣ひにからだまるごとで馴染んでいくこと。

それは、今のわたしたち自身のことば遣ひを洗練させていくことへと繋がります。
 
わたしたち自身の詩を産み出す原動力になります。

あたらしい日本語を産み出すべく、共に古きやまとうたの学びを始めていきませんか。
 
まづは、一度、体験で、どうぞいらしてください。
 
 
  

『和歌(やまとうた)を学ぶ会』
 
日時:
第四水曜日 午前10時より12時半
 
場所:
ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/
 
参加費:
単発 4000円  四回連続 14000円
 
お問ひ合はせ・お申込み:
ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/
 


日本人のこころの奥の奥にあるものは、どうしても古来の日本のことばでしか言ひ表せない。
 
やまとことばでなければ日本人のこころが感じる感覚を充分に表現できない。
 
こころの内に生まれたまことのこと、まごころが、表現できたのは、やまとことばによる歌、やまとうた、和歌といふものによつてでした。
 
それらのことが意識され出したのは、やはり大陸からの新しい文明が怒涛の如き勢ひで入つて来て、次々にわたしたち日本人のそれまでのものの考へ方、日々の暮らし方がなり変はり始めて、約二百年経つた頃です。
 
さうして、今から約一千三百年前、わたしたち日本人は、次のことをはつきりと意識しました。
 
古くからのやまとうたを収集しよう。さうしなければ、やまとことばは外来語に駆逐されてしまふ。やまとだましひは外来文化に駆逐されてしまふ。ことばが失はれ、文化が失はれ、やがて、国が失はれてしまはないやう、古来から詠はれ続けてきた、やまとうたを収集しよう。
 
さうして生まれたものが、萬葉集です。
 


【ことばの家 諏訪 平成三十年度クラスのご案内】
 
●言語造形クラス
https://kotobanoie.net/spra/

●和歌(やまとうた)を学ぶ会
https://kotobanoie.net/yamatouta/

●生誕劇を演じるクラス
https://kotobanoie.net/spra/#pageant

●言語造形で甦る我が国の神話と歴史クラス
https://kotobanoie.net/spra/#kojiki

●日本の言霊を味わうクラス(講師:諏訪千晴)
https://kotobanoie.net/kototama/

●普遍人間学そして言語造形を学ぶクラス
https://kotobanoie.net/tue/

●名張・言語造形を体験する会『ことばを聴く 語る』

講師: 
諏訪耕志 (「ことばの家 諏訪」主宰 )

日時: 
4月16日(月) 10:00〜13:00

場所:
三重県名張市内 (お申込み頂いた方に詳細をお知らせします)

参加費: 
3,000円

お問い合わせ・お申込み: 
ことばの家 諏訪 
 e-mail info@kotobanoie.net
 Tel 06-7505-6405

プログラム:
10:00 お話しを語るワークショップ
(言語造形を体験していただきます)

12:00 お話しに耳を澄ます朗読会 
(言語造形による語りを聴いていただきます)

「風呂に入るお地蔵さん(名張の昔話)」 南ゆうこ
「和泉式部日記」より 森野友香理
「蛇の輪(創作昔話)」 諏訪耕志

12:45 シェアリング

(全員で感想を語りあい聴きあいましょう)

13:00 終了

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2018年04月06日

4月16日(月)名張での言語造形体験会「ことばを聴く 語る」


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三重県名張市で、言語造形を体験する会「ことばを聴く 語る」を4月16日(月)に開催します。
 
南 ゆうこ (Yuko Minami)さんの今回語る昔話「風呂に入ったお地蔵さん」は、ユーモアと神秘が重ね合はされたとても趣深いもので、南さんがそのお話しを時に小気味よく、時に息遣ひ豊かにゆつたりと語つてくれます。その味わい深さは格別のものです。
 
森野友香理さんによる「和泉式部日記」。平安時代の女性と男性の恋のやりとりを描いていますが、その情熱ともどかしさは、いまと全く変わらないリアリティーを持つてわたしたちに迫つてきます。森野さんが、現代語訳と原文両方を語つてくれます。
 
わたしも短いお話し「蛇の輪」を語らせてもらひます。
 
ことばを話し、語ること、そこには、思いも知らなかつた深みが潜んでゐます。
 
前半がお話しを語るワークショップ、後半が昔話を聴いていただく時間です。
 
子どもたちに絵本の読み聞かせや物語りをされてゐる方、ことばに興味のある方、ことばと子どもの成長に関心のある方、どうぞ、お気軽にお越しくださいね。 
  

以下、南ゆうこさんのブログの記事からの転載です。
https://yuju.exblog.jp/29701822/
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●日時: 4月16日(月) 10:00〜13:00

●講師: 諏訪耕志 (ことばの家 諏訪)

●場所: 三重県名張市 (お申込みいただいた方に詳細をお知らせします)

●参加費: 3000円

●お申込み: ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/ 
TEL06-7505-6405
e-mail info@kotobanoie.net

●お問い合わせ お申込み
こちらにしてくださっても
大丈夫です
yuju30@hotmailcom

●プログラム:

10:00 お話を語るワークショップ
    (言語造形の体験)   
12:00 お話に耳を澄ます朗読会
    (言語造形による語りを聴いていただきます)
    「風呂に入るお地蔵さん」南ゆうこ
    「和泉式部日記」より 森野友香理
    「蛇の輪 (創作昔話) 諏訪耕志
12:45  シェアリング 
13:00  終了

語りがうまくなりたい 人との会話が苦手 昔話が好きだった     
入口はいろいろあると思うのですが 
「気になる」と思われたら
どうぞお問い合わせください
 

posted by koji at 08:10 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月20日

今日の体験講座のご報告

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今日の言語造形体験講座。

またも、素晴らしい参加者に恵まれた、素晴らしい時間でした。

ことばの生命力。

ことばの美。

和歌や詩を朗唱し、昔話を語る。

そのときの漲る感情、喜び、解放感、躍動感。

こころが、ことばのことばたるところに触れるとき、人は甦ります。

さういふものを求めて、「ことばの家 諏訪」まで足を運ばれ、たつぷりと、ことばの世界に浸ることで、こころを甦らせて帰つていかれる。

講師のわたし自身も、見事なまでに、こころが甦る。

また、参加者の方々のバックボーンを聴かせていただく。
 
このことばの芸術に触れ、この芸術に取り組むまでに、様々な人生体験を経られてきた、その来し方をじつくりと聴かせてもらふ。

その、ことばのやりとり、聴きあふその時間。それは、人がこころを開いて交わりあふ、掛け替えのない時間でもある。

今日の体験講座に来て下さつた方々に、こころから感謝します。ありがたうございました。

来週の火曜日27日にも体験講座を行ひます。

ご関心のあられる方、ぜひ一度、足をお運びください。
言語造形を通して、ことばの力、ことばの美を体験してみませう。

そして、ことばの芸術の世界へ、言霊の風雅(みやび)の道へと、一歩、踏み込んでみませんか。


●講師:諏訪耕志
https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji


●日時 3月27日(火)14時半から17時半


●場所 「ことばの家 諏訪」 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20 
南海高野線「帝塚山」徒歩5分
https://kotobanoie.net/access/


●参加費 1回 4000円


●お問合はせ・お申込み 「ことばの家 諏訪」 
https://kotobanoie.net/access/


posted by koji at 19:22 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月16日

ラジオ番組「しぃーん〜walking with you〜」にて


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今日、大阪の門真にあるゆめのたね放送局に伺はせていただき、中田 ゆかり (Yukari Nakata)さんの番組「しぃーん〜walking with you〜」に出演、言語造形のこと、『古事記』のこと、お話しさせてもらひました。
 
パーソナリティーの中田さんの導きが素晴らしくて、本当にリラックスして話しをすることができました。中田さん、ありがたう!
 
放送は、4月の第1〜4水曜日の夜8時〜8時半です。
「ゆめのたね放送局・関西チャンネル」
http://www.yumenotane.jp/kansai-mon
ぜひ、お聴きください!
  
来月30日にする言語造形ワークショップ&発表会『古事記の精神』のことを中心に、その発表会に出演する中田さん、高橋さんとともにお話ししてゐて、あつといふ間の30分でした。
http://kotobanoie.seesaa.net/article/457976745.html



【ことばの家 諏訪 平成三十年度クラスのご案内】
 
●言語造形クラス
https://kotobanoie.net/spra/

●和歌(やまとうた)を学ぶ会
https://kotobanoie.net/yamatouta/

●生誕劇を演じるクラス
https://kotobanoie.net/spra/#pageant

●言語造形で甦る我が国の神話と歴史クラス
https://kotobanoie.net/spra/#kojiki

●日本の言霊を味わうクラス(講師:諏訪千晴)
https://kotobanoie.net/kototama/

●普遍人間学そして言語造形を学ぶクラス
https://kotobanoie.net/tue/

●名張・言語造形を体験する会『ことばを聴く 語る』

講師: 
諏訪耕志 (「ことばの家 諏訪」主宰 )

日時: 
4月16日(月) 10:00〜13:00

場所:
三重県名張市内 (お申込み頂いた方に詳細をお知らせします)

参加費: 
3,000円

お問い合わせ・お申込み: 
ことばの家 諏訪 
 e-mail info@kotobanoie.net
 Tel 06-7505-6405

プログラム:
10:00 お話しを語るワークショップ
(言語造形を体験していただきます)

12:00 お話しに耳を澄ます朗読会 
(言語造形による語りを聴いていただきます)

「風呂に入るお地蔵さん(名張の昔話)」 南ゆうこ
「和泉式部日記」より 森野友香理
「蛇の輪(創作昔話)」 諏訪耕志

12:45 シェアリング

(全員で感想を語りあい聴きあいましょう)

13:00 終了


posted by koji at 19:02 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月15日

4月30日(月・祝)『古事記の精神』言語造形ワークショップ&発表会のお知らせ


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『古事記の精神』
言語造形ワークショップ&発表会



ゴールデンウィークの一日、
古事記の精神に触れてみませんか。
「ことばの家 諏訪」の生徒さんによる発表会と合わせて、
参加者の皆さんにも声を出していただきます。
共に「古事記」のことばを言語造形で味わってみましょう。


●言語造形ワークショップ: 諏訪耕志

●言語造形発表
中田ゆかり
高橋好美

●日時: 
4月30日 (月・祝) 
13時45分開場 14時始まり 16時終了予定

●場所: 
大阪市阿倍野区民センター一階 集会室1
http://abeno-cc.net/facilities/access_map
地下鉄谷町線「阿倍野」駅E号出口から南へ100m
阪堺電車上町線「阿倍野」駅から南へ180m
地下鉄御堂筋線「天王寺」駅から南へ800m

●参加費: ご予約3000円  当日3500円

●お問い合わせ・お申込み: 
「ことばの家 諏訪」 
https://kotobanoie.net/access/



我が国の第一の古典「古事記」には、宇宙のはじまり、そして日本という国のはじまりが語られています。

それは、神々の物語りであり、さらにはこの国の精神を伝える、まことの意味での歴史書であります。

現代を生きるわたしたちにとって、この古典は何を意味するのでしょうか。

共に、語りあい、考え、そして言語造形を通してご一緒に原文を声に出して響かせてみましょう。

最後には、「ことばの家 諏訪」において稽古を重ねて来たお二人の生徒さんによる発表会をいたします。

「天地のはじめ」から「イザナギ・イザナミのくだり」に至る、「古事記」原文そのままの語りを詩劇というスタイルで、観て聴いていただきます。

「古事 (ふること) 」を描く「古言 (ふること) 」の力を直接、感じていただけたらと希っています。


「ことばの家 諏訪」諏訪耕志





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2018年03月13日

体験講座のお知らせ 3/20(火)、3/27(火)

 
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おはなし、物語の語り、詩の朗唱、
それらは、すべて、ことばの芸術です。
 

子どもたち、未来の人たちに、
ことばの魅力、日本語の魅力を伝へていきたい。
 

そのために、ことばをたいせつにする。
わたしたちの国語を育んでいく。
 

国語の芸術、言語造形を通して、
ことばとの新しい関係を創つていきませんか。
 

言語造形体験講座のお知らせです。


言語造形のクラスにご関心のあられる方、
https://kotobanoie.net/spra/

また、この春、四月からの連続講座、
『和歌を学ぶ会』
https://kotobanoie.net/yamatouta/

『火曜クラス「言語造形で甦る我が国の神話と歴史」』
https://kotobanoie.net/spra/#kojiki


これらのクラスへのご参加を考へてをられる方、
この機会に一度言語造形の体験をしてみませんか。




●講師:諏訪耕志
https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji


●日時 3月20日(火)、3月27日(火)
いづれも14時半から17時半


●場所 「ことばの家 諏訪」 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20 
南海高野線「帝塚山」徒歩5分
https://kotobanoie.net/access/


●参加費 1回 4000円


●お問合はせ・お申込み 「ことばの家 諏訪」 
https://kotobanoie.net/access/




posted by koji at 19:40 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月09日

滋賀県草津市での普遍人間学講座


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去年の六月から始まつた滋賀県草津市での『普遍人間学(ルドルフ・シュタイナー)』講座。

この勉強会も、毎回、皆さんおひとりおひとりのシェアリングから始めてゐます。
 
シェアリングとは、その時その時のこころの中にある想ひ、考へ、こころもちなどを、自由にことばにし、そのことばを周りのみんなはじつと耳を澄まして聴くこと。

皆さん、短い時間の中で、自分自身の考えてゐること、想つてゐること、感じてゐること、欲してゐることを、ことばにかたどり始めます。

さらに、周りの者が余計なことばを一切挟まず、じつと耳を傾けてくれることで、人は自分でも思つてもみなかつた考へや想ひをことばにして語り出すのです。

それは、こころの奥底から湧き上がつてくる泉のやうです。

その泉は、聴いてゐる他者にも、語つてゐる本人にも、新しい気づき、認識をもたらします。

そのやうなシェアリングの後、皆さんは、毎回、とても熱心に普遍人間学に耳を澄まして聴き入つてくれます。
 
皆さん、本当に、ありがたうございます。

そのやうに、「ことば」といふものをとても大切にしながら、「人の息遣ひ」というものを大切にしながら、琵琶湖のそばで毎月シュタイナーの人間学を学び続けてゐます。
 

2018年度は五月から毎月行ふ予定です。ご案内しますね。
ご関心を持たれた近在におられる方、詳しくは、どうぞ下記にご連絡をください。

●時間 
9時45分から12時15分
(12時15分から45分までお昼を一緒に頂きながら、終わりのシェアリング)

●日程
5月28日(月)、6月25日(月)、7月10日(火)・・・
8月はお休み、9月以降も続きます。

●場所
滋賀県草津市内
お申込みいただきました方に詳しくお知らせします。

●参加費
三回連続 7500円 (+講師交通費参加人数で頭割り)
単発参加 3000円 (+講師交通費参加人数で頭割り)

●お問い合わせ・お申込み
ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/


 
 

【ことばの家 諏訪 平成三十年度クラスのご案内】
 
●言語造形クラス
https://kotobanoie.net/spra/

●和歌(やまとうた)を学ぶ会
https://kotobanoie.net/yamatouta/

●生誕劇を演じるクラス
https://kotobanoie.net/spra/#pageant

●言語造形で甦る我が国の神話と歴史クラス
https://kotobanoie.net/spra/#kojiki

●日本の言霊を味わうクラス(講師:諏訪千晴)
https://kotobanoie.net/kototama/

●普遍人間学そして言語造形を学ぶクラス
https://kotobanoie.net/tue/

●名張・言語造形を体験する会『ことばを聴く 語る』

講師: 
諏訪耕志 (「ことばの家 諏訪」主宰 )

日時: 
4月16日(月) 10:00〜13:00

場所:
三重県名張市内 (お申込み頂いた方に詳細をお知らせします)

参加費: 
3,000円

お問い合わせ・お申込み: 
ことばの家 諏訪 
 e-mail info@kotobanoie.net
 Tel 06-7505-6405

プログラム:
10:00 お話しを語るワークショップ
(言語造形を体験していただきます)

12:00 お話しに耳を澄ます朗読会 
(言語造形による語りを聴いていただきます)

「風呂に入るお地蔵さん(名張の昔話)」 南ゆうこ
「和泉式部日記」より 森野友香理
「蛇の輪(創作昔話)」 諏訪耕志

12:45 シェアリング

(全員で感想を語りあい聴きあいましょう)

13:00 終了




posted by koji at 20:52 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月02日

通訳道場Yokohama CATS主催 連続講座 ありがたうございました


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先月二月に行はれた新横浜での通訳道場Yokohama CATS主催による言語造形の連続講座。
 
通訳道場Yokohama CATS主宰の冠木 友紀子 (Yukiko Kabuki)さんが最後に仰られてゐたことばが、とても印象に残つてゐます。
 
「何かのために」もしくは「何かに役立たせる」ために言語造形をするのではなく、いま、このとき、この場で全力を尽くして「ことばに向かひ合ふ」ことこそが、したかつた、と。
 
集まつてくださつた皆さんは、ほとんどの方が初めての言語造形体験であるのにも拘らず、その冠木さんの思ひの軌道の上をそのまま走り抜けるやうなあり方で三日間参加して下さいました。
 
これは、今の世の中で、本当に稀有なことであります。
 
言語造形を人様に弘めたいといふよりも、言語造形を通して「ひとりひとりの人のその人たるところ」「その人の美しさ」、そして「美しいことば」に出会ひたい、と希ふわたしにとつては、このたびの連続して設けられた時間は、連続であつたからこその深まりと新しい発見をも見ることができ、本当にありがたい時間でした。
 
繰り返しになりますが、ご参加して下さつた皆さん、冠木さん、そして会場を提供して下さつた日能研の方々に、こころより、お礼を申し上げます。どうもありがたうございました。
 
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posted by koji at 23:20 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4月16日(月)名張『ことばを聴く 語る』


名張・言語造形を体験する会『ことばを聴く 語る』のお知らせです。

春の一日、言語造形による物語りを体験してみませんか。

言語造形の体験と共に、わたしも含め、南ゆうこさん、森野友香理さんによる物語りをお聴きいただきます。

聴くことと、ご自身で語ってみること。

それは、ことばというものを見つめ直すきっかけになります。

ぜひ、お気軽にご参加ください。




講師: 諏訪耕志 (「ことばの家 諏訪」主宰 )

日時: 4月16日(月) 10:00〜13:00

場所: 三重県名張市内 
(お申込み頂いた方に詳細をお知らせします)

参加費: 3,000円

お問い合わせ・お申込み: 
ことばの家 諏訪 https://kotobanoie.net/access/



プログラム:

10:00 お話しを語るワークショップ
(言語造形を体験していただきます)

12:00 お話しに耳を澄ます朗読会 
(言語造形による語りを聴いていただきます)
    「風呂に入るお地蔵さん(名張の昔話)」 南ゆうこ
    「和泉式部日記」より 森野友香理
    「蛇の輪(創作昔話)」 諏訪耕志

12:45 シェアリング
(全員で感想を語りあい聴きあいましょう)

13:00 終了


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