2022年04月09日

和歌は人の心を種として・・・



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「古今和歌集」の仮名序、紀貫之の文章。その中で在原業平(ありはらのなりひら)の和歌(やまとうた)が貫之のコメントと共に取り上げられてゐて、夜更けに読んでゐるとこころに染み入るやうに響く。


在原業平は その心あまりて言葉たらず しぼめる花の 色なくてにほひ残れるがごとし

 月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つはもとの身にして


一千何百年前の古き人と密(ひめ)やかにこころを通はせることのできる喜び。


まづは、そんな喜びをこそ、子どもたちとも分かちあひたい。そんな国語芸術の時間を創りたいと思ふ。


確かに、小学生や中学生では(もしかしたら、高校生や大学生でも)、これらの高くて深い文学の味はひはまだ分かりかねるだらう。しかし、すべてをすぐに分かる必要などどこにもない。


よきもの、本物に触れることが大切なのだから。





posted by koji at 23:22 | 大阪 | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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