2021年04月19日

「くらべる」から「うやまふ」へ その深まり 〜第三回日曜夜オンライン「いかにして人が高い世を知るにいたるか」読書会〜



IMGP0054.JPG
京都・伏見桃山、乃木神社の宝物館内。乃木大将の部屋。



昨日の晩は、第三回目『「くらべる」から「うやまふ」へ その深まり』といふテーマで講義をし、語り合ひました。


現代生活の便利さ、快適さは、すべて、「くらべる」といふこころの働きから生み出されてゐます。「くらべて、物事に優劣をつけ、より優れてゐるものを選び取る」、そんな、当たり前とも言へるこころの働きによつて、この現代生活はなりたつてゐます。


しかし、だからこそ、失つたものがありました。


それは、「うやまふ」といふこころの働きです。


それは、比べません。ものとものを比べません。他者とわたしを比べません。


ただ、ただ、ひとつひとつのものごとを敬ひます。


ひとりひとりの人を敬ひます。


わたしみづからを敬ひます。


なぜでせう。


それらひとつひとつに、ひとりひとりに、神が見えてゐたからです。


これは、もちろん、極端なものの言ひ方ですが、ここでは、あへて、シンプルにさう、言はせてもらひます。


便利さ、快適さを第一とする生活信条、人生観、世界観が生まれる前の世界では、「くらべる」といふこころの働きではなく、「うやまふ」「へりくだる」「あおぐ」「いのる」といふこころの働きを大切に育ててゐました。


このアントロポゾフィーといふ精神の学によつて、わたしたちは、いかにして、これら以前に育んでゐたこころの働きを、もう一度、甦らせてゆくことができるでせうか。


密(ひめ)やかな学びの道、知ることの細道、それは、外なるものではなく、内なるものである、考へる働き、感じる働き、欲する働きを、毎日、精神に向けて育んでゆく営みです。この三つのこころの働きの育みに、鍵があります。




計三回の講座が終はりましたが、ご参加をお考へになつてをられ、まこと、こころの育みを欲してゐる方には、ぜひ、録画された第一回目から観て、聴いてきただければと希ひます。


きつと、メディテーションへと向かふアントロポゾフィーのリズミカルな学びの生活へと、新しく入つて行くことが始まります。


毎週日曜日の夜、一時間の学びの共同体を創りつづけて参ります。


●日程
毎週日曜日 午後8時〜9時
(5月2日、8月29日はお休み)


●参加費
体験参加費 初回のみ 2000円
月4回連続ご参加 5000円


御自身のご都合でのお休みは、キャンセル無効とさせていただき、録画したものを見ていただくことができます。なにとぞ、どうぞよろしくお願ひいたします。    



●お振り込み  

// ゆうちょ銀行から //
記号 10260 番号 28889041 スワ チハル  

// 他銀行から // 店名 〇ニ八(ゼロニハチ) 普通 2888904    


お申し込み、お振り込みいただいた方に、オンライン会議室ZoomのURLをお伝へします。    



鈴木一博氏訳の『いかにして人が高い世を知るにいたるか』を用います。本をお求めの際は、こちらでどうぞ。
「精巧堂出版」https://www.seikodo-store.com/show1.php?show=b0007  


●お申し込み・お問ひ合はせ   「ことばの家 諏訪」 https://kotobanoie.net/access/


どうぞよろしくお願ひします。   



posted by koji at 11:05 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。