こころのうちに蠢いている不定のものを、「ことば」にすること。自分自身が考へてゐること、感じてゐること、欲してゐることを、なるべく過不足なく「ことば」にできること。その力が、どれほど大切なものか。その力を持つてゐないと、人はどれほどしんどい人生を歩まざるをえないか。子どもたちに、何よりもまずこの力をつけさせてあげること。これが、我が国の昔の教育の根本でした。
そして、生きる力にも数々ありますが、とりわけ、自分自身の「理想」を「ことば」にすること、そして、その「ことば」通りに生きること、それは、人として、〈わたし〉の人生を生きるのに、もっとも高い力ではないでせうか。
誰かよそさまに話すのではない、己れみづからに語りかけることば。
それが、「理想」です。
子どもたちが、やがて、そんな「ことば」を自分自身に熱く、静かに、語りかけることができるやう、わたしたち大人は、まず、己れみづからの「理想」を己れみづからの「ことば」にする練習をしていきたい。
考へつつ、感じつつ、「ことば」を探りつつ、進めていく家庭に於ける自己教育の学び。
それが、この『両親の問診時間」勉強会 』です。
和歌山県岩出市のMitteの庭のメンバーが書いてくれた文章をご紹介します。
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12月の
mitteの庭の読書会 「両親の問診時間」が終わりました。
今月から「理想」とはなんなのかという問いを皆で学んでいます。
この「理想主義 自己教育の問いとして」というテーマは、
とても深く私たちに響いてくるものがあります。
完成された人を相手には、なにも作しようがない。
なりつつある人が、きっと感謝するようになる。
(J.W.v.ゲーテ)
この言葉が冒頭にあり、
私たち自らがいつも自分自身を教育していくこと、
その意義をあらためて考えさせられます。
今月は2時間で3ページという丁寧に丁寧に読み解きつつ、
人が「考える」ということを分類して考えたり、
「理想」の3つの形を読み解いたりして進んでいきました。
人が理想を持つとき、それは人に成長と変容を促します。
来月、後半部分では、
理想が破壊的に働くこと、
理想主義に向けての自己教育を阻むものは何か、
そして本当の意味での自由とはなんなのかを、読み深めつつ学びます。
この読書会での学びは、私たちの日常生活や人生を振り返り、
無意識であった事柄に意識を向け、新しい視点や気づきをもたらしてくれます。
興味関心のある方は、ぜひご参加下さい。
次回は
2019年1月9日(水)10時から12時半
講師:諏訪耕志氏
場所:和歌山県岩出市根来 (詳細は申し込み時にお知らせいたします)
参加費:お問い合わせ時にお知らせします。
お問い合わせ mitteno20@gmail.comまたはfecebookメッセージまで
posted by koji at 23:19
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