2024年02月10日
からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べ
旧暦では今日が一月一日。個人的にも新しい年の初めを感じる。
昨日までおほよそ20日間ほど、風邪でずつと寝込んでゐた。
夜になると咳の苦しみで眠られず七転八倒してゐる最中にも、精神的な取り組みだけで、このからだの自己回復力を頼んでゐたのだが、どうにもかうにも仕様がなく、やうやく昨日、いいお医者さんに出会ひ、人工的な処置をたくさんしていただいた。
そして、今朝、本当に久しぶりに健やかな目覚めを感じたのだ。まさに元日である。
当たり前のことだらうが、現代医学の助けを借りなければならない自分自身のからだの弱さを認めざるを得ない。
なほかつ、それでもやはり、我がものの考へ方、想ひ方、感じ方にこそ、病の根本の原因はあると思はざるを得ない。
そして、青い森自然農園の齋藤 健司さんと豊泉 未来子さんにいただいた、昨年収穫された大切な新しいお米を炊いていただく。頬が落ちるほど旨い。
素朴な食べ物と素朴なこころ。
その享受を即座に喜びの情で応へてくれるのが、我がからだである。
そのこころとからだのハーモニーに、ますます、靈(ひ)として、ことばが天(あめ)より流れ降りて来る。
からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べを、今年から、歌つて行きたい。
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