2019年05月31日

竪琴から拡がる波紋 〜言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』のお知らせ〜


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いつもの稽古に、今日は、足利智子さんがタオライアーとリコーダーを持つてやつて来てくれた。
 
タオライアーの音色の深さ、真率さに、今日、とても打たれた。
 
自分は音楽に関しては全くの素人なのだが、それでも、ことばの造形と重なり合ふ楽器の音色とバイブレーションに全身を委ねるやうに聴き入つていると、胸の奥に直接込み上げてくる潮騒のやうな情がたつのを覚える。
 
そして、音の響きと共に、空間にも同時にその情が拡がりゆき、こころがからだの外に誘ひ出される。
 
彼女の音色を聴いてゐると、楽器の演奏といふものが、どれほど人のこころと関はつてゐることだらうと思はされる。
 
どこまでも深く、澄んだ響きであつた。
 
わたしたちの言語造形劇『浦島子』をその響きが包む。
 
千三百年以上前の日本語は、そもそも、言語造形されてゐた。
 
さういふことばの芸術と竪琴とが響き合ふ。
 
 
 子等に戀ひ 
 朝戸を開き 
 我が居れば 
 常世の濱の 
 波の音聞こゆ 
 
 
足利智子さんと共演で、6月30日(日)、大阪市住吉区西田辺にある山中能舞台にて、言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』をいたします。
 
演目は、諏訪 千晴 (Chiharu Hirata)による昔話『たつの子たろう』、諏訪かさねによる謡曲『高砂』、そして言語造形劇『浦島子』。
 
夏のはじまりのひと日、どうぞ、お運びください。
 
6月30日(日)14時開演
言語造形公演『常世の濱の浪の音聞こゆ』




posted by koji at 23:55 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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