2021年09月24日

こころを決めること 〜言語造形「蛇の輪」〜






生きてゐると、本当に色々なことがありますね。


鬱屈を溜めてしまふことも、くたびれてしまふことも、こころが引き裂かれるやうなことも、ありますね。


だけれども、人は、必ず、立ち直るのです。


それは、どの人の内側にもある意地といふものによつてかもしれません。


その意地は、無分別に暴力的、自己中心的に発揮されることもあるでせう。いまは我が国の根元を支へてをられる神、タケハヤスサノヲノミコトのかつてのありやうのやうに。


しかし、そのやうな幼いかたちで発露して行くことを通してこそ、やがては、その意地は本物の「勇気」へとなり変はる。


そして、それが、どの人のこころの内にもある「意欲」「意志」の力です。


剣(つるぎ)として、我が国の神話でも、ミカエルといふ大天使のお話でも、語られてゐます。


この「蛇の輪」といふお話の中の「男の子」と「蛇」は、わたしの内なる「男の子」であり、内なる「蛇」であります。


みづからの剣で、みづからを不自由に囲ひ込んでゐる内なるものに、一撃をくはへる。


その意地、意志、意欲、勇気、決断、こころを決めること。


その上昇して行く内なる力は、どこから来るのでせう・・・。


昨日、和歌山で語らせてもらひました「蛇の輪」です。よろしければ、どうぞ、お聴きください。


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ミンヌ『聖遺物箱を担ぐ少年』




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