2024年12月13日

新横浜でのことばの芸術体験



IMG_2756.jpg



先日は、新横浜でのことばづくり(言語造形)。教師の方々にお集まりいただいての時間です。絵本の読み聞かせに取り組んだのでした。


何よりも、絵本を読む大人自身が喜びと楽しさに満たされること。これは、どこから生まれて来るかといいますと、ことばを「動く」ことによってなのです。なぜなら、ことばとは、「動くもの」「動いているもの」「靈(ひ)のもの」だからなのです。


ことば、文、文章に秘められている「動きの靈(ひ)」から、それを訓む人も聴く人も共に喜びを授けられるのです。


教師の方々がそのことをからだで知っていることは、大いなることで、わたしも、こういう仕事を通して、それを子どもたちへとからだからからだへ伝わってゆくことを目論んでいるのです。


それにしましても、こういった場を用意して下さる企業を経営している方々に、本当に、こころから感謝をするのです。


それは、すぐには結果の出ないことにお金を投入していくということをあえてされているからです。


人から人へ、こころからこころへ、からだからからだへ、何十年もかけて、まことの文化は育まれてゆきます。おおよそ三十年後に最初の稔りが生じて来ます。






posted by koji at 12:22 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
こころのこよみ(第45週) (02/15)
人は心臓で考えることができるようになる! (02/12)
こころのこよみ(第44週) (02/08)
『コミュニケーショントレーニングネットワーク岸英光さんとのトークライブ』 ひのみやこ 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 @宮城蔵王 清水絢子 高橋愛満 諏訪耕志 (02/06)
教師に必要なものは無言のうちのこころもち (02/02)
こころのこよみ(第43週) (02/02)
胸に炎を灯し続けるために シュタイナー「血のエーテル化」より (01/31)
こころのこよみ(第42週) (01/25)
アドリブでお話を語ってみる (01/19)
こころのこよみ(第41週) (01/18)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(243)
アントロポゾフィー(180)
断想(569)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(452)
こころのこよみ(魂の暦)(489)
動画(323)
農のいとなみ(1)
うたの學び(88)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(41)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
教育の根本 by 諏訪耕志 (06/21)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0