2021年11月26日

考へを律する 情を節約する






わたしもまた、ひとりの人として、「仕事」をしたいと切に希む者です。自分自身が輝くことなど、当たり前のことではないですか。さういふことよりも、世を輝かせるために何かできないかと考へたい者です。


アントロポゾフィー運動は、有意義な情と生産的な考へを基とします。


有意義でない情、生産的でない考へ。それらは、人のこころの力を殺ぎます。それらは、これまでの人生においてほとんど習慣的なものとなつてしまつてゐる反射的な情と考へです。


みづからの外において何かが起こる。すると、反射的に、その何かに刺激されて、激情や偏つた考へに走る。


そのやうなあり方で、どうして世を輝かせることなどできませう。


さういふ考へを律する、情を節約することによつて、わたしたちはみづからのこころを生産的に育てて行くことができるのです。


そして、さうであつてこそ、そのこころは、きつと、「仕事」へと繰り出して行きます。


「仕事」です。人が闇の世を光で輝かせうるのは。


「仕事」です。人を人となしうるのは。





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