[講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告]の記事一覧

2025年04月30日

〜エーテルの世との繋がり〜 5/7(水)からの「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスへのご案内



488222825_9499539686792659_7077001765090615042_n.jpg



物質の世だけを頼りに生きて来たわたしたちは、いま、その物質の世だけでない、さらなる世との繋がりをリアルに感じながら生きてゆく、そんな暮らしの営み、人生の送り方を模索しています。


その、「さらなる世」とは、まずもっては、シュタイナーが語るところの「エーテルの世」です。


日本での古くからのことばづかいでは、「神(かむ)ながらの世」であり、「自然」と書いて「かむながら」と訓むこともありました。


仏教では、特に禅宗の道元は「海印三昧」ということばで、そのエーテルの世をみずみずしいいのちの海として捉えています。


生きとし生けるものにあまねく通ういのちは、個人であることを超え、わたしと世との隔たりを超え、生と死との深い淵をも超えて、地球を包んで流れています。


わたしたちは、我が身をもって、その流れを滞らすのではなく、流れを促すような生き方へとシフトチェンジしてゆきたいのです。


そのことを練習してゆくことでのみ、わたしたちは、ほっと、息がつける感覚を知るのであり、その安心の上で、拡がりゆくこころ、透き通りゆく〈わたし〉というものの手応えをもって、ひとりの人として地に足をつけて、この毎日を生きてゆく。


そこからなされる日々の仕事は、周りの人々に、社会に、いま必要とされていることを与える働きとなるはずです。


わたしは、そう確信し、実感しています。


わたしも、どこまでも、ひとりの学び手ですが、その「道」を共に歩いてゆくことへの呼びかけをさせてもらっています。


一週間後の5月7日、夜8時半から始めますオンラインクラスへのご案内です。


一冊の本『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を最初のページから丁寧に読み続け、さらに、瞑想(メディテーション)と集中(コンセントレーション)の営みを重ね合わせてゆく、毎週毎週の継続した営み、共にして参りませんか。


講師: 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
(月謝制で前の月の末までにご入金をお願いいたします)


鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5.../


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
ことばの家 諏訪耕志 
e-mail suwa@kotobanoie.net
tel 075-203-5919






posted by koji at 16:06 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月27日

滋賀シュタイナー ちいさいおうち園での語らい



492490341_9640794899333803_4677283637591814901_n.jpg



先日、四回目、この滋賀シュタイナー ちいさいおうち園にお子さんを通わせられているお母さんたちと、シュタイナーの学びの分かち合い。


我が子をどう育ててゆくか、何が子どもの育ちにとっていいのか、様々な視点があります。


しかし、最も重きをなすことは、大人であるわたしたち自身がどう生きるか、どう自分自身を充実させ、自分自身であることに満ちたりと安らぎを感じ、かつ、家族や仲間と共に行く先への希みを活き活きと感じて生きてゆくか、ということに尽きます。


そのように、我が内なるところへ光を当ててゆくからこそ、傍にいる幼い子どもたちにも大人であるわたしたちから光を当ててゆくことができますし、また、すでに子どもたちから光を存分に与えらえていることに気づくこともできます。


また、今日は、この園でずっとお仕事をし続けて来られた保育の先生ともたっぷりとお話をすることができ、こうした、あくまでも理想に向かい続ける仕事をして行く上で、どうしても体験せざるを得ない様々な、のっぴきならないことについて、ゆっくりとことばを交わすことができたことの深い喜びをも感じさせてもらえた今日だったのです。


人と人とが、頭と頭で話をするのではなく、心臓と心臓とで語らうことのたいせつさ。


今日、あらためて、ひしひしと、感じたのでした。




posted by koji at 20:19 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月14日

4/20(日)復活祭からの「こころのこよみ」オンラインクラス



491275712_983639640541942_4866309431034888990_n.jpg



2024年3月31日の復活祭の日(甦りの祭り)から始めました「こころのこよみ」オンラインクラスが、昨日2025年4月13日、第52週目を終えました。毎週毎週、一年間にわたって受講して下さった伊藤振一郎さんがこの「こころのこよみ」クラスに向けてことばをしたためて下さいました。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


1年間本当にありがとうございました。

「一首読み出でては一体の仏像を造る思ひをなし、一句を思ひ続けては秘密の真言を唱ふるに同じ」「力をも入れずしてあめつちを動かし目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ・・・猛き武士の心を慰むるは歌なり」

今から十数年前に古今和歌集の仮名序や西行法師、明恵上人の歌を目にしたとき、「言葉」には果たしてそのような力が本当にあるものか?それはきっと個人の力だけではなく時代が為すものであって、現代においては言葉の力は失われ、古来に読まれたような精神や言葉は生まれないだろうし、言葉の力のほんのわずかな片鱗を感じるのみしかできないのだろうと思ったこと、ときおりそのことを思い出しては忘れてをくり返し、10年以上の月日が流れました。1年間、諏訪さんに「こころのこよみ」をリードして頂いてもう一度そのことを想います。

言葉にはほんとうに・・・、あめつちを動かす力がある・・・と感じられたこと、何を大げさな、と思う人が大多数とは思いますが、実際にその言葉を私達一人ひとりが用いているということの重み、有難さ、謙虚さ、明るさ、その想いで言葉を発することができるならば社会は自分の周りから少しずつ変容していくと思います。

また、日本語のもつ潜在性とシュタイナーを通して語られた叡智が結ばれ、それを言語造形という芸術実践を通し、身体という私の唯一無二の楽器に、私自身が言葉を響かせること。その響きの中で、言葉に私を導いてもらっていること。「はじめに言葉ありき」とはまことなのだと、言葉に何度も立ち上がるように勇気づけられました。

是非多くの方々に、日本語のもつ力、響き、余韻、シュタイナーの「こころのこよみ」の叡智、そして目に見える全ての生命、目に見えない全ての生命へ言葉をとおしてはたらきかけてゆくことの大切さ、尊さを学んでゆくこと。

「こころのこよみ」クラスに多くの方々が集ってゆくことを願います。

一年間本当にどうもありがとうございました。

(伊藤振一郎さん記)



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


毎回のこよみについてのわたしからの解説と共に、おひとりおひとり、こよみを声に出し、朗々と響かせることによって、そのことばの意味と共に、響きがもたらす余韻から感じる、本当に妙なるものをわたしたちは実感しながら、外なる一年間の四季の巡りと共に内なるこころの巡りを辿って来たのでした。それは靈(ひ)の領域にこころが少しずつ触れてゆく、週ごとのことばと声がもたらすメディテーションの時間の積み重ねでもありました。


上にご紹介させていただいた伊藤さんのことばにもありますように、シュタイナーを通してこの世に生まれた、それらのこよみのことばは、わたしたちのいろいろと事が起こる日々の暮らしをみずみずしく引き立て、引っ張り、引き上げ、導いてくれる、そんな光と熱の力を持っているのでした。そして、ことばに導かれるようにして、わたしたちは、こころから、毎日の仕事に向かってゆくのでした。


わたしは念うのです。現代、人には、このような「ことば」が要るのではないか。靈(ひ)からこころへの、日本語によるこのような「ことば」が要るのではないか。


新しく受講されようとしておられる方に、何かのきっかけになることをこいねがって、伊藤さんへの感謝と共に、そのことばをご紹介させていただきました。


講師:諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





posted by koji at 15:35 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月09日

毎週月曜夜のオンライン読書会『シュタイナー 子どもの教育』へのご案内



486402279_9430304590382836_1435343925063198353_n.jpg



「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)のオンライン読書会、先日、第一回目のクラスを行うことができました。


毎週月曜日の夜8時半から9時半まで、シュタイナーの子どもへの教育論・人間論・芸術論を1ページずつ学んでゆく1時間です。


このクラスでは、この本の内容を分かちあってゆくことは勿論のことなのですが、参加者のこころからの声を互いに聴きあう時間をとても大事にして参ります。


焦らず、じっくりと、語りあい、聴きあい、学びを分かちあってゆきます。


本当にゆっくりとひと段落ひと段落読み進めてゆくこと、ひとことひとこと味わいながら読んでゆくことで、わたしたちは学びを情で受け取り、知識を情になり変わらせてゆく練習をするのです。知識を貯め込む学びではないのですね。学びをもって情を深く育んでゆくのです。


いつからでもご参加可能ですので、「シュタイナー 子どもの教育」を、そんな風に学んでいきたい方、どうぞ☺️


春からの新しい習慣。月曜の夜の学び。ご一緒に始めて行きませんか。


講師 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●日時
毎週月曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月7日(月)を第一回目にして始めました。


●テキスト ご参加の際、ご用意をお願いいたします。
「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





posted by koji at 23:32 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月03日

5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内



309630975_5507518949328106_4373333219667374623_n.jpg



シュタイナーという人から学べること。本当にそれは、驚くほどたくさんあります。


しかし、その中で、わたしが最も大切だと思うものは、この「いかにして人が高い世を知るにいたるか」という本を通してのこころの修練です。


このこころの修練は、その人を自由へと導く「道」であります。


しかし、すぐに結果が見えるような学びでは明らかにありません。こつこつと、毎日、こころの修練を重ねてゆくこと自体の喜びと手応え、その情と意欲を分かち合うこと。それが、このクラスの存在意義です。


しかも、誰からもその修練を強制されない、その人自身のこころからなしてゆく、ひたすらに自由なるひとつの内なる営み。それを自分の生活の中に据えてゆくためのクラスなのです。


5月7日(水)から始めます毎週一時間のこのクラスでは、この本を最初から、1ページ1ページ、ひと段落ひと段落、丁寧に読み進めていきます。そして、自分自身でこころの修練を実際にしてゆくことができるよう、講師のわたしからも、受講して下さる方々同士においても、促がし合うために、おのおのの思いや考えをことばで聴きあうことのできる時間にして行きます。


この学びは、知性の学びではなく、きっと、意志の学び、意志を継続させてゆくことによって情を育む学びです。ですので、継続して、毎週一時間、水曜の夜に集うクラスです。


わたしたちは、現代において、ここまで物質的な生き方の底辺まで落ちて来たからこそ、ふたたび、こころを、眼に見えない領域、靈(ひ)の世へと羽ばたかせゆくべき時代に、間違いなく生きています。


その21世紀の新しい生き方を実際に、自分自身から始めていくための学びです。


シュタイナーの学びにご関心のおありになる方、その中でも、我がこころの成長こそが要(かなめ)であることを感じておられる方、ぜひ、ご一緒しませんか。


講師: 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
(月謝制で前の月の末までにご入金をお願いいたします)


鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5.../


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
ことばの家 諏訪耕志 
e-mail suwa@kotobanoie.net
tel 075-203-5919





posted by koji at 23:51 | 大阪 ☀ | Comment(1) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月20日

2025年度 こころのこよみ オンラインクラス 始めます



Photo by Hashtagalek.jpg



4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみ オンラインクラス」のメンバーを募集いたします。


「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。


そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。


そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。


それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。


昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。


そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。


共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。


講師:諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。







posted by koji at 23:18 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月06日

ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座



pixta_22330966_M-e1569298375148.jpg



【この講座の中心軸は?】


毎週水曜日の夜8時半から一時間、シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本をじっくりと1ページ1ページ読み深め、瞑想へと向かう内なる練習の道を歩んでゆくこと。


その営みをこの講座では軸に据えています。


それは、現代における子どもに向けての教育にとって、大人の内なる自己教育を礎にする以外によりどころはないからなのです。


内なる自己教育、それは、みずからのこころを磨き続けてゆくことによって、わたしがますます〈わたし〉になりゆく、まさに「自由への道」を歩いてゆくことに他なりません。その営みは、自分自身を自分自身で、インスタントにではなく、ゆっくりと時間をかけて、根底からなり変わらせてゆく営みなのです。


この毎週のオンラインクラスを通して、わたしたちは現代を生きる大人として、その自由への道を歩いてゆくことを一年半にわたりながら共にしてゆきます。



【芸術体験の重要性・必要性】


そして、その後、各自がその道をしっかりと歩んでゆけるよう、その人がまさしく「その人」になりゆく道を歩んでゆくことができるよう、その内なる自己教育をからだに刻み込むために、蔵王に三日間ずつ計9回集まり、人間学の講義に加えて、豊かで活き活きとした芸術体験を重ねてゆきます。


わたしたちのこれからの暮らしにおいて、本当に健やかで豊かな時間を重ねてゆくためになくてはならないもの、それは、芸術的な感覚を開いてゆくことなのです。その感覚は、世界を分別的、分析的、表面的に捉えることよりも、もっと深く、情に満ちて、愛に満ちて摑みゆくことへとわたしたちを導きます。


毎日口に入れる食べ物を育ててゆく基礎を学ぶ「農のいとなみ」

音の調べにからだまるごとで沿いつつ静かに耳を澄ませる「音楽」

それぞれの色が湛えているそれぞれの感情をたっぷりと味わう「色彩」

手でもって描く一本一本の線に活き活きとした息づかいを通わせることで文字を書くことの芸術性を学ぶ「フォルメン線描」

手と指を柔らかく使うことで有用性と美を共に湛える道具や小物をひとつひとつ創る「手仕事」

植物の生命溢れるすがたをまさしく芸術的に捉える練習を重ねてゆく「ゲーテ的自然観察」

地球と宇宙に拡がる様々な天体との関係性を視野に入れつつ、情をもって農の営みを深めてゆく「バイオダイナミック農法」

ことばの響きやリズムに沿ってからだまるごとで動く「オイリュトミー」

さらには、リズムとタクトとメロディーに満ちた古くからの日本神話を原語どおりにからだまるごとで響かせながら演じる「演劇」など・・・。


それら手足を働かせて世界とわたしたち自身を生きる様々な芸術体験を重ねて参ります。


この教員養成講座とは、総合的、全人的な芸術学校なのです。



【文化を支える母国語】


そしてさらには、日本のこれまでの歴史に根差した精神文化を基調とすることを教育の基に据えることの重要性を感じています。それぞれの国や民族の精神文化が最も秘められているのは、実は、ことばなのです。母国語なのです。その母国語を芸術的に体験することの大切さをこのたびの教員養成講座では特に引き立てています。


それゆえ、日本語の芸術体験「ことばづくり(言語造形)」をオンサイトの講座では毎日いたします。すべての人が自分の母国語で生活しています。その当たり前に使っている母国語の精神に芸術的に触れてゆくことで、わたしたちはこのからだに通っている血と肉を活き活きと支えている生命感を甦らせることができるのです。文化の中心は、「ことば」なのです。



【なぜシュタイナー教育なのか】


その当たり前に目にし、耳にし、口にしているものの中に、高貴なものが潜んでいることに気づいてゆく。それが、シュタイナーから生まれたアントロポゾフィーという学問であり、シュタイナー教育という教育実践であり、そのあり方は、科学的でありつつ、同時にそれ以上に、芸術的なのです。


これからの教育は芸術であっていい。教育行為そのものが、人というものをつくりなす芸術行為となりえます。


その意味で、「教員養成講座」とは、教師を養成するということ以上に、「人を人たらしめる、その人をますますその人に織りなしてゆく」講座なのです。


「教師」という職業に就いている人だけでなく、大人ひとりひとりが、自分自身の全存在と個性をもって、これからの未来の世代に対して何らかの人としての本当の働きかけをおのおのして行く必要があることを、わたしたち「ひのみやこ」のスタッフは確信しています。


すべての大人が、ある意味で、「教師」であります。


その意味で、「シュタイナー教員養成講座」を宮城県蔵王町で創って参りたいと思っています。


ぜひ、その主旨を汲んでいただきたく、ご関心のおありになる方に、これらのことばが届くように、願いつつ、文を閉じさせていただきます。


お読みくださり、ありがとうございました。



ひのみやこ 諏訪耕志



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】
.
●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。
.
●時間
14時から15時
.
●場所
宮城県蔵王町
.
●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円
.
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform
.
.
.
ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako







posted by koji at 17:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月27日

生きとし生けるものとの対話 〜ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座〜



IMG_3004.jpg

481742650_1699192963997622_6298636088346925537_n.jpg

480157348_1352030709263737_846024329960487248_n.jpg



わたしの住んでいる京都では、一昨日あたりから急に春めいて来ました。朝、起きて、障子を開け、すぐ庭に出たくなります。醍醐山から昇って来る朝の陽の光に照らされる庭が息づいて来ているのを感じます。


そこに根づき、芽ぶき、息を吐きだすかのように天に向かって伸びあがって来る彼ら植物の営み。鳥たちが忙しそうに舞い降りて来ては花の蜜を吸い、飛び去ってゆきます。それらに、眼差しを注ぎ、こころの手で触れ、こころの胸で語りかけます。気持ちがすがすがしくなり、いのちが踊るような感覚になり、春の訪れならではの情がふくらみます。


待ちに待ちました。植物を通して、いのちが萌し、育ち、栄え来るのをです。それは、こころ躍らせながら、この季節ならではのこころの練習ができるからなのです。


『いかにして人が高い世を知るにいたるか』というシュタイナーの著(鈴木一博訳)に「備え」という章がありまして、そこにこんなことが書き記されてあります。



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



その人が、きっと、花咲き、栄えるということの定かなありようを覚えつつ、他のすべてをこころから追い出し、しばし、そのひとつの印象にみずからを委ねる。

その人が、まもなく、このことを重ねて見届けるようになる。

すなわち、それまではこころをかすめるだけであったひとつの情が、みなぎり、力強く、意欲的なかたちをとる。

その人が、きっと、その情のかたちの余韻をみずからの内に安らかに響かせる。

その人が、きっと、内においてまったく静かになる。

その人が、きっと、みずからを外の世から閉めだし、まったくひとりで、その花咲き、栄えるという事実にむけてこころが語ることに則る。


(58ページより)



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



このあと、この書には、こういったこころの練習を重ねてゆくにつれて、どのようなことが、こころに生まれて来るかについて書き記されてあります。


それは、こころの養いです。情の育みです。ものへゆく道を歩いていくことです。


それは、靈(ひ)の文化の営みへと、わたしたちが入っていく入り口になります。


アントロポゾフィーからの「ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座」は、日本においては、とても古くからの営みでありつつ、とても真新しい生き方への指南でありたいと考えています。


四季の巡りと共に、わたしたち日本人は、農のいとなみを真ん中において、風や光、植物、動物、人と語らいながら、神を敬い、暮らしを貫きつつ巡りめぐる継続性(エーテルのいとなみ)をずっと育んできたのです。


公園で、林で、森で、川で、山で、海で、田んぼで、畑で、道ばたで、そしてお庭でも、卓上の花瓶に向かい合っても、こういった生きとしし生けるものとの対話を介してのこころの養いのための機会が、わたしたちにふんだんに与えられてあります。


そんな、わたしたちの血に流れている古くからの精神性を、新しい意識で暮らしの中に根づかせていくべく、学びを始めて参ります。


それは、繰り返しになりますが、靈(ひ)の文化の新しい創造です。





【3月5日(水)20:30~ オンライン説明会】

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】

●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。

●時間
14時から15時

●場所
宮城県蔵王町

●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 16:05 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月23日

宮城蔵王 安心できる学び舎づくり 小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」とシュタイナー教員養成



KIF_0420.JPG



今年のゴールデンウィーク、5月3日から始めます宮城県蔵王町における「ひのみやこ シュタイナー教員養成講座」。


そして、2027年春からの学び舎を開くことの先駆けとしまして、小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」を2025年のこの教員養成講座に重ねて開校いたします。


募集は、一年生、二年生、三年生の3クラスです。


シュタイナー教育に基づいた時間を子どもたちと楽しみながら過ごして行きたいと思います。


まずは、わたくし諏訪が、からだをリズミカルに動かしながら、わらべ歌を歌ったり、ことばあそびをしたりすることから始め、日本の昔話や神話を通して、ことばを聴き、ことばを話し、ことばをもって演じることの魅力を、子どもたちと共にゆっくり、たっぷりと味わってゆくこと。そして、やがては、動物のこと、植物のこと、地球のこと、人の歴史のこと、ことばの使い方(文法)などを芸術的に学んでゆきたいのです。


こころにみずみずしさを注ぎ込むこと。それには、学びのすべてを芸術的に設えてゆくことが必要です。


そして、この、子どもたちとのひとときひとときにおいて、すべてのこと、すべての存在に対する、感謝と愛を想い起こすこと。それこそが、子どもたちと分かち合いたいことなのです。


子どもたちが集まって来てくれましたら、わたくしだけでなく、他の教師による色彩体験や音楽体験、農の営みなども子どもたちとして行き、2027年の春の小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」開校に向かって行きたいと考えています。


●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。

●時間
14時から15時

●場所
宮城県蔵王町

●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円




そして、大人の方々との教員養成講座で、わたしはアントロポゾフィーの講義とことばづくり(言語造形)を担当させてもらいます。


約一年半の期間を通して、9回、蔵王町「ひのみやこ」に集まり、朝から夕までの三日間連続の講座を人間学の講義と共に、様々な芸術を体験してゆきます。さらには、毎週一回オンラインで集まり、シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本に沿って、こころの育みからメディテーション(瞑想)の営みへと取り組み続けます。


この教員養成という営みですが、とかく、「シュタイナーはこう言っているのだから、教育実践においても、これこれこうでなければならない」というような規則のようなものが、シュタイナー教育にはつきまとっている印象を醸す恐れがあるのかもしれない、とよく危惧します。


しかし、徹頭徹尾、そうではないのですね。


実際に目の前にいるひとりひとりの子どもと丁寧に付き合い続けること、そして、大人同士においても、仲間ひとりひとりと丁寧に付き合い続け、誰よりも、そのひとりの人を知ること、そこにこそ、この時代におけるシュタイナー教育、アントロポゾフィームーブメントの必要性があります。


教員養成の眼目は、人を知るということ、そして自分自身を知るということ、そこから自分自身を生き、他者とハーモニーを奏でながら社会を創ってゆくということなのです。


何をするか、何を教えるか、何を仕事にするかという様々な具体的なことは、「人というもの」を知ることから、ゆっくりと、その人その人に啓けて来ます。


だからこそ、教員養成とは、極端なものの言い方に聴こえてしまうかもしれませんが、そこで学ぶ者が「自分に何ができるか」と問うことではなく、「子どもというものは、どのようにして成長して行くことができるのか」「人というものは、どのような存在なのか」「世(宇宙)というものは、どのようななりたちをしているのか」という、本当に大切なことを学び、知るために営まれているのです。


何が大切なことで、何が本当のことかを、知ること。アントロポゾフィーから、それを学び続けること。そして、様々な芸術体験を通して、自分自身の感覚、自分自身の存在そのものを芸術的に養ってゆくこと。


それは、これまでの自分自身の人生経験だけを下地にした、ある意味、自分勝手な価値観から仕事をするのではないのです。


そうではなく、「人というもの」についてのその認識と新しい芸術感覚の啓けこそを基にして、人は、自分自身を知るという学びに勤しみながら、ゆっくりと、少しずつ、少しずつ、自分にできることから、自分のいる場所で始めて行けばいいのです。


ですので、学び合い、共に生きる、仲間の存在が大切です。


それは、この人間観、世界観、宇宙観を共に育み合いながら、それぞれにできることを励まし合い、促がし合い、相談し合いながら、少しずつ、共なる精神の仕事を進めていくことのできる仲間の存在です。


大人同士の援け、そしてさらには、天からの援けを求め、実際に得ることからこそ、わたしたち大人ひとりひとりが、自分の足りないところがあっても、努力して、ゆっくりと少しずつ力をつけて行くことができますし、何よりも安心して働き、生きて行くことができる。


そのような大人のための学び舎と語らいの場。そういう場を創ることが、この教員養成講座の一番のテーマなのです。


大人が安心して生きていますと、きっと、子どもたちも安心して毎日を生きていくことができます。


人というものを、からだにおいて、こころにおいて、精神において、靈(ひ)において、芸術的に知るということ。


小学生のクラス、そして、大人自身の学び舎、それは本当に新しい意識で始める新しい営みです。



●2月26日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』
(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

●3月5日(水)20:30~ オンライン説明会

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform





posted by koji at 10:40 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月10日

わたしたちの縄文文明の甦り 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座へのお誘い


473048924_17878185555233619_7877002412184841295_n.jpg



我が国における縄文時代とは、アトランティス時代を言います。


アトランティス時代とは、地球人類の頂点を示すような一大文明が起こり、栄え、そして今からおおよそ一万年前に終結したひとつの時代で、その文明の中心地は、いまの大西洋の下に沈んでいる大陸です。


アトランティス大陸の水没後、その文明の中心はインドからペルシャへ、エジプトへ、ギリシャ・ローマへと、ユーラシア大陸を西へと進みゆき、現在はその文化的中心はゲルマンの地、つまりヨーロッパの中心へと至っています。


そのように、アトランティス文明の没落後の人類の文明の変遷は、確かに、ユーラシア大陸を舞台にして繰り広げられてきたのですが、その展開を共にしていない国があるのです。


それは、日本です。


日本は、実は、アトランティス文明、つまり、一万年前まで栄えていた縄文文明のよきあり方を保持しながら、ゆっくりとその後の文明のあり方へと独自に進んで来た、他にはない特異なところであり、ユーラシア大陸で繰りなして来た文明の進み方とは歩みを異にし、その縄文のあり方、アトランティスのあり方を未来に甦らせることで新しい文明をリードする役目を負っている国であります。


アトランティス時代は地球人類の頂点を示す文明が栄えた時代であり、それは我が国の縄文時代においてもそうだったと書きました。


それはどのような文明だったのでしょう。


そのことをわたしたちはこのシュタイナー教員養成講座で改めて学び直し、そして、これからの時代、わたしたちはどのような生き方へと進んでゆくことができるのかということについて共に考え、それぞれの場でその新しい意識を子どもたちと共に生きてゆきます。


明治維新を前後とするあの時代から、わたしたちの甘受せざるを得なかった運命のもと、わたしたちはわたしたちならではの根源のあり方を忘れ、混乱に混乱を重ねて現代を生きています。


しかし、21世紀も四半世紀を過ぎようとしている今年、その根源のあり方を新しく見つめ直し、学び直し、その上で新しい意識をもって世界を精神的にリードしていく靈(ひ)の文化・文明を打ち樹ててゆく機縁にわたしたちは恵まれようとしている、わたしにはそう感じられてなりません。


縄文の生きた痕跡が残っている宮城県蔵王町。


そこにてこのような学びができることの祝福を共にしませんか。




【ひのみやこの舞台蔵王ってこんなところ@】
ひのみやこシュタイナー教員養成講座の舞台蔵王町は縄文時代から暮らしの営みがあった町です
会場のすぐ近くには、蔵王町最古と言われ8000年くらい前の縄文遺跡(明神裏遺跡)があります。
この明神裏遺跡を起点に、6000年前くらいまでは、※青麻山の東嶺や南嶺が活動地だったようです。
※青麻山とは蔵王連峰東麓に位置する山。昔は修験道の聖地として山岳信仰の対象になっていました。
なぜ縄文人がこの地を暮らす場所に選んだかというと、水が豊かで山にはどんぐりや栗の実がなりそれを食べる獣たちがたくさんいて、彼らにとっては豊穣の地だったと言われています。
そこでは、森の恵みを享受しながら、竪穴住居に住み、土器を作ったり、まつりが開かれ、日本の営みの原点のような暮らしを送っていたようです。
そんな土地で、日本文化に根差すシュタイナー教員養成講座が開かれ、何かに導かれるように学び舎ができていくことは偶然ではなく、必然なのかもしれません。




ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako






posted by koji at 21:57 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月07日

世は美しい 〜1/29(水)ひのみやこ 教員養成オンライン・プレ講座へのお誘い〜



10616467_715302821883100_7333933739820614209_n.jpg


小学生の子どもたちが自分の内に最も大切に育みたがっているものとは、何でしょう。


それは、情緒です。知性ではありません。


小学生の子どもたちのこころは、大人のように目覚めてはいず、まだ、夢見る状態といってもいいでしょう。


その夢見る状態のこころが最も求めているものは、活き活きとした、楽しさと愛情に満ちた情緒の育みです。


そういう子どもたちの本性からの求めに、大人はどう応じることができるでしょう。


そのようなことを、今回の「ひのみやこ シュタイナー教員養成 オンライン・プレ講座」では語り合いたいと考えています。


ご関心をお持ちの方、ぜひ、お気軽に、ご参加下さい。お申し込みをお待ちしておりますね。



********************



ひのみやこ シュタイナー教員養成オンライン・プレ講座「世は美しい」& 声のワークショップ(ことばづくり)

●日時
2025年1月29日(水) 20時半〜22時

●参加費
3500円

●ご用意いただくもの
声に出してみたい文学作品(物語、昔話、詩など)をひとつご用意ください。

●お申し込み
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform

●zoom のミーティングurlは、お申込みいただきました方にお伝えいたします。


ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 15:28 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オンライン説明会&トークライブ&プレ講座のご案内と講師陣ご紹介I〜宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座〜



471887423_1684736355588884_5142110440317695648_n.jpg



年が新たになりましたね。
ひのみやこ日本文化に根差すシュタイナー教員養成講座 in 宮城蔵王。
まだまだ、オンライン説明会、そしてオンラインでのトークライブ、さらには、オンラインによるプレ講座をいたしますよ!


1月8日(水)20:30~ オンライン説明会

1月17日(金)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:設楽清和 /パーマカルチャーセンタージャパン代表)

1月22日(水)20:30~ オンライン説明会

1月29日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

2月5日(水)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:岸 英光 /コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者)



ご関心をお持ちの方、ぜひ、お気軽に、ご参加下さい。お申し込みをお待ちしておりますね。




参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



********************


杢野芝麻 顔写真1  .jpg



来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただいています。


今回は、「音楽」を担当して下さる主宰の杢野芝麻さんです。


●音楽  杢野芝麻
音楽の基礎は「聴く」ことです。
聴く力を、音、音楽体験をとおして育みます。
聴く器官は、周囲にある音に対しての感覚を養うことで、また、
世界と親しくかかわる自分自身の世界をとおして育まれます。
それは判断の力を培うことにもなります。
音楽の本質を皆さんと共に共有できる学びの場を、楽しみにしています。



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 14:06 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月13日

新横浜でのことばの芸術体験



IMG_2756.jpg



先日は、新横浜でのことばづくり(言語造形)。教師の方々にお集まりいただいての時間です。絵本の読み聞かせに取り組んだのでした。


何よりも、絵本を読む大人自身が喜びと楽しさに満たされること。これは、どこから生まれて来るかといいますと、ことばを「動く」ことによってなのです。なぜなら、ことばとは、「動くもの」「動いているもの」「靈(ひ)のもの」だからなのです。


ことば、文、文章に秘められている「動きの靈(ひ)」から、それを訓む人も聴く人も共に喜びを授けられるのです。


教師の方々がそのことをからだで知っていることは、大いなることで、わたしも、こういう仕事を通して、それを子どもたちへとからだからからだへ伝わってゆくことを目論んでいるのです。


それにしましても、こういった場を用意して下さる企業を経営している方々に、本当に、こころから感謝をするのです。


それは、すぐには結果の出ないことにお金を投入していくということをあえてされているからです。


人から人へ、こころからこころへ、からだからからだへ、何十年もかけて、まことの文化は育まれてゆきます。おおよそ三十年後に最初の稔りが生じて来ます。





posted by koji at 12:22 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/8 オトノ間 小さなおはなし会 笠取



468681250_18048459296012035_7865619978127609137_n.jpg

465806664_18046380257012035_4412967900597652754_n.jpg

IMG_2726 (1).jpg



京都の宇治にある笠取山の中腹にて先日、『オトノ間 小さなおはなし会』をいたしました。


この会を企画した齊藤弥生さんが二十年近く前から通い続けている笠取山の一農家にてのひとときでした。


齊藤さんは、ことばづくり(言語造形)も二十年近く、毎月一回の京田辺でのクラスに通い続けておられ、からだまるごとの動きから息と声を解き放つこの芸術実践がご自身のこころの解放に繋がって、見失いそうなご自身のありようを取り戻すことができたと語ってくださいました。そして、毎回、文学作品を声に出す喜びを毎回毎回味わって来られたからこそ、こんなに長い年月、ひとつのことを続けられたとも語ってくださいました。


彼女が、ことばづくり(言語造形)の発表会をしたいという思いと共に、限界集落となりつつあるこの笠取山の農村に少しでも人と人との新しい出会いの場を産みだし、この山村が保持され、再生を果たしていくことに資していきたいというさらに熱い念いが、この日の芸術の集いを産みだしました。


この日の齊藤さんの読み聞かせ『蜜柑(芥川龍之介作)』は、果たして圧巻の出来でした。https://youtu.be/7PHoeG8ddV4


彼女は普段話しているときは、本当に穏やかで優しい語り口の方なのですが、作品に取り組み始めるやいなや、その文体とひとつになって、その場の雰囲気、空間の色まで変えてしまいます。


人って、本人にも気づかれないような様々な側面を持っているのです。それが、それぞれの作品に応じて、照らし出され、輝きいづるのが、このことばの芸術「ことばづくり」の大きな魅力です。


この日、お集まりくださった皆さんとこの場を提供して下さった古市さんに感謝をいたします。


そして、古くから続いてきた日本の暮らしとこの古くて新しいことばの芸術が結びつき、これから新しい価値を創造していくことをこころから願います。





posted by koji at 11:54 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月11日

2025年1月より新しく「ことばの家」始めさせていただきます!in 京都市伏見区醍醐



IMG_2520.jpg
右手前にある家が「ことばの家」です☺


464033333_8538087942937843_167778480997184534_n.jpg



『教育の基として 普遍人間学(一般人間学)16回連続』+『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


2025年1月より、京都市伏見区醍醐勝口町にて、新しく「ことばの家」というシュタイナーから生まれた靈(ひ)の学び「アントロポゾフィー」クラス、そして、ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」のクラスを始めさせていただきます。


まず、スケジュール、ご参加費等を記します。


●日時 

毎月第三土曜日
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)

午前10時〜12時 
『教育の基として 普遍人間学(一般人間学)16回連続』

午前12時〜13時 
お昼ご飯

午後13時〜15時 
ことばづくり(言語造形・お話や詩を語る時間です)

午前・午後共に、オンライン参加・録画受講も可能


●ご参加費
午前午後通し 4回連続 30000円  単発 9000円
午前のみ 4回連続 16000円  単発 5000円
午後のみ 4回連続 16000円  単発 5000円


●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102


●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mai suwa@kotobanoie.net



このたびの午前の『教育の基として 普遍人間学(一般人間学)』全16回連続の講座では、わたくしがそれぞれの講座の内容のうち、とりわけ大切なところに焦点を絞って語らせていただきます。


1919年8月から9月にかけて行われたルドルフ・シュタイナーによる連続講義で、アントロポゾフィーから生まれる子どもたちへの教育実践への備えとして、開校目前のシュテュットガルトのヴァルドルフ学校(世界初のシュタイナー学校)に赴任する教師たちや関係者たち約20名を相手になされたものです。


この連続講座は、「教育の基として」という副題がついていることもあり、シュタイナー教育の基礎を学ぶことができるとの予感から手に取る人が多い本なのですが、その内容の難解さに、また多くの人が途中でページを閉じてしまう本でもあると感じられます。


序章である「前夜祭での挨拶」から、その後14日間にわたる講義、そして最後の「開校の挨拶」にいたるまで、シュタイナーは、まさに、人を育てることの本質を摑むために何より大切な「人間認識」「人というものを知るということ」を情熱をもって、多面的、かつ、重層的に語っています。


翻訳は、言語造形家の鈴木一博さんの訳(『普遍人間学』)を使いますが、ご参加下さる皆さんは数種類出版されているどの翻訳本(『一般人間学』)でも結構ですので、ご用意くだされば幸いです。講義の進め方は、各講座の重要なところをわたくし諏訪の語りによって聴いていただけるよう講座を仕立てて参ります。



そして、午後のことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。


ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。



京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。


新しい年のはじまりと共に、ぜひ、お足をお運びいただければと願っております。


どうぞよろしくお願いいたします。



    ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm




posted by koji at 18:52 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月31日

宮城蔵王 ひのみやこ 日本文化に根差すシュタイナー教員養成講座 講師ミーティング



無題1.png



昨晩は、講座を担って下さる講師の方々に集まっていただき、初めてのミーティングを試みました。


おひとりおひとりの語ることばを聴くこと。そこからその方その方の心根を感じとること。そして、オンラインとはいえ、肌で互いに感じ合うからこそ、これから互いへの関心が少しずつ深められていくということ。教科の内容と同じくらい大切にしたいもの、それは、人と人との間に流れる関心と信頼へのこころの深まり。


講座の贈り手側の営みだったのですが、すでに、教員養成講座が始まっているように感じたのでした。


このたびの蔵王でのシュタイナー教員養成講座を担う主体は、「ひのみやこ」と名付けられました。


以前、この「ひのみやこ」の中心メンバーのひとりである清水絢子さんが書いてくれたのですが、「ひのみやこ」は、人の「ひ(精神性)」を守り育てる場所(「みや(宮)こ(此処)」)を表しています。


「ひ」とは、靈であり、宇宙の陽であり、こころに灯る火であります。


人は、その「ひ」を、こころに宿し、からだを養って行くことによって、「ひを灯すところ」「ひと」になってゆくのです。


人は、「靈(ひ)」と「こころ」と「からだ」という三つの節(ふし)が織りなし合ってできており、その三つの節のそれぞれをそれぞれとして精確に見てとってゆくこと。


その上で、「靈(ひ)とからだをしっかりと結びつけるために、こころの育みが大切なのだ」という人間認識。


その人間認識から、子どもたちを育てる教育をやっていこう。


そのための場所、それが、「ひのみやこ」です。


この「ひのみやこ シュタイナー教員養成講座」は、子どもを育ててゆくということを真ん中に据えた、大人のための自己教育学校、靈(ひ)からの総合芸術学校であります。


靈(ひ)は、あまねく世界中に普遍的なものであり、それをわたしたちは、シュタイナーから生まれた靈の学び「アントロポゾフィー」から稼いで行きます。


そして、からだは、親、ご先祖様から授かり、大地に根付いた血の通うもので、農をはじめとする人ならではの仕事と芸術行為によって、養ってゆきます。その営みは、我がからだを信頼していく道であり、「日本」「日本」とうるさく言わずとも、おのずからこのからだのふるさとの文化・風習・土俗性が感じられて来ます。講師の方々が、そのことを担って下さいます。


その、世界中にあまねき靈(ひ)と、その土地その土地に固有なものの上に育つからだとを結びつけるために、わたしたちは、こころの育みの必要を見いだすのです。


上からの靈(ひ)の学び。下からのからだの養い。その真ん中にこころの育ち。


そのこころの育みのために、わたしたちの教員養成では、「瞑想・メディテーション」の重要性を実感していく道を共に歩んで行きます。


そうして、ひとりひとりの大人が、「光の柱」になりゆく道を歩き出して行くのです。


子どもたちにとって、自分のそばに何本もの光の柱が立ってくれていることほど、助けになるものはありません。


時代は、そのことを求めています。


二年間という短い期間を通してですが、靈(ひ)へ向ってゆく学び、こころの育み、からだの養い、この三つの節(ふし)を織りなしていく集中した学びを多くの方と共にできることをこころから望んでいます。





●第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
オンライン説明会を開催します!
@11/6(水)20:30〜21:30
A11/20(水)20:30〜21:30
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako







posted by koji at 13:55 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月28日

宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 オンライン説明会のご案内と講師陣ご紹介D



「ゲーテ的自然観察」 中森あんじゅ もりとアートの学校主宰.jfif



●第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
オンライン説明会を開催します!
@11/6(水)20:30〜21:30
A11/20(水)20:30〜21:30
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



********************



来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただきたいと思います。


「植物との対話(ゲーテ的自然観察)」クラスを担当して下さる、福島県の裏磐梯にて「もりとアートの学校」その他様々な活動を主宰されている中森あんじゅ(Anju Nakamori)さんです。


●植物との対話(ゲーテ的自然観察)  中森あんじゅ
植物の美しい色や形をよく観察し、その背後にある力を感じていきましょう。植物を通し、ゲーテやシュタイナーが残した叡智を感じ、世界と自分に対する新しいまなざしを広げる時間にしたいと思います。



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 17:24 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月23日

宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 オンライン説明会のご案内と講師陣ご紹介C



464282620_8551600704919900_1065891270908813770_n.jpg



●第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
オンライン説明会を開催します!
@11/6(水)20:30〜21:30
A11/20(水)20:30〜21:30
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



********************



来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただきたいと思います。


「水彩」「手仕事」クラスを担当して下さる、宮城県仙台市にて「森のちいさなアトリエ」を主宰されている秋山 良子さんです。


●水彩  秋山良子
シュタイナーの水彩は、紙に水を含ませ色をのせて描きます。色と色が出会い、響き合い、溶け合い、変容していく様は、風の中を漂う雲のよう。色が広がる、新たな色が重なる、それらを受け取り、また筆を動かす。色との対話のなかで私たちの内には静けさが訪れ、色の響きが命の隅々まで沁みていきます。私たちの感じる心を豊かに育みます。


●手仕事  秋山良子
人間の手は自然界をつなぎ合わせ、新しい命を生み出す力を秘めています。手を動かし、心を動かし、私たちが生み出すものが、この世界の根源と静かに響き合い生まれたものであれば、 その暮らしは、一つ一つが尊いものとなるでしょう。シュタイナーの手仕事は、そうした手と感性を育て、揺るぎない意志を育みます。



ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako







posted by koji at 13:45 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月22日

宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 オンライン説明会のご案内と講師陣ご紹介B



462575668_8755957737785234_2787856300529310076_n.jpg



●第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
オンライン説明会を開催します!
@11/6(水)20:30〜21:30
A11/20(水)20:30〜21:30
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



********************



来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただきたいと思います。


「筆と墨によるフォルメン線描」クラスを担当して下さる書家の下藤天山さんです。


●筆と墨によるフォルメン線描  下藤天山
筆の持ち方から線の引き方まで、今一度、「はじめて」に戻って挑戦する時間を過ごしましょう。ありとあらゆる感覚を使って線を引く。そんな時間を過ごします。そして最後は、発声力をもって、円と線だけによる、今の自分を物語る一つの作品を仕上げましょう。



ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





posted by koji at 22:39 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年10月19日

宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 オンライン説明会のご案内と講師陣ご紹介A



462806367_8493429334070371_9202769230714588883_n.jpg


●第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座」
オンライン説明会を開催します!

@11/6(水)20:30〜21:30
A11/20(水)20:30〜21:30

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako


********************



来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただきたいと思います。


「4年生から8年生の子どもたちへの授業の実際」クラスを担当して下さる若林伸吉(わかばやし しんきち)さんです。


担任と共に過ごす第2七年期の後半(4〜8年生頃)について、子どもの発達とカリキュラムの概要に触れながら、具体的な授業について、何を目指し、何に気をつけて、どんな授業を行っていくのか、多くの実例を交えてお話しできたらと思います。皆様とお会いできるのを楽しみにしています。

若林伸吉(わかばやし しんきち)
現・京田辺シュタイナー学校教師



ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako






posted by koji at 10:40 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
■ 新着記事
冬と夏の対極性を感じ切る (07/06)
メディテーションとことばづくり (07/04)
こころのこよみ(第11週) (07/02)
意識とは光である アストラルのからだへの自己教育 (06/26)
こころのこよみ(第10週) (06/23)
シュタイナーの学びにおける人と言語 (06/22)
こころのこよみ(第9週) (06/20)
シュタイナー教育とは大人自身の〈わたし〉の育みに懸かつてゐる (06/16)
苦しみや悲しみからこそ人は目覚めうる (06/11)
こころのこよみ(第8週) 〜聖き靈(ひ)の降り給ふ祭り〜 (06/06)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(245)
アントロポゾフィー(185)
断想(575)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(461)
こころのこよみ(魂の暦)(507)
動画(345)
農のいとなみ(1)
うたの學び(89)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(41)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内 by 諏訪耕志 (04/11)
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0