2019年03月16日

『 をとめ と つるぎ 』手探りの発進


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来年3月の上演を予定してゐる劇『 をとめ と つるぎ 』。
 
その制作を本当に手探りで始めてゐます。
 
俳優の皆さんには、言語造形の基礎からじつくりと取り組んでいただきながら、少しずつ、この作品のことばといふことばに触れて行つてもらつてゐます。
 
さうして早くも、おひとりおひとりの身体から出て來ることばの質がなりかはり、ことばの向かうに情景が立ち上がつて来てゐること、驚きです。
 
ものを創るには、時間をかけたい。
 
ゆつくりと、だんだんと、意識と技量が成長し熟成して行く中で、生まれて來るものを待ちます。
 
この劇は、日本の国が乗り越えなければならなかつた意識の境を、先頭を切つて、いのちをかけて、乗り越えられた方々の物語です。
 
上演に至るまでに、「ことばの家 諏訪」において、この国の歴史と文学について多くの方々の関心を呼び覚ますやうな催しを組んでいきます。
 
ひとつの精神文化の流れが始まり、続きゆくことを乞ひ希つてゐるのです。

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posted by koji at 21:00 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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