2023年04月15日

こころのこよみ(第2週)



2-4.jpg



外なるすべての感官のうちに
 
見失ふ 考への力が己れのあり方を
 
見いだす 靈(ひ)の世は
 
人がふたたび芽吹いてくるのを
 
その萌しを靈(ひ)の世に
 
しかしそのこころの実りを
 
人のうちにきつと見いだす
 
 
 
 
Ins Äußre des Sinnesalls
Verliert Gedankenmacht ihr Eigensein;
Es finden Geisteswelten
Den Menschensprossen wieder,
Der seinen Keim in ihnen,
Doch seine Seelenfrucht
In sich muß finden.
 
 
 

シュタイナーは、Sinn(感官)とEmpfindung(感覚)とをはつきりと使ひ分けてゐます。

Sinn(感官)は、目や耳などの感覚器官であり、その機能・働きをも言ひます。

Empfindung(感覚)は、Emp(受けて)findung(見いだされたもの)といふつくりで、感官に向かつてやつて来るもののことを言ひます。






posted by koji at 21:25 | 大阪 ☔ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
民族の精神・こころ・からだ (12/04)
こころのこよみ(第35週) (11/29)
「母の国 滋賀」でのことばづくり (11/28)
目に見えない方々へお返しをして行くとき (11/26)
コトノハ農園のサツマイモ 紅はるか (11/24)
こころのこよみ(第34週) (11/22)
教師は歌いましょう! (11/22)
こころのこよみ(第33週) (11/16)
瞑想 それは幼児期の三年間の力を甦らせる営み (11/13)
昔話や神話を信じること (11/10)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(240)
アントロポゾフィー(180)
断想(565)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(446)
こころのこよみ(魂の暦)(479)
動画(317)
農のいとなみ(1)
うたの學び(88)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(40)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
教育の根本 by 諏訪耕志 (06/21)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0