今日が我が国の旧暦においては、5月5日の端午の節供の日です。そして、キリスト教における聖き靈の降り給ふ祭り(聖霊降臨祭)が来週の日曜日、新暦の6月8日です。
わたしたちは、明治6年から新暦を使用し始めましたが、それ以前は、いくたびかの暦の改定が重ねられましたが、主に太陰太陽暦である和暦が人々の暮らしを導いていました。
当然、我が国の祝祭は、この和暦である旧暦で営まれていました。その祝祭の日がそれぞれその日に定められているのは、目には見えない領域、精神の領域から定められていたのです。
わたしは、その精神・靈(ひ)の領域から定められていた我が国における祝祭を、いまひとたび、甦らせるべく、こうして考え続けています。
祝祭とはそもそも、靈(ひ)の世と日々の暮らしを繋ぐ、大切な営みです。一年(ひととせ)という巡りつつ繰り返される時間の流れに、祝祭によって靈(ひ)の句読点を打つのです。そうして、わたしたちは晴れと褻(け)のリズミカルな交代を健やかに生きてゆくことができるのです。
わたしたちは、新しい時代に生きています。戦後80年を経た今、西洋からの影響を受け続けて来た現代的暮らしの送り方に対して、この国の古くからの精神的営みを注意深く見直し、その間に釣り合いを見いだしてゆくべく、靈(ひ)の観点・見識から、新しい祝祭づくりを始めてゆくときです。とりわけ、シュタイナー教育における祝祭づくりから始めることができます。
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