
五年前から、オンラインで、シュタイナーの学びのときを毎週毎週持たせてもらっているのですが、わたし自身にこの仕事を喜びをもって続けることのできている理由があります。
シュタイナーの学びの大切な内実を分かち合える喜びはもちろんのことなのですが、そのことと同じぐらい、もしかしたら、そのことにも増す深い喜びがあります。
それは、学びの仲間のこころに出会えることです。ひとりひとりのひめやかなこころの営みの一端に触れられることです。
ひとつひとつのクラスにおいて、ひとりひとりは、守られ、受け入れられているという感覚、感情が静かにあって、講師をさせてもらっているわたし自身もその穏やかで神々しいお社の中にいることを毎回欠かさず感じているのです。
これは、そこで扱っているアントロポゾフィーという靈(ひ)の学びから生まれるもののおかげです。
クラスの仲間のこころにそっと聴き耳を立てることの連続が、いつしか、自分自身のこころの声に耳を澄ますことへと道が続いていることに、わたし自身、この五年の間で気づかされてきたのです。
こころとこころが触れ合うことの連続した積み重ねが、まず、わたしたち大人にとって必要であることを実感します。他者との縁(えにし)を親しく感じとることの練習が必要であることを実感するのです。
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