今日はアントロポゾフィーハウス滋賀・草津。
シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』をベースにメディテーションの実際に取り組み始めました。
「しづかさ」といふ四つの音韻をもつて、こころにまさに「しづかさ」が湛へられます。そして、シュタイナーによつて設へられた七行の文によつて、深められるこころの営み。それは、精神の流れにこころが触れるひとときです。
これからも、滋賀のクラスでは、このしづかな深まりを基にしながら、こころに密(ひめ)やかな仕事を重ねてゆきます。
今日も、自宅を開放して下さつたSさんご夫妻、そして集まつて下さつた皆さん、どうもありがたうございました。
クラスのあと、比叡山の西に位置する山里、京都の大原に足を運び、麗らかな春の陽射しと花のいのち、そして風の穏やかさの中を歩いて来ました。
そして、三千院の往生極楽院から聴こえて来る声明に耳を澄ませてゐると、こころの世と目の前の世が重なり、身の周りのすべてが遠のいてゆくやうなしづかさの中へとみづからが入つてゆくことを感じるのでした。
世のすべての人が、このしづかさを想ひ起こし、安らかさに立ち返ることができるやう、いま、わたしも、こころから祈ります。
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