2024年04月29日

次なる新たなところへと歩みゆく希み



IMG_1672.jpg

IMG_1847.jpg



我が「ことばの家」の裏に百年にわたって佇立していた古い家が取り壊されてしまいました。


そして、この「ことばの家」ももうすぐ取り壊されてしまいます。


何ごとも何ものも常ならざるものですが、眼の前でどんどん古いもの、親しみある馴染みのものが消えて行くのを、わたしもまた、いま、目の当たりにしています。


しかし、それは、わたしに、思い出に耽り、悲しみに憩うことよりも、人生の次なる新たなところへと歩みゆく希みを抱かせます。


わたしには、勇気が必要ですし、実際、その勇気をこころにもらえていることに恩寵を感じます。


わたしは、ひとりで生きているのではない。わたしは、生かされている。そして、赦されている。こうして生きることを赦されている。


ずっと変わらず見守って下さっている方々がおられること。


そのリアリティーを抱いて、ゆっくりと歩いて行きたいと思っています。


次の住まいが決まりましたら、その前に、大阪帝塚山のここ「ことばの家」にて「言語造形の最後の晩餐?」ができたらと切望しています。







posted by koji at 23:41 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
冬と夏の対極性を感じ切る (07/06)
メディテーションとことばづくり (07/04)
こころのこよみ(第11週) (07/02)
意識とは光である アストラルのからだへの自己教育 (06/26)
こころのこよみ(第10週) (06/23)
シュタイナーの学びにおける人と言語 (06/22)
こころのこよみ(第9週) (06/20)
シュタイナー教育とは大人自身の〈わたし〉の育みに懸かつてゐる (06/16)
苦しみや悲しみからこそ人は目覚めうる (06/11)
こころのこよみ(第8週) 〜聖き靈(ひ)の降り給ふ祭り〜 (06/06)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(245)
アントロポゾフィー(185)
断想(575)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(461)
こころのこよみ(魂の暦)(507)
動画(345)
農のいとなみ(1)
うたの學び(89)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(41)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内 by 諏訪耕志 (04/11)
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0