2019年07月23日

まなこ、ひらけば


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今日の午前、下の娘は学校のプールから帰つて来たあと、粛々と夏休みの宿題をしてゐる。
 
自分は、午前の勉強を終えて、万代池のほとりで、本を読んだり、雲を眺めたりした。
 
梅雨の晴れ間の青い空に浮かぶ雲。
 
風にそよぐ緑の木の葉。
 
なにひとつ止まつてゐるものがない。
 
特に雲は、ちょつと見ると緩やかに流れているだけのやうだけど、じつと見つめていると、非常に微細な動きを活発にしてゐるのがだんだんとはつきりと見えてくるのが不思議で仕様がなかつた。
 
その生きもののやうな微細な動きを追つてゐると、まるで雲はことばをささやき合つてゐるやうだ。
 
こちらのこころまでそわそわ、わくわく動いてくる。
 
そして、あらためて空全体を渡るたくさんの雲を視界の中に入れてみると、大きな青いキャンバスに大きな動きで、何かを絵ことばで伝へようとしているかのやうに感じてくる。
 
この感じは単なる気のせいだらうか。
 
側で将棋を指すおじさんたち。交はすことばは、「ふ〜ん」「ほっ、ほっ、ほっ」ぐらゐ。
 
思考のゲームをあんなにも楽しむことができるなんて。
 
いや、他人のことは言へない。
 
自分も雲を見て、こんなに喜んでゐるんだものな。
 
 
 
 

しかし、世の激しさ、恐ろしさ、荒ぶるものたち、それらをみる目を曇らさないでゐたい。
 
この穏やかさ、安らかさをみる目を曇らさないのと同じくらゐに。



posted by koji at 12:56 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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