2018年12月02日

『山月記』公演、どうもありがたうございました!


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一昨日、昨日と二日続けての言語造形公演『山月記』を終へました。
 
お越し下さつた皆様に、まことに、厚く御礼を申し上げます。
 
このやうに、言語造形の舞台をわたしたちは、ずつとやり続けてゐます。
 
そしてその舞台の内実は、ますます、濃くなつてゐることを観客の方々の反応から感じさせてもらつてゐます。
 
エンターテイメントではない、人そのものを描く行為、それこそが芸術ですが、その芸術の芸術たるところに向き合ふためには、人としてのある精神の強さと柔軟性が要ります。
 
演者であるわたしたちの内側でその強さと柔軟性を少しずつ育み続けていくほどに、その精神をもつ観客の方々が少しずつ増えて来たのです。
 
理知を通してではなく、これまでの自分の価値観だけをもつてでもなく、ことばの精神・言霊が開示される全く新しい世界に身をさらすこと。言語感覚をもつて、身をさらすこと。
 
その強さと柔軟性をもつ方々が舞台を聴きに来て下さるやうに確実になつてまいりました。
 
本当に、本当に、ありがたいことであります。
 
また、わたしたち「ことばの家 諏訪」は、足利智子さん、そして玉井澄恵さんと、舞台ごとに、とても素晴らしい音楽家に恵まれてゐます。
 
そして、今回も、小西収さんのクラリネットの演奏に助けられながら、作品創りを進めて参りました。
 
彼は、そもそも、指揮者であります。
 
ことばの、一音一音の音韻に、鋭く耳を澄ます音楽家・小西さんとの今回の共演は、扉を開き、より深く芸術の芸術たるところへ階段を降りて行く、未来へ続く新しい時をわたしたちにもたらしてくれたのでした。
 
今回、来て下さつた方々のご感想を少し掲載させていただいてゐます。
 ↓
『ご感想』
http://kotobanoie.seesaa.net/article/463023747.html
 
皆さん、こころを込めてお書き下さいました。本当にありがたうございます。

御高覧頂ければ、幸いです。
 
 
 
 
 
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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
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親子演劇塾「ことばの泉」キリスト生誕劇
2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
https://www.facebook.com/events/2147958465524679/
 
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2019年1月開校
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/
 


posted by koji at 16:16 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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