2020年11月04日

ありがたうございました!京都「やさしい世界の終はり方」



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昨日、京都の北山にあるカフェ・ヨージクにて、
言語造形公演『やさしい世界の終はり方』を終へました。


このコロナウイルス禍の中、
ゐらして下さつたカフェ一杯のお客様、
素敵な場を設へて下さつたカフェ・ヨージクさん、
そして、写真撮影から受付まで荷つてくれた前田さんご夫妻、
本当にありがたうございました。
こころからお礼を申し上げます。


言語造形を通して実現したい空間と時間。
それをことばで説明することほど、
野暮なことはないと思ひます。


しかし、言語造形をする者が挑んでゐることを、
舞台から見事に観て取り、聴き取り、汲み取つてゐる、
そんな聴き手がゐて下さつたこと。


そのことを終演後の語らひのひととき、
書いて下さつたアンケートからや、
打ち上げ(最高の時間!)のときに、
知ることができました。


演者とは、それなりの矜持を持ちつつも、
返事の来ない便りを瓶に詰めて、いつも、
海に向かつて放擲し続けてゐるやうな者ですので、
かうした反応をいただくことは、
渇き切つた喉に、
次なる創造に向かふための
一滴のかけがへのない水を感じさせてくれます。


今回もまた、クラリネット演奏者として、
小西収さんにご一緒していただいたのですが、
共演して下さる方が、
この言語造形といふ舞台芸術が何を意味し、
何に向かつてゐるのかといふことに対する意識を、
深いところで共有して下さつてゐること、
これは本当に心強く、ありがたいことです。


そのクラリネットの響きと調べは、
ことばのやうに聴き手に語りかけて来たと、
お客様から感想をいただきました。


その選曲の妙を改めて感じたと共に、
わたしも横で、
小西さんによつて奏でられるクラリネットの調べに触れ、
なにかわたしの内側にぐいぐいと入り込んでくるものを
昨日は感じました。


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複数の作品を取り上げた今回のプログラムの中でも、
とりわけ、石村利勝氏の作品、
『小さな村で見た』『やさしい世界の終はり方』での、
ことばの音韻ひとつひとつが、
空間の「ここぞ」といふ場所に置かれる様、
そしてその音韻から音韻に亘る、
フォルムの繋がり、拡がりから生まれるこころの美しさに、
深い感銘を伝へて下さつたお客様が複数ゐらつしやつたこと。


この二作品に向けて、
コロナウイルス禍の中、
アトリエで毎日、毎日、稽古して来たものですから、
とりわけその作品で、
そのやうに精神的にお客様と通じ合へたことは、
わたしにとつて何よりもの何よりもの贈り物でした。


昨日の公演を終へて、今朝は、
1952年フルトヴェングラー指揮、
ヴィーンオーケストラ演奏の
ベートーヴェンの第六交響曲「田園」に浸つてゐます。


今朝のゆつたりとしたわたしの想ひに、
とても寄り沿つてくれて、ありがたいです。




皆さん、本当にありがたうございました!
また、再演できる機会を望んでゐます。
聴きたい、演つて欲しいといふご要望がございましたら、
ぜひお知らせください。
飛んで行きます(笑)。
なにせ舞台芸術は演じる回数がものを言ひますので・・・。


そして、最後に、
珠玉の作品をこころよく提供して下さつた、
石村利勝さん、
本当にありがたうございました。
こころからお礼を申し上げます。




posted by koji at 12:29 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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