今日、琵琶湖の東南に位置する草津でのアントロポゾフィーハウス。お日様が当たる暖かいお部屋でシュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を一文一文読み進めるのです。一体、今日は、何が生まれたのだらう。さう、クラスが終はつたあと、いつも自分自身に問ひかけます。おほまかなテーマを携へてクラスを始めるのですが、いつも計画通りにはせず、むしろ、その日その日に集まつた人たちの意識から汲み上げられたものを重ね合はせることから、いつも、新しい方向へ、今までに踏まなかつた道へと歩を進めて行きます。人と人とが、ある高いテーマのもとに集まるといふこと。そして、その集ひから、常に新しい何かを見いだし、生み出して行くといふこと。このことは、いま、本当に、たいせつなことです。大人が、目覚めてあることのたいせつさです。仕事をすることのたいせつさです。仕事とは、事に仕へることであり、事に身を捧げることであり、そこから新しい価値を生み出すことであります。かういつた密(ひめ)やかな学びを礎にしつつ、今年は、日本のどこかで、そんな仕事に共に乗り出す仲間と出会ひさうな予感が・・・。ありがたいことです。
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