ことばを話すための器官。
それは、もちろん、
口、舌、歯、唇、鼻、気管、肺・・・ですよね。
しかし、実際は、からだのすべてを使つて、
人はことばを話してゐます。
いや、からだのすべてどころか、
実は、自分の身の周りの空間を総動員して、
ことばを話すのです。
なぜって、空気・風を動かすことで、
人は声を出し、声を聴くことができるのですから。
ここでは、再び、歌舞伎の演目『外郎売』を通して、
母音のそれぞれ(あえいおう)が、
空間のどのあたりにおいて鳴りたがつてゐるかを探つてゐます。
さう、ことばの音韻そのものが求める、
鳴らし方、響かせ方があるのです。
口の中をぐ〜んと拡大して、
空間そのものが、ものを言ふやうに、練習していきませう。
そのやうに言語器官をより強く、
しなやかに育んで行くことで、
表現が一層生彩を帯びてきます。
『言語造形 外郎売を通して@ 身振りの学び』
https://youtu.be/d8UBmUnGzws
言語造形のためのアトリエ『ことばの家 諏訪』
https://kotobanoie.net/
諏訪耕志ブログ『斷想 ・・日本の精神に學びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/
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