サムネイルの絵は、安田育代氏「母と子」
ビルディングを高く聳え立たせ、その高みへと登らう、登らうとしてゐる男たち。(今は、そんな元気も失せがちです)
一方、そのビルディングを支へてゐる大地の豊穣を保ち続けて来た女たち。(今は、そんな根気も失せがちです)
この見方は、あまりにも、前時代的なものでせうか。
男であること、女であることのことたるところ。
父であること、母であることのことたるところ。
それらは、とこしへに人の内に息づく。
精神の学「アントロポゾフィー」の学びから、わたしは確かにさう思ひます。
わたしたちは、性に囚はれない自由な生を謳歌していい時代に生きてゐるのかもしれません。
しかし、神から授かつてゐる性別といふものに、誰かからのプロパガンダなどに惑はされず、これまでよりも深い視点を持ちつつ、このかけがへのない生を生き抜いていきたいものです。
【動画・ポッドキャスト・語り聴かせ教室 (キッズレーダーより)の最新記事】
- 今日を生きる心意気
- 日本昔話「舞ひ戻つた蝶」
- 一冊の本はひとりの生きた人格であること ..
- 9歳頃から14歳頃までの文法をもっての国..
- 小学校低学年における国語教育 シュタイナ..
- 昔話『紀州岩出の 子守り神の話』
- 読書のすすめ
- 開校式のシュタイナーの挨拶(1919.9..
- 骨を想ふ
- 難しさを恐れず なすべきことをなしていく..
- 日本の混乱 そしてキリストのこころざし
- やまとことばの徳用(さきはひ)
- 生死を超えて繋がり続ける
- 偏差値のために学ぶんじゃない
- ちょっと待つて その判断!
- 死を念ふこととメディテーション
- 自分を二人称で呼んでみる
- 仕事現場のためのバイブル「いかにして人が..
- 2023年1月からの新オンラインクラスの..
- 読書の秋