和歌の浦での『山月記』言語造形公演、終了しました。
同じ作品を何度も再演させていただけることの仕合はせを感じます。
全身で聴く文学の面白さ、奇怪さ、躍動感、質実さ、などなど、五感以上の感官をフルに使つて感じる一時間半。
初めて言語造形の舞台に触れる小・中学生も、繰り返しこの舞台を味はつて下さる方も、共に、この言語造形といふ精神の世に触れる芸術の世界を楽しんで下さつたやうで、とてもありがたい思ひで大阪に帰つて来ました。
終演後の皆さんとのシェアリングの時間も、この上ない充実感に満ちたものでした。
また、今回の舞台創りは、やはり、言語造形といふことばの芸術のなんたるかをこころから理解し、かつ、己れの最大限の技量を発揮して下さることのできる音楽家、小西 収 (小西収)さんあつてのものでした。
小西さん、どうもありがたうございます。
この芸術のために、こころを籠めて舞台を用意して下さつた
親子えんげき塾 ことばの泉の皆さん、そして足を運んで下さつた皆さんに、こころから感謝いたします。
日本文学を、かういふ生きた舞台芸術として甦らせたい一心です。
また、聴きに来て下さつた方々が観劇記を書いて下さり、フェイスブック上でも記事を書いて下さつてゐます。
本当にありがたいことです。
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●酒井千晴さんブログ
https://note.mu/okagesam/n/ne29a3d05aa83…
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●Mitteの庭
山月記、和歌の浦公演。
この作品のすごさ、
言語造形のことばの力、
クラリネットの音楽の奥深さを
全身で感じた時間。
なんて贅沢な時間。
芸術が命を与えられて
より一層、輝く。
その精神の力が、
私たちの心を惹きつけ、
ことばにできない
感動を残していく。
この感動はなんなのか。
皆、そんな素敵な問いを
持って帰っていった、
山月記公演でした。
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聴く人、観る人の精神のアクティビティーと、演じる者、奏でる者の精神のアクティビティーが出逢つてこそ、芸術の場にかうごうしいものの存在を感じることができます。
わたしはそのやうな存在を、「言霊の風雅(みやび)」「言語の精神」と呼びます。
どうもありがたうございました。
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