2020年09月10日

楽器の音色を聴く感官とことばを聴く感官の違ひ



IMGP0007.JPG


公演のための打ち合はせを小西さんと。


クラリネットから響く調べが、
空間に満ち渡ります。


小西さんのクラリネットからは、
公演のたびごとに、
様々な色合ひが感じられるのですが、
このたびの響きからは、
どこか懐かしいやうな少年のころの風景と、
老いて初めて見えてくるであらう情景とが
ことばの響きと輻輳して感じられます。


楽器の調べは、
天の使ひ(天使)が、
ことばの響きは、
大いなる天の使ひ(大天使・民族の精神の方)が、
わたしたち人の体内の水を震はせ、動かしつつ、
運んでくれる。


さういふシュタイナーのことばから
示唆をもらひながら、
人の芸術作業を見守つてゐる、
人以上の存在の方々からの繊細な働きかけを
かうして舞台への集中した時間の中で、
聴き取らうとする試みでもあります。


天の使ひの方と、
大いなる天の使ひの方との、
働きの違ひ・・・。


分別で、ではなく、
こころの感官、精神の感官において、
それらを聴き取らうとすればこそ、
そこにきつと豊かなハーモニーが生まれてくる。


さう、固く信じて、作業を行つてゐます。


しかし、わたしにとつては、
音楽の音を精確に聴き取るのは、
本当に難しいと感じます。
いはば、夢見心地で楽の音を聴いてゐるのでせう。
精確さにまだまだ欠けるのです。


ですので、音楽を奏で、
聴き取る耳を持つ方との共同作業には、
作品を創る上で本当に助けられるのです。
小西さん、今日もありがたうございました!



●大阪・京都 言語造形公演『やさしい世界の終はり方』
http://kotobanoie.seesaa.net/article/477284901.html



posted by koji at 14:44 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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