2019年07月23日

第三回 「日本と皇室の歴史」勉強会(8月3日)のお知らせ


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金子堅太郎 

 
なぜ天皇陛下は男系でなければならないのかを考へてみたのが、この勉強会の第一回目でした。
 
なぜ、日本はこれまで、女系天皇を決して認めず、男系天皇のみで百二十六代存続させてきたのかといふこと。
 
皇室は、百二十六代、道を守つて来ました。
 
女性天皇は御存在しましたが、女系天皇は決して存在しませんでした。
 
それは、皇室以外の男の血が皇室に入つてしまふことで、好戦的で、野心と欲望、私心に満ちた血が皇室に混じつてしまふ可能性を断つためです。
 
男は女に比べそのやうな性質が強いといふ、人の昔からの変はらぬ智恵からでした。
 
皇室の中心におわします天皇の御存在の大きな役割は、聴くといふことです。
 
ただ聴くといふことがどれほど大きな力を持つことでせう。
 
黙って一分間、ものごとを眺め、耳を澄ませるといふことがいかに難しいことか。
 
和歌(うた)を作るとき、上手につくらうといふ虚栄心とたたかひ、ものごとを正確に見、私心を排してものごとの動きにこちらのこころをぴつたり重ね合わせる。
 
それが和歌のみちであります。
 
人のことばに耳を傾けるのが皇室の伝統。
 
かかる修業、練磨、修養の積み重ねが、「万世一系」の具体的な内容です。
 
そこには子供を見つめる母親のまなざしのように、ゆるがない人間の真実、無私の精神があるのです。
 
つまり、男性でありながら、極めて女性的な力を養ひ続けてこられた、それが皇室の伝統精神だと、わたしは感じてゐます。
 
 


そして7月の第二回目では、明治のはじめにおいて、「ギロチンによる恐怖政治をもたらしたフランス革命の歴史を徹底して学んだからこそ、説得力ある形で日本がなぜ皇室を戴く民主主義国家を守らなければならないのか、その理論を(みづからの著書にて)提示することができた」人、中江兆民のことを学びました。
 
 

来月8月3日の勉強会では、「なぜ日本には皇室がなければならないのか。なぜアメリカやフランスのような大統領制ではいけないのか。皇室をなくして日本も共和制になるべきだという議論は如何に間違いであるのか」といふことについて学んでいきます。
 
 

江崎 道朗 (Michio Ezaki)氏による『天皇家 百五十年の戦い[1868-2019]』を教科書にしてゐます。
 

 
今月は、29ページの「イギリスの保守思想家バークを紹介した金子堅太郎」の章から読み始めます。
 
 

ぜひ、共に、少しずつ、近代国家として歩み始めた明治時代からの我が国の歴史を、皇室といふ存在に焦点を置きながら、学んでいきませんか。
 
 
 
日本の精神を探り求めるには、皇室といふものの研究・理解が不可欠のものであると、わたし自身は考へてゐます。
 

 
お待ちしてをります。
 
 
 
 

 
●日時:
 
8月3日(土)
毎月第一土曜日午後3時より5時頃まで
 
 
●場所・お問ひ合はせ・お申し込み:
 
ことばの家 諏訪
https://kotobanoie.net/access/
 
 
●参加費:
 
場所代として500円
 
 

 
※ご参加される方は、教科書を各自ご購入の上、お申し込みをお願ひいたします。
 
 
 



posted by koji at 18:40 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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