2019年12月06日

酌み交はす 盃あれば


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酌み交はす 盃あれば 酔ひのまま
こころほぐさむ 晩(をそ)き秋の夜 
 
  

ものづくりをする人と人とが集まるとき、
そこには様々なドラマが生まれますね。
 
 
そこには、苦しみも喜びも織り込まれて、
ひとつの織物が創られていきます。
 
 
ものが出来上がつていくプロセスと共に、
人の感情も、その行き場を求めます。
 
 
その感情の交錯をほぐすべく、
宴の場が設えられます。
 
 
その思ひやりは、
これまでの長い時間があつたからこそ、
さりげなく人から人へと
手渡されます。
 
 

わたしは、そんな織物づくりのプロセスに、
ことばの芸術を通して、
ほんのひととき、
ひと息つく時間を皆さんにもたらすべく、
伺はせてもらつてゐます。
 

 


posted by koji at 20:44 | 大阪 ☁ | Comment(0) | うたの學び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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