今日、明るい陽射しと春の息吹きと共に、桜の花のやうなふくよかな日本語による昔話の花が咲きました。
聴きに来てくれる子どもも大人も、わたしたちのことばの息遣ひに、様々な恐れや鬱屈の情などを吹き飛ばす、そんな時間になれば、との希ひでした。
皆の前に立つて発表したひとりひとりのメンバーも、ことばを全身全霊で発する魅力と共に、その難しさ、そして何よりも、新しい自分自身を見いだされたことと思ひます。
暗雲を吹き飛ばすやうな、ことばの芸術の魅力を、これからもどんどん発表して行く機会を作つて、多くの子どもたち、大人たちに、元気と芸術の豊かさをもたらして行かう。
さう、メンバー同士で語り合つて、お開きにしました。
幸魂塾のお二人、そしてメンバーのみんな、そして今日、来て下さつた皆さんに、こころからの感謝をいたします。
かういふ時間を持つことができて、本当に嬉しく、ありがたいです。