2021年06月30日

言語造形と演劇芸術のための学校



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いま、人が人であり続けるために、言語造形といふ芸術を生きる人、アントロポゾフィーといふ精神の学を生きる人が必要だと、わたしは考へ、感じてゐます。


ですので、アントロポゾフィーを学びつつ、言語造形を天職とする人を産み出す学校が、この日本にも必要です。


精神の縁(えにし)とともにあなた自身を見いだすべく、予感しつつ、探し求める人よ。(『こころのこよみ 第13週』より)


始めませう。



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語るといふ芸術。演じるといふ芸術。詠ふといふ芸術。


言語造形を通して取り組むこの舞台芸術は、人そのものを楽器となしてゆく練習・修業の道です。


練習・修業といふものは、精神だけでなく、肉体をもつてするものですので、みつちりと時間をかけることを要します。


精神は、意識のもちやうで目覚めたり、眠り込んだりを行き来しますが、肉体は一定期間、時間をかけて技量を培つていくことでのみ、芸術的に動くやうに育つてくるのです。


また、そのやうに時間をかけるからこそ、その人の中に「この仕事こそが天職だ」といふ自覚と己れへの信頼がおのづと育ちます。


そして、精神からことばの芸術を織りなす技術者集団を作り、各地で舞台をしていくことによつて、ことばによる祭祀空間を産み出していく。


これは、さういふ実践的・創造的な舞台人を育成していくための学校です。


日本の国語芸術、国語教育を身をもつて担つていく人材を育成していくための学校です。


ことばをもつて垂直に立つ人を育てゆく学校です。


週四日の稽古で、基本修養年数は五年間。


この学校は、いはゆる卒業証書のやうなものはお渡しできません。


実際の舞台に立つていき、お客様からいただくその都度その折りの拍手が、皆さんの唯一の卒業証書です。


すぐにこれで飯を食へるやうになりたいといふやうな思ひではなく、高く、遠い芸術への志を抱く方、このやうな学校の精神を受け止められる方、共に歩きはじめませう。


これは、言語造形を己れの一生の仕事・天職にしていく道です。


「ことばの家 諏訪」 諏訪耕志



●就学期間:

五年間

毎週平日4日間/年間45週

春休み(1週間)、ゴールデンウィーク休み(1週間)、
夏休み(3週間)、冬休み(2〜3週間)、祝日はお休み


●時間:

午後6時〜午後8時


●場所:

ことばの家 諏訪 大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
もしくは、日本中、この道を歩んで行きたい人がゐるなら、どこでも。


●講師:

諏訪耕志 (ことばの家 諏訪 主宰)


●授業料:


入学金 3 万円 (入学決定時に納入)
月謝制 4 万円 (休みの有無に関はらず。合宿などの費用別途)


●授業内容:

言語造形
『テオゾフィー』(R.シュタイナー)
『いかにして人が高い世を知るにいたるか』(R.シュタイナー)
『普遍人間学』(R.シュタイナー)
「言語造形と演劇芸術」(R.シュタイナー)講義録
その他


●お申し込み:

履歴書一通・なぜ入学希望するかに関する文書一通を添へて、メールまた郵便で申し込む。
ことばの家 info@kotobanoie.net
〒558-0053 大阪市住吉区帝塚山中2-8-20

後日、面接日をお知らせいたします。




posted by koji at 12:10 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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