2021年01月10日

大阪公演から「幼い日」「おこぶちゃん」「戦場の兵士」





八木重吉の詩「幼い日」の朗唱による母音の余韻。それは、記憶の砌(みぎり)にたゆたふ、幼な子の命と世の命との対話です。


ミヒャエル・エンデの「おこぶちゃん」といふ物語りによつて開かれて行く場。そこに結ばれるのは、わたしたち生者とすでにこの世を去りし人々との対話。


そして、叙事詩「戦場の兵士」が立ち上げる、静けさの中の沈痛な情。それは、生きてゐるこのわたしと精神(靈・ひ)の境にある高い〈わたし〉との語り合ひ、語らひ、対話なのです。


小西収さんによるクラリネットの響きと共に、わたしは、この対話といふものの値を汲み上げたかつたのです。


令和2年10月18日「ことばの家 諏訪」にて行ひました言語造形公演『やさしい世界の終はり方』から、お聴き下さい。


「ことばの家 諏訪」諏訪耕志




言語造形 諏訪耕志  
クラリネット 小西収


「幼い日(八木重吉作)」

「唐八景(さだまさし作曲)」

「おこぶちゃん(ミヒャエル・エンデ作)」

「交響曲第三番第四楽章(マーラー作曲)より」

「戦場の兵士(作者不明)」

「彼方へ(冬木透作曲)」




アントロポゾフィーと言語造形「ことばの家」
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


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