2021年06月17日

7/27(火)夏の青森 言語造形の集ひ



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古代において、ことばを話すこと、その営みは、そもそも、芸術でありました。


語るといふこと、聴くといふこと、語り合ひ、聴き合ふといふこと、それは、人と人との出会ひを大切に深めて行くための、いまといふ時を大切に生きるための、最も基となる芸術行為なのでした。


ことばといふものは、人が動物的存在としてではなく、人として生きて行くための、最も基となる芸術行為だつたのです。


そのことが忘れ去られてしまつてから、随分と時が経ちました。


わたしたちは、いま、新しく、ことばが芸術であることを想ひ起こさうと思ひます。


ことばの扱ひを丁寧に、かつ、意欲的に育めばこそ、人は、ことばと共に、みづからのこころを育んでゐることに気づきます。


ことばに、その人のこころと精神が顕れて来ます。ことばに、その人自身が顕れて来ます。ことばとは、人そのものなのです。


そのやうな、ことばと自分自身との関係を見つめ直し、育て直すためには、芸術が必要です。ことばを発する芸術が必要です。


その芸術が、言語造形です。


この夏から、ウイルス禍など吹き飛ばすかのやうに、言語造形を通して、ことばとの新しい関係性を創る精神からの文化づくりを、青森にて新しく始めさせていただきます。


また、わたくし諏訪による昔語りもお聴きいただけたらと思つてゐます。


かういふ時だからこそ、ことばの活き活きとした力を浴びにお越しになられませんか。




●7月27日(火)13時から15時まで
青森市荒川市民センターにて

●13時〜15時 言語造形ワークショップ
「シュタイナー教育におけることばの話し方」
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●15時〜15時20分 子どもたちと大人の方々への昔話の時間
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わたしたち大人が話し、語ることばのあり方が、子どもたちのからだとこころに深く働きかけて行きます。そして、子どもたちの将来の人生を密かに支へて行きます。
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ことばとは、民族が生きる国を創りなす精神なのです。言霊なのです。日本語は、その言霊をいまだ多く、深く、湛えてゐます。
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シュタイナーから生まれた言語造形といふことばの芸術を通して、日本語がそもそも秘めてゐる精神性、芸術性を見いだしていきませんか。
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ことばとは、芸術です。
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ことばとは、人そのものです。
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そんな、ことばを、からだまるごとで学びゆく言語造形のクラス、始めて行きませんか。
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講師: 
諏訪耕志(言語造形)https://kotobanoie.net/profile/#suwakoji
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場所: 青森市荒川市民センター2階会議室 https://www.city.aomori.aomori.jp/.../kouminkan/07.html...
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託児あり(有料 詳細はお問ひ合はせ下さい)
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参加費: ドネーション制
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お問ひ合はせ・お申し込み 五十嵐寛子さん suedi_bobbdi_boo@yahoo.co.jp
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連絡係を受け持つて下さる五十嵐さんからのメッセージをご紹介します。
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私の苦手なことは、話すこと。伝えたいことが、伝えられなくて苦手です。
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昨年末、諏訪さんの読み聞かせに出会いました。
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ことばが体に響く。見えない物語が見えてくる。見えない物語に引き込まれる子どもの姿。ことばってこんなに体全体に伝わるんだ!と思いました。
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そして、諏訪さんの言語造形ワークショップに参加しました。
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ことばを声に出して、私のどこかが「ぽっ!」と開く感じを味わいました。すごく心地のよい「ぽっ!」です。
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あの感じを深めてみたい。
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他の方にも体感して頂きたい。
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そんな気持ちです。
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一緒に体感しませんか。
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posted by koji at 17:51 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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