2021年07月28日

夏の青森 言語造形の集ひ ありがたうございました



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青森市内にて、初めての方々との、言語造形のひととき。台風がやつて来て、わたしが乗る飛行機が無事、青森空港に着くかどうか危ぶまれましたが、パイロットの方のお蔭でなんとか着陸し、時間通りに、言語造形の時間を始めることができたのでした。飛行機の中から、激しく動く厚い雲の合間に青い森と山肌が見えて来た時には、こころはすでにその地に届いてゐることを感じたのでした。


青森市内での言語造形は、おそらく、初めての営みだと思ひます。この地が、古代から未来へと向かふ言語造形といふ芸術をどうか受け止めて下さいますやうに、そんな希ひと共に時間を始めさせてもらひました。


解き放つ息遣ひを通して母音を全身で発音することから始めますと、皆さん、即座に、「ことばの精神・言霊」といふものの顕れを感覚的に掴んでをられることに、まづ、驚かされました。部屋の中、空間の中を形をもつて動きゆくことばの音韻を観る、精神の感官「ことばの感官」を青森の皆さんは、すでに啓いてをられるのでした。


ですので、その後の、絵本や、俳句、「あわうた」を通しての言語造形の営みが、神に祝福されてゐるかのやうな感覚をもつて繰り広げられ、わたし自身、楽しくて仕方がない・・・。お集まり下さつた皆さん、ありがたうございました😇


これも、すべては、このひとときを準備して下さつた五十嵐さん、そして、託児の任を荷つて下さつた越中さんのお蔭でした。五十嵐さん、越中さん、こころからお礼を申し上げます。ありがたうございました。


ワークショップのあと、青森の空は晴れ渡り、お日さまは金の矢を放つてをりました。


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posted by koji at 12:34 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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