[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2019年07月14日

公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』、想ひ起こすこと





昔話の「たつの子たろう」。
 
謡曲を言語造形作品とした「高砂」。
 
そして、丹後国風土記を下敷きにした劇「浦島子」。
 
 
このたびの言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』は、茫洋とした、陸と海との境の行き来を描いたものでした。
 
 
そして、わたしたちは、この公演に臨んで、何か、大切なことを想ひ起こさうとしてゐたのでした。
 
 
海の神を祀る、住吉大社のお膝元に生きてゐるわたしたちにとりまして、この題材は、ひたひたと静かに波が寄せてくるかのやうに、わたしたちの人生にも引き寄せられて来たものなのでした。
 
いや、きつと、わたしたちが引き寄せられて来たのでせう。

 
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諏訪千晴の「たつの子たろう」を舞台袖で聴いてゐて、物語の終はりに、「たつ」と「たろう」と一緒に、お客様のこころも天へと登つて行くのをありありと感じ、ありありと観たのでした。
 
 
それは、ことばに相応しい身ぶり・造形を通して、ことばの音韻から音韻への流れが息遣ひとともに、螺旋のフォルムを描きつつ、天へと巡り登つて行つたからです。
 
 
 
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さらに、古語で詠はれ、演じられた「高砂」「浦島子」に、お客様は何を感じたでせうか。
 
 
 
頭の知性によるのではなく、手足の運動をもつて、詠はれ、演じられるそれらの古典作品は、日本人であるわたしたちに何を想ひ起こさせるのでせうか。
 

 
相生(あひおひ)の松風の爽やかさ、青海原の広やかさ、君の恵みのありがたさ・・・
 
 
 
さらには、男と女がひとつであつたこと、人と神とがひとつであつたこと・・・。
 
 
 
パーソナルな次元を超えた、人としての普遍的な想ひ出へと、世のはじまり、天地の初発(あめつちのはじめ)へと、いま、ここにて、わたしたちに立ち戻らせる道を示すのが、芸術のつまりの存在意味だと思ふのです。
 
 
 
このたびの舞台に何人かの子どもたちが聴きに来てくれてゐました。
 
 
意味をすぐには受け取り難い古語に直面した子どもたちは、はじめはきつと、むずがります。
 
しかし、そのことばに深い息遣ひと内的な身ぶりがあることで、だんだんと、その難しさを乗り越えていき、言語造形そのものを味はふやうになつてゆくのです。
 
 
 

聴き手とわたしたち演者は、ことばに波打つ「精神」こそを共有することができただらうか。
 
足利智子さんの奏でる楽の音(ね)が呼び起こす「精神」こそを共有することができただらうか。

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そんなことを想ひ続けてゐます。
 
 
  
その「精神」は、時を越えて、人の意識の上層部ではなく、下層部へと働き続けます。
  

 
 
公演を終へて、浦島子の精神と、山幸彦と豐玉姫の精神に、感謝を捧げますと、わたしのこころはいつになく動くのでした。
 
 
 
 
能舞台。
 
そこは、ことばの運動にとつては、解放と凝縮が極端といつていいほど顕はになされなくてはならない場でありました。
 
 
  
「ことば」の芸術。
 
そここそを、聴き取つていただくことができるやうな舞台芸術を、これからも、とこしへに、創りつづけて行きたい、さう念つたのでありました。
 
 
 
ものごとの外側をわたしたちはとかく忙しく廻り続けがちです。
 
 
しかし、静かな内側へとみづから跳び込んで、精神の海にありありとある宝物を、わたしたち演者と一緒になつて掴み取る聴き手と出会ひたい。
 
 
そのために、これからも、とこしへに、創り続けて参ります。
 
  
そのために、言語を造形すること、ひとつひとつの音韻にすがたを与へていくことに、こころもからだもまるごとで取り組んでいく人へと、わたし自身ますますなりゆくのです。
 
 
 
ことばに仕へる人が必要です。
 
 

他業に目移りすることなく、そのことを本業にする人が必要です。(このことは、世阿弥も、そのやうなことを申してをります)
 
 
 
また、新しく、道を歩んで行きたいと念つてゐます。
 
 
 
どうぞよろしくお願ひ申し上げます。
 

 
 
 
 
 

 
浦島子、魚(うお)取る漁夫(あま)なり、
釣り翁(をきな)なり、
さはあれど、志は高くして、
雲を凌ぎていよいよ新たなり、
こころは強く弱く思ひやりて、
ひじりを得て、
おのづから健やかなり・・・
 (「ことばの家 諏訪」版 浦嶋子より)
 
 
 
 
 
 
人のこころ!
あなたは手足に生き
手足に支へられつつ、場を経て
精神の海へと行きつく。
行なはれたし 精神の想ひ起こしを
こころの深みにて。
そこにては
世の生みなし手が司り
あなたの〈わたし〉が
神の〈わたし〉のうちに
ありありとある。
もつてあなたは真に生きるやうになる
まこと人として、世のうちに。
 (ルドルフ・シュタイナー『礎のことば』より)
 
 
 


 
「ことばの家 諏訪」 諏訪耕志記
 
 
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写真撮影:山本美紀子さん

 



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2019年07月04日

ありがたうございました!『常世の濱の浪の音聞こゆ』


物凄い風雨の中。
 
まさに、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、先週の『常世の濱の浪の音聞こゆ』公演にお越し下さつた皆様、本当にありがとうございました。
 
そして、上演中の休憩時には、雨雲が風に吹き上げられ、見事な晴れ間が拡がつてをりました。
 
あれから、わたし自身、作品のことを静かに考へ、感じてをりますが、なにはさておき、人について感じてゐることを書きたく思ひました。
 
 
 
 
 
これまでの数多のわたしたちの舞台に加へ、このたびも、足利智子さんの奏でる妙なる楽の調べに、わたしたちはどれほどインスパイア―されてゐることでせう。
 
前にも書かせてもらひましたが、演じてゐるわたしたちの背後から静かに寄せて来る波のやうなライアーの響きは、からだを越えて拡がりゆく演者と観客のこころを、舞台いつぱいの精神へと導くのです。
 
そして、今回は、木製のリコーダーが空気の塊りと塊りの間を抜けて行くやうな調べで、わたしたちの舞ひを支へ、導いてくれたのでした。それはまた、絶妙のものでした。
 
さらに、智子さんには実際的な場の設へや衣装のチェック、そして精神的な観点からの舞台創りまで、ずつと、共同作業をしてもらつてゐます。
 
この奇しきご縁には、天を仰ぐしかありません。
 
智子さん、いつもいつも、「ことばの家」を見守つてくれて、ありがたう!
 
 
 
 

後日、公演時の写真をご紹介させていただきたいと思つてゐるのですが、今回の写真はすべて、山本 美紀子さんによるものです。
 
みっこさんの画は、舞台上における、動くことばとひとつにならうとするわたしたちの姿を平面に焼き付けてくれるものです。
 
それは、動きと静かさをともに捉える、感覚と決断からの仕事だと推ふのです。
 
それは、きつと、全身全霊での写真撮影であらうと思ひます。
 
勝手なわたしたちの言ひ分に沿つて下さるやうな、みっこさんのお仕事、そしてそこから生まれる一枚一枚の作品。
 
また、撮影だけでなく、能舞台の見取りをも助けて下さつたこと、会場の空調の調節を細やかに見て下さつたこと、本当に助かりました。
 
こころから感謝します。みっこさん、いつもいつもありがたう!
 
 
 
 

当日の場内の湿気の暑さにむずがり始めた子どもを優しくなだめて下さつた何人かのお客様がゐらつしゃいました。細やかなおこころ遣ひ、本当にありがたうございました・・・。お陰様で、上演時の雰囲気も子どもたちを包み込んでくれました。
 
 

 
 
そして、大雨の中、お客様のために道案内をして下さつたり、会場の受付けや片づけなど、様々なことでお手伝ひして下さつたお仲間の皆様。
 
こころから感謝いたします。いつも本当にありがたうございます。
 
 
  
 
能舞台での言語造形は初めてに近いもので、わたしたちにとつては、またもやの挑戦でした。
 
このやうな挑戦ができたのも、すべては共演者とさらに多くの人の応援とご協力あつてのことです。
 
かさねがさね、どうもありがたうございました。

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2019年07月02日

第二回 「日本と皇室の歴史」勉強会(7月)のお知らせ


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第二回 「日本と皇室の歴史」勉強会(7月)のお知らせです。
 
 
先月のご案内で、かうしたことを書かせていただきました。
 
ーーーーー
 
「日本」といふ本があるとするならば、「令和」といふ新しい章が始まり、わたしたちはその章を読み始めたばかりです。いや、書き始めたばかりです。
 
これから、どういふ物語を紡いでいくのか。
 
わたしたちは読者でありつつ、作者でもあるはずです。
 
ーーーーー
 
令和の御代が幕開けして、二ヶ月が経ちましたが、皆さん、いかがでせうか。
 
新しい物語を紡ぎ始められてをられるのではないでせうか。
 
「ことばの家 諏訪」は普段、ことばの芸術「言語造形」とアントロポゾフィーの学びに勤しむアトリエなのですが、月に一回、わたしたちの国、日本の近代史を貫いて来た思想と精神を辿る学びをしてゐます。
 
これからも日本といふ国に生きて行くわたしたちひとりひとりが、新しい物語を紡いでいくためにも、明治維新以来、ここ百五十年、わたしたち日本人が生き抜いてきたその道筋をしかと知りたい。そしてひしひしと感じたい。その生き様を。そして、多くの、多くの、国の民たちの精神の拠り所としての皇室のことを。
 
静かだけれども、熱い、そんな勉強会です。
 
江崎 道朗氏による『天皇家 百五十年の戦い[1868-2019]』を教科書にしてゐます。
 
先月は、序章などを読みながら、なぜ、女系天皇を排し(女性天皇を拝するのではなく)、男系天皇を護持しなければならないかを皆で考へてみました。
 
今月は、19ページの「皇室の存在意義を力説した中江兆民」の段落から読み始めます。
 
ぜひ、共に、少しずつ、学んでいきませんか。
 
お待ちしてをります。
 
 
●日時:
 
7月6日(土)
毎月第一土曜日午後3時より5時頃まで
 
 
●場所・お問ひ合はせ・お申し込み:
 
ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/
 
 
●参加費:
 
場所代として500円
 
 

 
※ご参加される方は、教科書を各自ご購入の上、お申し込みをお願ひいたします。

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2019年06月28日

6月30日(日)言語造形公演「常世の濱の浪の音聞こゆ」のご案内


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写真撮影 山本美紀子さん



うみ、みづうみ・・・。
 
そこには、何があるのでせうか。
 
そこは、目に見えるところと目に見えないところの境ではないか。
 
海に囲まれ、水が豊富な日本といふ島国に生きた昔の多くの人は、そんな想ひを抱いたやうです。
 
 
 
 

その境を越えたところに、精神の海、「常世(とこよ)の海」が拡がつてゐる。
 
そこには、何があるのでせうか。 
 
そこには、契りがあります。約束があります。物語があります。人の運命が横たわつてゐます。
 
そのお話しをいたしませう。
 
 
 
 

あさつて30日(日)、大阪市阿倍野区にある山中能舞台にて、「ことばの家 諏訪」のメンバーが語り、謡ひ、演じ、足利智子さんがタオライアー、縦笛を演奏いたします。
 
わたしたちと御一緒に、「常世の濱の浪の音」を聴きに行きませんか。
 
お待ちしてをります。
 
6月30日(日)14時開演
言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』
 
 
 
  
 
 


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2019年06月16日

夏の集中講座『シュタイナー教育と自己教育』のお知らせ!(8月28日、29日、30日)


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くすのき園 - 大阪あびこシュタイナー幼稚園にて保育をされている樋口早知子先生。
 
元シュタイナー学校の担任教師でもあり、いま”世界の輪唱&北欧伝承歌krajaを歌う会”を主宰されている足利智子さん。 
 
そして、「ことばの家 諏訪」を主宰しておりますわたくしこと諏訪耕志
 
この三人で、この夏、三日間連続の講座を催します。
 
 
 
幼児教育におけるリズムの重要性。
 
小学生にとっての音楽の楽しさと大切さ。
 
子どもにことばをいかに語りかけるか、本をいかに読み聴かせるか(言語造形)。
 
さらには、シュタイナーが示唆した視点から、幼児教育に始まり、生涯にわたる自己教育について、深く掘り下げて学んでいきます。
 
真夏の三日間、初めて出会う人々と共に、楽しく集中した学びを共にしていきませんか。
 
お申し込み、お待ちしております。
 
         
 
 

日時: 令和元年8月28日(水)29日(木)30日(金)
    9時15分開場 9時半開始 16時半終了予定
 
 
場所: ことばの家 諏訪
    https://kotobanoie.net/access/
    大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
    南海高野線「帝塚山」駅より徒歩5分
    南海上町線「帝塚山三丁目」駅より徒歩5分
    地下鉄四つ橋線「玉出」駅より徒歩15分
 
 
参加費: 三日間連続参加 25000円  
     一日単発参加 10000円
 
 
お問い合わせ・お申し込み: ことばの家 諏訪
         https://kotobanoie.net/access/
         Tel 06-7505-6405
         E−Mail  info@kotobanoie.net
 
 
参加費お振込先: ゆうちょ銀行へのお振り込みになります。
         
         // ゆうちょ銀行から //
         記号 10260 番号 28889041
         スワ チハル
 
         // 他銀行から //
         店名 〇ニ八(ゼロニハチ)
         普通 2888904
 
 
 

【プログラム】
 
 
8月28日(水)
 9時半 シュタイナー幼児教育の朝のひととき(樋口)
 10時 講座「人生における七年ごとの人の成長」(諏訪)
 12時 昼休み
 13時半 大人が味わうシュタイナーの音楽の時間(足利)
 14時半 休憩
 14時45分 ことばの語り方・本の読み聴かせ方(諏訪)
 16時     振り返り
 16時半    終了
 

8月29日(木)
 9時半 シュタイナー幼児教育の朝のひととき(樋口)
 10時 講座「十二の感覚を育む(十二の星の宮とのつなが     り)その一」(諏訪)
 12時 昼休み
 13時半 大人が味わうシュタイナーの音楽の時間(足利)
 14時半 休憩
 14時45分 ことばの語り方・本の読み聴かせ方(諏訪)
 16時  振り返り
 16時半 終了
 
 
8月30日(金)
 9時半 シュタイナー幼児教育の朝のひととき(樋口)
 10時 講座「十二の感覚を育む(十二の星の宮とのつなが     り)その二」(諏訪)
 12時 昼休み
 13時半 大人が味わうシュタイナーの音楽の時間(足利)
 14時半 休憩
 14時45分 ことばの語り方・本の読み聴かせ方(諏訪)
 16時  振り返り
 16時半 終了
 
 
 
※昼食は、お弁当を持ってきていただいて教室でお取りくださってもいいですし、帝塚山近辺にあるカフェなどにも行くことができます。
 
※最終日のプログラムが終わったあと、皆さんでお食事にまいりましょう!(自由参加)
 
 
 

【講座ご紹介】
 
 
●9時半〜10時  講師:樋口早知子
「シュタイナー幼児教育の朝のひととき」 
リズムのある生活は子どもたちの体を育てます。お集まりの時のゲーム遊び、手遊び、ライゲンなど全てにリズムがあります。朝の一時、幼稚園で行われている楽しい集いを体験しましょう。
 
 
●10時〜12時  講師:諏訪耕志
「人生における七年ごとの人の成長」 (8月28日)
「十二の感覚を育む(十二の星の宮とのつながり)その一」 (8月29日)
「十二の感覚を育む(十二の星の宮とのつながり)その二」 (8月30日)  
この世に生まれてからおおよそ二十歳にいたるまで、どの人も、教育という大人からのサポートを受ける必要があります。そうして、ゆっくり時間をかけて成長していく存在。それが人です。しかし、それ以降、人はみずから自分自身に教育を施すことができるようになってゆきます。この世に生まれてから生涯に渡って、それぞれの年齢における教育(自己教育)が、どういうものでありうるでしょうか。また、幼い頃に体験した時間と教育空間が、その人の中年期、熟年期、晩年期に、からだとこころにどういう現象となって現れてくるでしょうか。三日間をかけて、自己教育というものをシュタイナー教育の観点からあらためて問い直していきます。
 
 
●13時半〜14時半  講師:足利智子
「大人が味わうシュタイナーの音楽の時間」 
シュタイナー学校では一日中、どこかのクラスから音楽が聞こえてきます。笛、歌、音と一緒に体を動かすこと…とりわけ大切なのは、「耳を澄まして聞いてみる」こと! この講座では、シュタイナー学校で子どもたちが体験する「音の世界」「歌の世界」を、大人の皆さんに体験して頂きます。シュタイナー学校で歌われる季節の歌や輪唱、耳を澄ませて音を聞くゲームなど、どなたでも楽しんでいただける内容です。さぁみなさんご一緒に、大人の音楽の時間を楽しみましょう!
 
 
●14時45分〜16時  講師:諏訪耕志
「ことばの語り方・本の読み聴かせ方(言語造形)」  
ことばを話すということ、それは、実は芸術行為なのです。
子どもに語りかけるとき、読み聞かせをするとき、最も大切なこととは、息遣い。呼吸のあり方を見直すことから、ことばのクラスは始まります。そして、少しずつ、ことばに応じたからだの使い方、さらには、ことばの一音一音の響きを大切にしていくこと、というように、三日間かけて、シュタイナーが示唆したことばの芸術「言語造形」に触れていきます。言語造形をもって語りかけるとき、お話しを聴く子どもたちの様子が、まるで変ってきます。そしてわたしたち大人自身の、ことばに対する考え方も変わってまいります。ことばとの関係を、この夏、あらためて、見つめ直してみませんか。
 
 
 
【講師プロフィール】
 
 
樋口早知子
くすのき園あびこシュタイナー幼稚園教師。保育園に勤めながら乳幼児の教育のあり方を模索し続け、シュタイナー教育に出会う。2006年ミカエルカレッジで学ぶ。2008年よりくすのき園を開園。乳幼児の保育に携わっている方たちと共に学びを深めている。
  
 
足利智子
2009年北海道ひびきの村ティーチャートレーニングコース修了後、北海道シュタイナー学園いずみの学校で4〜6年生の担任を務める。現在大阪市で小学校非常勤講師として務める傍ら、音楽の豊かさを分かち合うべく世界の輪唱と北欧伝承歌を歌う会を主宰。ヒーリングライアー奏者としてことばの家の言語造形公演での共演多数。
 
 
諏訪耕志
「言語造形のためのアトリエ ことばの家 諏訪」主宰。1964年大阪市出身。1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。2004年より関西を中心に自身の活動を始める。言語造形の舞台、ワークショップ、シュタイナーのアントロポゾフィー講義などを通して活動中。日本語の美と風雅(みやび)を甦らせていくことを念願にしている。
 
 

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2019年06月13日

6月16日(日)普遍人間学 & 言語造形クラス〜ザンジバル島の想ひ出〜

 
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写真は、ザンジバル島の家に友が遊びに来たときのもので、
持つて来てくれた日本の雑誌を貪るやうに読んでゐる。

毎月第三日曜日に、「ことばの家 諏訪」にて、新しく『 普遍人間学 & 言語造形を学ぶ会 』を開いてゐます。
 
『 普遍人間学 』は、ルドルフ・シュタイナーが今から丁度100年前、1919年9月にシュタイナー学校初開校に向けて行つた、教員養成のための14回連続講座の講演録です。
 
「 ことばの家 諏訪 」では、二廻り目の普遍人間学の会です。
 
一回り目では、わたしが一講ずつ、内容を噛み砕いて生徒の皆さんに語りかけるといふスタイルで通しました。
 
今回の二回り目では、一文一文、最初のページから読み込んでいきます。
 
本といふものは、こちらが真摯に求めれば求めるほどに、応えてくれるものです。
 
今週の日曜日、第三回目ですが、第一講のいまだ半ばです。
 
それほど、ゆつくりと一文一文読んでゐます。
 
書くほどのスピードで読むこと。
 
それが、書かれてゐることの深みへ、深みへと、読む人をいざなひます。
 
そんな風にして本を読んで、一体、何の役に立つのか、とか、どういふことがより理解できるのか、とか、そのやうなことなど分からないから、そのやうにして読むのです。
 
行き先を見とおした上で読む進めるのではなく、読むことで自分自身の力で道を切り開いて行くのです。
 
人とは何者なのだらう。
 
さういふ問ひで充分です。
 
 

 
いま、思ひ出したのですが、自分が27歳頃のとき、アフリカの各地を一年近く転々としたあげく、インド洋に浮かぶザンジバル島で二ヶ月、独り暮らしをしたことがありました。
 
そのとき、周りはスワヒリ語のみの毎日だつたのですが、そのとき、仮住まひをした一軒家に、なぜか、福沢諭吉の『文明論之概略』の文庫本が一冊置き去りになつてゐたのです。
 
以前に住んでゐた日本人が置いて行つたのでせう。
 
わたしは、日本語に飢えてゐましたから、その一冊を貪るやうに読みました。
 
そのときの感銘はとても衝撃的で、重層的で、わたしの何かを果てしなく満たしてくれたのでした。
 
話しがあらぬ方向に行つてしまひました。
  
ルドルフ・シュタイナーの著作『自由の哲学』や『テオゾフィー』をはじめ、この『普遍人間学』も、わたしにとつては、二十五年近くの間、目を皿のやうにして読み続けてきた本です。
 
あの、ザンジバル島での読書体験が、日本語で生きていく上でのわたしにとつて決定的なものだつたやうに、本を読むといふことの面白さを、シュタイナーの本で共に体験できたらなあ、そんな想ひでゐます。
 
言語造形と共に、『普遍人間学』、やつていきませんか。
 
お待ちしてます。
 
 
「ことばの家 諏訪」 諏訪耕志
 

 
――――
 
●日程
毎月 第三 日曜日
 
 
●講師
諏訪耕志  https://kotobanoie.net/profile/
 
 
●時間
10:00 〜 12:30 『 普遍人間学 』講義
13:30 〜 15:30  言語造形
 
 
●参加費
 
初回のみ体験参加   6,500円
次回以降4回連続  22,000円
 

精巧堂出版の 鈴木一博訳『 普遍人間学 』 を使ひます。
できましたら、ご参加前にお求めください。
https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0031
 
 
●会場&お申し込み・お問ひ合はせ
「 ことばの家 諏訪 」https://kotobanoie.net/access/#map

 
#普遍人間学 #言語造形 #シュタイナー
 
 


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2019年06月11日

第一回目「ことばを学ぶ会 in 能登川」ありがたうございました


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今日は、第一回目の「ことばを学ぶ会 in 能登川」でした。 
 
わたしも初めての滋賀県東部での言語造形。
 
初めての方々に言語造形を通して出会えた喜び。
 
全身で受け止めて下さる皆さんに、本当にこころから感謝なのです。
 
赤ん坊から幼な子たちまで、言語造形に、ビビッドに反応し始め、足元にすり寄つて来てくれるのが、可愛くて仕方ありません。
 
言語造形によることばの響きと息遣ひは、人の全身に働きかけるがゆゑです。
 
なにせ、この子たちは、全身が耳、全身が感覚器官です。
 
また、皆さん、今日から、早速、お家で子どもに絵本の読み聴かせを練習します、とのこと。
 
さう、子どもが家庭にゐてくれてゐることで、わたしたちは、絵本などの読み聴かせをしてあげることができ、わたしたちは自身の息遣ひを普段よりも深くしていくことができるのです。
 
さうして、そのたびに、我がこころを、静けさへ、落ちついた深みへと立ち戻らせることができるのですね。
 
子どもに感謝です。
 
来て下さつた皆さん、そして、この場を企画・実施して下さつたよしかわさん、古川さんに、こころから感謝いたします。
 
また、近くにお住まひで、ご関心のあられる方、どうぞ、お気軽にご連絡下さいね。
 
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――――――――
 
 
 
「ことばを学ぶ会 in 能登川」
  
 
日時: 基本的に毎月第三金曜日
    (8月のみ、第四金曜日の23日)
    10時から12時半まで
    
 
 
開催場所: 滋賀県東近江市能登川町
(お申し込み時に場所の詳細お伝えします)
 
 
参加費: 第一回目体験 3500円
     四回連続 14000円
     体験参加以降の単発参加 4000円
     (プラス講師の交通費を頭割りで)
 
 
申込み先: 吉村真弓 haihai4460mw@yahoo.co.jp
 
 
どうぞ、御自身が声に出してみたい作品(絵本や詩集や小説その他)をひとつ持ってきてください。
 
 



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2019年06月09日

6月10日和歌山岩出市「読書会 両親の問診時間」


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赤目四十八瀧

明日の月曜日6月10日、午前10時より、和歌山岩出市にて、「読書会 両親の問診時間」です。
 
テーマは、「家庭と仕事への力の泉」。
 
人は、ときに、疲れ、意気阻喪し、消沈し、外側ならず、自分自身さへも否定してしまひがちになるときがありますよね。
 
人は、どのやうにして、ふたたび、「力」を取り戻すことができるのか。
 
人は、どのやうにして、ふたたび、「わたしの力のみなもとの泉」から新鮮な清水を汲み出すことができるのか。
 
ミヒャエラ・グレックラーさんのことばを辿りながら、自分自身のこととして考へていきます。
 
そして、そのための、毎日の練習の道を探つていきます。
 
お問ひ合はせはこちら ↓
Mitteの庭
 
 

 


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2019年06月06日

向かうは、海 〜公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』〜


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南海高野線の帝塚山駅から西へ歩いて一分のところに帝塚山古墳があり、昔は、古墳の上には樹木が青々と繫つてゐた。(いまは、随分多くが切り倒されてしまつてゐる)
 
子どもだつたわたしは、あるとき、その帝塚山古墳の方を見て、あの向かうは海なのだと、なぜだか強く想つた。
 
明治以降、埋め立てられてしまひ、海は遥か西へ遠ざかり、今の大阪湾になつてしまつてゐるが、古代には、古墳の向かうは本当に波打ち寄せる住吉(すみのえ)の浜だつた。
 
そんなことなど、全く知らなかつたのだけれども。
 
子どものわたしには、住吉の海が視えたのだらうか。
 
潮騒が聴こえたのだらうか。
 
いや、おそらく、海の匂ひが一瞬したのだらう。
 
いまでも、遠く西から海の匂ひが一切れ流れて来て、嗅覚に届くことがある。
 
しかし、子どもの頃、夢とうつつとが混じり合ふやうな時間を長く過ごしてゐたわたしは、そんなヴィジョンとも予感とも言へるもの(もしくは、記憶の像だらうか)が自分のこころに訪れたであらうことが、不思議でもなんでもないのである。
 
帝塚山といふ場所は、そもそも、玉手塚と呼ばれてゐたさうで、この古墳は浦島太郎のお墓だといふ地元の伝説もある。
 
 

わたしは自分が、どこに向かつてゐるのか、しかとは分かつてゐないやうに思ふ。
 
ただ、自分自身の歩き方は、五十何年生きて来て、大分、摑めて来たやうにも思ふ。
 
そして、その歩き方を守つてゐれば、必ず、行くべきところへ行くことができると信じてゐる。
 
今月、念願だつた『浦島子』を、「丹後国風土記」のことばを通して舞台化するところまで、自分はやつてくることができた。
 
海の向かうは常世(とこよ)の国であつたし、子どもの頃のわたしには、常世の濱の浪の音が聴こえてゐた。
 
  
 
 子等に戀ひ 
 朝戸を開き 
 我が居れば 
 常世の濱の 
 波の音聞こゆ 
 
 
足利智子さんと共演で、6月30日(日)、大阪市住吉区西田辺にある山中能舞台にて、言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』をいたします。
 
演目は、諏訪 千晴 による昔話『たつの子たろう』、諏訪かさねによる謡曲『高砂』、そして言語造形劇『浦島子』。
 
 
 
夏のはじまりのひと日、どうぞ、お運びください。
 
 

6月30日(日)14時開演
言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』



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2019年05月31日

竪琴から拡がる波紋 〜言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』のお知らせ〜


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いつもの稽古に、今日は、足利智子さんがタオライアーとリコーダーを持つてやつて来てくれた。
 
タオライアーの音色の深さ、真率さに、今日、とても打たれた。
 
自分は音楽に関しては全くの素人なのだが、それでも、ことばの造形と重なり合ふ楽器の音色とバイブレーションに全身を委ねるやうに聴き入つていると、胸の奥に直接込み上げてくる潮騒のやうな情がたつのを覚える。
 
そして、音の響きと共に、空間にも同時にその情が拡がりゆき、こころがからだの外に誘ひ出される。
 
彼女の音色を聴いてゐると、楽器の演奏といふものが、どれほど人のこころと関はつてゐることだらうと思はされる。
 
どこまでも深く、澄んだ響きであつた。
 
わたしたちの言語造形劇『浦島子』をその響きが包む。
 
千三百年以上前の日本語は、そもそも、言語造形されてゐた。
 
さういふことばの芸術と竪琴とが響き合ふ。
 
 
 子等に戀ひ 
 朝戸を開き 
 我が居れば 
 常世の濱の 
 波の音聞こゆ 
 
 
足利智子さんと共演で、6月30日(日)、大阪市住吉区西田辺にある山中能舞台にて、言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』をいたします。
 
演目は、諏訪 千晴 (Chiharu Hirata)による昔話『たつの子たろう』、諏訪かさねによる謡曲『高砂』、そして言語造形劇『浦島子』。
 
夏のはじまりのひと日、どうぞ、お運びください。
 
6月30日(日)14時開演
言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』



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明日からの「日本と皇室の歴史」勉強会のお知らせです


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「令和」といふ新しい御代になり、丁度ひと月経ちました。
 
「日本」といふ本があるとするならば、「令和」といふ新しい章が始まり、わたしたちはその章を読み始めたばかりです。いや、書き始めたばかりです。
 
これから、どういふ物語を紡いでいくのか。
 
わたしたちは読者でありつつ、作者でもあるはずです。
 
新しいページを書いていくために、まづは遡つて前のページを読まねばならないのではないか。わたしはさう考へます。
 
そもそもの、天地(あめつち)の初発(はじめ)のくだりから読むこともいいですね。
 
しかし、明日から月に一回行ふ予定の「日本と皇室の歴史」勉強会では、逆に、近々の過去から始めたいと思ひます。
 
約150年前の過去・明治維新から始まる日本と皇室の歴史を、つまりは、日本の近代史を、まづは、学びはじめとしたいと考へてゐます。
  

 
テキストは、江崎 道朗 (Michio Ezaki)氏による『天皇家 百五十年の戦い[1868-2019]』です。
 
まづは、この一冊をわたしたちの教科書として熟読していくことから始めます。
 
我が国の歴史を改めて学び直し始めつつ、自分自身のことばを持つことに向けて歩み出したいと思ひます。
 
この読書会は、読書会でありつつ、精神と精神の出逢ひの時間でありたい。
 
それゆゑ、参加者の活発で活き活きとした発言と共に、ひとりひとりの発言を静かに真摯に傾聴するといふ参加姿勢を大切にしていきたい、議論ではなく、静かに、粛々と、やつていきたいと希つてゐます。
 
ご関心があられる方、どうぞご連絡ください。
 
 
 
●日時:
 
令和元年6月より毎月第一土曜日午後3時より5時頃まで
 
 
●場所・お問ひ合はせ・お申し込み:
 
ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/
 
 
●参加費:
 
場所代として500円
 
 

 
※ご参加される方は、教科書を各自ご購入の上、お申し込みをお願ひいたします。
 
 
※写真は、少し古い写真を拝借したため、現上皇様が、今上天皇になつてゐます。

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2019年05月28日

第一回 両親の問診時間の会@滋賀


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今日、第一回目の両親の問診時間の会@滋賀
 
参加して下さつた皆さん、本当にありがたうございました。
 
テーマは、「父親と子育て」。
 
しかし、このテーマは、やはり、夫と妻の関係性の話であります。
 
子育てとは、つまるところ、夫と妻の関係性を育むことです。
 
夫と妻の関係性とは、つまるところ、対話することのできる力の育みといふことです。
 
語り合ふとは、聴き合ふといふことです。
 
また、この会には、幼な子が一杯参加してくれてゐます。
 
この写真に写つてゐないところでも、赤ん坊が寝ころんでゐます(笑)。
 
赤ん坊は、全身で、聴いてゐます。
 
神さまが寝ころがつてゐるやうです。
 
 

 
滋賀県草津市にて毎月第四火曜日、ミヒャエラ・グレックラー女史の講演録『両親の問診時間』を学ぶ会をしてゐます。
 
グレックラーさんは、シュタイナー学校校医、アントロポゾフィー精神科学自由大学 ・医学部門代表などを務められた方です。
 
子どもを育てていくためには、何よりも父親と母親の関係性が大切なのであり、そこからこそ、子どもへの視点が改めて明確になってきます。
 
父親であること、母親であること、そしてなにより人であること、それらをもう一度、新しい視点で振り返ってみませんか。
 
第二回目のテーマは、「シングルマザー」です。
 
初めての方でも、どうぞ、お気軽にお仲間にお入りください。
 
奮ってのご参加、お待ちしています。
 
 
 
講師: 諏訪耕志 https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji
 
 
日時: 基本的に毎月第四火曜日 午前10時より12時半まで
 
 
場所: 滋賀県草津市内 個人宅(お申し込みいただいた方に個別のご連絡いたします)
 
 
参加費: 単発でのご参加 3000円
     4回連続参加 10000円
    (プラス講師の交通費を頭割りで)
 
※有料にてお子様の託児あり。お申し込み時にお伝えください。
 
 
お申し込み・お問い合わせ: minttea221@gmail.com(筒井)

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2019年05月25日

第一回『源氏物語を味はふ会』ありがたうございました


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『源氏物語を味はふ会』、本日、第一回目でした。
 
山崎方典さんによる、壺をこころえられた物語解説と語句解説。
 
その上での、北川三代さんによる現代語訳文(円地文子訳)と紫式部の原文の朗読。
 
朗読されたことばは空気を震はせ、その震へは定かには言ひがたい色彩に一瞬一瞬染められていきます。
 
おふたりの声とことばとこころが輻輳する、とてもとても豊かな時間でした。
 
聴き手の皆さんは、そんなおふたりの声によつて、古典作品の内側へ、「芸術的に」導かれたのではないでせうか。
 
「ことばの家 諏訪」では、ことばの芸術を通して、「日本」といふ国の精神を、伝統的な血筋を探りながら、少しずつ甦らせていく作業を行ひ続けてゐます。
 
『源氏物語』は、文ひとつ、ことばひとつ、音韻ひとつに、人の思ひの拡がり、深まりを含みもつ、豊かな、あまりにも豊かな作品です。
 
それは、人がこの世を生きていく上で「もののあはれを知る」ことをいかに大事にしてゐたかを、味はひ知る格好のテキストなのです。
 
あとさきのことを計画したり計算したりすることに汲々とするのではなく、いま、この瞬間を生き尽くし、なほかつ、この瞬間を分かち合ふことで、人と人とが和することの驚異的なこころの技量を育むことのありがたさ、喜び、悲しみ、苦しみ・・・。
 
日本人のこころの暮らしにとつて、永遠のものさしになる作品です。
 
足をお運びくださつた皆様、本当にありがたうございました。
 
そして、わたしの、そんな源氏物語への暑苦しい(笑)念ひを受け止めて、解説を引き受けて下さつた山崎さん、朗読を荷つて下さつた北川さんに、こころからの感謝を申しあげたく思ひます。
 
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2019年05月22日

時間を止めること 〜第一回 源氏物語を味はふ会〜


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時間を止めること。
 
わたしは、これほど、贅沢で豊かなことはないやうに思ひます。
 
子どもが無心に遊んでゐるとき、時間は止まつてゐます。
 
清水の舞台から飛び降りるやうな仕事をしてゐるとき、時間は止まつてゐます。
 
溢れるやうなときめきで異性を見つめるとき、時間は止まつてゐます。 
 
文学とは、そもそも、そのやうな静止した時間の中に生きる精神の自由を生きる場所です。
 
 
 

このたびの、5月25日(土)「ことばの家 諏訪」にて行ひます『源氏物語を味はふ会』。
 
 

そんな静止した時間の連続を生きた主人公と女性たちを描いたこの物語を全身に浴びるやうに聴くとき、わたしたち自身は、どのやうな時間を生きることができるのでせう。
 
 

会が終はつたあと、お酒でもいただきながら、恋愛の話でもしませう(笑)。
 
お待ちしてをります!
 

 
また当日は、「ことばの家 諏訪」から歩いて三分ほどのところにある万代池にて、
第33回 帝塚山音楽祭が午前十時から午後五時まで開かれます。 
 
音楽祭で音楽を楽しむのもコミで、「ことばの家 諏訪」での『源氏』の会、どうぞ、どうぞ、お運びください。
 
 
 

 
解説: 山崎方典(高校国語教師)
 
言語造形: 北川三代
 
ナビゲーター: 諏訪耕志
 
 

日時: 令和元年5月25日(土)14時から16時
 
 
会場・お申し込み: ことばの家 諏訪 
          https://kotobanoie.net/access/
 
 
参加費: ご予約 2000円  当日2500円 
 

※写真絵 鹿喰容子さん
 
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2019年05月18日

滋賀県 能登川 新・言語造形クラスのお知らせ

 
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滋賀県の能登川にて、来月6月から毎月第二火曜日の午前に、言語造形のクラスが始まります。
 
ことばを話すこと、それは、そもそも、芸術行為です。
 
物語りを語ることや絵本を読み聴かせすることを通して、ことばを話す芸術「言語造形」に取り組んでいきませんか。
 
ことばというものを見直していきましょう。
 
そして、人間的なことばの響きを想い出していきましょう。
 
初めての方、どうぞ、お気軽にご参加ください。
 
それは、とてもとても喜びに満ち溢れた時間になります。
 
講師: 諏訪耕志
 
 
 
 
「ことばを学ぶ会 in 能登川」
  
 
日時: 第一回目 体験会 6月11日(火)
    10時から12時半まで
    7月から毎月第二火曜日に開催予定です。
 
 
開催場所:能登川
(お申し込み時に場所の詳細お伝えします)
 
 
参加費: 第一回目体験 3500円
     四回連続 14000円
     体験参加以降の単発参加 4000円
     (プラス講師の交通費を頭割りで)
 
 
申込み先:吉村真弓 haihai4460mw@yahoo.co.jp
 
 
どうぞ、御自身が声に出してみたい作品(絵本や詩集や小説その他)をひとつ持ってきてください。
 

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2019年05月15日

滋賀 両親の問診時間の会のお知らせ


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滋賀県草津市にて今月5月28日(火)を第一回目として、ミヒャエラ・グレックラー女史の講演録『両親の問診時間』を学ぶ会を始めます。
 
グレックラーさんは、シュタイナー学校校医、アントロポゾフィー精神科学自由大学 ・医学部門代表などを務められた方です。
 
子どもを育てていくためには、何よりも父親と母親の関係性が大切なのであり、そこからこそ、子どもへの視点が改めて明確になってきます。
 
父親であること、母親であること、そしてなにより人であること、それらをもう一度、新しい視点で振り返ってみませんか。
 
第一回目のテーマは、「父親と子育て」です。
 
初めての方でも、どうぞ、お気軽にお仲間にお入りください。
 
奮ってのご参加、お待ちしています。
 
 
 
講師: 諏訪耕志 https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji
 
 
日時: 基本的に毎月第四火曜日 午前10時より12時半まで
 
 
場所: 滋賀県草津市内 個人宅(お申し込みいただいた方に個別のご連絡いたします)
 
 
参加費: 単発でのご参加 3000円
     4回連続参加 10000円
    (プラス講師の交通費を頭割りで)
 
※有料にてお子様の託児あり。お申し込み時にお伝えください。
 
 
お申し込み・お問い合わせ: minttea221@gmail.com(筒井)


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2019年05月14日

『第一回 源氏物語を味はふ会 〜藤壺と光源氏〜』のご案内


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5月25日(土)「ことばの家 諏訪」にて行ひます『源氏物語を味はふ会』。
 
実母を幼い頃に失つてしまつた若い男の、義理の母(ときの天皇の御后様)・藤壺の宮への燃へ上がるやうな恋心。
 
禁断の恋の渦に巻き込まれてしまふ、藤壺の宮の引き裂かれるやうな複雑なこころ模様。
 
今回の第一回は、光源氏と最愛の藤壺の宮との狂ほしいばかりの間柄を、まづ、取り上げます。
 
「もののあはれ」は、なによりも、男女の恋に知られるものです。
 
 
 
今回、朗読を荷はれる北川三代さん。
 
御年85歳のその艶やかな御声で、言語を造形しながら空間を満たしてくださいます。 
 
当日は、「ことばの家 諏訪」から歩いて三分ほどのところにある万代池にて、帝塚山音楽祭が午前十時から午後五時まで開かれます。 
 
音楽祭で音楽を楽しむのもコミで、「ことばの家 諏訪」での『源氏』の会、どうぞ、どうぞ、お運びください。
 
お待ちしてゐますね。
 
諏訪耕志記
 
 

 
解説: 山崎方典(高校国語教師)
 
言語造形: 北川三代
 
ナビゲーター: 諏訪耕志
 
 

日時: 令和元年5月25日(土)14時から16時
 
 
会場・お申し込み: ことばの家 諏訪 
          https://kotobanoie.net/access/
 
 
参加費: ご予約 2000円  当日2500円 
 

 
 

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2019年05月05日

5月25日(土)源氏物語を味はふ会 〜藤壺と光源氏〜 のお知らせ


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もつとも大事なこと、もつとも密やかなこと、それは語らない。
 
紫式部は源氏物語において、その手法を極めました。
 
それゆゑ、源氏物語は、日本文学の最高峰にいまだに位置してゐるのです。
 
 

令和元年5月25日(土)に、「ことばの家 諏訪」にて、『源氏物語を味はふ会』を催します。
 
この古典文学作品を、親しみやすい解説と言語造形による朗読で味はつてみませんか。
 
今回は、光源氏と、彼の永遠の憧れの女性・藤壺の関係に光を当てていきます。
 
『源氏物語』をこれから読み始めてみようといふ方にも、お勧めです。
 
春の終はりのひととき、源氏物語の世界へご一緒しませう。

 

「ことばの家 諏訪」 諏訪耕志
 
  
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チラシ絵:鹿喰容子さん


 
解説: 山崎方典(高校国語教師)
 
言語造形: 北川三代
 
ナビゲーター: 諏訪耕志
 
 

日時: 令和元年5月25日(土)14時から16時
 
 
会場・お申し込み: ことばの家 諏訪 
          https://kotobanoie.net/access/
 
 
参加費: ご予約 2000円  当日2500円 
 



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2019年05月03日

『日本と皇室の歴史』勉強会のお知らせ


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このたびの平成から令和への御代代はりに際し、わたしたち日本人の多くのこころが何らかの脱皮へと動きはじめてゐることを感じはしないでせうか。
 
わたし自身、先の大戦後七十周年であつた平成二十七(2015)年の一年ほど前から、このこころが全く新しい方向へ動き始めてゐることを感じてをりました。
 
そのこころの動きは、生きてゐる者同士の感化といふよりも、すでに亡くなられた方々との交流が、それまでとはまるで違ふ勢ひで始まつた、そんな感覚でありました。
 
この国と皇室の歴史を学び始める、そんな読書会を毎月一回催していきたいと思つてゐます。
 
といひましても、わたし自身も学び始めたばかりの者ですので、教科書を選び定め、それを皆で読み進めていくといふスタイルで始めて参ります。
 
大人にとつての教科書選びは難しいものですが、この御代代はりに際し、名著・良書が出てゐること、まことにありがたいことです。
 
明治維新からの我が国の近現代の歴史の中で、いかに代々の天皇陛下が、国民を守つて来られたかを論じる、江崎 道朗 (Michio Ezaki)氏による『天皇家 百五十年の戦い[1868-2019]』は、紛うことなき名著だと感じてゐます。
 
まづは、この一冊をわたしたちの教科書として熟読していくことから始めます。
 
我が国の歴史を改めて学び直し始めつつ、自分自身のことばを持つことに向けて歩み出したいと思ひます。
 
この読書会は、読書会でありつつ、精神と精神の出逢ひの時間でありたい。
 
それゆゑ、参加者の活発で活き活きとした発言と共に、ひとりひとりの発言を静かに真摯に傾聴するといふ参加姿勢を大切にしていきたい、議論ではなく、静かに、粛々と、やつていきたいと希つてゐます。
 
会の名前をとりあえずは、『日本と皇室の歴史』勉強会として発足させたいと思ひます。
 
ご関心があられる方、どうぞご連絡ください。
 
 
 
●日時:
 
令和元年6月より毎月第一土曜日午後3時より5時頃まで
 
 
●場所・お問ひ合はせ・お申し込み:
 
ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/
 
 
●参加費:
 
場所代として500円
 
 

 
※ご参加される方は、教科書を各自ご購入の上、お申し込みをお願ひいたします。

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6月30日 言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』のお知らせ


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太古の人は、海に対して夢を見てゐました。
 
 
「霊界」などといふ粗雑なことばを使はず、ていねいになつかしい思ひから「常世(とこよ)の国」と申してをりました。
 
 
主に丹波国風土記から構成した劇『浦島子』と共に、昔話『たつの子たろう』、そして謡曲『高砂』、これらを言語造形を通して聴いていただきます。 
 
海の神秘が物語られ、謡はれ、演じられます。
 
 
能舞台での言語造形とライアーの響き。
 
 
ぜひ、いらしてください。
 
 
 
 
出演:
 
 
昔話『たつの子たろう』 諏訪千晴
 
 
謡曲『高砂』 諏訪かさね
 
 
劇『浦島子』 諏訪耕志 諏訪千晴 諏訪かさね
 
 
音楽 足利智子
 
 
 
 

日時: 令和元年6月30日(日)
    13時半開場 14時開演 15時半終演予定
 
 
 
場所: 山中能舞台
    最寄駅 地下鉄御堂筋線「西田辺」徒歩5分
    大阪市阿倍野区阪南町6-5-8
 
 
 
参加費: ご予約 大人3000円 子ども1000円
     当日  大人3500円 子ども1500円
 
 

【 お申し込み 】

以下のサイトよりお願いいたします。
(前払い事前決済)
https://www.kokuchpro.com/event/tokoyonohama/
 
一番下の、「申込む」ボタンを押してください。
クリック後、30分以内にクレジット決済をお願いいたします。それ以降ですと、ご予約が無効になつてしまひます。


ゆうちょ銀行へのお振り込みをご希望の場合は
以下になります。
 
 ゆうちょ銀行から : 記号 10260 番号 28889041 スワ チハル
 他銀行から    : 店名 〇ニ八(ゼロニハチ) 普通 2888904




【 お問い合わせ 】
 
ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/ 
お申し込み: ことばの家 諏訪
       https://kotobanoie.net/access/
 
 
 

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