2020年12月31日

令和二年を終へて


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秋の暮れの、和歌の浦の海


―――――
吾(あれ)、父のことよさしのまにまに
このたびこそ
海原(うなはら)しらさむ
大海原とひとつになりて
世を幸(さき)ははせむ


いくたび泣きいさちきか
いくたび青山枯らしきか
いくたび母を求めしか


さはあれ
このたびこそ
海原しらさむ
大海原とひとつになりて
世を幸(さき)ははせむ
―――――


これは、昨年の今日、書いたものなのですが、この一年、わたしはこの詩をずつとこころの奥で歌つて来たやうな気がします。


そして、お恥ずかしい話ですが、その甲斐あつてか、母を求めて泣きじゃくつてゐた、わたしの内なる「男の子」「スサノヲノミコト」はおほよそ一年かけて涙を流し切り、いまは、まう、陽の光を浴びて笑つてゐます。


そして、帆を上げて、新しい海原(うなはら)に向かつてゐます。行き先はどこだか分からないのですが、船は出たことを感じます。


昇つて来る朝日に向かふやうな感覚です。自分自身を信じて、拙いながらも我が仕事によつて、世が弥榮に榮へゆくことに少しでも仕へたい、といふ希みをどんどん自分の内側で育てて行きたいと思つてゐます。


八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を


今年、お世話になつた皆様、本当に、こころよりお礼を申し上げます。どうも、ありがたうございました。





posted by koji at 09:36 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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