子どもとことば。
そこには、成長するといふことにおける秘密の関係があります。
国語とは、その人のこころをかたちづくるための、大切なものです。
ことばによつてかたちづくられることで、ますます、こころは明瞭さ、健やかさ、力強さを宿し始めるのです。
ことばによつて、かたちづくられてゐないこころは、時に暴れまわり、沈み込み、はしゃぎまわります。
国語教育とは、こころから精神への成長を促すうえで、なくてはならないものなのです。
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