昨日の第一回目「アントロポゾフィーハウス 出会ひの会」にお集まりくださつた皆さん、本当にありがたうございました。
真摯に、熱く、アントロポゾフィーについて語り合へる、あのやうな場が生まれたのは、ひとへに、ご参加くださつた皆さんのお陰です。
ある人から問ひが発せられ、問はれた人はその問ひを元手に、考へ、そして、その考へをことばにしてみる。
その姿は、美しい。そのやりとりは、自由が息づく空間が拡がつてゆくやうな感覚を感じます。
そして、第一回目を終へ、わたしがとりわけ強く感じましたのは、「わたしたちは、いま、同時代を生きてゐる」といふ情と感覚でした。
何がどうなるか全く分からないこの世において、それでも、わたしたちは踏ん張つてこの人生を生き抜いて行く、その心根と目覚めた意識を持つ人が、アントロポゾフィーの生成に情熱と希望を抱いて、この同じ時代を共に生きてゐる。
この出会ひの会は、はじめてアントロポゾフィーに触れ始めた人が、そのやうな「アントロポゾフィーを生きる」人に出会ふ場でありたいと思ひます。
この会が、アントロポゾフィーといふ「人を知る」学びへの入り口、入門の場になることができれば、とも希つてゐます。
そして、昨日の会でも話題に上つた、「アントロポゾフィーの職能への道」に着手する糸口を探る場に成長していくことができれば、といふ志が、わたしの内に、脈打つてゐます。
アントロポゾフィーには、教育、農業、医学、芸術などの様々な領域があります。
それらすべての実践活動には、すべて、密(ひめ)やかな学び、こころの育みが裏打ちされてゐます。
アントロポゾフィーのその様々な領域に関心を寄せる、様々な人が自由に集まることができる、そんな場にしていきたいと考へてゐます。
そして、この時代を生き抜いていく、暖かく豊かでしなやかな意識を、共に、強め合ひませう。
次回、第二回目は、第二金曜日、10月14日、夜の7時から8時までの予定です(時間が延長することもあると思ひます)。
●お申し込み先
「アントロポゾフィーハウス ことばの家」ホームページのアクセスページからメッセージをお送りください。
※初めてのお申し込みの際、簡単な自己紹介文をお書きいただければ、ありがたいです。そして、人数制限をしておりますので、お申込みいただいても、ご参加できないこともありますこと、どうぞご了承ください。
【アントロポゾフィーハウスの最新記事】
- 二年間の仙台での教員養成講座終了しました..
- 聖き靈(ひ)の降り給ふ時と場を創る
- you tube channel「諏訪耕..
- アントロポゾフィーハウス和歌山 芸術実践..
- またまた、ありがとうございました!絵本の..
- ありがとうございました!言語芸術と日本 ..
- ありがとうございました! ことばと子ども..
- 安心できる場づくり シュタイナー教員養成..
- 10/14(金) アントロポゾフィーハウ..
- 理想をことばに鋳直すお祭り ミカエルのお..
- いまといふ時代
- いかにして人は学びにどつぷり浸れる場を創..
- 8/30 子どもの教育の実践に向けて ア..
- 8/28 アントロポゾフィーハウス【青森..
- 9/9(金)「アントロポゾフィーハウス ..
- 職能を育むためのアントロポゾフィーハウス..
- 職能を育むためのアントロポゾフィーハウス..
- 職能を育むためのアントロポゾフィーハウス..
- 芸術と精神への念ひを伝へたい アント..
- 夏、地を踏みつつ天へと羽ばたくとき