2022年05月19日

ゆつくり


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今日は、ある企業の方々とのオンラインミーティングのひとときを持ちました。


このミーティングは、言語造形といふ芸術を土台にして、定期的にもたれてゐます。


オンサイトでしてゐた時から、この場をもたせてもらつて、もう二十年近くになりますが、ここには、みづからを開いて活き活きとことばを述べ合ひ、聴き合ふ、「自由」といふものが、ずつと、息づいてゐます。


時間の流れの中で、おのおのが、おのおのに、なりゆくのです。


その秘密はどこにあるのか。


それは、息づかひに導かれた「ゆつくり」さにあるのです。


「ゆつくり」。


ひとつひとつの息づかひ、ことばづかひ、立ち居ふるまひをゆつくりと意識的にしてみるのです。


その深さ、たわわさの中から、おのづと、伸び伸びとした、活き活きとした、こころのみづみづしさが泉のやうに湧き上がつて来ます。


そして、いつしか、乱れがちなこころの佇まひも鎮まつてゐます。


「ゆつくり」を、意識的に大事にするこの場では、なぜかおのづと、互ひが互ひを敬ふことができ、尊ぶことができるのです。


企業戦士であらざるを得ない皆さんも、ほつと一息つくやうな感覚で、わたしが<わたし>であることに安心することができる。


「ゆつくり」といふ、精神の浸透は、ひとりひとりが自分自身の<わたし>を大切にすることへと人を導きます。


そして、だからこそ、人と人との間にハーモニーを奏でることを促します。


<わたし>であることと、ハーモニー。


これが、人が自由になりゆくための礎(いしづえ)です。


今日も、そのやうなことを談り合ひ、感じ合ひました。


本当に、奇(くす)しく、ありがたいことです。





posted by koji at 14:50 | 大阪 | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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