今朝も、また、内なる安らかなひとときから、一日が始まりました。
本当に、ありがたく、欠かせない、ひとときです。
以下の文章は、ルードルフ・シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』の中の「内なる安らかさ」からのものを少し書き改めたものです。
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密(ひめ)やかに学びつつ、内なる安らかなひとときを生きる人が、みづからに、かう語る。
わたしは、あらんかぎりの力を尽くして、わたしの事柄をできるかぎりよくしたい。
わたしは、気後れのもとになりかねない考へを抑へる。
わたしは、まさに気後れのゆゑに、することがおざなりになること、とにかく、その気後れがよりよくすることにはつながらないのを知つてゐる。
そして、わたしには、生きるといふことに向けて、稔り多く、促しとなる考へが次から次へと及びくる。
それらの考へが、わたしを阻み、弱くしてゐた考へに取つて代はる。
わたしが生の波立ちのさなかで、みづからの生を確かに、しつかりと導きはじめる。
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仕事のための力の源は、いつも、この「内なる安らかなひととき」にあります。
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