昨日は、幼児教育をされてゐる方と言語造形をしてゐて、あらためて、幼な子たちへの大人からのことばによる働きかけの意味深さ、大切さを語り合つたのです。
幼児教育をされてをられる方々にこそ、この言語造形といふ芸術に親しんでほしい。
なぜなら、人生の最初の何年間を幼な子たちはその方々と共に生き、いまや、親御さんと共にゐる時間よりも遥かに長い時間をその方々と共に過ごし、その方々のことばで育ちゆくのですから。
人生の最初の何年間といふエポックは、大人になつてから記憶から忘れ去られてしまふがゆゑに、逆に、その人のからだの奥深くまでその影響が及ぶことを思ふのです。
わたし自身も、なんとか、幼児教育の内側に入り、言語造形からたつぷりとお話を幼な子たちと分かち合ふ日々を取り戻して行かう・・・。
むしろ、ことばをたいせつに育むことをひとつの主眼にした幼児教育の場を新しく創れないだらうか・・・。
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