2021年08月13日

小学生と一緒に!粘液質で訓んでみる「やまなし」






小学校の教科書に出てゐた宮沢賢治の「やまなし」。あの冒頭の、蟹の子どもらの奇妙な会話がとても印象的な作品でした。音読をした、といふ記憶を持たれてゐる方もゐらつしゃるのではないでせうか。


『クラムボンはわらつたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらつたよ。』
『クラムボンは跳ねてわらつたよ。』
『クラムボンはかぷかぷわらつたよ。』


しかし、小学校から毎日出される宿題の時も、国語の授業の時も、その文章を音読する時の味気なさといつたら・・・。


声色を変へるといふやうな表面的な修飾を施したりすることはせず、国語を健やかに朗唱すること。


それは、言語造形によつて、実現します。


ことばの意味以上に、ことばの音韻の調べが、わたしたちに訴へて来ます。「ことばの魅力とは、このことか!」とはつきりと感覚できます。その魅力とは、ことばの響きが詩的な空間と時間を持つことから生まれて来ます。


小学生から大人まで、日本語を、母国語を健やかに、芸術的に、朗唱、朗読することの楽しみ、喜びを、わたしは伝へて行きたいのです。



※関連動画 
『多血質で訓んでみる「学問のすすめ」福沢諭吉作』 
https://youtu.be/-qoPLgf_wjU

『憂鬱質で訓んでみる「高瀬舟」森鷗外作』 https://www.youtube.com/watch?v=85Obl...



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