今日は初めて愛知県豊橋市にある「にじの森幼稚園」に伺ひ、お母さんたちと一緒に言語造形を楽しみました。
この園は、取り立てて「シュタイナー」といふ名を出しての告知はしてゐませんが、本当に深くからシュタイナーの精神「アントロポゾフィー」を50年近くにも渡つて大切に育んでゐる園で、園長をされてゐる堀内節子さんとも今回、そのことをたんと語り合ふことができました。
幼い子どもたちの傍にゐるわたしたち大人が、息遣ひを安らかに深く繰りなす毎日。
幼な子たちの何を大切に守り、何を大切に育んで行くことができるのか。
そのことを考へながらも、また一方で、からだを目一杯動きのなかへ導きつつ、話し、語ることばに意欲を注ぎ込みつつ、ことばの芸術「言語造形」に、皆さん初めて取り組まれたのでした。
参加して下さつた皆さんの柔軟で積極的な姿勢、穏やかな微笑み、昨晩からの大雨だつた空も晴れ上がり、わたしたちはとても健やかで朗らかな時をいただきました。
皆さん、この健やかな息遣ひをお家に持つて帰つて下さつたのではないかな・・・。
この言語造形といふ芸術が、静かに、日本の地に住むひとりひとりの暮らしの中に根付いて行くこと、そして、アントロポゾフィーといふ精神の学がひとりひとりの人のこころに宿り始めることをこころから希ひ、皆さんとこれからも学び続けて行きます。
にじの森幼稚園の方、写真を撮つて下さり、ありがたうございました😇
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