2022年09月10日

同時代を生きてゐる〜「アントロポゾフィーハウス 出会ひの会 第一回目」〜






昨日の第一回目「アントロポゾフィーハウス 出会ひの会」にお集まりくださつた皆さん、本当にありがたうございました。


真摯に、熱く、アントロポゾフィーについて語り合へる、あのやうな場が生まれたのは、ひとへに、ご参加くださつた皆さんのお陰です。


ある人から問ひが発せられ、問はれた人はその問ひを元手に、考へ、そして、その考へをことばにしてみる。


その姿は、美しい。そのやりとりは、自由が息づく空間が拡がつてゆくやうな感覚を感じます。


そして、第一回目を終へ、わたしがとりわけ強く感じましたのは、「わたしたちは、いま、同時代を生きてゐる」といふ情と感覚でした。


何がどうなるか全く分からないこの世において、それでも、わたしたちは踏ん張つてこの人生を生き抜いて行く、その心根と目覚めた意識を持つ人が、アントロポゾフィーの生成に情熱と希望を抱いて、この同じ時代を共に生きてゐる。


この出会ひの会は、はじめてアントロポゾフィーに触れ始めた人が、そのやうな「アントロポゾフィーを生きる」人に出会ふ場でありたいと思ひます。


この会が、アントロポゾフィーといふ「人を知る」学びへの入り口、入門の場になることができれば、とも希つてゐます。


そして、昨日の会でも話題に上つた、「アントロポゾフィーの職能への道」に着手する糸口を探る場に成長していくことができれば、といふ志が、わたしの内に、脈打つてゐます。


アントロポゾフィーには、教育、農業、医学、芸術などの様々な領域があります。


それらすべての実践活動には、すべて、密(ひめ)やかな学び、こころの育みが裏打ちされてゐます。


アントロポゾフィーのその様々な領域に関心を寄せる、様々な人が自由に集まることができる、そんな場にしていきたいと考へてゐます。


そして、この時代を生き抜いていく、暖かく豊かでしなやかな意識を、共に、強め合ひませう。


次回、第二回目は、第二金曜日、10月14日、夜の7時から8時までの予定です(時間が延長することもあると思ひます)。


●お申し込み先  
「アントロポゾフィーハウス ことばの家」ホームページのアクセスページからメッセージをお送りください。


※初めてのお申し込みの際、簡単な自己紹介文をお書きいただければ、ありがたいです。そして、人数制限をしておりますので、お申込みいただいても、ご参加できないこともありますこと、どうぞご了承ください。





posted by koji at 18:33 | 大阪 ☀ | Comment(0) | アントロポゾフィーハウス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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