本日は旧暦の四月十七日にあたり、『日本書紀』によると、神功皇后(息長帯比売命)の千七百五十年目の御命日。
住吉大社の第四本宮の御祭神であられるゆゑ、そこにて神功皇后祭が行なはれました。
(石清水八幡宮でも同じくこのお祭りが今日、行はれてゐます)
五十年前には、千七百年祭が行なはれたさうです。
今日、本殿の扉が開かれるのを初めて見ました。
神主により祝詞が唱へられるのを耳を澄まして聴いてゐると、そのことばの一音一音を通して、これまで感じたことのないものが流れてくるやうで、まるで他の参列者も誰もゐず、息長帯比売命と自分だけになつたやうな感覚に包まれ、からだが熱くなりました。
一緒に参列した妻も、同じやうな感覚に包まれたと言ひます。
また、祭りが終はつた後、お宮の前で、嬉しい出会ひにも恵まれました。
その方から、立ち話ながらも、色々なとても興味深いお話しを伺へたこと、望外の喜びでした。
「ことばの家 諏訪」から歩いても十四、五分のところに、住吉さんがあり、神功皇后のお宮があり、週に何日もお参りできること、自分たちは本当に恵まれてゐるなあと思ふのです。
この国を守りし女神とこしへに息吹きかよはす西へ西へと
posted by koji at 13:21
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うたの學び
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