生きてゐると、本當に色々なことがありますね。
思ひ通りに行かないこと、欝屈をためてしまふこと、こころが引き裂かれるやうなこと、そして、くたびれ切つてしまふこと・・・。
だけれども、人は、必ず、立ち直るのです。
その力はどこからやつて來るのでせう。
我が國の神話には、タケハヤスサノヲノミコトが蛇の尾から見いだした劍(つるぎ)が描かれてあり、その劍は後に日本武尊に授けられます。
その劍は、草薙劍(くさなぎのつるぎ)といふ神の劍で、そのまことの意味は、人のこころに茂り、蔓延るよこしまな思ひや情や怠惰や弱氣や卑怯を祓ひ除ける意志の劍です。
その劍は、すべての人のこころに鎭まつてゐます。
そして、その劍がしつかりと手に握られ、用ゐられることによつて、人は、何度でも、立ち上がり、己れに立ち返ることができるのです。
秋といふ季節は、こころの内に、その劍が育つて來るときです。
西洋の國々では、ミカエルといふ大天使のお話でも、語られてゐます。
この「蛇の輪」といふお話。
皆さんは、どう、お聽きになるでせうか。
必要ならば、それは、人生そのものに電撃的な一撃を加へる劍ともなります。
それは、生きてゐること、生かされてゐることの、本當の目覺めへと導く一撃でもあります。
コロナウイルス禍が始まつた2020年の春に語つたときの動畫です。よろしければ、どうぞお聽きください。

ミンヌ『聖遺物箱を擔ぐ少年』
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