2023年05月06日

ありがたうございました!ゴールデンウィークの教員養成 in 仙台 シュタイナー教育



344230305_1032413864395613_8183058724081552149_n.jpg

IMG_0721.jpg

IMG_0727.jpg




昨日、おひさまの丘 宮城シュタイナー学園主催のシュタイナー教員養成講座第四回目が終了しました。


「十二の感官」をテーマに、古賀美春先生による音楽の芸術実践と、Douglas Newtonさんによる「自然観察」、そして言語造形による『古事記(ふることぶみ)』を体験する三日間。


Douglas Newtonさんの導きによつて、わたしたちは、学園の周りに拡がっている森の中に裸足で分け入り、川の流れに入つて行き、子どものやうに息を弾ませながら、遊び、大地に触れ、風のそよぎに頬を撫でられ、鳥の鳴き声に耳を澄ますのでした。そこでは、自分自身の息遣いを普段以上に感じ、こころがいつしか洗はれてゆくことによって、感官が研ぎ澄まされてゆくのです。


自然のその場その場において、光を観るのです。


その光には、神々しいものが密やかに流れてゐるのを肌で感じるのです。


そのとき、これまでの狭い自分のこころのありやうから解き放たれた、新しい自分がすつくりと立ち上がつてくることを感じるのです。


さう、自然を観る、とは、目で視ることだけでなく、足の裏で観る、からだのまるごとで観るといふことであることを実感することができたのでした。


三日間が終はつたあとの、参加者のみんなのいのちといのちとが流れ合ふやうな清々しいお顔。


そこにメディテーションと精神の学とを重ね合はせる、わたしたちの教員養成講座は、きつと、参加された皆さんの暮らしとこれからの仕事に新鮮な息吹きと心意気を吹き込むことと思ひます。


今回もこの講座を支えて下さつた学園の皆さん、本当に美しい講座を担つてくださった古賀先生、Newtonさん、そして、この講座を上の次元で見守つて下さつてゐる精神の世の方々、こころよりの感謝を感じてゐます。


どうもありがたうございました。





posted by koji at 16:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
青い森自然農園でのことばづくり「ことばのひ」 (10/10)
ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 講師陣ご紹介@ (10/09)
日本文化に根差す第1回シュタイナー教員養成講座 in 宮城県蔵王町 ひのみやこ主催 (10/07)
こころのこよみ(第27週) (10/04)
理想をことばに鋳直すお祭り ミカエルのお祭り (09/29)
こころのこよみ(第26週) ミカエルの祭りの調べ (09/28)
大阪帝塚山「ことばの家」さよならパーティー (09/27)
エーテルの世を描いている古事記 (09/24)
頭で考へることをやめ 胸のチャクラからの流れに委ねる (09/23)
命綱としての文学 (09/22)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(237)
アントロポゾフィー(180)
断想(563)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(440)
動画(311)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
うたの學び(88)
神の社を訪ねて(37)
こころのこよみ(魂の暦)(471)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(40)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
わたしの来し方、行く末(3)
■ 最近のコメント
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
教育の根本 by 諏訪耕志 (06/21)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0